初めての長崎観光にぴったりな人気スポットのおすすめ21選

九州の西側にある長崎県には、異国情緒あふれる見ごたえのあるスポットがたくさん！　世界遺産登録を目指す教会群、美しい景観を誇る島々や温泉など、どのエリアも多彩で魅力的！　初旅でおすすめは「長崎エリア」と「佐世保・ハウステンボスエリア」。「長崎エリア」は長崎市街に見どころが集中。「端島（軍艦島）」は長崎港から18kmの距離。「ハウステンボス」は長崎駅から快速で1時間25分。さあ長崎に出かけよう！

「長崎エリア」には長崎観光のみどころが詰まっています。江戸時代の鎖国のもと、海外との唯一の窓口だった長崎。異国情緒あふれる風景が魅力です。主要な観光スポットの移動には路面電車が便利。海外との交流から生まれた行事や、「ちゃんぽん」や「卓袱料理」「カステラ」などの長崎グルメも堪能しましょう！

長崎港を望む小高い丘にあるグラバー園は、長崎の代表的な観光名所。現在9つの洋風建築を公開しています。トーマス・ブレーク・グラバーは貿易商人で日本の近代化に貢献した人物。旧グラバー住宅は築150年以上の木造洋風建築。2015年7月に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に正式登録されました。園内にはハート形の敷石が2つあり、触れると幸運をもたらすといわれています。探してみませんか？

150年前の開国初期に建てられた、現存する日本最古の木造ゴシック様式教会。かつては「フランス寺」と呼ばれる。正式名称は「日本二十六聖殉教者天主堂」。建物と宗教的価値から国宝に指定。教会創設の1ヶ月後、浦上から隠れキリシタンが訪れ、プティジャン神父に信仰を告白しました。「宗教史上の奇跡」とされる「信徒発見」です！　キリスト教禁止令から250年間、弾圧に耐え密かに信仰が受け継がれていたのです。

電停大浦天主堂下から徒歩5分

四海樓といえば、ちゃんぽん発祥の人気店！　鶏ガラと豚骨のブレンドスープに太めの麺。彩り鮮やかに9種類の具が載っています。長崎に行ったらぜひ食べたい１杯！

長崎は坂の町。居留地時代、外国人居留地にある坂道はどれも「オランダ坂」とよばれていました。観光地として有名なのは、活水学院へと続くオランダ坂。周辺には東山手洋風住宅群があります。異国情緒漂う景色を楽しみながら散策しましょう。

電停市民病院前から徒歩5分

1893年（明治26年）に中国清朝政府と華僑によって建てられた聖廟。廟内の石像や建材はすべて中国のものを使用。細部まで中国の伝統様式が散りばめられています。ぜひ招福アイテムもチェックしましょう。毎年9月には「孔子誕生祭」、2月には春節を祝う「長崎ランタンフェスティバル」で賑わいます。街中に飾られる極彩色のランタン（中国提灯）とオブジェが、幻想的な世界へと誘います。

電停石橋から徒歩3分

中華街には、長崎名物ちゃんぽんや皿うどんが味わえる名店や、お土産にぴったりの中国雑貨を扱う店などが並んでいます。観光客で賑わうチャイナタウン！　チャイナグルメやスイーツを、さるきながら（歩きながら）食べ比べてみませんか？

中華街に近い、角煮まんじゅうの有名店。ふわふわのまんじゅう生地に、とろとろのジューシーな角煮が入っています。角煮はアンデス高原豚を使用。蒸したまんじゅうはテイクアウトできます。お土産には冷凍の角煮まんじゅうがおすすめ！　冷凍の商品は、12時間まで（保冷剤入り）持ち帰り可能です。人気の「白バーガー」も、持ち帰り分については店頭で販売をしています（冷凍のみ）。

鎖国時代、唯一西洋との貿易が許されていた出島。歴史の教科書にも出島は載っています。周辺は埋め立てられてしまいましたが、かつて出島があった場所に当時の街並みを復元し、暮らしぶりが再現されています。江戸時代にタイムスリップしてみましょう。

日蘭交流400周年の記念に開催された「長崎帆船まつり」は、国内外から数々の帆船が集まる帆船イベントです。例年4月下旬に行われ、帆船で操帆訓練、内部見学、体験クルーズなど、さまざまなイベントが盛りだくさん！

2日間で約1万5,000発もの花火が夏の夜空を彩る「ながさきみなとまつり」。毎年7月に開催され、とくに一日目は長崎出身・福山雅治さんの楽曲とコラボレーションした「福山花（花火）」が打ち上げられ、長崎の夏を代表するお祭りのひとつ。出店やステージイベントが用意されているので、早めに訪れてのんびり花火を待つのがおすすめ。

眼鏡橋は現存する日本最古のアーチ型石橋です。長崎のシンボルとしても有名。名前のとおり水面に映った姿が眼鏡のように見えます。中島川周辺は、川沿いを散策できる人気スポット。眼鏡橋が架かる川の石垣には、ハート型の石が隠れています。探してみませんか？

諏訪神社は長崎の総氏神。厄除けや縁結びにご利益があります。長崎くんちは、諏訪神社などで催される秋の大祭。毎年、10月7日から9日まで3日間開催。長崎市内の各町が奉納踊りを奉納します。国の重要無形民俗文化財に指定されています。

毎年、10月7日から9日まで3日間開催される長崎くんちは、長崎人が一番熱くなれるお祭りです。龍が舞う「龍踊」や太鼓山を豪快に投げ上げる「太鼓山（コッコデショ）」は有名。アンコールを意味する「モッテコーイ」の声がかかると祭りはクライマックス！

電停諏訪神社前から徒歩5分

創業1624年（寛永元年）のカステラの老舗。伝統の味と製法を守り、職人の手わざにこだわってカステラを焼き上げています。カステラの底にザラメ糖が残る福砂屋のカステラは、熟練した職人技のたまもの。ふくよかな生地と、ザラメ糖のシャリッとした食感が特徴です。本店は明治初期の建築で、白壁に格子の趣深いたたずまい。南蛮菓子がルーツのカステラ。逸品を求めてぜひ立ち寄りたい！

長崎港の夜景を見下ろすといえば……「稲佐山」と言いがちですが、ちょうど反対側にある「風頭公園」からの眺望もおすすめです。標高はそれほどありませんが、長崎市街を一望できる場所。稲佐山や女神大橋のライトアップも眺められるパノラマ風景をぜひ。

1945年（昭和20年）8月9日午前11時2分に、長崎に原子爆弾が投下されました。11時2分で止まったままの時計。原爆投下地である浦上には、平和公園や長崎原爆資料館など歴史を伝える施設が点在します。平和への願いと祈りにあふれる街で、命や平和について改めて考えてみましょう。

標高333mの稲佐山は、長崎屈指の夜景観賞スポット。港を囲む山の頂上まで光が打ち寄せる長崎の夜景は、1000万ドルの夜景とも称されます。2012年10月にはモナコ、香港とともに「世界新三大夜景」に選出！　映画のロケ地としても有名で、「恋人たちの聖地」に認定されました。まばゆい光の饗宴。ロマンチックな夜景を堪能しましょう♪

端島（軍艦島）は2015年7月に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に正式登録されました。長崎港の北西18キロにある島は海底炭鉱の島として栄え、採掘された石炭は近代化に貢献。1974年の炭鉱閉山で無人島になり、「廃墟の島」になりました。軍艦島の上陸ツアーは人気です！

上陸にはツアー実施会社への事前の予約が必要。予約なしの当日乗船はできません。事前準備をして参加しましょう。

長崎港ターミナルから船で約40分

「佐世保・ハウステンボスエリア」は絶景リゾートエリア。ハウステンボスは、ヨーロッパの美しい街並みと運河が広がる一大アミューズメントスポット。日本一の感動夜景を堪能しましょう！　佐世保は米軍の港町。佐世保バーガーを食べ比べ。九十九島の素晴らしい景観も見逃せません。

ハウステンボスは広大な敷地に（152万㎡・東京ドーム33個分）ヨーロッパの街並みと運河を配した、一大アミューズメントスポット。一年中楽しめる5つの王国は、大人も子どもも楽しめます。光の王国のイルミネーションは3年連続日本一を受賞。世界最大級のホラータウンにも注目。ナンバーワン＆オンリーワンにこだわったイベントやアトラクションを満喫しましょう。佐世保バーガーなどの絶品グルメもおすすめ！

本場イタリアを感じるジェラテリア・バール。ヘルシーで体に優しいジェラートの人気店。「シンプルななめらかさ」のある独特な食感は、さわやかで他にはない味わい。旬の素材を厳選して使用し、本場イタリアの製造方法をベースに独自の製法で仕上げています。ショーケースのディスプレイも芸術的な美しさ！

初めての長崎観光に訪れたい、人気の観光スポットをご紹介しました。ヨーロッパの建物と調和した花の祭典は、ハウステンボスの見どころのひとつ。夜の光の王国もおすすめです！　軍艦島の観光は動きやすいスタイルで楽しんでくださいね。