歴史・レジャー・廃墟好き女子にも？！香川県「屋島」の観光スポット10選

一度ハマると抜け出せない、それが歴史の魅力と言えます。日本には圧倒されるほどの長い長い年月に渡った歴史があり、その中で生きてきた偉人や現代の日本にも影響を与えるほどの出来事が各地に散りばめられています。そんな歴史の欠片を集めたい…と思う女子たちにおすすめなのが、香川県高松市にある「屋島（やしま）」です。屋島がある香川県へは東京から飛行機で約二時間、そこから在来線を乗り継ぐと到着します。

出典：はこりやさんの投稿

たまには日常を放り出して、歴史にどっぷりハマるもよし、廃墟好きの新たな自分の一面を発見するもよし、心ゆくまで讃岐うどんに舌鼓を打つも良し！歴史に触れる事はもちろん、名物讃岐うどん店や屋島ならではのホテルや旅館を訪れて、魅力あふれる広大な地、屋島を是非丸ごとご堪能ください♡それでは、数ある魅力を持つ屋島の観光スポットをご紹介します。

屋島山上の観光スポットは多くあり、歩いて回ろうと思ったら結構なもの。屋島の山上へ行くバスも多く出ていますが、レンタカーを借りてドライブするのもおすすめです！屋島の南麓から山上に至るまで、「屋島スカイウェイ」と呼ばれる観光道路が通っています。その道路を行けば途中にいくつものスポットがあり、効率的に観光地を回ることが出来ます。

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屋島ドライブウェイの途中には「ミステリー坂」や「おばけ坂」などと呼ばれるミステリースポットが存在し注目を集めています。どう見ても上り坂に見える坂が実は下り坂という奇妙な錯覚に陥るこのミステリー坂。観光のついでに少しヒヤッとした涼しさを体感しに行くのも良いかもしれませんね♪

屋島山上展望台からは、壇ノ浦の合戦の地ともなった瀬戸内海を望むことが出来ます。絶景が広がる屋島山頂からの景色を見ればきっと、窮屈になっていた心までも解放されることでしょう。

出典：にこん亭さんの投稿

「談古嶺（だんこれい）」は、義経の弓流しや那須与一の扇の的など、壇ノ浦の合戦の舞台を見下ろすことが出来る歴史好きには堪らない観光スポットの一つです。時には膨大な歴史に思いを馳せながら壇ノ浦を一望してみてはいかがでしょうか。屋島山上駐車場から徒歩5分と、分かりやすい場所にあるのも魅力です！

出典：Smile&Smileさんの投稿

獅子が吠えているかのように見られる岩が特徴的な「獅子の霊巌（ししのれいがん）」は、「日本の夕日百選」にも選ばれた絶景の夕日が望めるスポットです。そこからの瀬戸内海の眺めは素晴らしく、春にはその場所で桜も楽しむことが出来ます。夕方から夜までゆっくり景色を眺めていたら、瀬戸内海の海に反射する夕日のグラデーションの美しさに息をのむことでしょう。

現在四国八十八か所 第84番札所となり注目を浴びているのが、屋島の山頂にそびえる「屋島寺（やしまじ）」です。天平勝宝5年、律宗の開祖である鑑真和上が唐から難波に向かう途中屋島に訪れた際にお堂を建てたのが屋島寺の始まりとされています。お遍路さんブーム、讃岐うどんブームから香川県を訪れる人が多くなった近年、多くの人が屋島寺を訪れています。

由緒ある屋島寺は現在、パワースポットとしても人気です。本堂の右側に鎮座している狸の石像「蓑山(みのやま)大明神」は、屋島の氏神とされ多くの人に崇められています。屋島で源平合戦が繰り広げられていた当時。弓矢で打たれた狸を平重盛が助けたことから、恩義を受けた狸が後に盲目の名僧を導き恩返しをしたと伝えられています。

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屋島寺を守る蓑山大明神は狸の持つ習性から、縁結びや子宝、家庭円満にご利益があるとされています。パワースポットとしても名高い屋島寺で、狸のパワーを貰いに訪れてはいかがでしょうか？思い人とのご縁が繋がるかもしれませんよ♡

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山頂にある水族館に行ったことがあるでしょうか？「新屋島水族館（しんやしますいぞくかん）」は全国でも珍しい山の上にある水族館です。日本に5頭しか飼育されていない「アメリカマナティ」や、ドーナツ形の水槽で演技をする「ゼニガタアザラシ」など約130種類もの生物が新屋島水族館には生息しています。

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全面透明のボートに乗った間近でのいるかの餌やり体験が、世界唯一のイベントとして多くの人気を博しています。可愛いいるかたちに癒されると、何だか自分の心までやさしくなれそうですよね。土日祝限定のイベントですので、ご予定を組む際にはご注意ください！

屋島のふもとにある「四国村（しこくむら）」は、古き良き時代の民家や民具の展示を中心とした広大な野外博物館です。納められている民具は1万点にも及び、国の重要文化財にも指定されています。四国村に行けば、当時の暮らしぶりを窺い知ることが出来ますよ。

広大な敷地数を誇る四国村の一角には、ヨーロッパの海外や調度品を集めた「四国村ギャラリー」があります。庵治石を使った坂や菩薩像からは石の美しさに触れることも出来ます。また、四季折々の花々が咲き誇る場所とも知られ、特に春に広がるチューリップの景色は非常に魅力的。歴史、芸術、自然、たくさんのものを吸収できる屋島の魅力スポット、それが四国村です。

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「わら屋」は、風車と藁ぶき屋根の建物で有名な風情漂う讃岐うどんの人気店。江戸時代の民家を移築して再構築された風情ある店内。そこで頂く讃岐うどんは、絶品の一言です。

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わら家の名物は、大きな釜で茹で上げた熱々の「釜揚げうどん」です。シンプルかつ出来立ての味わいを堪能できるわら家で、どこか懐かしい時間を過ごしてみるのも良いかもしれませんね。

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「うどん本陣 山田屋（やまだや）」は、国の重要文化財にも指定された美しいお庭を望める讃岐うどん店です。ここの名物は、古来より伝わる「足踏み」「手打ち」「包丁切り」の三つの製法からなる讃岐うどんを釜で茹で上げつゆをかけて食べる「釜ぶっかけ」。秘伝の製法によるしっかりとした歯ごたえのうどん麺と、鰹節の旨味が凝縮された出汁のバランスは絶妙です。

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屋島から山田屋へのアクセス方法は、車で約10分ほど。団体客を何組も入れる事が出来るほどの広い店内を持つ山田屋には、100台ほど停まれる駐車場が完備されています。なかなか駐車場に入れないし讃岐うどんにありつけない…なんてこともほとんどなく、ストレスフリーで讃岐うどんを味わうことが出来るのは嬉しいですね！

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屋島のふもとにある「オーベルジュ ドゥ オオイシ」は、瀬戸内海と緑に囲まれたオシャレなオーベルジュです。ここではフランス料理を専門とするシェフが作る美味しい瀬戸内海産の素材を使ったメニューを頂くことができると、若い人たちの間で評判になっています。

出典：lovely sweetsさんの投稿

インテリアなどにも拘りぬいた限定5部屋のオーベルジュでは、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来ます。レストランウェディングも好評で、カップルで訪れた際はついつい瀬戸内を望むこんな暮らしもいいなぁ…そう思ってしまうかもしれませんね。

ペットがいるから遠出が出来ない、そんな方も多い事と思います。「屋島の宿 桃太郎（ももたろう）」は、ペットも一緒に泊まることのできる愛犬家の方などには非常に嬉しいお宿です。ウッドデッキ付きのお部屋も多く、愛犬をそこで遊ばせてあげることも出来るので、飼い主もペットも安心です。

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昔ばなし桃太郎を彷彿とさせるどこか懐かしいこのお宿からは、屋島が一望できます。檜風呂付のお部屋や、専用の石風呂が利用可能なお部屋などもあります。ゆっくりと旅の疲れを癒すことができるこのお宿で、くつろぎのひと時をどうぞお過ごしください♪

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屋島寺からの帰り道、展望台に向かう途中で一番最初にあるお店 「扇誉亭（せんよてい）」。東京オリンピックの開会式にも使われた音が出る唯一の石として伝わる「サヌカイト」は、讃岐を誇る名産品です。扇誉亭ではサヌカイトを使った製品を販売しており、多くの人々の心をその涼やかな音色で癒しています。

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美しい音色を奏でる楽器や風鈴、サヌカイトのペンダントなど販売商品は多岐に渡ります。夏の準備や思い出のおすそわけに、扇誉亭のサヌカイト製品を是非検討してみてはいかがでしょうか♪サヌカイトの音色と共に、屋島の思い出がきっと蘇ってきますよ。

出典：壽さんの投稿

たくさんの魅力であふれる場所、屋島。歴史やグルメだけでなく、レジャースポットやパワースポットとしても近年話題となっています。廃墟好き、ミステリー好きなどの少しマニアックな人達も訪れる屋島の魅力に、あなたも憑りつかれてしまうかもしれませんね。