2020年06月20日

【関東近郊】名曲を胸にお散歩しよう♪音楽にゆかりのある「ロケ地&スポット」7選
好きな曲を聴くとテンションが上がりますよね。ただ聴いて楽しむのも良いですが、“曲にゆかりのある場所”で聴けば、作品の世界観がより伝わってくるかも♪関東周辺には、人気アーティストのMVのロケ地や、主題歌を担当した映画のロケ地、歌詞が誕生した場所など、音楽ファンにはたまらないスポットがあります。SEKAI NO OWARI、米津玄師、“あいみょん”など、アーティストごとに「音楽にゆかりのあるスポット」を紹介しますね。
目次

日頃から音楽を楽しんでいる人は多いですよね。通勤途中のお供として聴いたり、作業中のBGMにしたりと、楽しみ方はさまざま。中には、お気に入りのアーティストのMVや、音楽雑誌のインタビュー、主題歌を担当した映画までチェックしている方もいるかと思います。そうやって色々とチェックすればするほど、ファンとしては曲にまつわるスポットに興味がわいてきませんか?
人気アーティストにまつわるスポットを厳選

そこで今回は「人気ソングと縁のあるスポット」 をピックアップ。SEKAI NO OWARI、米津玄師(よねづけんし)、“あいみょん”など、今をときめくアーティストごとにおすすめスポットをご紹介します。お気に入りの曲を聴きながら、その曲とリンクしているスポットを巡れば、作品の世界観がよりリアルに伝わってくるかもしれません。今回ご紹介する場所はどこも関東近郊にあるので、気軽に行けちゃいますよ♪
「あいみょん」ゆかりのスポット

2016年に「生きていたんだよな」でメジャーデビューし、5枚目のシングル「マリーゴールド」で一気に知名度を上げた“あいみょん”。2018年には紅白歌合戦への初出場を果たし、10代~20代を中心に熱い支持を集めているシンガーソングライターです。そんなあいみょんの楽曲からは2カ所を紹介します。
1.「ハルノヒ」のMV/静岡の「東伊豆町風力発電所」
海を見下ろす絶景!飾らないピュアな歌詞が心に響く…

まず1カ所目は「ハルノヒ」のMVが撮影された場所。この曲はアニメ映画の主題歌やビールのCMに使われているため、聞いたことがある人も多いのでは?静岡の「東伊豆町風力発電所」は、このMVの撮影場所の一つ。大きな風車の下で歌うあいみょんの姿が印象的でした。眼下には伊豆下田の海が広がり、晴れた日には伊豆諸島の島々を見られることも!開放感抜群なので大声で歌いたくなりますよ。日常のささやかな幸せをつづった歌詞を胸に、ゆったりお散歩してみましょう。

MVを担当したのは、あいみょんの「マリーゴールド」や「今夜このまま」のMVも手掛けた山田智和監督です。ちなみに、MVに登場する夕焼けのシーンは、静岡の大根島の景色だそう。いつかそちらにも行ってみたいですね♡

出典:www.instagram.com(@ta_kao_shii)
アクセスは伊豆稲取駅から車で約10分。風車の見学は自由で、近くまで車で行けちゃいます。ただし、途中、急坂や急カーブがあるので注意してくださいね。周りに余計な明かりが無いので、夜はこんなにきれいな星空を見られますよ。デートにもおすすめ♡
東伊豆町風力発電所 (風車見学)の詳細情報
2. 映画「空の青さを知る人よ」のロケ地/埼玉の「秩父ミューズパーク」
登場人物の目線で書き下ろした歌詞が染みわたる

次に紹介するのは、アニメ映画「空の青さを知る人よ」の舞台の一つである「秩父ミューズパーク」。この映画と同じタイトルの主題歌「空の青さを知る人よ」とエンディングテーマ曲「葵」をあいみょんが担当しています。主題歌は登場人物の“慎之介”の目線、エンディングテーマは“あおい”の目線で書かれているそうですよ。映画では「音楽堂」の裏にある階段が登場しているので、ぜひチェックしてみて。音楽堂へのアクセスは西武秩父駅から循環バス「ぐるりん号」で約30分。

広大な敷地内には、四季折々のお花畑に、芝生広場、レストラン、日帰り入浴施設などお楽しみがたくさん♪時間をかけてたっぷり楽しみたいですね。遊歩道沿いのイチョウ並木は、秋になると美しく色づきロマンチックな雰囲気に。曲を聴きながら歩けば、映画のシーンが頭に浮かんでくるかもしれません。

敷地内の「展望台」では秩父の街を一望できます。澄み切った青い空を好きなだけ眺めて、曲の世界にどっぷりひたりたいですね♡ここからの夜景も美しいですよ。
「米津玄師」ゆかりのスポット

紅白歌合戦で歌った代表曲「Lemon(レモン)」をはじめ、数々のヒット曲を生み出している米津玄師。もともとは“ハチ”という名前でインターネット上で活動していましたが、メジャーデビューしてからは知名度を上げ、幅広い年代から支持されています。自身が歌うだけでなく他のアーティストへの楽曲提供も行っていて、音楽ユニット・Foorin(フーリン)の「パプリカ」や菅田将暉の「まちがいさがし」などは社会現象を巻き起こすほど人気に。そんな米津玄師の“MVのロケ地”を紹介します。
3. 「灰色と青」のMV/東京の「恵比寿南二公園」
菅田将暉とのコラボで話題を集めた名曲

恵比寿駅から徒歩約7分の「恵比寿南二公園」は、菅田将暉とのコラボ曲として話題になった「灰色と青」のMVのロケ地です。MVでは米津玄師と菅田将暉、それぞれがこちらのブランコに座って歌うシーンが出てきますが、二人は同じ時間を共有していません。今は隣にいない親友を思い合いながら歌っているようなシーンは感動的ですよ。

MVでは日中と夜の公園が登場しています。時間に余裕があれば、どちらの時間帯にも訪れてみたいですね♪
恵比寿南二公園の詳細情報
お散歩の後はステキなカフェで一休みを
4.「馬と鹿」のMV/栃木の「大谷石の採石場跡地」
幻想的な場所で、熱い楽曲の世界に酔いしれる

出典:www.instagram.com(@ohyabase)
米津玄師の「馬と鹿」は、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」の主題歌。ラグビーW杯のニュースでも頻繁に使われ、話題を集めました。曲を思い出すだけで熱くなってきた…そんな方は、MVのロケ地となった栃木県・大谷地区の“採掘場跡地”に行ってみませんか?ただし、ここは通常は立ち入れない私有地なので、行かれる際は「OHYA UNDERGROUND(オオヤ アンダーグラウンド)」のツアーに参加してくださいね。出発地点は写真の「OHYA BASE(オオヤ ベース)」。ここから大谷エリアを散策し、採掘場跡地に向かいます。

出典:www.instagram.com(@ohyabase)
米津玄師がこの場所で歌っているシーンが何度か登場しているので、念入りにMVをチェックしてみてくださいね。

出典:www.instagram.com(@yucoffeeasy)
ツアーでは非日常感たっぷりな景色に出会えます。暗闇の中、ボートに乗って地底湖を進む体験はスリリング。別世界に迷い込んだような気持ちになれますよ。音楽仲間と一緒に行ってみたいですね!

出典:www.instagram.com(@ohyabase)
ツアー後は、出発地点の「OHYA BASE」に戻って来ます。館内はおしゃれな雰囲気♡カフェや観光案内、本まで用意されていて、散策疲れをゆったり癒せます。
「OHYA FUN TABLE」でお腹を満たすのもアリ
「SEKAI NO OWARI」ゆかりのスポット

ボーカル・ギター・ピアノ・DJというバンド編成のSEKAI NO OWARI(セカイ・ノ・オワリ)。そのポップでキャッチーな曲調や、哲学的で鋭い歌詞が、多くの人の心を掴んでいます。エンターテインメント性の高いライブも魅力的ですよね。2011年にメジャーデビューしてから知名度は広がり、今やおなじみの存在に♪そんなSEKAI NO OWARIにゆかりのあるスポットを要チェック。
5. 「スターライトパレード」の歌詞が誕生した場所/川崎の工場夜景
ファンタジックな工場夜景にドキドキワクワク

神奈川県・川崎市の工業地帯は、代表曲の一つである「スターライトパレード」の歌詞が誕生した場所。日本五大工場夜景の一つに数えられるこちらは、夜になると昼間とはガラリと違う雰囲気に。武骨な建物に無数の光が輝いている様子は、とても幻想的です。写真は、夜光(やこう)エリアの様子。ボーカルのFukaseは当時、この周辺を自転車で散策しながら歌詞を考えていたそうですよ。現地に足を運べば、曲の世界観をよりリアルに感じられるかもしれません。

暗闇に浮かび上がる工場の姿は、どこか非現実的。不思議な世界に迷い込んだような気分になれそうです。また、夜光エリアから千鳥橋を渡った先にある“千鳥町”も夜景の名所として有名なんですよ。近くには「JXTGエネルギー前」や「日本触媒前」などの停留所があるため、川崎駅からバスでアクセスOK。そのほか、周辺を巡るバスツアーに参加するのも一つの手です。
船の上から絶景を見られるクルーズツアーも

工場夜景を楽しむ方法は陸からだけではありません。各社のクルーズツアーに参加すれば、絵画のような世界を船の上から満喫できちゃいます!
「いきものがかり」ゆかりのスポット

2019年に結成20周年を迎えた「いきものがかり」は、今やJ-POPに欠かせない存在ですよね。神奈川県の厚⽊や海⽼名を中⼼に活躍を始め、2006年「SAKURA」でメジャーデビュー。美しいサウンドや、伸びやかな声、ユーモアたっぷりなMCなど魅力満載で、世代を超えて愛され続けています。そんな「いきものがかり」の楽曲からは、MVのロケ地を紹介します。
6「笑ってたいんだ」のMV/神奈川の「根岸森林公園」
希望に満ちた曲を胸に、ゆったりピクニックしたい♡

神奈川県・横浜市の「根岸森林公園」は、いきものがかりの20枚目のシングル「笑ってたいんだ」のMVが撮影された場所の一つ。色鮮やかな芝生広場で、白い服を着たメンバーが演奏するシーンは印象的でした。希望に満ちた歌詞やサウンドを聴きながらお散歩すれば、一気に元気になれそう♪園内の中央付近に、MVに登場した「木」があるそうなのでぜひ探してみて。お弁当を持参して、ファン仲間とピクニックを楽しむのもいいかもしれません。

敷地内にある「旧根岸競馬場一等馬見所(いっとううまみしょ)」もぜひチェックしてみて。日本初の洋式競馬場として長きにわたって活躍した建物は、雰囲気たっぷり。昔の栄華を思い起こさせる雰囲気があります。中には入れませんが、外から眺めるだけでも圧倒されますよ。
馬の博物館(根岸競馬記念公苑)の詳細情報
根岸森林公園の詳細情報
「back number」ゆかりのスポット

2011年にメジャーデビューした群馬出身のスリーピースバンド「back number(バックナンバー)」も名曲ぞろい。切ない恋心を歌った「高嶺の花子さん」や、まっすぐな思いが伝わってくる「クリスマスソング」にハマッた女子は多いのでは?ストーリー性のあるMVにもグッときますよね。思い出すだけで泣けてきた…そんな方のために、back numberゆかりのスポットを紹介します。
7.「繋いだ手から」のMV/神奈川の「象の鼻パーク」
なんて開放的!横浜らしい絶景が目の前に

ちなみに、公園から見える防波堤が象の鼻のように見えることから「象の鼻パーク」と名づけられたそうですよ。防波堤の向こうには「横浜赤レンガ倉庫」や大観覧車「コスモクロック21」などが見え、旅心が刺激されます。
象の鼻パークの詳細情報
そのまま横浜観光を楽しんで♪
曲の世界にどっぷりひたっちゃおう!

好きなアーティストにゆかりのあるスポットを巡れば、よりリアルに歌の世界を感じられるかもしれません。ご紹介した場所の他にもMVのロケ地や曲にまつわるスポットはたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね。