2020年03月01日
行こうよ!沖縄のオアシスへ。まるでジュラシックパークな「ター滝」
沖縄にある「ター滝」を知っていますか?国頭郡大宜味村にある、落差10mの滝のことです。このター滝周辺には、亜熱帯植物や珍しい生き物がたくさん生息しているので、まるでジュラシックパークのような雰囲気を味わえちゃいます!きっと、今までにないワクワクドキドキの体験ができるはず。今回はター滝の魅力や生き方、持ち物など知っておきたい情報をお伝えします。
日ごろのストレスから逃れるために、沖縄旅行へ行く方も多いはず。しかし、「メジャーな観光スポットは制覇しちゃった…」という沖縄ツウの女性もいるでしょう。せっかくはるばる沖縄まで来たなら、ここでしかできない体験をしてみませんか?まだまだ穴場×最高のリフレッシュが体験できるスポットが「ター滝」です。
ター滝とは、国頭郡大宜味村にある滝のこと。落差はおよそ10m。山が少ない沖縄では、滝って珍しいんですよ。また、ター滝の”ター”とは2つという意味です。流れが2つに分かれていることから、ター滝と呼ばれるようになったのだとか。
「滝って本土でも見られるよね」と思うかもしれませんが、ター滝の周りには本土にはない亜熱帯の植物が生えているので、異国情緒が味わえるんです。生い茂ったシダや巨大な岩を見ると、まるでジュラシックパークに迷い込んだよう!さらに、ター滝までは川の中を進んでいくので、冒険しているかのような気分に。ワクワクとドキドキが入り交じり、忘れられない思い出が作れちゃうんです。マイナスイオンや自然のパワーも感じられるので、体は疲れても心はきっとスッキリしているはず。
ター滝は国頭郡大宜味村にあります。ター滝の入り口に駐車して、そこから川を歩いて行きましょう。水着を忘れた...という方は、岩場を歩いて行くこともできます。ただし、濡れていたりコケが生えていたりするので、足元には十分注意してくださいね。入り口から滝までは歩いて約40分で到着します。ちなみに、川の深さは大人の膝あたりまであります。
亜熱帯植物に囲まれた川の中を、ザブザブと進んでいきます。珍しい植物やトンボ、魚なんかも見れちゃうかもしれません。童心に帰ってはしゃぎながら進んでみて。
岩に囲まれた上流ゾーンを抜ければ、ついに目の前にター滝が登場!落差10mの美しい滝に、思わず感動しますよ♡澄んだ空気とたっぷりのマイナスイオンに、深呼吸したくなるはず。
ター滝には、ターザンロープがあります。ロープにぶら下がれば、思わず叫びたくなっちゃいますよ。この瞬間を撮影してもらえば、写真映えもバッチリ!普段の自分を忘れて、弾けてみましょう♪また、滝に打たれるのもおすすめ。スリリングな体験の連続に、日ごろのストレスなんて吹き飛んじゃいます。
ター滝に行くときの服装の基本は、濡れてもOKな恰好もしくはウェットスーツです!下に水着を着ていくと安心ですよ。冬場や気温が低い日は、厚手のウェットスーツを着ていきましょう。また、日焼けや虫刺され防止のために長袖のラッシュガードを着ていくのもおすすめです。足元ですが、ビーチサンダルはNG!滑りやすかったり脱げやすかったりするので、ケガのもとになりかねません。マリンシューズがおすすめです。紫外線対策として、帽子をかぶっていくこともおすすめします。なお、車に着替えを積んでおくことをお忘れなく。
持ち物は最低限にした方がベター。水の中や岩場を歩くので、重い荷物を背負っていると疲れやすくなります。
・飲み物
・食料
・タオル
・日焼け止め
・絆創膏
以上を持って行くと安心です。なお、ター滝周辺にはコンビニがないので、あらかじめ用意していきましょう。
持っていれば何かと便利なアイテムがこちら!
・ライフジャケット
・シュノーケル
・網
・保温可能なタンブラー
・防水カメラ
川を通っていく場合、腰あたりまで浸かる深い場所もあります。そのため、泳ぎが不安な方はライフジャケットを持参すると安心です。水中の生き物を観察したい方はシュノーケルも持っていきましょう!小エビや魚をすくって観察したい方は、網もお忘れなく。また、川を進んでいくので思いのほか体が冷えることも。保温可能なタンブラーに、温かい飲み物を入れて持参すればあたたまりますよ!防水になっていないスマホだと、落としたときが大惨事になるので、防水カメラを用意すれば安心です♪
人が少ない時期は、ズバリ冬。「冬の川なんて寒くて入れないんじゃないの!?」と思うかもしれませんが、真冬の2月でも水温は10℃程度はあるんです。厚手のウェットスーツを着ていれば、寒くて凍えることはないでしょう。また、冬のター滝は人が少ない分、水が透明でキレイなんですよ。
「真夏のター滝に行きたい!」という場合は、午前中の早い時間帯が断然おすすめです。お昼近くなると、ター滝には人がたくさん訪れて、芋洗い状態になることもしばしば…。特に週末のター滝に行く予定の方は、なるべく早い時間にでかけましょう。渋滞に巻き込まれることもありませんよ。
もちろん、一人でも楽しめますよ!滝の前に立って、一人で自然を満喫すると想像以上に癒されるはず♡どうしても寂しい場合は、ツアーに参加してみて。ツアーに参加することで、ガイドさんがいろんな情報を教えてくれたり、写真を撮ってくれたりしますよ。「時間的にツアーに参加するのが難しい」という方も安心してください。ター滝に向かう人は少なくないので、ツアーじゃなくても大丈夫です。道に迷う心配も少ないのですよ。しかし、泳ぎが苦手な方や安全面を考慮したい場合は、ツアーに参加するのがおすすめです。
基本的に水深が浅く、トレッキング初心者でも安心していけるター滝ですが、いくつか注意点があります。
*急な増水に注意
上流で急に雨が降った場合、一気に増水するケースがあります。天気予報を確認してからいきましょう。過去に、増水して取り残された人もいます。
*足元注意
川の中、もしくは岩場を進んでいくので、足元はとても滑りやすくなっています。そのため、ビーチサンダルはやめましょう。
*生き物に注意
ター滝周辺には、珍しい生き物が数多く生息しています。しかし、中には危険な生物もいるので、知識がない人がむやみやたらに触るのはやめましょう。
ようやく近年になってター滝の認知度もアップしてきましたが、それでも沖縄の観光スポットとしてはまだまだ穴場。それだけに、手つかずの自然が楽しめるので、唯一無二の体験ができちゃうんです。片道40分ほどの道のりには、ジュラシックパークのような風景やユニークな生き物など、見所がたくさんあります。冒険気分を味わって、日ごろのストレスを吹き飛ばしちゃいましょう。