ふらりとアートな小旅行へ♪神奈川県のおすすめ美術館と近くのカフェ7選

神奈川県には、横浜みなとみらいや、江ノ島、箱根などたくさんのお出かけスポットがあります。都内からのアクセスが良いおしゃれなスポットから、小旅行気分で温泉を楽しめるところなど、目的に合わせてさまざまな楽しみ方ができてとっても便利ですよね。人気の観光地だけでなく、女子のお出かけや旅行にぴったりの美術館も神奈川県にはたくさんあるんです☆

都内からアクセスが良く、人気アーティストの展示会を行っている都会的でおしゃれな美術館や、自然に囲まれた美術館など、神奈川には個性豊かな美術館がたくさんあります。一人でふらっと行ってみたり、友だちとショッピングがてら遊びに行ったり、プチ旅気分で足を伸ばしたり、美術館によって色んな楽しみ方ができちゃいますよ☆

美術館を見て歩きまわって疲れたら、おしゃれなカフェでひと休み。素敵なアートに触れたあとにほっと一息ついて、一人でまったり過ごしたり、お気に入りの作品について友だちと語り合ったりするのもいいですね♪ 今回はそんな女子のお出かけにぴったりの美術館と、近くにあるおすすめカフェをご紹介します。

「横浜美術館」は、みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約5分の立地にある美術館。周辺にはランドマークタワーや、ショッピングモールなどがあるため、ショッピングやお出かけがてら、立ち寄ることができますよ。

シンメトリーの外観や、高さ約20メートルの吹き抜けのエントランスなど、建物の美しさも楽しむことができます。展示内容は、年間3～4本の企画展と12,000点以上のコレクションの中から常時200～300展を展示するコレクション展が開催されています。

館内では未就学児から満12歳までが参加できる「子どものアトリエ」や、満12歳以上が参加できる「市民のアトリア」も開催されています。鑑賞するだけでなく、アートづくりも体験したいという方におすすめですよ♪

横浜美術館から徒歩約7分のところにあるカフェ「コクテル堂横浜みなとみらい店」。みなとみらい駅直結なので、ショッピングや美術館帰りにふらりと立ち寄るのにおすすめ◎

店内はカラフルなかわいい椅子や、ゆったり座れるソファの席があります。中庭や横浜美術館を見られる席もあり、まったりカフェを飲みながら、美術館の景観も楽しめますよ♪

こちらでは、みなとみらい店限定のコーヒー「みなとみらいブレンド」や、季節のフルーツを使ったケーキを楽しむことができます。コーヒーもご飯も楽しみたい欲張りさんにも嬉しい、ドリンク付きのパスタプレートやサンドセットもありますよ♪

「川崎市岡本太郎美術館」は、小田急線の「向ケ丘遊園駅」から徒歩約20分の場所にあります。バスで行く場合は系統により降りるバス停が異なるので事前に確認しておきましょう。川崎市最大級の公園である「生田緑地」内にあり自然も楽しむことができますよ。

「自然と融合した美術館」をコンセプトにしており、展示のほとんどは地下にあります。地上には、この美術館のシンボル「母の塔」が、常設展示室には、岡本太郎の最も有名な作品「太陽の塔」のレリーフが、個性溢れる岡本太郎ワールドへと誘います。

館内には、椅子がおなじみのモチーフとなっているカフェや、創作アトリエがありワークショップや創作教室が開かれています。幅広い年齢層の方が参加していて、一人でも友達同士でも楽しむことができます。アートの鑑賞だけでなく、アートを生み出したい人におすすめです♪あなたの秘めたる才能が爆発するかも！？

「ビストロ ル ブルジョン」は、岡本太郎美術館から徒歩約17分の場所にあります。小田急線「向ヶ丘遊園駅」からは徒歩約10分。赤く塗られた壁や店の前に置かれたベンチが可愛らしい、隠れ家的なフレンチレストランです。

店内には、14席のテーブル席があり、ゆっくりと寛ぐことができます。温かみのある店内でシェフ自慢の料理に舌鼓を打ちましょう。

ランチコースはメインの料理を魚か、お肉から選ぶことができます。前菜やポタージュ、ソーセージ、グラタンなど、その日によって変わるボリューム満点の内容です。アートを存分に楽しんだ後は、絶品料理も存分に堪能しましょう♪

「ポーラ美術館」は、箱根登山鉄道の「強羅駅」から施設めぐりバスで約13分のところにあります。箱根へは「新宿駅」から高速バスや、「箱根ロマンスカ」ーなどが出ており、小旅行気分を味わえるのも嬉しいポイント♪ちょっと都会から離れてまったりしたいというときにもおすすめです。

展示室は美術館が所有するコレクションを展示している常設展と、期間ごとの企画展があります。常設展では、「クロード・モネ」や「パブロ・ピカソ」など有名画家の作品や、日本画の巨匠「横山大観」や明治時代に洋画家として活躍した「岡田三郎助」など、日本から海外の画家の作品を幅広く取り揃えています。また絵画だけでなく、ガラス工芸や東洋陶磁、美術館としては珍しい古代から現代にかけての化粧道具のコレクションも展示されています。

遊歩道には、彫刻作品も展示されており、自然とアートのコラボレーションを楽しむことができます。自然の中をのんびり歩きながらアートを楽しむのもいいですよ♪

ポーラ美術館に併設されているカフェ「カフェ チューン」。美術館や遊歩道を歩いてちょっと疲れたら、一休みしましょう。

一面ガラス張りになった大きな窓からは、外の景色を見ることができます。まったりカフェを飲みながら、景色を楽しんじゃいましょう。

こちらでは、ケーキやドリンクセット、軽食を楽しむことができます。歩きまわって小腹が空いたときにもおすすめです。外の景色を楽しみながら、おしゃれで美味しいケーキに舌鼓を打つのもいいですね♪

「彫刻の森美術館」は、箱根登山鉄道の「彫刻の森駅」から徒歩約2分の立地にある美術館です。室内展示場や屋外彫刻、ピカソコレクションなどを展示しています。7万㎡の敷地に約120点もの彫刻が点在しているので、歩きやすい服装がおすすめですよ♪

本館ギャラリー、マルチホール、アートホール、緑陰ギャラリー、ピカソ館の5つの室内展示場と、屋外彫刻があります。この美術館では、パブロ・ピカソの作品を約300点所蔵しており、ピカソ館では陶芸作品を中心に絵画や彫刻などの作品を展示しています。

屋外の彫刻はもちろん、一見普通の建物に見えるものもアートの一部なんです。色んな角度から見たり、作品によっては触ったりできるものあるので、さまざまな形でアートを楽しむことができますよ♪

「彫刻の森カフェ」は、美術館の敷地内にあります。屋外彫刻を見て回って疲れてきたときに一息つくのにぴったり。カフェの外には「温泉足湯」が併設されているので、疲れた足を休めることもできるんです。源泉かけ流しの温泉に足を浸してゆっくりすごせば、からだの疲れもじわじわ癒されていきますよ♪

広々とした室内は一面ガラス張りになっているので、椅子に座りながらのんびり美術館の景観を眺めることができます。美しい景色と美味しいカフェに心もお腹も満たされますね。

カフェには、コーヒーやカフェラテといったドリンク以外にも日本茶や湘南ビールがあります。ほっと一息つきたい人も、お酒を飲みたい人も気分に合わせて楽しめますよ。ソフトクリームや、ホットドッグなどもあるので、小腹を満たしたい人にもおすすめ☆

「箱根ガラスの森美術館」は、箱根仙石原国道138号線沿いにある美術館です。公共機関で訪れる場合、「小田原駅」からの箱根登山バスで約40分、小田急高速バスで「新宿駅」からは約130分です。ちょっとだけ遠くに足を伸ばしたいときや、プチ女子旅にぴったりの立地です♪

美術館の敷地には、庭園や、現代ガラス美術館、ヴェネチアン・ガラス美術館、体験工房などがあります。庭園では、大涌谷と屋外に展示された作品を一緒に楽しむことができますよ♪特にヴェネチアン・ガラス美術館へ続く橋にかけられたクリスタルガラスのアーチ「光の回廊」は、風や太陽の光に合わせて美しく輝いていて、思わず目を奪われてしまいます。

館内には、オリジナルのガラス作品が作れる体験工房もありますよ。ガラスを溶かし溶接するヒュージング技法や、砂を吹き付けて模様を彫るサンドブラストなどが体験できます。出来上がるまでの工程も楽しみながら自分だけの作品を作っちゃいましょう☆

「箱根ガラスの森美術館」には、敷地内にカフェ・レストラン「ラ・カンツォーネ」があります。美しい大涌谷と彫刻作品が調和する庭園を見ながら食べる料理は絶品です♪

店内やテラス席からは美術館の庭園を見ることができます。天気の良い日には、オープンテラスで目の前の庭園を眺めることができますよ。イタリア人歌手によるライブ公演も開催されています。日にちや時間によって内容や演奏者は変わるので、事前に確認しておくのがおすすめです♪

カフェの食事は、パスタやフリット、前菜の盛り合わせなど、イタリア料理を楽しむことができます。季節のフルーツをふんだんに使ったフルーツティーや、メープルシロップとミルクを使ったメープルパフェなど、こだわりのドリンクやデザートも見逃せません。美しい庭園の風景と一緒に美味しい料理やデザートを楽しみましょう♪

「神奈川県立近代美術館葉山館」は、JR横須賀線「逗子駅」からバスで約20分の場所にあります。1951年に日本で初めての公立近代美術館として開館し、2016年に葉山館と鎌倉館の2つの美術館としてリニューアルオープンしました。

※設備工事のため2020年6月まで展示休止中

この美術館では、常設展と庭園に展示されている彫刻作品があります。2016年に旧鎌倉館から移設された9点の作品が加わり、17点の彫刻が庭園に、2点の壁画が展示されています。個人コレクターからの寄贈作品もあり、公式HPでは美術館とゆかりの深い個人コレクターの作品も紹介されているので、作品の詳細から持ち主の歴史まで知ることができますよ。

美術館は高台にあるため海を見渡すことができます。庭園からは海岸にも出られるので、アートだけでなく景色や自然も楽しめちゃいます♪

美術館にはレストラン「オランジュ・ブルー」が併設されています。旧鎌倉館に併設されていた平家池を見晴らす喫茶室の良さを引き継いだ、オーシャンビューを堪能できる西洋レストランです。

一番の特徴は、なんといってもオーシャンビュー。景色の良い日には富士山を見ることができるかも！？テラス席への持ち込みはデザートと飲み物のみで、ドリンクを飲みながら景色を堪能したり、店内でゆったりご飯を楽しんだりできます。

三崎港で採れた新鮮な魚介類を使ったブイヤベースや、手作りのシフォンケーキなど食材や調理にもこだわりが感じられます。海を眺めながらゆっくり味わいましょう♪

「横須賀美術館」は、市制100周年を記念して2007年に開館しました。京浜急行線の「馬堀海岸駅」からバスで約10分、「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」で下車し徒歩約2分の場所にあります。三浦半島の海岸沿いにあり、自然や潮風を感じられる美術館です。

展覧会は、期間によって変わる企画展、常設展、谷内六郎館があります。「谷内六郎館」では、26年にわたって『週刊新潮』の表紙絵を担当した作家、谷内六郎の作品を展示しています。原画だけでなく、表紙絵に合わせた言葉も展示されているので、谷内六郎が作品に込めた想いや考えをより深く感じることができます。

景観と一体化した外観を目指し設立された美術館は、後方が山に囲まれ、前方は海岸に面しており、開放感あふれる「屋上広場」では、目の前に広がる東京湾と潮風を感じることもできます♪普段は味わうことができない開放感を感じたい方におすすめです。

「アクアマーレ」は南青山に本店を構える「リストランテアクアパッツァ」のシェフが総料理長を務めるレストランです。東京湾を眺めながら三浦半島で採れた食材を使った逸品を味わうことができますよ。

店内は海を彷彿とさせる青と白のコンストラストで統一されたおしゃれな空間。外にはテラス席もあるので、天気の良い日には潮風を感じながら美味しい料理を堪能できます♪

三浦半島で採れた食材を存分に生かしたメニューが魅力。季節のお野菜や新鮮な魚介類をふんだんに使ったパスタやピザは絶品です♪

神奈川県の美術館と一緒に楽しめる、おしゃれなカフェ・レストランをご紹介しました。神奈川には気軽なショッピング気分や、プチ女子旅気分など、幅広い楽しみ方ができる美術館がたくさんあります。本格的なビストロレストランから、ぶらりと立ち寄れるカフェまで、飲食店もさまざま。美術館帰りに立ち寄って、まったりとくつろぐのにおすすめですよ♪週末にちょっとお出かけしたい時や、都内から足を伸ばしてみたい時など、気分に合わせて行きたいところを探してみてくださいね☆