秋の京都は穴場ホテルでのんびりまったり。京都旅行にぴったりな滋賀県のホテル6選

出典：kamezoo710さんの投稿

四季折々で美しい風景を見せてくれる京都ですが、秋の美しさと言ったら別格。街中が赤やオレンジ、黄色に彩られる様は、見た人の心をやさしくほぐしてくれます。「東福寺」や「永観堂」など名スポットの数々を巡り、美味しいグルメでほっと一息ついて…。

出典：都の蔵六さんの投稿

京都旅行を決めたら、次は宿泊先選び！京都にはたくさんのホテルがありますが、紅葉の時期には特に混み合うため空いている宿をさがすのも一苦労…。やっと見つけた！と思っても、見た目やお部屋の様子などでなんとなくテンションが上がらなかったりすることもあると思います。

そんなときにおすすめなのが、滋賀県にホテルをとること！滋賀は実は、JR京都駅まで電車でわずか2駅9分ほどとアクセス至便で、京都市内に泊まるよりものんびりまったりくつろぐことができるんですよ。そこでこの記事では、京都へのアクセスがいい滋賀県のホテルをご紹介します。秋の京都は穴場である滋賀県のホテルに泊まって、マイペースに楽しみましょ◎

京都駅から2駅、滋賀県の大津駅から徒歩7分ほどの場所にある「講 大津百町」。シャッター街となってしまった商店街を再び蘇らせようと誕生したのがこちらのホテルです。商店街と一体化した落ち着く造りに、デザイン性と機能性が兼ね備わっていて、京都観光から帰ってきたあともゆっくり休むことができますよ。

商店街と旧東海道沿いに建てられた客室は全7棟のみ。一棟貸しタイプが5棟、部屋割りタイプが2棟あるので、誰と行くか、どんなふうに過ごしたいかにあわせて選んでくださいね。お部屋は築100年以上の古い町家がリノベーションされていて、昔ながらの外観は雰囲気たっぷり。旅情に浸りながらまったりくつろげそうです。

古い町家と言っても、断熱材がしっかり入っていたり、使い勝手のいいバス・トイレが付いていたりと、室内の居心地のよさはばっちり。さらに、フィンユール(Finn Juhl)やハンス・J・ウェグナーによるデザイン家具も置かれており、優雅な気分に浸れますよ。京都の紅葉をたっぷり楽しんだ夜は、お部屋でしっぽりお酒を嗜む、というのも趣があっていいですね。

京都駅から30分ほどと少し離れますが、琵琶湖の落ち着いた景色も楽しめるのが「琵琶湖マリオットホテル」。ラグジュアリーな雰囲気でカップルの旅行にぴったりのホテルです。着いたらまずはラウンジにてほっと一息を。季節限定のケーキやプレートなどがあり、歩き疲れた心身をやさしく労わってくれますよ。

客室は琵琶湖がイメージされている落ち着いた雰囲気です。さまざまな客室タイプが用意されていますが、なかでもおすすめは「温泉ビューバス付 プレミアルーム」。自家源泉の温泉を、琵琶湖や比良の山並みを眺めながら楽しむことができるんです。紅葉散策ですっかり冷えた身体を温泉でたっぷり癒してあげましょ。

最上階12階のダイニング「Grill & Dining G(グリル & ダイニングG)」でのディナーは、秋色に染まった琵琶湖や山々を望みながら。少し早い時間から食べ始めて、暮れゆく窓の外の景色や、彼との会話を楽しんではいかが？近江牛や近江鶏、琵琶湖の湖魚、当日仕入れる近江伝統野菜など、季節ごとの旬の幸がたっぷり使われた料理は、コースはもちろんアラカルトでも楽しめるので、当日にメニューを見て、彼とあれこれ相談しながら決めるのも楽しいですね♩

「びわ湖大津プリンスホテル」は琵琶湖畔に佇む地上136mの高層ホテルです。京都駅から2駅先の大津駅から、無料シャトルバスで10分ほどとアクセスも良好◎しかも、京都駅にある「プリンスホテル ウエルカムカウンター」でチェックインを済ませ、荷物を預けておけば、夕方にはホテルに荷物が届いているというサービスもあるんです。荷物の預かりも配送も全部無料で行ってもらえるので、ぜひ利用しましょう！

客室は全室琵琶湖を望むレイクビュー。ホテルに着いた頃には外が暗くなっていると思うので、翌朝はぜひ琵琶湖のパノラマの景色をお楽しみください◎都会では見ることのない圧巻の景色を見てから始まる1日は、ふだんよりも清々しい気持ちになれそうですよね。お部屋はリニューアルされていて、ますます快適に過ごせるようになっていますよ。

夕食は京都で紅葉のライトアップを見る前に済ませたけど、帰ってきたら小腹が空いた…、ってこともありますよね。そんなときは最上階38階の「スカイラウンジ トップオブオオツ」で、世界の銘酒やカクテルとともに軽食をいただいてはいかがでしょうか。お酒が入れば会話も弾みます♩どこの紅葉が一番きれいだったかなど、いろんな話で盛り上がりましょ。

琵琶湖が目の前という、抜群の景色が魅力の「琵琶湖ホテル」。大津駅から歩いて10分ほど、シャトルバスなら5分ほどと、京都からのアクセスも申し分ありません◎客室は全室レイクビューで、4つの階層に分かれていますが特におすすめはスーペリアフロアのツインルーム。シンプルでミニマルなお部屋だからこそ、会話や景色を楽しむことができますよ。

紅葉散策はとっても楽しいし、感動でいっぱいだけど、歩き疲れるし寒さも結構つらいもの…。心身ともに溜まった疲れを癒すには、広いお風呂で手足を伸ばしてのんびり過ごすのが一番です。館内の「瑠璃温泉」には内湯はもちろん露天風呂もあるので、ゆっくり浸かりリフレッシュしましょ。

朝食は和洋バイキングスタイル。オープンキッチンで作られる料理は臨場感たっぷりで、朝からパワーがみなぎります。会場の「レストラン ザ・ガーデン」は大きな窓から朝のさわやかな景色が楽しめて、開放感いっぱい！滋賀の名産品がたっぷり使われた地産地消の朝食を、好きなだけ味わってくださいね。

京都駅から2駅先の、大津駅直結という抜群の立地を誇る「CALENDAR HOTEL(カレンダーホテル)」は、宿泊費をリーズナブルに抑えたいときにおすすめのホテル。パブリックスペースが多くあり、その色々なエリアにブックコーディネーターの方が選書した本が並んでいるんです。リラックスタイムはスマホではなく、本を読んで目を休めてあげてはいかがでしょう。

カプセルルームは男性エリアと女性エリアに分かれています。お部屋に入ると、まるで宇宙船にでもいるかのような空間にわくわく♪通常のカプセルルームよりも広く、天井も高めなのでゆっくりくつろげますよ。共同のシャワールームやドレッサーも清潔に保たれており、初めてカプセルホテルに泊まるという人でもきっと安心して宿泊できるはず。

おしゃれなレストランスペースは、朝食からランチ、ディナー、バー利用まで、1日を通して何度でも利用できます。夜チェックインしたら、このスペースで一杯飲んで、その日の思い出を語り合うのはいかがでしょうか。あなたの好きな場所、相手の好きな場所、美味しかった食べ物…お互いの好みがもっと知れて、より仲が深まるかも♩

大津駅からタクシーで5分ほど。古い町家を改装した「粋世」は、日本でも珍しい登録有形文化財の小さな宿です。昭和8（1933）年に建てられ、米穀商のものだった建物は、すべて自然素材でできており大津の伝統や文化を感じられます。レトロな空間のなか、全身でノスタルジー感じる時間を楽しみましょ。

客室は伝統的な和室とレトロモダンな雰囲気の洋室、そして離れのお部屋があります。家具や照明など当時のインテリアがそのまま使用されているので、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。どのお部屋も木のぬくもりを感じられる居心地のいい雰囲気で、旅の余韻に浸ってのんびりできますよ。

里山のような風情ただよう作りになっている裏庭。おばあちゃんの家のような懐かしの縁側で、庭を眺めながら滞在中のひとときを過ごしませんか。会話はもちろん、ひとりでぼーっと眺めたり、読書をしたり、ティータイムを過ごしたり。喧騒とは無縁の、静かで心落ち着く体験になるはずです。

秋の京都旅行は街全体が美しく彩られ、感動的な景色が楽しめます。でも人気のため、宿泊先を見つけるのは一苦労…。そんなときには少し視点を変えて、京都からアクセスのいい滋賀県でホテルをさがしてみましょ。穴場でのんびりできる滋賀のホテルなら、旅がもっと楽しくなるはずです♩