“尾道レトロ”な感じがかわいい！女子旅で寄りたいおしゃれカフェ9選

広島県の尾道市は、海と山に囲まれた風光明媚な町。海辺には港町の雰囲気やレトロな商店街があり、山のほうには「猫の細道」と呼ばれる猫スポットや、数々の逸話が残るパワースポットがあります。のんびりと町歩きを楽しめる、女子旅に人気の観光地なんですよ。

そんな尾道には、古民家などを活かした、レトロ好きの心をくすぐるカフェがたくさんあります。ノスタルジックな空間で、物語の世界に迷い込んだような、一昔前にタイムスリップしたような、不思議な感覚を楽しんでみませんか？ この記事では、尾道の中でもレトロな雰囲気が素敵なカフェをご紹介します。観光の合間にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

商店街に佇む「あくびカフェー」は、まるで木造校舎のようなカフェです。通りに面した通路は裏庭まで繋がっているのだとか。昭和の小学校にタイムスリップした気分で、カフェタイムを楽しんでみませんか？

出欠簿風のメニュー表、昔ながらの時間割、日めくりカレンダーなど、1つ1つの小物も良い味を出しています。新しいカフェですが、廃材や小道具を使ったり、元々の建物の古い柱や天井を活かしたりして、独特の雰囲気を作り上げたそうです。古いものを壊さず活かす精神が素敵ですね。

メニューは牛すじカレーやサンドイッチ、専属パティシエがつくるスイーツ、尾道の珈琲豆焙煎問屋のスペシャルティコーヒーなど、クオリティの高いラインナップです。給食風のアルミのトレーが懐かしさを引き立てますね。

こちらは、海運倉庫として使われていた建物をリノベーションした複合施設。素朴なコンクリートの柱や天井はそのままに、雑貨店やベーカリーなどのショップがひしめき合っています。

その一角にあるのが「Yard Café(ヤードカフェ)」です。レトロな建物を活かしつつ洗練された雰囲気にまとめられています。テラス席の向こうには、海をゆく船が。港町としての尾道の姿を楽しめますよ。

地元産の果物や野菜を使ったフレッシュジュースやアイスクリーム、サンドイッチなどが人気。オリジナルブレンドや瀬戸内の小規模ロースターの豆から選べるこだわりのコーヒーで、ホッと一息するのもおすすめです。港の風景をバックにしておしゃれな写真が撮れそう。駅から近いので、散策の合間の休憩にぴったりですよ。

昭和初期に開業して以来、地元の人に愛されているアイスクリームのお店です。海が見えるレトロなお店で、変わらない味を楽しんでみませんか？

定番は「アイスモナカ」。八角形のかわいいモナカはサクサク食感で、食べ歩きのおやつにもぴったりです。ぜんざいやたまごあいすなど、甘党におすすめのメニューもありますよ。

ちなみに、港の波止場には「からさわベンチ」と呼ばれる名物スポットがあります。これは先代オーナーが「旅人の憩の場」として設置したもの。港にポツンとベンチがある様子はどこかノスタルジックで、NHK連続小説「てっぱん」のロケ地にもなりました。お店も良いですが、モナカをテイクアウトしてここでいただくのも風情がありますよ。

尾道の特徴である「猫」と「昭和レトロ感」が融合したカフェです。昔ながらのたばこ屋さんのカウンターは、レジ台として再利用。店内には猫の写真が飾られていたり、グッズが販売されていたりします。

カフェラテは猫のラテアートがかわいい！カップにも猫のマークが描かれていて、ほっこり和みます。1番人気のチーズケーキなど、スイーツメニューも要チェック。

食事の時間なら、ヘルシーなランチメニューもおすすめ。サラダ、ご飯、お味噌汁がついていて、バランスの良いランチが楽しめます。ちょこっとずつ色々なメニューをいただけるのも、お得な気分になれますね。

JR尾道駅から徒歩約3分、商店街の中にある喫茶店です。個性的でレトロな外観が目印。ちょっぴり入りにくいけど勇気を出してドアを開けてみて。ノスタルジックな雰囲気の店内で、まったり時間が過ごせますよ。

店内はレトロな異空間。内装にこだわりが見え、謎めいた雰囲気にアンティークなインテリアが調和しています。まるで秘密基地にお邪魔しているよう。ソファ席は心地よく、ついつい長居してしまいそうです。

こだわりのコーヒーは、手廻し焙煎器を使って少量ずつ焙煎した豆を使い、ネルドリップで丁寧に抽出しているのだそう。カップとソーサーも趣があって素敵。香り高く深いコクのコーヒーが、疲れやストレスを忘れさせてくれそうです。

古アパートを改装した「三軒家アパートメント」内の、102号室のカフェです。他の部屋はギャラリーや古着屋、雑貨屋、レコードショップなどが入っていて、ぐるっとお店めぐりも楽しめますよ。尾道駅から徒歩約3分の路地裏にひっそりと佇んでいて、秘密基地のような不思議な雰囲気があります。

お店の中はアンティーク品でいっぱい。1つ1つの小物が時の流れを感じさせます。昔の漫画や古本を置いているので、読書をして過ごすのも良いですね。人によっては懐かしく、人によっては新鮮に感じられるでしょう。

こちらのお店は"朝ごはん屋"さん。朝7時半から材料が無くなるまで、元気が出る和食セットを楽しめます。基本的にランチメニューはありませんが、ドリンクやスイーツ、月に1度だけ夕食の提供も。不定休の場合があるので、事前に確認してから訪れるのがおすすめですよ。

「猫の細道」を抜けた先にツタに覆われた館があります。一見すると廃墟のようですが、実は尾道でも有名なカフェなんです。大正時代の古民家を改修していて、1Fはカフェ、2Fは約1500体もの梟グッズを鑑賞できる「梟美術館」として営業しています。

時間を忘れてゆっくり過ごせるよう、店内は撮影禁止。ミステリアスなところも興味をそそられます。メニューはスイーツやドリンクが中心だそうです。満月の夜には、ワインを片手に夜景や満月を楽しむ予約制の「観月夜会」が開かれます。なんともロマンチックですね。

「帆雨亭」は、千光寺に向かう階段の途中にある古民家を改装したカフェ。尾道ゆかりの作家・志賀直哉の貴重な本を所蔵した「おのみち文庫」を併設していて、抹茶と甘味と文学を楽しむ心地よい時間を過ごせます。夏季限定のかき氷も人気で、懐かしい"氷"ののれんに吸い寄せられてしまう人も多いのだとか。

店内は畳敷に座布団が敷かれていて、おばあちゃん家に遊びに来たような雰囲気もあります。窓の外には尾道の市街地を眺めることができ、ゆったりとした田舎の空気を感じることができますよ。

メニューは抹茶や紅茶などのドリンクと、手作りケーキなどの甘味が中心。古民家のレトロな雰囲気に合わせて、黒糖寒天と抹茶のセットでひと息ついてはいかがでしょうか？また期間限定で、尾道市向島町産のフルーツを使ったジュースや自家製シロップのかき氷なども登場するそう。コーヒーや紅茶が苦手な人でも楽しめますよ。

「茶房こもん」は千光寺山ロープウェイ山麓乗り場の前にあるカフェ。一軒家のようなおしゃれな外観で、ロープウェイに乗る前や、ロープウェイから戻った後に一息つきたくなる場所です。

店内は窓から光が差し込んで、明るく落ち着いた空間になっています。木目調のレトロな雰囲気がおしゃれ。広々とした席でくつろげるので、心穏やかに午後のひと時を過ごすのにぴったりですよ。

こちらのカフェでぜひ食べてみてほしいのは大人気のワッフル。定番はカスタードクリームワッフル。その他季節限定のワッフルやチョコレートのワッフルもあり、メニュー選びに迷うのも楽しみの一つです。ふわふわとした生地のワッフルは食べやすく、大きくてもペロッと食べられてしまいますよ。

古い建物をセンス良くリノベーションした、尾道らしいカフェをご紹介しました。魅力的なお店が多いので、何度もお茶をしたくなりますね。カフェで過ごす時間も旅の素敵な思い出になるはず。尾道では、ぜひカフェめぐりも楽しんでくださいね。