まったり一人旅しよう♪「銚子電鉄」沿線のおすすめ観光・グルメスポット11選

千葉県の「銚子電鉄」をご存知でしょうか？ 海鮮がおいしい港町を、のんびりと走る小さな小さなローカル線です。わずか10の駅はどれもノスタルジックで、思わずカメラを向けたくなる雰囲気。ゆっくりとしたスピードとのどかな風景が、心をホッと和ませてくれます。

出典：南幌さんの投稿

「銚子電鉄」沿線は、5年連続水揚げ量日本一の実績を持つ港町。だから、おいしくてボリューミーな海鮮料理を楽しめるんです♪ また、お寺を中心に栄えた門前町でもあり、歴史と地元の人々のあたたかさを感じられます。

「ヤマサ醤油の町」「オーシャンビューの温泉地」「日本一早く初日の出を拝めるパワースポット」など、銚子の町は他にもいろんな”顔”を持っています。自分の好きなテーマで掘り下げて、充実の旅を満喫できますよ。

「銚子電鉄」の運行区間はわずか6.4km。駅と駅の間は、10分前後で歩ける距離です。乗り降り自由な一日乗車券「弧廻手形（大人700円）」を使えば、気ままに途中下車の旅を楽しめますよ。海鮮を食べたり、海辺の風景に癒されたり、ふらっと寄り道してみたり。自由気ままに、沿線めぐりの旅を楽しんでみませんか？

この記事では女性のひとり旅をイメージして、「銚子電鉄」沿線のおいしいグルメや素敵なスポットをご紹介していきます。ぜひ、週末旅行の参考にしてみてくださいね。

出典：ハセ君さんの投稿

銚子電鉄の中で一番立派な駅舎を持つ「犬吠駅」では、手焼きの「ぬれ煎餅」が販売されています。焼きたての「ぬれ煎餅」はアツアツで香ばしく、ほっこりとあたたかい気持ちにさせてくれます。

出典：司屋さんの投稿

この「ぬれ煎餅」、実はただのお土産品ではありません。小さなローカル線である銚子電鉄は、あるとき経営難に陥り、存亡の危機を迎えました。困り果てた末にホームページに書き込みをしたところ、またたく間にインターネット上で話題に。当時副業として販売していた「ぬれ煎餅」に注文が殺到しました。その売り上げによって、倒産の危機を逃れたのです。

出典：waratonさんの投稿

廃線の危機を救った「ぬれ煎餅」は、今も人々から愛されています。心あたたまるエピソードとともに、焼きたての味を楽しんではいかがでしょうか。

出典：ちゃらんポランさんの投稿

銚子市には海鮮料理店がたくさんあります。その中でも「浜めし」は、ボリューミーな海鮮丼をリーズナブルな価格で味わえると人気の名店。写真は、マグロ、ホタテ、イクラ、イカ、ハマチが乗った「五色丼」です。具の1つ1つが大きく、器からはみ出しそうなほど！ あまりのボリュームに、思わずにやけてしまいます♪

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ボリュームだけでなく、ネタの新鮮さも魅力。海鮮ファンから人気を集めるおいしさです！ おいしい海鮮丼は、お腹も心も満たしてくれますよ。大トロ入りの五色丼や、イクラ丼、朝10時まではワンコイン定食もあります。ネタがなくなり次第店じまいになるのでご注意を！

出典：高くて旨いは当たり前さんの投稿

銚子市は、飯沼観音こと「円福寺」の門前町でもあります。参拝後のおやつには、老舗「さのや」の今川焼きが定番。ずっしりとした重みとゴロンとした厚み……。一般的な今川焼きとはちょっと違うヴィジュアルに、ワクワク感が高まります！

出典：やっぱりモツが好きさんの投稿

素朴な味わいの皮の中には、あんこがぎっしり。白あんと粒あんの2種類あり、どちらも豆から仕入れて丁寧に炊き上げた自家製だそうですよ。皮がカリカリのうちに、アツアツをパクッと召し上がれ！

出典：dandy_takaoさんの投稿

仲ノ町駅に降り立つと、ほのかに漂うどこか懐かしい香り。その正体は、江戸時代からこの地で醤油をつくり続けている「ヤマサ醤油」です。敷地内の「しょうゆ味わい体験館」では、醤油づくりの歴史や工程を学ぶことができます。事前予約をすれば、工場を見学することもできますよ。

出典：りんりんりりんさんの投稿

ここでぜひ味わいたいのが、売店で販売されている「しょうゆソフトクリーム」！ 醤油とソフトクリームのコクがマッチしていて、おいしいと評判です。他ではあまり見られないスイーツなので、旅の良い思い出に残るはず。いったいどんな味なのか、ドキドキしながら味わってみてください♪

出典：seatakeさんの投稿

銚子電鉄の駅舎は、どれもレトロでノスタルジック。ひと駅ごとに降りて写真を撮りたくなるような風情があります。「本銚子駅」は、老朽化した駅舎を24時間テレビの企画で修理したことで話題を呼びました。ステンドグラス風の手作りガラスが印象的。次の電車の到着まで、心が和むやさしい時間を過ごせそうです。

出典：Gashさんの投稿

ホームに出れば、緑のトンネルを抜けてくるレトロな電車を見ることができます。その様子はどこかファンタジックで、まるで童話や絵本の世界のよう。緑の木々の中から、妖精が現れてきそうな雰囲気ですね。

太平洋に突き出た「犬吠埼」には、白亜の灯台が佇んでいます。真っ白な塔と真っ青な空のコントラストは、胸がスッとすく清々しさ。灯台前にはめずらしい「白い郵便ポスト」が置かれていて、”ここで手紙を出せば願いが叶う”なんてウワサもあります。旅先でお手紙を投函するというのも、ロマンチックで素敵ですね。

出典：Jonathonさんの投稿

明治7年に完成した灯台は、今なお現役。悪天候でなければ中に入ることができます。99段のらせん階段を登っていった先に広がる太平洋は圧巻！ ダイナミックな自然を眺めれば、心すっきり、大きな開放感を味わえるはずです♪

出典：コチャンさんの投稿

灯台脇の階段から、「君ヶ浜」に出られます。約1km続く白砂の海岸と防砂林の緑が美しいこの一帯は、「しおさい公園」として整備されています。この地を愛した文化人たちの文学碑も数多くあり、のんびり散策するのにぴったり。潮風を感じながら歩くのは気持ちが良いですよ。

地元漁師の網で海からすくい上げられたという、十一面観音を本尊とするお寺です。銚子の繁華街や商店街は、この古刹を中心に栄えてきました。真っ赤な仁王門と社殿、五重塔など、境内は見応えたっぷり。

龍神さまは女性の姿をした船首像で、 婦人病を治してくれると女性に信仰されています。寺宝をゆっくり眺め、パワーをいただきましょう。また、こちらの御朱印は「銚子港」の文字入りで、散策の記念にぴったりです♪

初夏の銚子を訪ねるなら「妙福寺」がおすすめです。境内には見事な藤棚があり、4月下旬から5月上旬頃にはたおやかな藤花を見ることができます。中でも樹齢750年以上といわれている「臥龍の藤」は見事で、花房の長さは150cmほどにもなります。

出典：dauchoさんの投稿

風に揺れる花すだれを眺めれば、別世界にいるような、うっとりとした心地になりますよ。これこそ、旅の醍醐味かも♪ 開花中の夜はライトアップが行われ、さらに幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

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銚子漁港は、5年連続水揚げ量日本一の実績を持つ大きな港です。せっかくなら、そんな日本一の漁港の”競り”を見学してみませんか？ 「第一卸売市場」なら一般人も見学でき、水揚げされたばかりの魚介類がずらりと並ぶ様子を見下ろせます。威勢のいい掛け声とともに、大きな魚が次々と競り落とされていく様は迫力満点！

出典：又 三 郎さんの投稿

見学後は、市場直営食堂「万祝」で朝食を楽しむのもおすすめです。競りを見学した後に味わう海鮮料理は、一味違うおいしさかもしれません。

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銚子駅から犬吠埼に向かって散策を楽しんだ後は、「犬吠埼灯台」の足元にある「犬吠テラステラス」で休憩してはいかがでしょうか。2019年春にオープンしたばかりのおしゃれな施設で、カフェや地元商品が並ぶマーケット、ギャラリーなどが軒を連ねています。

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2Fのテラスにはハンモック型のデザインベンチがあり、海を眺めながらリラックスできます。夕焼け色に染まる海を眺めながら、のんびり過ごすのも良いですね。1日の出来事をゆっくりと振り返り、充実感を味わいましょう。

出典：machachaさんの投稿

地域の名産品が集まるショップは、お土産選びにぴったり。おしゃれなパッケージデザインのものたくさんあり、ついあれもこれも欲しくなってしまいます。お気に入りの一品を買って、家でも「銚子旅」の気分を楽しんではいかがでしょうか。

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1日たっぷりとさんぽを楽しんだ後は、温泉でリラックス♪ 犬吠駅から徒歩約5分の場所には、日帰り利用OKの温泉宿「ホテル＆スパ月美」があります。海を眺めながら浸かる温泉は最高！ 血行が良くなり、疲れがきれいさっぱり洗い流されます。

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宿泊可能なので、余裕をもって1泊するのも良いですね。お部屋はモダンな和洋室で、快適に過ごせますよ。朝はリゾート感あふれるスカイデッキで、太平洋の彼方から昇る朝日を一望。心身が浄化されて、清々しい気持ちになれるはずです。

レトロな「銚子電鉄」沿線には、ホッと和む魅力がたくさんあります。電車に揺られたり、気ままに降りて散策したり、海を眺めたり、気になったものを食べてみたり。のんびり過ごしているうちに、自然と心がほぐれていくのを感じられるでしょう。東京駅から約2時間。銚子の町で、ゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか？