幻想的な美しさ！”滋賀の紅葉スポット”10選／ライトアップや穴場も

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今年も紅葉を見に行きたいけど、人混みが気になる。今年はできるだけ混雑を避けてゆっくりと紅葉を楽しみたいな…。そんな方におすすめなのが「滋賀県」です。豊かな自然に囲まれ、紅葉を見ながらのんびりできるスポットや、知る人ぞ知る穴場的な名所もたくさんあるんですよ。

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滋賀県には美しい紅葉スポットがたくさん！しかも、比較的混雑が少なく、ゆっくりと楽しめるのもメリットなんです。「湖東三山」の静かなお寺でしっとりと秋を感じたり、「メタセコイア並木」の紅葉のトンネルでインスタ映えを狙ってみたり、「比叡山」で紅葉ドライブを楽しんだり…。きっと心に残る素敵な一コマになるはず！今回は滋賀県のおすすめ紅葉スポットを10選ピックアップしました。穴場スポットや幻想的なライトアップも必見ですよ！

※2021年9月時点の情報です。

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滋賀県随一の絶景スポットとして知られる「メタセコイア並木」では、海外のようなダイナミックな紅葉を楽しむことができます。マキノ高原へのアプローチ道として、全長約2.4kmの並木道が一直線に続く様子は圧巻！秋になるとメタセコイアの木が一斉に色付き、紅葉のトンネルへと姿を変えます。

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道路の両側に植えられた見上げるほど巨大なメタセコイアの木は、その数なんと約500本！美しく色づいた紅葉の並木道を一目見ようと、県外からもたくさんの人が訪れます。肩を寄せ合い歩く恋人たち、大きな機材を担いだカメラマン、愛犬を連れた老夫婦…。すべての人が笑顔に満ちあふれ、幸せムードたっぷり♪映画のワンシーンのような一コマを、大切な人と歩いてみませんか♡

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例年の見頃は11月下旬～12月上旬頃で、その時期には「メタセコイア紅葉まつり」も開催されます。車はメタセコイア並木のスタート地点にある「マキノピックランド」の駐車場(無料)に停めましょう。

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約650年前に開山された臨済宗の古刹「永源寺(えいげんじ)」。滋賀県の紅葉名所として1位、2位を争う人気スポットで、“もみじの永源寺”と呼ばれるほど紅葉が美しいことで有名なんです。11月上旬～下旬頃になるとヤマモミジを中心とする木々が色づき、境内を鮮やかに彩ります。愛知川(えちがわ)上流の山間部に位置しており、都会の喧騒を離れてのんびりとした時間が過ごせますよ。

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総門から山門へと続く参道は見ごたえたっぷり。赤や黄色、オレンジなど色とりどりの木々が共演し、賑やかなトンネルの中を歩いているような気分になれます。門を額縁に見立て、絵画のような1枚をパシャり♪

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例年11月中旬～下旬頃には紅葉のライトアップも行われています。写真は、開山堂前にある「開山お手植え」のカエデの木。深紅のもみじが暗闇に浮かび上がる姿は幻想的で、その美しさに言葉を失います。近くには"美肌の湯"と言われる永源寺温泉「八風の湯」があり、愛知川の清流を見ながら風情ある湯浴みが楽しめますよ。帰りにぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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紫式部が"源氏物語"を執筆したことで有名な「石山寺(いしやまでら)」。瀬田川の西岸に位置する真言宗の大本山で、霊験あらたかな観音霊場として奈良時代より多くの人々の信仰を集めてきました。東大門の両脇には威厳と風格を備えた仁王像が祀られ、厳かな雰囲気が漂います。炎のように真っ赤に燃える紅葉と仁王像のコラボレーションは迫力たっぷり！

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11月中旬～12月上旬頃にはもみじやカエデなど約2000本の木が紅葉し、境内に点在する数々の国宝や重要文化財を彩ります。写真は、寺名の由来にもなった天然記念物の「硅灰岩(けいかいせき)」。ゴツゴツとした石の上に日本最古の多宝塔が佇む様子は、まさに「石山寺」の名にふさわしい絶景ですね。パワースポットにもなっている場所なのでお見逃しなく！

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毎年11月中旬～下旬頃に開催される紅葉ライトアップ「石山寺 あたら夜もみじ」は大人気のイベントです。紅葉だけでなく、国宝や重要文化財の建物もライトアップされ、境内全体が幻想的な雰囲気に包まれます。灯篭が灯るロマンチックな参道は、カップルで歩けば2人の距離がぐっと近づくこと間違いなし！

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石垣参道を真っ赤に染めるカエデの絨毯が、まるでレッドカーペットのよう！こちらは、湖東三山の一つとして知られる「百済寺(ひゃくさいじ)」。1400年以上前に聖徳太子によって建てられた近江最古級のお寺です。辛口とも言われる宣教師ルイス・フロイトが”地上の楽園”と絶賛したことでも有名で、「日本の紅葉名所百選」にも選ばれているんですよ。

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11月上旬頃からカエデやドウダンツツジ、オタフクナンテンが色づき始め、11月下旬頃まで楽しむことができます。”天下遠望の名園”と称される「本坊庭園」の紅葉風景は百済寺の一番の見どころ。スケールの大きな広い庭園なので、ゆっくり回ると1時間ほどかかりますが、石段を登りきるとはるか遠く比叡山まで見渡せるビュースポットもあり、見ごたえたっぷりですよ。

京都と滋賀の境にそびえる標高848mの「比叡山」では、平地より一足早く10月下旬頃から紅葉を楽しむことができます。比叡山といえば世界文化遺産としても名高い「比叡山延暦寺」が有名ですよね。中でも特に美しい紅葉が見られるのが、横川(よかわ)エリア。鮮やかな朱塗りの建物が印象的な「横川中堂」と紅葉のコラボレーションは格別ですね。例年11月上旬～下旬頃には紅葉祭り「比叡のもみじ」が開催され、たくさんの人が訪れます。

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紅葉ドライブが楽しめるのも比叡山の魅力の一つ。「比叡山ドライブウェイ」は、京都、大津市街、琵琶湖が望める快適なドライブコースとして人気です。紅葉と琵琶湖のコントラストが絶景ですね。比叡山ドライブウェイの途中には、山上オーベルジュ「ロテルド比叡」や庭園美術館「ガーデンミュージアム比叡」など、ホテルや観光地もあるので、泊まりがけで楽しむのもおすすめですよ。

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ひこにゃんでおなじみ、彦根市にある国宝「彦根城」。そのお膝元にある大名庭園「玄宮園(げんきゅうえん)」では、11月中旬頃から紅葉が始まり、彦根城を借景とした美しい姿を見せてくれます。毎年11月頃に行われる「錦秋の玄宮園ライトアップ」は特に人気で、暗闇に浮かぶ幻想的な彦根城と紅葉の水鏡にうっとり♡

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池泉回遊式庭園として知られる玄宮園は、その名の通り、池の周りをぐるっと回って楽しめる庭園です。そのため、池に反射する紅葉リフレクションが随所で見られるのも特徴。水面に浮かぶ艶やかな紅葉は、いつまでも見とれてしまう美しさですね。

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ライトアップに参加すると、とっても可愛い「ひこにゃん提灯」を貸し出してもらえます。ひこにゃんと一緒に紅葉が楽しめるなんて、ワクワクしちゃいますね♪

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常楽寺、善水寺とともに、湖南三山の一つとして親しまれている「長寿寺(ちょうじゅじ)」。奈良時代に建てられたお寺で、湖南三山の中で最も古い歴史を持ちます。ひっそりと佇むお寺なので、静かな環境でゆっくりと紅葉が楽しめる穴場スポットですよ。2021年の夏には写真の「和傘灯り」という幻想的なライトアップが行われたのだそう。他にも、お花の氷柱や風鈴棚などいろんな試みをされているようなので、秋にも何かお楽しみがあるかもしれませんね。お寺のHPやインスタをチェックしてみて♪

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紅葉シーズンの一番の見どころは、山門から本殿へと続く参道。11月中旬〜下旬頃にはイロハモミジが美しく色付き、約200mの長い参道は紅葉のトンネルへと姿を変えます。散りもみじが参道を埋め尽くす様子も圧巻ですね。

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参道のあちこちに飾られた可愛らしいオブジェにも、心がほっこり和みます。紅葉をバックについついたくさん写真を撮ってしまいそう♪

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人混みを避けて紅葉を楽しめるのが、滋賀の隠れた紅葉名所「胡宮神社(このみやじんじゃ)」です。名神高速道路「多賀サービスエリア」から神社へ向かう遊歩道が設けられており、徒歩3分ほどで行けるのも嬉しいポイント。ドライブの休憩がてらふらっと立ち寄ることもできちゃいますね。国の名勝に指定されている「胡宮神社社務所庭園」や表参道の階段が見どころですよ。

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例年の紅葉の見頃は11月中旬～下旬頃となっています。毎年行われている紅葉ライトアップ「神あかり」では、境内が幻想的な雰囲気に包まれムードたっぷり。

※「神あかり」は2020年は中止となっています。2021年の情報は公式HPなどでご確認ください。

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紅葉の名所として有名な湖東三山の中で、最も鮮やな色の紅葉が見られるのが「金剛輪寺」。奈良時代に行基が開山した天台宗のお寺で、映画「関ヶ原」のロケ地にもなった場所なんですよ。国宝に指定されている本堂の大悲閣や、国の重要文化財である三重塔など、歴史的建造物が紅葉の中に映え、絵画のような景色が楽しめます。

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11月上旬～下旬頃になると、ヤマモミジやトウカエデを中心とした木々が紅葉の最盛期を迎え、全山が真っ赤に彩られます。特に名勝庭園内の紅葉は「血染めのもみじ」と称されるほど深紅に染まり、その鮮烈な色合いにハッとされられるほど。

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本堂までの参道沿いには「千体地蔵」がずらりと並び、圧巻の光景です。お地蔵様の前に置かれた真っ赤な風車がもみじのようで、とってもフォトジェニック♪金剛輪寺は「湖東三山スマートIC」から車で約1分のところにあり、アクセスも抜群ですよ。

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百済寺、金剛輪寺と並び湖東三山の一つに数えられる「西明寺(さいみょうじ)」。平安時代に仁明天皇の勅願により開かれたお寺で「日本の紅葉名所百選」や、アメリカの放送局CNNのウェブ特集「日本の最も美しい場所31選」にも選ばれている、滋賀県が誇る紅葉スポットなんです。本堂と三重塔は鎌倉時代のもので国宝にも指定されており、釘を1本も使わずに建てられているというから昔の人の技術には脱帽させられますね。

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国指定の名勝庭園は、苔の鮮やかな緑や、紅葉の赤やオレンジ、池に映る空の青と、様々な色が混ざりあうパレットのよう。賑やかな空間に心もパッと華やぎます。お庭の真ん中にある、草書体の「心」を形どった「心字池」も必見。

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西明寺では、天然記念物の「不断桜」も見逃せません。紅葉の時期に桜？と思うかもしれませんが、不断桜は秋に咲く珍しい桜で11月頃に満開を迎えるため、紅葉と桜を同時に見ることができるんですよ。秋にお花見ができるなんて貴重な体験ですね。例年の紅葉の見頃は11月上旬～12月上旬頃となっています。

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滋賀県の紅葉スポットはいかがでしたか？海外のような紅葉が楽しめる「メタセコイア並木」、彦根城と紅葉のリフレクションが幻想的な「玄宮園」、日本の紅葉名所百選としても有名な「湖東三山」のお寺など、おすすめの場所ばかりなので、穴場やライトアップの情報も参考に計画を立ててくださいね。今年は少しでも混雑を避けて、滋賀でゆっくりと秋を満喫しましょ♪