2022年12月22日
関東最強のパワースポット!「東国三社参り」へ運気アップのひとり旅
関東には、伊勢神宮に匹敵するほどのパワースポットがあるのをご存知ですか?それは「東国三社」と呼ばれる三つの神社と神宮。茨城県の「鹿島神宮」と「息栖神社」、千葉県の「香取神宮」の三社を巡るお参りは、「関東のお伊勢参り」と言われているほど親しまれています。しかも、この三つの社を結んだ直角三角形のエリアは強力なパワースポットとされているんですよ♪今週末は、お休みを利用して、ひとり願掛けをしに出かけてみませんか?それぞれの見所やお守りの買い方、境内の茶店情報などをまとめてご紹介します!
恋愛・仕事・健康・お金などなど…女子が叶えたい望みはとにかくたくさん!でもなんだかうまくいかず、「最近ちょっと運気が停滞してるかも…」と感じていませんか?そんなときは、週末や連休を利用してパワースポットへお参りに出かけてみるのがおすすめです。きっと新たな気持ちで再スタートを切れて、仕事や恋愛もうまくいくようになるかもしれませんよ。
「東国三社(とうごくさんしゃ)」とは、茨城県にある「鹿島神宮」と「息栖(いきす)神社」、千葉県にある「香取神宮」の三社をまとめた呼び名です。江戸時代には「お伊勢参りのみそぎ参り」と呼ばれ、伊勢神宮参拝後にこの三社を参っていました。この三社参りのご利益がとてもすごいと、当時は相当な人気を誇ったそうですよ。まさに運気を上げたい女性にはピッタリのパワースポットなんです。また、この三社の位置を結ぶと直角二等辺三角形になり、そのトライアングルエリア内には強力なパワーが存在し、人生に迷った方にご利益を授けてくれるとも言われているすごいスポットなんです。
御朱印を集めをしている人はもちろん、まだの方も、この機会に「東国三社」の御朱印を頂くのはいかがでしょうか。お家に帰ってから、ちょっと元気がないというときでも参拝したときの気持ちを思い出してお力をいただけそうですよ♪
「東国三社参り」には決まった順番はありません。ただ、新しいことを始めるのにご利益があると言われている「鹿島神宮」からお参りをする人が多いので、今回も「鹿島神宮」からご紹介します。三社巡りは電車やバスで移動できますが、ツアー会社が開催している場合もあるので、そちらを利用するのもおすすめですよ◎
▼ツアーが気になる方はこちらもチェック
茨城県鹿嶋市にある「鹿島神宮」は、"勝負運"にご利益があると言われる「武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)」を祀った神宮です。恋愛や仕事などでライバルに勝ちたい!という時にお参りすると心強いですよ。また、地元の強豪サッカーチーム「鹿島アントラーズ」も新年の挨拶に来る有名なパワースポットです。
参拝はこちらの拝殿で行います。「恋愛運が上がりますように」などのお願いごとではなく、日ごろの感謝を伝えると良いとされています。ちなみに、本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟は、徳川家2代将軍・秀忠が寄進したもの。古くから鹿島神宮が特別視されてきた証とも言えます。歴史的なロマンを感じながら、きちんと参拝しましょう。
東京ドームおよそ15個分といわれている広大な敷地。拝殿の前の奥参道を真っ直ぐ進むと、樹木に囲まれた鬱蒼とした場所に「奥宮」があります。こちらも同じく武甕槌大神が祀られている場所。華やかな拝殿とはまた違った、神秘的なエネルギーに満ちています。心を込めて再度お参りしましょう♪
奥宮からさらに奥へ進んだ場所にあるのが、豊富な湧き水をたたえた「御手洗池」。感動するのは、その透明度の高さ!水底まではっきり見えるほど澄んでいるんです。こちらの霊水は持ち帰りできるので、ペットボトルに入れたり、ゆっくり手を浸したりしてパワーチャージしてみては?
奥宮の前を御手洗池とは反対の方へ進むと、「要石」というパワスポに辿り着きます。鳥居や柵でしっかり守られているのは、鹿島神宮の中でも特に謎の多い"石"。近づいてじっくり見てみましょう。
地上に見えている部分はほんのわずかですが、実はこの「要石」は地震を起こすオオナマズを押さえ込んでいるという言い伝えがあるんです。水戸黄門でおなじみの水戸光圀が掘り起こすように命じたものの、7日掘り続けても底が見えなかったという逸話があるほど。ちなみにこちらは、最後に紹介する千葉県「香取神宮」にある要石とつながっているとも言われています。そんな謎だらけの石に、願い事を念じてみるのもいいかも♪
”鹿”島神宮らしく、境内には神使の鹿が20匹ほどいます。奈良の鹿は鹿せんべいが定番ですが、こちらではニンジンをあげることができますよ。神様の使いとはいえ、かわいらしい姿に癒しをいただけそうですね♪
鹿島神宮の詳細情報
一休の詳細情報
一休
鹿島神宮 / そば、海鮮、甘味処
- 住所
- 茨城県鹿嶋市宮中2306-1 鹿島神宮境内みたらしの池
- 営業時間
- [月] 09:00 - 17:00 [火] 09:00 - 17:00 [水] 09:00 - 17:00 [木] 09:00 - 17:00 [金] 09:00 - 17:00 [土] 09:00 - 17:00 [日] 08:00 - 18:00 [祝日] 08:00 - 18:00
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
鹿島市の南隣・神栖市にあるのが、二社目にご紹介する「息栖神社」です。目の前を常陸利根川が流れる開放的なロケーション♪実は、水に縁の深いちょっと珍しい神様が奉られている神社なんです。
大鳥居の両側には「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる四角い井戸があります。なんと、この井戸こそが息栖神社の主神である「岐神(くなどのかみ)」。数ある日本の神様の中でも特に珍しい、"井戸の神様"です。
二つの井戸の底には瓶が沈んでおり、それぞれ「男瓶(おがめ)」・「女瓶(めがめ)」と呼ばれています。二つの瓶は水がよく済んでいる時にしかはっきり見えないため、これが見えれば幸運に恵まれるという言い伝えも。ぜひトライしてみよう!
息栖神社の詳細情報
息栖神社のある神栖市から、利根川を挟んでお隣にあるのが「香取神宮」のある香取市。「香取神宮」は2000年以上も続く、関東を代表する大きな神社です。主神の「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」がこの地を治めていたという神話があり、古くは武運を祈願する神様として、現在は家内安全・交通安全・縁結び・安産など、幅広いご利益がある神様として信仰されています。
拝殿とつながっている「本殿」は、1700年に徳川幕府が建てたもの。黒漆を基調としつつ、アクセントに極彩色の装飾が施されています。昔の人たちのシックな美的感覚に感動♪拝殿で参拝したら、じっくり鑑賞してみましょう。
楼門の前を長く続く旧参道沿いには、おすすめのパワースポットが2箇所あります。まずは、主神・経津主大神の荒魂が祀られている「奥宮」。鬱蒼とした木立の中へ誘う入り口が、すでに神秘的な雰囲気に満ちています。
華やかさを一切排除したシンプルな作りは、かえって神聖な雰囲気に感じられます。森の澄んだ空気に満たされながら、奥宮でも心を込めてお参りしましょう。
実は香取神宮にも、鹿島神宮と同様にオオナマズを押さえていると言われる「要石」があります。場所は旧参道から脇道を少し入ったところ。柵でしっかり囲われている様子から、境内の重要スポットであることがよく分かります。
先述した通り、こちらの要石は鹿島神宮と地下でつながっていると言われています。香取神宮の要石は凸型をしているのが大きな特徴。鹿島神宮がナマズの頭を押さえているのに対し、こちらは尾を押さえているのだそう。二つの石を比べて眺めるのも、東国三社参りの面白さの一つです♪
写真はありませんが、香取神宮の御朱印も、鹿島神宮と同様に"本宮"と"奥宮"の2種類があります。三社全ての御朱印をいただけば、きっと満足感や、三社すべて周ったという達成感を味わえるはず。巡り終わったあとは、なんだか神聖で清々しい気持ちになりそうですね。
寒香亭の詳細情報
寒香亭
香取 / 甘味処
- 住所
- 千葉県香取市香取1573
- 営業時間
- [月] 09:00 - 17:00 [火] 09:00 - 17:00 [水] 09:00 - 17:00 [木] 09:00 - 17:00 [金] 09:00 - 17:00 [土] 09:00 - 17:00 [日] 09:00 - 17:00 ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ~¥999
関東屈指のパワースポットを巡る「東国三社参り」。運気を上げたいと感じている人は、旅行気分も楽しみながら、ぜひ出かけてみて下さいね。新鮮な気持ちでお参りすれば、きっと休日明けも清々しい気持ちで頑張れそうですよ♪