日本の食パンは横浜発祥だって知ってた？パン屋さん巡りのひとり旅へ♪

ここ数年ブームになっている食パン。各店舗が工夫を凝らしているだけでなく、たくさんの専門店も出現していますよね。カリふわのトーストが絶品！そのまま食べるのが美味しい♪などなど、味も食べ方もバリエーション豊か。どのお店も美味しそう…！と思ったら、パン屋巡りの旅に出かけてみませんか？アレコレ並べて食べ比べ♡パン好き女子の願望を叶えちゃいましょう！

出典：K.Noriさんの投稿

食パン巡りにおすすめの舞台は横浜！なぜなら、横浜こそ日本の食パン発祥の地だからです。そのルーツは、1862年にイギリス人のパン職人ロバート・クラークが創業した「ヨコハマベーカリー」にあります。横浜に居留する外国人に向けて焼きはじめた山型食パン。これこそが、現在につながる日本の食パン文化の原型です。

1878年に、わずか14歳で「ヨコハマベーカリー」見習工になったのが打木彦太郎。入社から10年かけてロバート・クラークの片腕とよばれるまでに成長し、、24歳で「ヨコハマベーカリー」の暖簾を譲り受けました。その後も山型食パンを中心としたパン作りに注力しつつ、競合との混合を避けるため1899年に「ヨコハマベーカリー字千喜商店」に改名。それから約130年経った今でも、横浜で食パンの伝統を代々守り続けているのです。と、いうわけで、食パンの本拠地である横浜へGo♪

出典：あゆあゆ o(^▽^)oさんの投稿

「ヨコハマベーカリー」は、「ヨコハマベーカリー字千喜商店」を経て1963年に「ウチキパン」となりました。横浜元町にある老舗中の老舗として、今でも美味しいパンを焼いています。そのルーツを物語る山型食パン「イングランド」は必食！手にした瞬間、心が震えるような感動が…♡

出典：ぽぱいさんの投稿

食パンのお味は、キメが細かくて程よい弾力。主張しすぎない素朴な甘みで、バターやジャムやチーズ…どんな組み合わせでもマッチしそうです。毎日食べる食パンとしては、ベストといえる飽きのこない味わい♪パッケージのレトロかわいいイラストも◎。手に取るたびに、喜びを運んでくれそうですね。

出典：nicky777さんの投稿

歴史を感じる看板やロゴは、レトロだけどオーラを感じます。道路に面した窓には、打木彦太郎が「ヨコハマベーカリー」を受け継いだ「SINCE1888」がしっかりと表記されていますよ。食パン巡りでは、まず最初に押さえておきたいお店。ルーツを辿って食パン愛を深めましょう♡

出典：５０１さんの投稿

最近の食パンブームの火付け役とも言われている「生」食パンでおなじみの「乃が美」です。「飲み物がいらない」と言われるほど、しっとりとした生地が特徴です。これまでの食パンのイメージを覆す新しい食体験として、メディアにも多く取り上げられていますよ。

出典：エイさんさんの投稿

食パンは何もつけなくても食べられると評判で、中には「つけない方が美味しい」という人も。それぞれ好みはあれど、存在感の強い食パンだということは確かです！専門店なので、商品も食パンとトッピング用のジャムのみ。その潔さも多くの人を惹きつける理由かもしれませんね。

出典：Ｐちゃん.さんの投稿

お持たせにもふさわしい、高級感のあるパッケージや店構え。「買う人」も「貰う人」も、満足感を感じられるので、リピートが絶えないのも納得です。店の前を通ると、時計やジュエリーをみるような感覚でお店を覗きたくなっちゃいますよ。

出典：keitaiさんの投稿

素材、口どけ、すべてを徹底的にこだわったと高級食パン「考えた人すごいわ」。その店名のとおり、パンの域にギリギリおさまっているような、スイーツに近い甘さとしっとり感をが特徴です。

出典：a_takkyさんの投稿

キメの細かさと口どけを追求して配合した小麦粉、ミネラルの量にこだわった「のだ塩」、口の中に広がるコクにこだわった国産バター。シンプルですが、こだわり抜いた素材だけを使った贅沢な食パンを味わえます。食パンの名前は、ズバリ「魂仕込（こんじこみ）」！味だけじゃなく、名前を考えた人もすごいわ…と頷きたくなる、作り手の魂を感じるネーミングです。

出典：ryokuさんの投稿

お店の商品は、自信作の「魂仕込（こんじこみ）」と、こだわりの牛乳＆レーズンを使った食パン「宝石箱」の二本立てです。より、しっと〜り芳醇な風味を味わえる「宝石箱」は、特別な1斤として食べたい贅沢な味。ご褒美用にストックしておくと、日々にワクワクが増えそうですね♪

出典：iwasan222さんの投稿

横浜の人気パン屋さん「ル・ミトロン」の兄弟店として2018年にできたお店が「ル・ミトロン・食パン」です。その名の通り、食パン専門店。食パン好きの女子たちがこぞって通う人気の秘密は、短時間でしっとり焼き上げる小さい金型にあります！

出典：iwasan222さんの投稿

通常の食パンは3斤用の金型で焼き上げますが「ル・ミトロン・食パン」は小さな1斤用でひとつずつ丁寧に焼いています。切り分ける必要がないので、パンの断面から水分が蒸発することなく、自宅に持ち帰ってもしっとりとした状態をキープできます。この手間暇かけた美味しさに魅了される女子が続出中です♪

出典：ＴＯＭＴＯＭさんの投稿

食パンの種類も人気のひとつ！北海道産小倉あんこやカカオ55%のチョコレートなど、味はもちろん目でも満足できる豊富なラインナップです。ノーマルもアレンジも選び放題♪日々の食パンとしてリピートしたくなる楽しさがありますよ。

出典：山海美味さんの投稿

硬派のパン好きからトレンド派のパン好きまで、ファン層が広い「パン屋 Bocca」。乳製品と卵を使用しないシンプルな製法で焼き上げた食パンは、ふんわりとした食感と噛むほどに美味しさが増す味わいが人気です。

出典：山海美味さんの投稿

横須賀の名店「芦兵衛」で修行をした店主が手がけるパンは、食パン以外のものも大人気です。ベーシックなスタイルを極めたような、風味を大切にした素朴な味わいは「何個でも食べれてしまう…」と評判。まとめ買いする人も珍しくありません。

出典：nekonokazeさんの投稿

赤くて可愛らしい外観が目印。「かわいい！」吸い込まれてしまう女性客も、お土産でもらって美味しかったから…と扉を開く中年男性も、みんなを虜にしちゃう魅力が溢れています。魅了される覚悟で足を運んでみてくださいね♪

出典：美味B級さんの投稿

天然酵母、国産小麦、有機栽培野菜など、安心素材へのこだわりが有名な「ロータスバゲット 横浜ロータス」。体と食べ物の関係性に向き合って「できる限り添加物を減らした食事を」という提案が多くの女性の共感を得ています。とはいえ、素朴一辺倒にならずおしゃれなビジュアルで楽しませてくれる工夫も！3色の食パン「ミックスパン」はその代表的な存在です。

出典：kamahideさんの投稿

よもぎ、ブルーベリー、ハスの実を使ったミックスパンの他にも、素材の色を生かした鮮やかなパンがたくさん。もっちりと噛みごたえがあって、ごまかしのない素材のそのものの味を十分に感じることができますよ。お店ではイートインもOK！スープ付きのパンプレートは、数種類のパンを少しずつ楽しめます。お腹も心も大満足できそうですね♪

出典：ジョビ好きさんの投稿

お店は海岸沿いにあって、イートインもできますよ。テラス席もあるので、海を眺めながらゆったり…という楽しみ方も◎。ワインやピザなど、イートインならではのメニューも見逃せませんね。横浜らしさを満喫できる最高のロケーションに、旅気分が盛り上がること必須です！

出典：Ｐちゃん.さんの投稿

横浜市が学校給食を開始してから現在まで、小学校の給食パンを作っているのが「かもめパン」。ハマっ子なら誰しも口にしたことのある1924年創業の老舗パン屋さんです。酒種をつかった天然酵母の食パンは、旨味と香りをしっかり感じられるもちもち食感が人気です。中でも、腹持ちがよくダイエットにも効果的といわれるライ麦食パンは女性に大人気の一品！

出典：Ｐちゃん.さんの投稿

店内にはイートインスペースがあって、なんど学校の机とイスが完備されています！味もさることながら、シチュエーションの懐かしさも楽しめるちょっとしたエンターテインメント♪牛乳片手に思いっきりパンを頬張れば青春時代が蘇ってきそう。

出典：豆沢まめ子さんの投稿

揚げパンや焼きそばパンなど、昔ながらのラインナップも健在の「かもめパン」。2019年1月には、横浜駅西口のメディアプロジェクト「横浜の、後世にのこしたい99のヒトモノコト」に選ばれました。正真正銘のハマっ子ソウルフード、横浜の食パンを語る上で避けて通れない存在です。ノスタルジックな気分とともに、横浜ならではの味と体験を楽しみましょう！

食パンのブームが到来する中、やっぱり有名店の味は押さえておきたいなぁ。という本音はもちろん「ここでしか味わえない歴史ある食パン」という限定感をも満たしてくれるのが横浜です。話題の食パンから名店の食パンまで、たくさん味わってお気に入りを増やしてみませんか？横浜なら素敵な出会いがきっとあるはずですよ♪