四万温泉でのんびり一人旅。お部屋食のホッとする旅館「時わすれの宿 佳元」

家に帰るともうクタクタで、夕食を作るのも面倒、と感じるほど気力がなくなってしまう時ってありますよね。仮眠のつもりでカウチに横たわったまま、朝までぐっすり…なんてことも。そんな時は、きっと心と体があなたに向かって「ちょっと休もうよ」とサインを出しているのかもしれません。

家でゆっくり過ごすのも良いですが、「家にいるとつい家事をしたり、パソコンを開いて仕事のメールをチェックしたりしてしまう」という人も多いのでは？ そんな時は思い切って家から離れて、一人旅をしてみるのもおすすめです。居心地の良い温泉宿を見つけて、日がな一日のんびり。非日常的な場所は、仕事や日々のストレスを忘れさせてくれますよ。

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群馬県の四万温泉にある「時わすれの宿 佳元」は、その名の通り"時間を忘れて"のんびりしたい時にぴったりの旅館。全8室の落ち着いた雰囲気で、お部屋食や貸切風呂、露天風呂付き客室といった、一人旅に嬉しいおもてなしが揃っているんです。周りの目を気にせず、自分のペースでくつろげますよ。

この記事では大人女性の一人旅をイメージして、「時わすれの宿 佳元」の魅力や過ごし方をご提案します。ぜひ旅の参考にしてみて下さいね。

出典：役満太郎さんの投稿

「時わすれの宿 佳元」があるのは、群馬県の四万温泉。東京から車で約3時間、電車やバスなら約3時間〜3時間半ほどでアクセスできる、山間の静かな温泉地です。国立公園の中にあるため自然豊かで、夏は青々とした新緑が、秋は紅葉が美しいですよ。

出典：オリジンさんの投稿

”四万ブルー”と呼ばれる神秘的な色をした「奥四万湖」や、透き通った清流など、絶景スポットがたくさん。到着したら、まずは心が洗われるような景色を楽しんでみて。日頃のストレスも忘れられますよ。

出典：RAさんの投稿

四万温泉のバス停周辺は小さな温泉街になっていて、美しい四万川のほとりに旅館や飲食店が建ち並んでいます。ゆっくりとした時間が流れるレトロな雰囲気に癒されつつ、散策を楽しめますよ。

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ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する「湯屋」のモデルになったとも言われている旅館「積善館」、名物女将さんがいる昔ながらの遊技場「柳屋遊技場 スマートボール」など、見どころも多数。

注文した後に焼いてくれるという「やきまんじゅう島村」のおまんじゅうは、温泉街さんぽのお供にぴったり。他にもおしゃれなカフェや昔ながらのお食事処など様々なグルメスポットがあるので、食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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四万温泉のバス停から「時わすれの宿 佳元」までは、徒歩約10分。四万温泉街から少し離れた、ゆずりは地区にあります。"時忘れの宿"という名前がぴったりの落ち着いた雰囲気。エントランスまで続く敷石を一歩踏み進むたびに、どんな旅が始まるのか期待が高まります。

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チェックインは15時から。田舎に帰ったような気持ちで玄関をくぐると、目につくのが「囲炉裏ラウンジ」です。ぬくもりのある空間で、気持ちがふわっとほぐれます。ウェルカムドリンクと自家製のお茶菓子のおもてなしがあるので、客室に行く前に一休みしましょう。

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お部屋でゆっくりと自分の時間を満喫したいなら、源泉かけ流しの露天風呂付きのお部屋がおすすめです。客室によって湯船のデザインが違うので、好みを選んでみて下さいね。「樅-momi-」のお部屋は信楽焼の露天風呂で、プライベートな空間でありながら開放感も◎。眼下には翡翠色の四万川が流れる渓谷が広がっていて、景色に癒されます。

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お部屋はゆとりのある10畳の和室。畳の感触が心地よく、まったりと過ごせますよ。窓そばには広縁があり、外の風景を眺めながらお茶を楽しんだりもできます。

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贅沢を味わうなら「竹-take-」がおすすめ。2020年にリニューアルした特別室で、ジェットバス付きの広々とした専用バスルームが備えられています。のんびり温まった後は、湯船の横のデイベッドでうたたね。ソファで優雅にドリンクを味わうこともできちゃいます。おしゃれな空間でご褒美ステイが叶いますよ。

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和洋室タイプの12畳ベッドルームの他に、小あがりリビングと専用のダイニングルームまであります。四万温泉のクラフトビールを注文して、テレビを見ながらデイベッドでごろごろ。至福の時間を過ごせそうですね。

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宿泊費を抑えつつ楽しみたい方には、スタンダードな和室がおすすめ。1泊2食付きで2万円以下〜の宿泊プランがありますよ。10畳のゆったりとした空間で川のせせらぎを聴きつつ、窓の外に広がる楓仙峡の景色を眺めてのんびり。読みかけの本を持ってきて読書を楽しむのも良いですね。慌ただしい日々を忘れてくつろぎましょう。

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一般客室にはお風呂が付いていませんが、館内には大浴場と貸切風呂があります。周りを気にせず温泉を楽しみたい方は、貸切風呂「幸泉の湯」へどうぞ。朝6時から午後23時まで無料で利用できるうえに、予約も不要。一人でゆっくりできますよ。ステンドグラスから射し込む光がとても幻想的で、見ているだけでも癒されそうです。

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囲炉裏ラウンジには試飲コーナーあり、種類豊富な焼酎の飲み比べを楽しめます。17時15分までは「ハッピーアワー」で、生ビールや焼酎を半額でいただけるサービスも！お風呂上がりの一杯にいかがでしょうか？

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食前酒を兼ねて飲み比べてみるのも良いですね。アルコールが苦手な方には、牛蒡やたんぽぽの根などをブレンドしたウエルネスハーブティーもありますよ。

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食事はお部屋、または個室の食事処でいただけます。他の宿泊者が気にならないので、プライベートな空間でゆっくりお料理を楽しめますよ。

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夕食は、座付きから始まり、デザートで終わる約8品の会席料理。季節のものと地のものを使った上品な内容です。銀座の名店「銀座一期」の店主・高石幹夫氏が料理顧問を務め、老舗料亭出身の料理長とともにつくりあげる会席は、どこか独創的。他の旅館とはひと味違う食体験ができるはずですよ。

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メインのお肉は、上州牛、麦豚、赤城地鶏など地元の名産品。四万の美しい水が育んだ川魚や、種類豊富な野菜も魅力です。献立は旬の食材を使っているだけに月ごとにメニューが変わります。ある日のメニュー「昆布鍋」は、肉厚の昆布を鍋に敷きつめてお出汁をとり、群馬の地元野菜や上州肉を湯にくぐらせていただく珍しいお料理。奄美大島出身の女将が厳選した、おいしいお酒と一緒に味わってみたいですね。

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締めのデザートも季節があります。こちらは、ある日の「青紫蘇（あおじそ）のシャーベットと水羊羹」。暑い夏にぴったりの、食べてさっぱり、見た目も涼しげな一品ですね。器にもこだわりが感じられて、楽しい夜のひと時を過ごせそうです。

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ぐっすりと眠った翌朝は、朝風呂でシャキッとスタートしてはいかがでしょう？ 大浴場は24時間オープンしているので、早起きして一番風呂を楽しむのも気持ちが良いですよ。手足を伸ばせる広めの内湯と露天風呂で、朝日を浴びながら温泉浴。明るい気持ちになりそうですね。

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「時わすれの宿 佳元」のお湯は、群馬の名湯・四万温泉。1000年を超える歴史がある温泉で、天然の保湿成分といわれるメタケイ酸をたっぷり含んでいます。効能豊かで"四万の病を治す”という言い伝えから、この辺りは「四万温泉」と名付けられたのだとか。癒しのお湯に、ゆったり浸かってみて下さいね。

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朝食は8時頃から。お部屋または個室の食事処でいただけます。お部屋食なら身支度をする必要がなくとっても楽ですね。朝ごはんの内容は、ボリュームたっぷりの和食。豆腐、お浸しなどが盛り付けられた彩り豊かな一の膳と、旬のお魚がメインの二の膳で、いろいろな味を楽しめます。

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白米は土鍋で丁寧に炊き上げたもの。蓋を開けた時の、ふわっと香る湯気がたまりません♩朝からしっかり食べて、元気をチャージしましょう。

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一人旅プランでは、朝食後にコーヒーのサービスもありますよ。チェックアウトの10時まで、コーヒーをいただきながらのんびりと過ごせます。早めに身支度をして囲炉裏ラウンジで過ごしたり、お土産を見たりするのも良いですね。最後までゆっくりと過ごせて、身も心もリフレッシュできるでしょう。

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「時わすれの宿 佳元」では、午前10時～午後16時の間、電動自転車の貸出しをしています。宿泊者は無料で利用できるので、宿泊前後はぜひレンタルしてみてはいかが？ 四万温泉街までは徒歩で行けなくもない距離ですが、自転車があると散策しやすいですよ。電動アシスト付きだから坂道も楽々！ 最後に宿周辺のスポットをいくつかご紹介するので、旅のイメージを膨らませてみて下さいね。

四万温泉を代表する絶景スポットといえば、四万川ダムによってつくられた「奥四万湖」。光の加減によって鮮やかなコバルトーブルーに見える不思議な湖で、カヌーを楽しむこともできます。旅館から自転車で5〜10分程度でアクセスできますよ。自然のマイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュしましょう♩

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旅館から自転車で約5分、徒歩10分ほどで温泉街の中心エリアに出ます。ここでおすすめなのが、和雑貨も扱っている「柏屋カフェ」。自家焙煎をしている「NAKAYOSHI COFFEE（ナカヨシコーヒー）」の豆を使った、こだわりのコーヒーをいただけます。おすすめメニューのカプチーノは、温泉マークがかわいい♩ 2階席で川を眺めながら、のんびり過ごしてはいかが。

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「わしの屋酒店」は、四万温泉や群馬県の地酒が所狭しと並んでいる酒屋さん。四万温泉の源泉で仕込んだ地酒「温泉壱號弐代目」をはじめ、ユニークなお酒がいろいろあります。マストバイは、四万の綺麗な水でつくった「四万温泉エール」！自分やお酒好きの友達へのお土産に、ぜひ購入してみてはいかがでしょう。

お部屋食プランや心地良いおもでなしで、一人でゆっくりとした時間を過ごすことができる、「時わすれの宿 佳元」をご紹介しました。コバルトブルーに輝く水辺や、四万の美しい景色も、疲れた心を癒してくれるでしょう。仕事のスケジュールに追われる日々を過ごしている人も、たまには自分の為だけの時間を、のんびりと楽しんではいかがでしょうか。