昼は景勝地と歴史、夜は工場夜景を楽しもう！鉄のまち「室蘭市」の観光スポット13選

出典： コンサさんの投稿

北海道の南西部に位置する港町「室蘭市」。アイヌ語の「モ・ルエラニ(ゆるやかな下り坂)」が語源で、その名のとおり坂道が多く、高台の上からは美しい内浦湾(噴火湾)が一望できる街です。

出典：tacyuさんの投稿

明治時代の終わりに、日本とイギリスの3社合弁で日本製鋼所が設立。その後、日本製鉄室蘭製鉄所も設立されるなどして“鉄のまち”として発展しました。石炭を運ぶための鉄道も開通し、今日ではさまざまな重化学工場が立ち並ぶ工業の街でもあります。最近では美しい”工場夜景”を観に訪れる人も多いんだとか。

出典：J.tｐ.nobuさんの投稿

昼は景勝地と歴史、夜は工場夜景と2つの顔を楽しめる「室蘭市」。そこで今回は、室蘭市を訪れたらぜひ行きたい観光スポットを「絶景」や「史跡」、「文化施設」など分野ごとにご紹介します。市内とはいえ広いのでレンタカーで回るのが◎。ぜひ彼と一緒に訪れてみてくださいね。

出典：J.tｐ.nobuさんの投稿

室蘭市を代表する8つの景勝地「室蘭八景」のひとつに選ばれた「トッカリショ」。アイヌ語の「トカル・イショ(アザラシの岩)」に由来しています。その名の通り、かつては多くのアザラシが住んでいたんだとか。室蘭八景のひとつで「トッカリショの奇勝(きしょう)」とも称されるほど。クマザサの緑と美しい海岸線、青い海。そしてサスペンスドラマのロケ地にもなっていたという断崖絶壁は圧巻ですよ！

出典：Yosi.wさんの投稿

北海道三大観光・秘岬スポットの「地球岬」。ハヤブサやツバメが営巣する鳥たちの岬としても有名です。展望台からの大パノラマは感動の一言！ビルや建物に囲まれていては分からない、地球の丸さに感動するはず！ここはカップル旅で絶対外せないポイントです。

出典：Yosi.wさんの投稿

カップルで鳴らすと幸せに結ばれる「幸福の鐘」もありますよ。鐘の鎖に南京錠をかければさらに絆も深まるんだとか。彼と一緒に鳴らしてより仲を深めましょう。「道の駅 みたら室蘭 (室蘭市白鳥大橋記念館)」にも同じく「幸福の鐘」があります。市内に2つ鐘があるのは珍しいのだそう。ぜひ両方訪れてみて。

出典：きこりん@木古林直樹さんの投稿

美しい景色はどこかもの悲しさもあります。地球岬は漫画『親なるもの 断崖(だんがい)』の舞台でもあります。かつて室蘭には「幕西遊郭(まくにしゆうかく)」と呼ばれる花街がありました。漫画には、女郎として売られた4人の女の子の人生が描かれています。第21回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞したことでも話題になったんですよ。現代に生まれ、好きな人と一緒にいられることに心から感謝したくなるはず。

出典：J.tｐ.nobuさんの投稿

標高約200mの「測量山(そくりょうざん)」。室蘭市を一望できる絶景スポットで、4月～6月頃には運が良ければ海霧が発生したこんな風景も観られます。幻想的で忘れられない思い出になりそう。

出典：Jovovichさんの投稿

夜には山頂の電波塔がカラフルにライトアップ♡「室蘭希望の灯」と呼ばれ、1988年11月26日の点灯以来、30年以上も灯りがともされ続けています。ライトアップメッセージも申し込めるので、この機会に彼への感謝やお祝いの気持ちを送ってみては？メッセージは新聞やラジオ、公式のwebサイトに掲載されますよ。

「母恋駅」は、1935年に開駅したレトロかわいい木造駅舎。“母が恋しい”と読める駅名から、毎年母の日にあわせて「母の日記念乗車券」が発行されるんです♡

出典：くーにゃんさんの投稿

他にも有名なのが、駅弁「母恋めし」！ホッキ貝が丸ごと入ったユニークなお弁当は国内外問わずファンが多いんだとか。貝の中にはホッキ貝の炊き込みご飯が入っています。1日40食限定ですぐに売り切れてしまうので、早めにゲットしてくださいね。

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明治45年に建てられた「旧室蘭駅舎」は、北海道内の駅舎の中では最古の木造建築。とってもレトロな外観で全国的にも珍しい建築物なのだとか。外には機関車が展示されていたり、観光案内所兼待合室としても開放されたりしています。次にどこ行こうかなと迷ったら訪れてみて。

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市内唯一の国指定史跡。幕末の南部藩士たちが沿岸警備に当たった地で、「東蝦夷地南部藩陣屋跡(ひがしえぞちなんぶはんじんやあと)」や「モロラン陣屋跡」など4つの陣屋跡を観ることができます。知る人ぞ知る歴史スポットで、『武士道』を書いた新渡戸稲造のお父さんも赴任したことがあるんだとか。この場所に立って目をつむれば、沿岸警備にあたった武士たちの雄姿を感じとることができるかも。

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「モロラン陣屋跡」のすぐ近くにある「室蘭市民俗資料館(とんてん館)」。“とんてん”とは、とんてんかんと鉄を打つ音と屯田兵(とんでんへい)の音をかけ合わせたもの。館内には縄文時代の土器や埋蔵文化財など約22,000点の資料が収蔵・展示されています。室蘭のなりたちや歴史を学べるとっておきスポットですよ。

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実は文学も盛んな室蘭市。八木義徳、三浦清宏、長嶋有の3人もの芥川賞作家を輩出しているんです！その3作家たちの記念室や、市にゆかりのある小説家や漫画家、芸術家たちの貴重本や漫画本などが展示されています。元ビアホールだったレンガ造りの建物はステンドグラスの装飾がとってもオシャレ♡カフェスペースでまったり過ごしたら、記念に絵葉書を買って旅先から誰かに旅の便りを送ってみては？

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北海道最古の水族館「市立室蘭水族館」。入館料はなんと大人400円とおどろきの安さ！約100mのお散歩コースを往復する「ペンギンたちの行進(状況に応じて実施)」は、手の届く距離にペンギンたちが歩いてとってもかわいい♡メリーゴーラウンドやティーカップなどの乗り物もありますよ。通年開館ではなく毎年春～秋ころまでの営業なので、訪れる際は必ず開館情報をチェックしてくださいね。

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漂着したクジラを売り、そのお金を造営費用にしたことから「鯨八幡」とも呼ばれている「室蘭八幡宮」。「出世開運」、「商売繫盛」のほか、港町らしく「航海安全」や「豊漁祈願」などのご利益も。旅の安全を祈願しましょう。

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鯨モチーフの御朱印や、お守り、絵馬なども人気がありますよ。

出典：千秋☆さんの投稿

夏に室蘭市を訪れたら、ぜひ行きたいのがイルカのウォッチング。野生のイルカはイキイキとして迫力がありますよ。運がよければクジラやシャチ、オットセイも観られるかも！カマイルカの中には、”アルビノ”と呼ばれる色素が薄い個体がいて会えたらラッキーなんだとか…♡

出典：かなちゃん0514さんの投稿

室蘭市は「日本六大工場夜景」の一つ。4月～11月限定のナイトクルージングでは、工場群の夜景や白鳥大橋、測量山のライトアップなどきらめく夜景の数々を堪能できますよ。晴れた日の夜なら、星空とのコラボレーションも楽しめるんです。彼と感動の時間を過ごせますよ。

出典：Jovovichさんの投稿

お土産には「ボルタ」なんていかが？「ボルタ」とはボルトやナット、ワッシャーなどで作られた身長5㎝ほどのボルト人形です。“鉄のまち室蘭”らしいですよね。楽器やスポーツ、恋愛、戦国シリーズなどいろんなポーズがあるのでぜひお店をのぞいて見て。予約すれば製作体験もできちゃいます。家にボルタを飾れば、見るたびに楽しかった気持ちを思い出せそう♡

出典：J.tｐ.nobuさんの投稿

言葉を失うほどの絶景や先人の想いに触れられる史跡、きらめく工業夜景など、室蘭市にはステキなスポットがいっぱい！！昼と夜で異なる2つの顔を楽しめるのも魅力的ですよね。せっかく北海道に行くならぜひ室蘭市を訪れてみて。彼との忘れられない思い出ができますよ♡