2024年01月31日
鹿児島の離島でスローライフ女子旅。暮らすように泊まる「伝泊」の宿7選
慌ただしい都会の生活に疲れた時、少し長めに休みを取って島のスローライフを満喫しませんか？旅先は鹿児島県の離島、奄美大島・加計呂麻島・徳之島の3島です。オススメしたいのは「伝泊（でんぱく）」という新しい離島の魅力を体験できる宿。「伝泊」とは、空き家となった古い民家の伝統を残しつつ改修した1棟貸しをメインとした宿で、暮らすように泊まることができます。東京から奄美大島まではLCCも就航しているので、意外と近い南国の楽園。手つかずの自然広がる絶景のロケーションで心穏やかになれる時間をどうぞ。
目次
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umigorillaさんの投稿
都会の生活は騒々しくて疲れちゃいますよね。心身が休まる時間も取れなくて、疲れは溜まる一方…という女性も多いのでは？離島なら、そんな暮らしとは無縁のゆったりした島時間が流れています。でも、ただ離島で島時間を過ごすだけではなく、自然の中で暮らすように旅ができたら、もっと自由に楽しめるはず。ホテルや旅館もいいけれど、自分の家のようにくつろげる空間が旅先にあったら素敵ですよね。今回は自分らしい時間が過ごせる新しい島旅が体験できる宿、「伝泊（でんぱく）」をご紹介します。
「伝泊」で島旅をもっと豊かな時間に
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「伝泊」の「伝」は島の宝である伝統や伝説を未来へ伝えること。奄美大島をはじめとする奄美群島の伝統的・伝説的な建築物を改修し”もとの姿に戻す”ことに重点を置いて再生させた宿泊施設が「伝泊」です。宿泊する人にとっては、島の魅力を余すことなく感じることができ、暮らすように島時間が過ごせます。
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「伝泊」の宿のバリエーションは様々ですが、主には1日1組限定の貸切の宿。キッチン用品や家電、アメニティなども揃っているので着いたその日からまるで自分の家かのように快適な生活ができます。中にはワインセラーが常備されている宿も！島の新鮮な食べ物を使った夕食を食べ、ゆっくりワインを飲んで島の自然を五感で感じながら滞在する・・・そんなゆったりとした贅沢な時間が過ごせる「伝泊」。絶対1泊じゃ足りないはず！島時間を堪能するためにも連泊マストです♪
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テレビのない生活ができるのも伝泊の魅力。その代わりwi-fiやスピーカー、旅関連の本などが完備されているので好きな音楽を流しながらゆっくりと読書もいいですよね。「読書は普段しないし、やることがない！」なんて人も大丈夫！困ったらコンシェルジュに相談できます。そう、伝泊にはコンシェルジュのサービスが付いてるんです！島のことならなんでも知ってる島民の方があなたの滞在をより心に残るものにしてくれるはずですよ♪
今回は、奄美大島・加計呂麻島・徳之島の３つの島からご紹介します。島それぞれに個性があるので、あなたに合う場所を見つけてくださいね。
【奄美大島】成田からひとっ飛び！東洋のガラパゴス
出典：kookさんの投稿
東京からLCCで約2時間。飛行機から降りたら一気に島時間が流れはじめます。透明度が自慢の"アマミブルー"の海と希少な動植物の住む豊かな自然に囲まれた美しい島。古来より、島外から訪れる来訪者を「まれびと（稀人）」と呼びおもてなしする文化がある奄美大島。奄美大島の「伝泊」で島民たちとふれあいながらスローな島時間で心満ちる時間を過ごしてみませんか？
1.【水平線と朝陽の宿】潮風の吹き抜けるテラスと青く遠い水平線
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南国の島で波の音を聞きながらハンモック・・・そんな夢を叶えてくれるのがこの宿です。静かな場所に位置しているので自然の奏でる音をBGMにのんびりと自分の時間を過ごせます。宿の名前通り、目の前には水平線が広がり朝には美しい朝陽を見ることができます。普段は憂鬱な朝だけど、この宿ではきっと毎日早起きしたくなるはず♪
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風通しの良い空間が広がる室内。疲れたら畳にごろんと昼寝もいいですね♪田舎のおじいちゃんおばあちゃんの家に泊まりに来たような懐かしい感覚が味わえます。
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旅行先で読書することってなかなかないですよね。海で遊ぶのもいいけれど、室内でリラックスして本が読める「読ドコロ」もオススメ。自然の音と吹き抜ける風を感じながらゆったりとした時間を過ごすのも島旅の醍醐味です。奄美や旅に関する小さなライブラリーがあるので「本を持ってくるの忘れた…」なんて方でも読書が楽しめますよ♪
2.【アダンと海みる宿】緑に囲まれた海を独占できる場所
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海岸線の先の秘境のような場所にあるこの宿。周りには民家もなく完全なるプライベート空間を満喫できます。目の前の海はまるでプライベートビーチ。本当の自由がここにあります。
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この宿に泊まったら海を贅沢に眺めることができるテラス「眺ドコロ」で心満ちる時間を思いっきり過ごしてください。この宿にはワインセラーもあるので、ワインを飲みながら夕日をぼーっと眺める最高の贅沢を体験できます。
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ワインセラーのあるキッチンは白を基調とした現代的な設備で地元の食材も楽しく調理できそう♪古いものの良いところを残しつつ、機能性は大切にリノベーションされているので普段通り不自由なく過ごせるのも「伝泊」の魅力です。
3.【はたおり工房のある宿】専門家に教わる貴重なはたおり体験ができる
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「大島紬」で有名な奄美大島ならではの「はたおり機」がある宿です。島ならではの体験をしながら島暮らしができるので、長期休暇を利用して「何か新しいことにチャレンジしてみたい」という方にオススメです♪
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初めての方でも集落に住むはたおりの専門家から習うことができます。はたおりの貴重な体験を通して、眠っていた創作意欲が湧いてくるかもしれませんね。広々とした間取りには玄関が2つあるので、はたおり工房と生活スペースに分けて創作に集中することもできますよ。旅行で滞在するだけではなく、様々な楽しみ方ができるのも伝泊の魅力です！
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はたおり機があり伝統的な雰囲気も残しながら、洗面所をはじめとする水回りはシンプルで現代的。寝室となる「寝ドコロ」は3部屋ありますが、2部屋は和室、1部屋は洋室。気分によって「寝ドコロ」を変えられるのも嬉しいですね。
公式詳細情報
伝泊 はたおり工房のある宿（奄美大島）
鹿児島県 / 奄美大島 / コテージ・ロッジ・一棟貸
- 住所
- 鹿児島県奄美市笠利町里上里2-1
- アクセス
- 奄美空港より車・バスでご移動をお願いいたします。最寄りのバス停は「赤木名入口」です。徒歩１分の距離です。
- 宿泊料金
- 3,600円〜 / 人
4.【伝泊ホテル・赤木名】町のランドマーク的モダン空間
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奄美大島の町の中心・赤木名にある「まーぐん広場」は誰もが集い、交流できる場として作られた複合施設。1階はレストランやショップなどが併設され、その2階に「伝泊ホテル」があります。こちらは1棟貸しではなく、個人でも利用しやすいホテルスタイルの宿泊施設です。
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どの部屋も天井が高く開放的で、思いっきりリラックスした自分だけの時間を過ごせます。ほとんどの部屋の窓際には椅子と机があり、外の景色を眺めながら読書をしたり、手紙を書いたりするのにぴったり。友達や家族に、一言添えた奄美大島の絵葉書を送るのも素敵ですね♡
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奄美大島伝統の大島紬を用いたホテルキーがなんともおしゃれ♡
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広々とした読書スペースには奄美大島の文化や歴史に関する書籍がたくさん。奄美のことを知ったら、もっと旅が楽しくなるはず。共有スペースになっているので他の旅行者たちや島民とのふれあい場として、語らう時間も過ごせます！
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ホテルの1階にある「まーぐんレストラン」では、奄美大島の恵みがつまったこだわりの料理を食べることができます。また、予約をすれば朝食もいただけます。和食と洋食があるので、気分に合わせて選べるのが嬉しいですね。せっかくだから、ここでしか食べられない奄美大島の食を食べ尽くしましょう♪
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朝食のどちらを選んでも南国フルーツは必ず付いてきます♪グァバやドラゴンフルーツなど日頃食べることのないフルーツが頂けるなんて幸せ♡
公式詳細情報
伝泊 奄美 ホテル
鹿児島県 / 奄美大島 / ビジネスホテル
- 住所
- 鹿児島県奄美市笠利町里50-2
- アクセス
- 奄美空港から車・バスで移動をお願いいたします。最寄りのバス停は「赤木名入口」です。徒歩１分の距離です。
- 宿泊料金
- 3,000円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00（IN）〜 10:00（OUT）など
【加計呂麻島】奄美大島の南、青く透明な美しい海の秘島！
出典：umigorillaさんの投稿
奄美大島からフェリーで約20分。加計呂麻島には青く透きとおった海に白い砂が広がる素敵なビーチがたくさんあります。人が少ないので、自分のお気に入りのビーチを見つけて独り占めすることができる贅沢な島。島の95％が山林という手つかずの大自然に囲まれた場所で、暮らすように過ごしてみませんか？
5.【リリーの家】フーテンの彼も過ごした海が目の前のゆる宿
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あの「男はつらいよ」シリーズの最後の作品の舞台となったのがこの宿。寅さんとマドンナのリリーが一緒に過ごしたことから「リリーの家」として親しまれています。ゆるやかな時がながれる宿で、のんびり、そして寅さんのように自由に過ごしてみませんか。
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昔ながらの雰囲気が残る浴室は、なんだか寅さんの世界にタイムスリップしたかのような気分になれるはず。仕事や日常のことは忘れ、ゆっくりとお湯に浸かれば身体も心もほぐれてきます。
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宿は加計呂麻島の中心地に位置しており、周辺にはレストランやカフェなどもあります。昼は地元のレストランで島ならではの料理をいただいて、夜は宿で料理を作ってのんびりした時間を過ごすのも良いですね。宿の目の前はビーチなので、テイクアウトして海を眺めながら食べるなんて贅沢もアリです♪
公式詳細情報
伝泊 リリーの家（加計呂麻島）
鹿児島県 / 奄美大島 / コテージ・ロッジ・一棟貸
- 住所
- 鹿児島県大島郡瀬戸内町諸鈍金久原394
- アクセス
- 古仁屋港より船で移動をいただきます。
- 宿泊料金
- 4,400円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00（IN）〜 10:00（OUT）など
【徳之島】独自の島文化が残る自然の楽園
出典：tsukougeiさんの投稿
奄美空港から飛行機で約30分。徳之島は海岸線の約7割が国立公園に指定されるほどの美しい景色が魅力の島です。その自然の美しさは世界自然遺産の候補地となるほど。また、長寿の島とも言われる徳之島。島民たちとふれあいながら長生きの秘訣を教わるのもいいですね。美しい景色を目の前にしながらゆったりと過ごせる「伝泊」をご紹介します♪
6.【展望台のある宿】眺望最高！断崖の上のパノラマ絶景
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個性的な外観のこの「伝泊」は徳之島随一の景勝地「犬の門蓋（いんのじょうふた）」の国立公園内にあります。かつてみやげ物やだった建物が「伝泊」に生まれ変わりました。目の前に広がるパノラマの景色を独り占めできちゃう最高に素敵なロケーション♪まるで自分の別荘みたいな感覚でゆったり、そして贅沢に過ごせますよ！
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清潔感のある白を基調としたホテルのようなオシャレな室内は女子旅にぴったり。周りに民家などもないので心ゆくまで自分たちの時間を過ごすことができます。
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目の前にはただひたすらに海だけが広がる絶景。遮るものが何もないので夜には満点の星空を眺めることができます。テラスでのんびり空を見上げて語らう、思い出に残る時間を過ごしましょう。
公式詳細情報
伝泊 展望台のある宿（徳之島）
鹿児島県 / 徳之島 / コテージ・ロッジ・一棟貸
- 住所
- 鹿児島県大島郡天城町兼久高釣
- アクセス
- 徳之島空港より車
- 宿泊料金
- 6,300円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00（IN）〜 10:00（OUT）など
7.【海みるテラスの宿】ウミガメも訪れる神秘的な海と自然に癒される
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デッキから数歩歩けば透明感あふれる海へ繋がる宿。海好きな人には堪らない立地ですよね。この浜にはウミガメが産卵にやってきて、7月から9月にかけてはウミガメの赤ちゃんが海に帰る姿もみることができます。こんな貴重な体験ができるのも「伝泊」ならではです。
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自然が作りだしたトンネルをくぐってみませんか？自然がいっぱいのフォトジェニックな一枚が撮れる素敵な場所がたくさんあります。カメラ片手にお散歩も楽しいですね。
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広々とした室内は最大5名まで宿泊できます。女子旅でワイワイ楽しむのにもぴったりの広さ。事前に予約すれば目の前のビーチで伝統漁法の「追い込み漁」も体験できるので、昼はビーチで体験して、夜は自分たちで獲った魚を調理して食べるのもいいですね♪
公式詳細情報
何もかも忘れて穏やかな島時間に浸ろう
出典：ＣａｒｐｅＤｉｅｍさんの投稿
島のスローライフを堪能するのにぴったりの宿泊施設、「伝泊」。島時間の中で過ごすうちに、心が穏やかになっていくはず。透きとおった海や大自然に囲まれ、思いっきり深呼吸するだけでなんだかすっと肩の力が抜けていく感覚。暮らすように泊まることで、日頃忘れていた自分にとっての大切な何かを思い出させてくれます。ホテルや旅館もいいけれど、伝泊に泊まればもっと濃い旅の時間が過ごせますよ。新しい島旅をぜひ体験してみてください♪