【神戸・芦屋・西宮】お土産にもおすすめ！本店で味わうスイーツの旅〔5選〕／兵庫

「阪神間」と呼ばれる大阪と神戸を結ぶエリアは、お洒落なお店や観光スポットが多く、2つの県の魅力が楽しめて女子旅にぴったり。大阪からJRや私鉄である阪神電車・阪急電車が東西を結ぶので、アクセスも抜群です。東京からは新幹線であれば、新大阪または新神戸へ。飛行機なら神戸・伊丹・関西空港と3つの空港があるので、気軽に行くことができますよ。

阪神間には洋菓子店が多く、とくに兵庫県東側「神戸・芦屋・西宮」エリアは有名店の激戦区。阪神間に有名な洋菓子店が多い理由は、神戸がフランスやドイツ、スイスなど欧州各国との貿易の港として栄え、洋菓子文化が根付きやすかったという説があります。そんな歴史を感じながら、美味しいスイーツを味わうのも旅行の醍醐味ですね。

阪神間には御影や芦屋、夙川など高級住宅街が立ち並んでいます。そんなお洒落な街には洋菓子店の「本店」がたくさんあるんですよ。ユーハイムにケーニヒスクローネ、モロゾフ、アンリ・シャルパンティエ、一度は聞いたことがありませんか？これらは全て阪神間に本店がある全国でも有名な洋菓子店です。

今回はたくさんある美味しい洋菓子店から、生まれも育ちもの神戸の筆者がおすすめするお店の「本店」をご紹介。旅の思い出の味になったり、お土産に喜ばれたりする洋菓子をピックアップしました。甘くて美味しい洋菓子に幸せを感じる旅へご案内いたします♪

「Michel Bach（ミッシェルバッハ）」は阪急神戸線夙川駅から高級住宅街の苦楽園口方面へ歩いて約6分の住宅街の一角にあります。お店がある夙川は、春には桜が美しく、利便性も高い、幅広い世代から愛される憧れの街です。

予約は半年以上、当日購入は開店前から並ばなければ買えないという「クッキーロゼ」。幻のクッキーと称され、並んででも買いたい一品です。サックリとしたクッキー生地にアプリコットとチョコレートの相性が抜群！早起きして買いに行く価値がありますよ。

クッキーだけでなく、生菓子もおすすめです。シンプルな味わいのエクレアは優しい甘さで、幸せな時間を与えてくれますよ。チョコレートだけでなく、抹茶、ナッツ、シナモン、オレンジなどいろいろな味を楽しむことができます。

「チョコレートハウス モンロワール」は阪急神戸線岡本駅またはJR神戸線摂津本山駅からアクセスできます。岡本駅から異国情緒のある石畳の道を通るとお店が見えてきます。

お土産におすすめなのは「リーフメモリー」です。かわいい巾着の中には葉っぱの形をしたチョコレートが入っています。味もミルクやビター、抹茶、ホワイト、クランベリーなどがあり、巾着の色によって入っている味が異なります。みんなで味を交換しながら食べるもいいですね！

チョコレートハウスということだけあり、チョコレートの原料から調合までしっかりとしたこだわりがあります。「チョコレートのある暮らし」をテーマにした、「ラヴィアンショコラ」は割って食べるチョコレート。店舗ではいろんな種類を割って用意してくれますよ。素材の豊かな味わいに大満足です。

JR神戸線芦屋駅から徒歩約5分、阪神間の幹線道路である2号線沿いに「ビゴの店 本店」があります。木の温もりを感じる、優しい雰囲気のあるお店です。

「ビゴの店」の創業者であるフィリップ・カミーユ・アルフォンス・ビゴさんは日本におけるフランスパンの普及に貢献したとされています。どれを選んでも美味しいパンのなかでも、筆者のおすすめは「明太子フランス」です。明太子とフランスパンのシンプルな味わいの絶妙なバランスは、忘れられない味になるかも。

ビゴの店はパン屋さんなのですが、焼き菓子や洋菓子も販売しています。その中でもクッキーはお土産におすすめです。ホームメイド感がする優しい味わいのクッキーを、ぜひ大切な人へのプレゼントに♪素朴な見た目ですが、バターの味わいにサクサクした食感はくせになります。

期間限定になるのですが、1月に行くことがあれば「ガレット・デ・ロワ」をおすすめします。「ガレット・デ・ロワ 」は”王様のお菓子”という意味のフランスの新年に食べられる伝統菓子です。中に”フェーブ”と呼ばれる、小さな陶器が入っています。切り分けて食べた時にフェーブが入っていた人は、王様・女王様として祝福を受け、その1年を幸せに過ごせるといわれる、運試しにぴったりの焼き菓子です。

阪急甲陽線甲陽園駅から、少し山側へ約1分上がったところに「ケーキハウス ツマガリ」があります。地下に降りる店舗には生菓子が、階段を上がって2階に上がるとクッキーなどの焼き菓子が並んでいます。地元のマダムたちも愛する洋菓子店です。

ツマガリのクッキーは種類が豊富で迷ってしまうほどです。どれを選んでも素材の味や、オリジナルの発酵バターの濃厚な味などに満足するものばかり。「甲陽園のくるみ坂」や「甲山大師道（かぶとやまたいしみち）」など地元の地名が付けられたクッキーもお土産におすすめですよ。

ツマガリの生菓子は、本店のみ販売しているので特別感があります。人気が高いシュークリームや季節限定のケーキはここでしか味わうことができません。並んでも買いたいケーキがたくさん用意されていますよ。

阪急神戸線御影駅から徒歩約5分の場所にある「SECESSION KONDITORATELIER（セセシオン コンディトアアテリエ ）」はドイツ菓子の有名店です。コンディトアアテリエはドイツ語で”菓子職人のアトリエ”。セセシオンの美味しいドイツ菓子をつくる店舗は神戸御影だけになります。

ケーキなどの生菓子も美味しいのですが、ぜひセセシオンでは焼き菓子を食べてみてください。特にフィナンシェは焦がしバターの味わいがたっぷりつまった一品。外は焼き菓子のカリッと感、中はバターのジュワッと感があり何度でも食べたくなる味です。

「セセシオン」は実は、神戸の老舗の珈琲店「神戸にしむら珈琲店」が展開するドイツ菓子店なんです。セセシオンの向かいにあるにしむら珈琲や、神戸の街にあるにしむら珈琲の店舗では、セセシオンのケーキを珈琲と一緒にオーダーすることができますよ。

阪神間のスイーツをもっと楽しむなら、お洒落で洗練された街神戸を拠点にしてみてはいかが？ここでは女子旅がさらに盛り上がる神戸のおすすめのホテル・観光情報をご紹介します！

阪神間の神戸・芦屋・西宮にある、こだわりの洋菓子を販売するお店をご紹介しました。甘いものを食べると幸せを感じる女子も多いはず。思い出の味として、旅先で楽しむのはもちろん、みんなに喜ばれるお土産としてもおすすめです。阪神間を訪れる際は、ぜひ洋菓子の本店巡りの旅を楽しんでみてください♪