水の都「三島」で癒されデート♡カップルで三島観光におすすめのスポット8選

三島駅から徒歩約5分、市街の中心を流れる全長約1.5kmの「源兵衛川」。人間も生物とおなじく、水辺に集まって癒されてみて。川の流れに沿うようにお散歩して、せせらぎに耳を傾けたり、夏は手足をつけて清流を感じたり。飛び石が設置されているところもあるので、2人で手を取り合いながら、散策してみてくださいね。

川遊びをする子供たちの姿が見られるようになるのは、5月頃からです。源兵衛川流域の自然は、再生活動によって復活し、今では多くの魚や生物が生息しています。水温は年間を通じて約15～16度。夏は涼しく、冬は温かく感じられます。5月上旬から6月中旬にかけては、蛍が川面に舞う姿をみることができますよ。

「三嶋大社」は、源頼朝が挙兵の際に戦勝祈願し、平家に勝利したことでも有名です。祈願に訪れた源頼朝と、北条政子の夫婦が、腰掛けて休息したと伝えられる石もあります。総ケヤキの木で造られている本殿・幣殿・拝殿は、国の重要文化財に指定されている価値のあるもの。歴史を感じる建造物や史跡に思いを馳せる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

初詣には、約60万人が参拝に訪れるパワーあふれるスポットです。境内には、天然記念物の樹齢1,200年の金木犀があり、秋には花を咲かせます。春には参道のソメイヨシノや三島桜、神池周辺には枝垂れ桜も見ることができますよ。

「三島大吊橋」は全長約400mの日本一長い歩行者専用吊橋です。360度が絶景。富士山や駿河湾の眺めを堪能できます。アクティブな体験ができる北エリアと、展望エリアやギフトショップのある南エリアを「三島大吊橋」が結んでいます。“吊り橋効果”で気になる人と急接近したい、ときになんかいいかも♪

景色をゆっくり楽しんだり、アクティブな体験でワクワクしたり、好きなように楽しめるのが「三島スカイウォーク」の良いところ。体を動かして爽快な気分になりたいなら「フォレストアドベンチャー」がおすすめ。ハーネスをつけて樹から樹へ移動していく、体験型アクティビティです。疲れたら「ピクニックカフェ」や「森のキッチン」で一休み。花のシャンデリアが天井に彩られた「スカイガーデン」も素敵です。

「楽寿園」は三島駅前にある緑豊かな市立公園です。園内には“小浜の森”など4つの森から構成されていて、緑あふれる癒しのスポット。雨でも情緒を感じられますよ。どうぶつ広場でカピバラやアルパカに会うのも楽しいです。

庭園は国の天然記念物及び、名勝に指定されています。池の底には「富士山」の噴火によって流れ出た溶岩が広がり、溶岩の間から湧き出した湧き水が「小浜池」に流れ込んでいるそう。水位は毎日変化しますが、数年に1度だけ水位の高くなる日も。約1万年前に「富士山」の噴火があったことを今に伝える場所でもあります。

貴重な日本刀や彫刻、陶磁器などのコレクションを展示している「佐野美術館」。常設展示と展示会を年7回程度開催しています。文化的なカップルなら、日本や東洋の美術品に触れたり、美術館の庭園をお散歩するのもおすすめです。

コレクションを見学した後は、ぜひ庭園を散策してみてください。自然のままの雰囲気を活かした回遊式の庭園は美しく、四季を感じることができます。春は梅や桜、秋は紅葉を楽しめます。夏は竹林が風にそよぐ音を聞きながら涼むのも癒されます。庭園に佇む日本家屋「隆泉苑」は、国の登録有形文化遺産です。

「中郷温水池公園」へ行く途中、国道1号線の手前に「三島梅花藻(ミシマバイカモ)」の群生が見られます。キンポウゲ科の水草で、梅の花に似ていることからこの名前がつけられました。可憐な白い花は健気でかわいらしくて癒されます。

少し歩き疲れたらベンチで休憩しましょう。「中郷温水池」は、遠景ながら“逆さ富士”が見られるスポット。富士山の湧き水はそのままだと冷たいので、このため池で一度温めてから農業用水などに活用されるのだそう。池で泳ぐ野鳥を眺めながら、癒しのお散歩が叶います。

出典：胃袋喝采さんの投稿

富士山の湧き水でうなぎが美味しくなるといわれる三島は、うなぎ専門店も多いです。どこも行列必至の人気店ですが、特に人気なのは「桜家」。やわらかくてふわっとしたうなぎは、脂っこくないので女子でもぺろりと食べられちゃいます。臭みがないのは、富士山の伏流水に数日さらして調理しているから。行列が絶えないのも頷けます。お店の外にベンチが用意されていて、座って待つことができるのも嬉しい配慮ですね。

「桜家」は混雑していると3時間近く待つこともありますが、そんなときには周辺の散策もおすすめ。「桜家」のすぐお隣の「三石神社」のすぐ近くには、“時の鐘”があります。戦争で一度は姿が見られなくなった鐘は、昭和25年に再建されました。今でも毎日18時に鳴らされています。水音を聞きながら、川沿いを散策してみては。

“時の鐘”の少し先には、源兵衛川を渡る「伊豆箱根鉄道駿豆線」が間近で見られるスポットもあります。「いずっぱこ」と呼ばれて親しまれている電車は、人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」にも登場しました。

伊豆箱根鉄道駿豆線の車両にあるハートのつり革。超希少なので、出合えたらラッキー♪2014年には「ごめんね青春！」。2016年には「逃げるは恥だが役に立つ」で三島駅が登場しています。「逃げ恥」では温泉一泊旅行のクライマックス、電車の中での突然のキス･･･忘れられないシーンですよね。「逃げ恥」でも車内が使われた「伊豆箱根鉄道駿豆線」には、約30車両のつり革のうち、ハートのつり革が１つだけ取り付けられています。どの車両にあるのかはわかりませんが、出合えたらかなりの幸運！？

出典：セバ1969さんの投稿

JR三島駅から徒歩約7分、グレイッシュなカラーがおしゃれな「ウェンズディコーヒースタンド」。店内もすっきりとした内装で、まるで海外のカフェのよう。店内は約7席だけなので混雑していることもありますが、テイクアウトして川沿いでコーヒーブレイクするのもおすすめです。

出典：6to8yaさんの投稿

コーヒーやスイーツなど、店主のこだわりが感じられるメニューがそろっています。コーヒーやカフェラテのお供にチーズケーキを注文するお客様が多いようですが「あんバタートースト」もおすすめ。「あんバタートースト」には、三島市内の「JUNkobo bakery（ジュンコウボウベーカリー）」の食パンを使用し、あんも地元の製餡所から仕入れています。

川の流れに沿って観光スポットを巡れる三島。美しい水からマイナスイオンを沢山感じたら、心も体も癒されます。散策しながら手を繋いで過ごせば、心の距離も自然と近づいて安心感に満たされるはず。2人の絆を深められる三島の旅をぜひ楽しんでみてくださいね。