【神戸】ときめく作品と出会う♪美術館とアートスポットを巡るひとり旅〔10選〕

忙しい毎日を過ごしていて、同じような景色ばかり見る日々が続くと、ふと「どこかに行きたい」という気持ちが込み上げてくるもの。それは「いつもと違う刺激が欲しい」「自分をもっと変えたい」というサインかもしれません。そんなときは一人で旅に出かけて、思いっきり新鮮な空気を吸ってみることも必要です！

何かいつもと違う刺激が欲しいときは、様々なアートに触れてみるのがおすすめ。多くの美術館やクラシカルな建物がひしめき合う神戸は、街を歩いているだけでも心ときめくものに出会えそうなひとり旅にぴったりの場所です。美術館やアートスポットでじっくり作品と向き合って、感性を磨きましょう♪

神戸で人気の観光スポット「北野異人館街」。新幹線が止まる新神戸駅から徒歩約10分とアクセスもいいので、神戸を訪れた際はぜひ立ち寄ってほしい場所です。洋館がいくつも並び、歩いているだけでワクワクするような異国情緒溢れる美しい街。この場所で楽しめるアートスポットをご紹介します♪

北野異人館街の中にある「神戸北野美術館」。フランスのパリを見渡すことができる高台の街・モンマルトル地区と、そこで活躍した芸術家たちの作品を紹介しています。世界的に有名な多くの芸術家たちが愛し住んでいたという、モンマルトルで描かれた作品の数々。情景を想像しながらアートな気分に浸れます。

北野美術館には、モンマルトルに実際にある美術館のオープンカフェをイメージしたカフェスペースも併設。展示を楽しんだ後は、カフェで優雅なティータイムを過ごすのもいいですね♪

「神戸トリックアート不思議な領事館」は北野異人館街の中心部にあり、異人館の中では珍しいアミューズメントスポットです。様々なトリックアートが展示されており、神戸オリジナルシリーズやアドベンチャーワールド、錯視の世界、錯覚・脳のトレーニング、名画の世界、迷宮の部屋と6つの世界を楽しむことができます♪

見て、触って、写真撮影もできる参加型のアート作品が人気。様々な錯覚を体感することができますよ。面白い作品がたくさんあるので、どんな秘密が隠されているかじっくり探してみましょう！

「スターバックス神戸北野異人館店」は、普段のスターバックスとは少し違った特別感のあるコンセプトストアです。外観は白と緑のコントラストが印象的。なんと国の登録有形文化財に指定されている歴史的な建造物なんです。

店内は、建物が建設された1907年当時の雰囲気がそのまま生かされているので、まるでタイムスリップしたよう。ダイニングルームやゲストルームなど、それぞれの部屋に合うアンティークな家具が配置され、部屋によって雰囲気が異なります。北野は坂が多いので歩き疲れたときは、異人館の雰囲気が味わえるこのスターバックスでくつろぎましょう♪

“ミュージアムロード”とはJR「灘駅」から南北に続く道の愛称で、この道を歩いていると様々な美術館やギャラリー、パブリックアートと出会うことができます。有名な建築家が設計した施設も多く、建物自体も作品になっていて見どころ満載！アートの旅には欠かせない場所です。

様々な地域の彫刻や版画作品から兵庫ゆかりの絵画作品まで、幅広いアートを多数所蔵する「兵庫県立美術館」。ゴッホなどの名作が並ぶ特別展も人気で、展覧会のある時期には特にたくさんの人々が訪れます。コンサートやワークショップなど、多彩なイベントも開催されているので、行く前にチェックしてみましょう。

この美術館を設計したのは、日本を代表する建築家・安藤忠雄氏。落ち着いた雰囲気のエントランスホール、自然光が差し込む廻廊など、館内にも様々な演出が。屋外の円形テラスは、思わず写真を撮りたくなるような美しい設計です。展示だけでなく、建物にも注目してみてくださいね！

建築家・村野藤吾氏が設計した美術館をリニューアルして作られた「横尾忠則現代美術館」。兵庫県西脇市出身の美術家である横尾忠則氏が寄贈・寄託した作品が展示されており、彼の多彩な芸術に触れることができます。現代的でカラフルな作品は刺激的で、パッと印象に残るものばかりです！

時期によって異なる企画展が開催されており、年に3回ほど横尾忠則氏本人が企画したイベントも行われています。ただ作品を展示するだけでなく、企画展ならではの仕掛けもありますよ。写真撮影OKな作品もあるので、アートな写真を撮ってみましょう！

「横尾忠則現代美術館」から徒歩約10分ほど、阪急・王子公園駅のすぐ近くにある「Nim.cafe」。木を基調としていて落ち着いた空間の店内は、一人でゆったり過ごすにぴったり。かわいい雑貨も置いてあり、女性に人気のカフェです。

ランチメニューは日替わりで、パスタ・オムライス・サンドイッチなどから選べます。デザートメニューも手作りケーキなどどれも美味しそう♪美術館に行く前にランチしたり、休憩としてデザートを頼んだり、状況に応じて使い分けができる点でもおすすめです。

神戸の中心地から少し足を伸ばすと、珍しいミュージアムに出会うことができます。神戸ならではのおしゃれで写真映えするスポットばかり♪せっかく神戸に来たなら訪れてほしい場所をご紹介します。

六甲アイランド線「アイランドセンター駅」徒歩約1分のところにある「神戸ファッション美術館」は、日本初のファッションをテーマにした公立美術館です。ロココから現代までの服飾史が分かるコレクション展では、様々な時代のファッションを見て楽しむことができます。多彩なアートが展示される特別展も魅力的。おしゃれをしたい気持ちが高まります。

ベーシック展示では西洋服飾史をスタイル別に学ぶことができる「西洋服飾史スタイルガイド」をもらうことができます。18世紀から現在までの収蔵品を時系列に沿って紹介しており、いつの時代にどの国でどんなスタイルが流行っていたのか、ファッションのポイントを知ることができますよ。

イベントによっては、実際にドレスを試着できちゃうこともありますよ。館内に設置されている国内美術館で初の「着せかえサイネージシステム」も魅力のひとつ。18世紀ヨーロッパの宮廷衣装や民族衣装、現代ファッションまで、約10種類の衣装のバーチャル試着ができちゃいます！ポストカードに印刷することもできますよ。普段着ることのない衣装ばかりなので、新たな発見があるかも。

六甲ケーブルに乗って、六甲山へ。自然あふれる六甲山の中に、珍しいアンティーク・オルゴールを見て聴いて楽しめるミュージアム「六甲オルゴールミュージアム」があります。館内では様々なオルゴールが販売されていて、オルゴールの組立体験もできるので、旅の思い出に自分にぴったりのオルゴールを見つけてみるのもいいですね。

毎日開催しているオルゴールコンサートでは、オルゴールの歴史や仕組みを解説してくれるだけでなく、様々なオルゴールや自動演奏楽器の演奏を楽しめます。仕掛けがいっぱいの緻密に作られたオルゴールは、何度見ても見飽きない面白さがありますよ。オルゴールを楽しんだ後は、季節の花が咲くミュージアムガーデンを散策するのもおすすめです♪

毎年秋頃に開催されている「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」は、様々なアーティストによる現代アートを六甲山の至るところで楽しめる人気の高いイベントです。六甲山の美しい眺望とアートのコラボレーションが生み出す期間限定の青空ミュージアム。ここでしか見ることのできない、幻想的な世界を楽しむことができますよ。

その名の通り、六甲山を散歩しながらさまざまな"アートに出会う”ことができます。色々なところでアートを見つける喜びや驚きがあり、難しいイメージのある現代アートと楽しく触れ合うことができますよ。

毎年SNSのフォトコンテストが行われるほど、写真を撮りたくなるスポット満載のイベント。ぜひカメラを持って、アートを探してみてください。自然の移ろいを五感で感じてリフレッシュしながら、アートな散歩を満喫しましょう♪

※写真は全て過去の展示風景です。

神戸の街並みが一望できる施設・六甲ガーデンテラス。セレクトショップや雑貨屋、お土産屋もある六甲山の人気観光スポットです。その中でも「グラニットカフェ」は、とびきりの見晴らしとおしゃれな創作料理が人気。スイーツの種類も豊富です。

店内はモダンなインテリアがおしゃれな落ち着いた空間。店内でも窓からの眺めが絶景ですが、晴れた日にはテラス席もおすすめです。おしゃれな創作料理やデザートは味も一流。夜は神戸の美しい夜景が見えて、ロマンチックな雰囲気になります♪

神戸でのアートな旅におすすめなスポットをご紹介しましたが、他にも神戸旅におすすめな情報を紹介します。こちらの記事も参考にして、もっと神戸旅を楽しんでくださいね。

幅広いジャンルのミュージアムが揃う神戸は、アートを楽しむ旅にぴったりの場所です。自分の好きなペースで回れる一人旅なら、きっと心ときめく作品に出会えるはず♪じっくり作品を楽しんでいるうちに感性が磨かれて、帰るころには自分が少し変わったような気分になれるかも。「どこかに行きたい」そう思ったら、神戸の街へアートに出会う旅に出かけてみましょう。