【鬼怒川】ひとり旅でも安心。『部屋食・個室食』でゆっくりくつろげる旅館5選

栃木県・鬼怒川エリアは、新宿から特急列車で1本、片道約2時間と、首都圏からアクセスしやすい温泉地。温泉宿での気ままなおこもりステイはもちろん、世界遺産・日光東照宮エリアへも車で約30分でアクセスできるので、観光と合わせて楽しむこともできます。そんな鬼怒川エリアには、眺めの良い温泉やおいしい料理を堪能できる素敵な宿がいっぱい！ この記事では、その中でも女性ひとり旅におすすめの温泉宿ご紹介します。

宿を選ぶ際のポイントといえば、立地、価格、部屋の清潔さなど様々ですが、女性のひとり旅で意外と気になるのが夕食の場所。「食事会場が大広間。人目が気になってしまってゆっくり楽しめなかった……。」なんてことになったら、ちょっともったいないですよね。この記事では「部屋食プラン」や「個室の食事処」がある宿を厳選しましたので、ぜひ、宿選びの参考にしてみてくださいね。

※掲載内容は2018年7月現在の情報です。ご予約の際は公式サイト等で最新の情報をご確認ください。

星野リゾートが手がける温泉宿「界 鬼怒川」。ベッドタイプの客室、広々とした浴場、半個室のお食事処といった”くつろげるポイント”を押さえつつ、「陶楽器の演奏会」など独特のおもてなしも用意されていて、他のホテルとはひと味違うステイを楽しむことができます。アクセスは鬼怒川温泉駅からタクシーで5分ほど。駅と鬼怒川温泉街を結ぶ路線バス利用の場合は、乗車時間約15分+バス停から徒歩約5分です。

鬼怒川の美しい四季が映り込む大浴場では、自然と一体化したような気分で温泉が楽しめます。鬼怒川温泉は体に優しい泉質で“長湯しても疲れにくい”と言われています。景色に癒されながら、のんびり湯浴みを楽しんではいかがででしょうか。

客室は栃木の伝統工芸をコンセプトにした3タイプ。どのお部屋もローベッドで、気ままにくつろげるソファとテラスが用意されています。窓の外には豊かな森が広がり、鳥の声や木々が揺れる心地よい音に癒されますよ。トイレ・シャワーが別なのも嬉しいポイント。露天風呂付きのお部屋も贅沢にひとり利用できちゃいます。

夕食・朝食の会場は、半個室のテーブル席やカウンター席。適度なプライベート感があり、周りを気にせずゆっくり食事を楽しめます。

夕食は“栃木らしさ”をしっかり堪能できる季節ごとの会席。器には美しい益子焼が使われていて、目でも楽しめます。冬になると、サクラマスと猪肉をそれぞれにあった出汁で味わう「桜牡丹鍋会席」も登場しますよ。山や川の恵みをじっくりと味わいましょう。

その土地の伝統や食などを楽しむアクティビティが充実しています。こちらは「益子焼マイスター」が益子焼の特徴や歴史、器の楽しみ方を教えてくれる「益子焼ナイト」。ひとりでもフラッと立ち寄りやすい雰囲気なので、気軽に参加してみては？

温泉旅館・若竹の庄の別邸となる「笹音」。客室は全16室と少なく、落ち着いた大人の雰囲気のお宿です。全室デッキテラスと半露天風呂付きで、おこもりスタイルの旅にもぴったり。アクセスは鬼怒川公園駅から徒歩8分ほど。駅からの無料送迎も予約できます。

客室の半露天風呂はゆったりくつろげるサイズ。川のせせらぎや鳥の鳴き声に耳を傾けながら、誰にも邪魔されることなく、好きなだけ温泉を楽しめるなんて、最高の贅沢ですね！

ひとり旅プランの客室は、6畳間＋ベッドルーム＋半露天風呂のコンパクトな間取り。現代のライフスタイルに合わせたふかふかのベッドと、靴を脱いでごろごろできる畳敷きの居間のバランスがちょうど良い、過ごしやすい和洋室です。

全室に月見台やデッキテラスがついています。お気に入りの本を持っていって、川の音や心地よい風を感じながらゆったり読書……なんて過ごし方も素敵ですね。

夕食は個室でいただきましょう。掘りごたつの座敷とパーテーションで区切られたテーブル席があり、人の目が気になりません。全国の旬の食材を使った華やかな会席料理を思う存分味わって。

「鬼怒川温泉 若竹の庄」は、先にご紹介した「別邸笹音」の本館です。特徴はなんといっても“全室リバービュー”。露天風呂付き客室のプランはありませんが、リーズナブルな価格で美しい景色と温泉を楽しめます。

大浴場の露天風呂では、目の前に広がる自然をたっぷり堪能できます。雄大な山々の風景と川のせせらぎで、きっと心癒されることでしょう。朝5時～10時、午後15時半～24時と、入れる時間に幅があるのも嬉しいポイントです。また別料金ですが、ひとりきりで温泉を満喫できる貸切風呂もあります。

リンパの流れをよくする「アロマリンパトリートメント」や、コラーゲンの生成を促す「コラーゲンマシーン」など、リラクゼーションメニューも充実しています。入浴のあとは、エステでお肌に贅沢をさせてあげてはいかがでしょうか？

客室は全室渓流側。1名で宿泊できるのが、12畳ほどの畳敷きとイス＆テーブルが置かれた広縁があるスタンダードな和室です。ポイントは開放感抜群の大きな窓！ 渓流と四季折々の山里の景色をダイナミックに見せてくれます。窓辺で景色を眺めながら、お気に入りの音楽を聴いたり、読書をしたり……。部屋で過ごす時間が楽しくなりそうですね。

夕食は大きな釜や井戸がデザインされた懐かしい風景の食事処でいただきます。すべてが個室になっているため、自分のペースで食事が楽しめますよ。

夕食は料理人の繊細な技が光る会席を。既製品を一切使っていない丁寧なお料理は、いつも頑張っている自分へのご褒美にピッタリですね。

鬼怒川温泉駅から歩いて15分ほど。鬼怒川沿いに建ち、大浴場や客室から四季折々の渓谷美を堪能できるお宿です。駅からはダイヤルバス（循環バス）も利用できますよ。

大窓から鬼怒川を見下ろせる大浴場で心からリラックスした時間を過ごせます。夏はみずみずしい緑、秋は紅葉と、季節で表情を変える渓谷美に癒されますよ。露天風呂では満天の星の下で湯浴みを楽しむことも。疲れとストレスを思いっきりリリースしちゃいましょう。

一人旅では和室10畳のお部屋や、掘りごたつが付いたお部屋などに泊まれます。夜はこたつで好きなお菓子を並べてヌクヌク…。そんな過ごし方も心の栄養ですね♪渓谷側で眺めのいいお部屋も選べますよ。

食事は朝・夕ともに個室料亭でどうぞ。数寄屋造りの落ち着いた空間をひとり占めできるなんて大人の贅沢。豪華な食事を思いっきり堪能しましょう。

個室料亭で味わえるのは四季折々の旬の食材を使った和食膳。日光HI・MI・TSU豚のしゃぶしゃぶ風鍋をメインに、湯波刺しをはじめとした先付、御造り、煮物、焼物、蒸物などボリュームも大満足です。日光名物の湯葉や栃木産コシヒカリなど、地元の素材が味わえるのも嬉しいですね。

渓流のせせらぎを間近に感じられる露天風呂が人気の温泉宿「静寂とまごころの宿 七重八重」。ひとり旅に嬉しい内容の平日限定プランがあり、”温泉旅館らしい”ステイを思い切り楽しめます。鬼怒川温泉駅から徒歩5分ほどというアクセスの良さも魅力です。

浴場は男女別の大浴場と2つの貸切風呂があります。渓流の美しさをダイナミックに感じられる眺望の良さが評判。湯船の縁の枕に頭を乗せれば、仰向けに寝転がるような形で温泉を楽しめます。大浴場は15時から朝の10時までいつでも利用OK。昼・夜・早朝と、時間帯によって趣の異なる風景を感じてみてはいかがでしょうか？

ひとり旅プランのお部屋はバス・トイレ付きの和室。12畳の広々とした間取りで、窓の外には鬼怒川渓谷の美しい自然が広がります。温泉旅館らしい落ち着いた雰囲気に和みますね。

夕食の場所は基本的に個室のお食事処ですが、予約時にお部屋出しを選ぶこともできます。岩魚のお造りや黒豚のしゃぶしゃぶなど季節の食材を使った会席料理は絶品。ボリュームもたっぷりで、お腹も心も満たされること間違いなしです。

フロントの奥には大きな窓から鬼怒川を眺められるロビーラウンジがあります。コーヒーや夜にはオリジナルカクテルが楽しめますよ。宿に着いた時、夕食や朝食の後など、宿で過ごすちょっとした隙間時間に、ホッとひと息ついてみませんか？

女性のひとり旅を充実させてくれる温泉ホテル＆旅館をご紹介しました。都会の喧騒を忘れて、気ままな温泉ひとり旅をぜひ満喫してくださいね。