2018年05月31日
【名古屋】創業100年の名酒場に行こう!昭和の香り漂う老舗居酒屋「大甚」
良い居酒屋の条件は、おいしいお酒とたくさんのツマミがそろっている事でしょう。名古屋・伏見にある「大甚(だいじん)」は、種類豊富な小皿料理とお酒を楽しめるディープなスポット。テレビや雑誌など各種メディアでもよく紹介される老舗居酒屋で、正統派居酒屋のレトロな雰囲気にひたってみませんか。
大甚(だいじん)は、名古屋市伏見にある明治40年創業、100年近く続く名酒場です。小皿料理の種類の多さと居心地のいいレトロな雰囲気で、地元民はもちろん全国から居酒屋好きがやってくる名店。居酒屋評論家が、日本一!と太鼓判を押す人気店です。
日本の居酒屋の最高峰❗ っと呼ばれているお店で一杯 (>_<)この店を知らずして居酒屋を語ることなかれという名言も…
— sato asano (@mobarider) 2018年3月15日
大甚本店は大きなテーブルで合い席が基本。創業100年のお店は、まるまる昭和の大衆居酒屋 >^_^< 雰囲気だけでも美味しいお酒が呑める。#大甚 #居酒屋 #創業100年 #名古屋 #伏見 pic.twitter.com/kKLj6jghpQ
大甚は、名古屋のビジネス街・伏見にあります。広小路伏見の大きな交差点のすぐ横で、伏見駅からは徒歩約3分。伏見は名古屋駅からも栄からも一駅ですから、観光客にも使いやすいロケーションです。
小皿料理は煮物系だけでも常時30種類以上が用意され、お値段はどれもとってもリーズナブル。お酒のツマミにぴったりのお料理を、食べたい分だけ食べられる便利なシステムです。
大甚のラストオーダーは夜の9時。居酒屋にしては早い店じまいですが、9時ごろになると、大量にあったお料理がなくなってしまうのです。9時をすぎるとお店から出されてしまいますから、夕方の早い時間に入店して、サクッと飲んで帰るのがおすすめです。
日本一の居酒屋と名高い大甚ですが、外観は意外と地味で目立ちません。初めての人は通り過ぎてしまうこともあります。大きな木彫りの看板と、「酒」と白く染め抜いたノレンが目印です。
店内は、壁も柱もしっとりと良い色がついています。ここに来るだけで、気持ちがほっこりするというお客さんがとても多く、リピーターの尽きないお店です。
小皿の形で料金がわかる仕組みなので、お店の人が一つずつそろばんを入れていきます。年季の入った大きなそろばんは、それだけでもレトロチック。ぱちぱちという音が、たまりません。
大甚の営業時間は午後4時~午後9時過ぎまで。オープンと同時にお客さんがやってきて、夕方5時ごろにはもう大盛況です。1人飲みのお客さんもいますし、グループで連れ立ってやってくる人もいて、お客さんの性別や年齢の幅が広いのも、大甚の特徴です。
客席は1階と2階があり、8人掛けのテーブルがずらっと続いています。ちなみにテーブル上に割りばしが置いてある席は、すでに予約済み。空いているところはどこに座ってもかまいません。
こちらは2階席。1階も2階も用意されている小皿の内容は同じですが、飲んでいる途中の気分転換として1階に降りて小皿を選び、2階席に運んでくることもできます。ちょっとした手間が、楽しみです。
お酒のツマミになる小皿は、自分で取りに行くのが大甚のスタイルです。旬の素材を使っているため、メニューは日替わり。いついっても新鮮でおいしいものを食べられます。どんなものがあるか、ちょっとご紹介しましょう。
カツオの刺身。お刺身は時価ですが、リーズナブルなお値段なので安心してオーダーしましょう。
貝のぬた和え。魚介類が多いのは、大甚が名古屋の台所・柳橋市場のすぐ近くにあるからです。ぬたに使うネギも新鮮そのもの!
ときには、名古屋の郷土料理・うめご(サメの皮の煮こごり)がある時も。サメ皮は弾力のある食感が特徴で、噛むうちに煮こごり部分が溶けてなくなります。やや濃厚な醤油味が、酒のアテには最高です。
鶏とゴボウを炊き合わせたもの。小皿料理はすべてお酒が進むことを前提に考えられていますから、ご飯ものはありません。居酒屋ならでは料理を堪能できます。
めばるの煮つけ。魚は入り口付近に調理前のものが置いてあり、お店に人に頼むと、煮つけや塩焼き、刺身にしてくれます。調理方法がわからない時は、お店にまかせましょう。一番おいしい方法でお料理してテーブルへ持ってきてくれます。
豊富な小皿料理に比べて、お酒類は日本酒とビールのみ。いさぎよくシンプルなラインナップです。
日本酒は「賀茂鶴(かもつる)」と「菊正宗」で、どちらも冷や(常温)と燗でいただけます。徳利にもおちょこにも「大甚」のロゴが入っています。
お店の入り口付近にある燗場。お酒は二合が入る大徳利と、一合サイズを選べます。ちょっとぬるめの燗酒は、口あたりがまろやかで甘味がひきたちます。
ビールは、キリンとサッポロ。キリンビールはクラシックラガーで、名古屋工場で製造されている地元ビールです。
大甚にいってみたけど、満員で入れなかった…。でも大丈夫、大甚には「大甚 中店」があるんです。
「大甚 中店」は、本店から歩いて数分のところにあり、同じようなシステムで居酒屋気分を満喫できます。本店をのぞいて満員なら、そのまま、中店に向かうのが「大甚通」です。
大甚 中店の詳細情報
大甚の魅力は、お店の空気そのもの。お料理とおなじく、店内は素朴で優しい空気で満ちていて、初めての人でもなじみやすいのです。名古屋に来たら、一度は足を運んでおきたい、名物居酒屋です。是非足を運んでくださいね♪
大甚 本店の詳細情報
大甚 本店
伏見、丸の内、大須観音 / 居酒屋
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄1-5-6
- 営業時間
- [月] 15:45 - 21:15(L.O. 料理20:30 ドリンク20:45) [火] 15:45 - 21:15(L.O. 料理20:30 ドリンク20:45) [水] 15:45 - 21:15(L.O. 料理20:30 ドリンク20:45) [木] 15:45 - 21:15(L.O. 料理20:30 ドリンク20:45) [金] 15:45 - 21:15(L.O. 料理20:30 ドリンク20:45) [土] 15:45 - 20:15(L.O. 料理19:30 ドリンク19:45) [日] 定休日 [祝日] 定休日 2024年8月14日~18日夏期休業させていただきます。 尚、8月12日は定休日の祝日ですが、臨時営業致します。 皆様のご来店を楽しみにお待ちしています。
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999
- ¥4,000~¥4,999