2018年01月21日
滋賀の名物「鯖そうめん」!行列ができる郷土料理店で実食!
みなさんは「鯖そうめん」という料理を知っていますか?その名の通り、鯖とそうめんを使った昔ながらの滋賀・長浜の郷土料理なのです。初めて食べた人が「そうめんと鯖だけなのに、なぜこんなにおいしいの!?」と声をあげてしまうほどなのだとか。「鯖そうめん」とは、いったいどんなものなのでしょうか?一緒にチェックしていきましょう!
こちらは「鯖そうめん」。確かに「鯖」と「そうめん」…。このメニューを提供するお店には、休日になると行列ができているとか。たくさんの観光客を魅了する「鯖そうめん」について、今回は紹介していきます。
滋賀県長浜市、地元では湖北地方と呼ばれることもある地域に昔から伝わるのが、この「鯖そうめん」。ときに「焼鯖そうめん」とも呼ばれます。この料理は、焼いた鯖を甘辛いしょうゆ味のだし汁で煮込み、その煮汁で味付けしたそうめんと共に食べる料理なのです。汁なしで食べるそうめんって、めずらしいですよね?
長浜って内陸部にあるのに、なぜ鯖なの?と疑問に感じた方もいらっしゃるかと。その昔、若狭湾から京都へは、鯖を始めとした魚介を運ぶためのルートがあったのだとか。そのルートは「鯖街道」と呼ばれていました。長浜がある滋賀県の湖北地域は、その「鯖街道」の途中にあり、当時から鯖が手に入りやすかったというわけです。
「鯖そうめん」は、農繁期に食べられることが多かった料理なのだそうです。もともと滋賀の湖北地方には、田植えなどで忙しくなる5月、農家へ嫁いだ娘を持つ親が気遣い、嫁ぎ先へ焼き鯖を届ける「五月見舞い」というならわしがあったのだとか。
田植えの時期には米を切らしている農家が多く、保存食として置いてあったそうめんを使って、さっと焼き鯖とあわせて食べたのが由来ともいわれています。栄養たっぷりの鯖が、忙しい農家さんを助けていたのですね。
味付けは濃いめ、臭みが残らないようにうまく調理されています。鯖の煮汁がしみたそうめんは、鯖の旨味と甘辛の味わいがほど良いです。この「鯖そうめん」は主食ではなく、あくまで「おかず」という位置づけなんです。ごはんと一緒に食べることを想定した、味付けなんですね。
若干味付けが濃いめなので、一緒に白いご飯かビールがほしくなる逸品です。
丸ごと2日間以上炊いた鯖は、骨が全く気になりません。
食感だけでいくと、缶詰めの鮭の水煮のような感じ。
そうめんは、この煮汁をくぐらせており独特な風味。
そうめんとのこの鯖の愛称抜群!!
これは美味いです!!!出典:『【滋賀・長浜】翼果楼(よかろう)@焼鯖そうめん』by 油の大将 : 翼果楼 (よかろう) - 長浜/郷土料理(その他) [食べログ]
今でも気軽に食べられる家庭料理として人気の「鯖そうめん」、食べてみたくなりませんか?
自宅に帰ってから頂きます
そうめんは2束くらいあるのでは無いでしょうか 結構なボリュームです
中身は焼き鯖とそうめんだけなのに
思っていたより美味しい不思議な食材
山椒の風味が効いています
やっぱり美味しい 何故か美味しい
焼き鯖そうめんなのでした
滋賀県長浜の「翼果楼」…行列25分待って、長浜名物の焼鯖素麺900円と焼き鯖寿司三貫650円(四貫にしてもらった)そうめんが美しい…
— keiko CC (@keicolfer) 2017年8月15日
( ´∀`)サバが好きだっ!❤️ pic.twitter.com/zEflqC2TfV
翼果楼の詳細情報
翼果楼
長浜 / 郷土料理、麺類
- 住所
- 滋賀県長浜市元浜町7-8
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 10:30 - 15:00 [水] 10:30 - 15:00 [木] 10:30 - 15:00 [金] 10:30 - 15:00 [土] 10:30 - 15:00 [日] 10:30 - 15:00 売り切れ次第終了 ■ 定休日 月曜日 祭日の場合は営業。翌日休み
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
- ¥2,000~¥2,999
「鯖そうめん」と滋賀の人気店「翼果楼」について紹介しました。「鯖」と「そうめん」という比較的地味な取り合わせながらも、ふたつが組み合わさるととっても美味しいんですね!これは、一度は食べてみて欲しいです。ぜひ機会を作って、訪ねてみてくださいね。