ローカル気分の鎌倉旅なら「材木座」へ。おすすめグルメ＆観光スポット7選【神奈川県】

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鎌倉の海岸エリアの中で、最も東側に位置する「材木座」。鎌倉時代、沖合の港に建築用の木材が運ばれていたことから、この名が付けられたと言われています。今でも下町情緒が残っていて、どこか懐かしく、ゆるやかな雰囲気。鎌倉観光の中心部からは少し離れている分、そこまで観光客も多くなく、のびのび自然体の自分で過ごすことができるエリアです。

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砂浜をのんびりと歩いたり、海越しの景色をぼーっと眺めたり…心の赴くままに過ごせる海岸はもちろん、歴史ある寺院や、地元の人に愛されるレストラン、ショップなど、材木座には見どころが盛りだくさん。気になるスポットをふらりと覗きながらおさんぽしていると、きっと心の琴線に触れる宝物に出合えるはずです。今回は、そんな材木座の宝物スポットを厳選してご紹介します♪

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「À côté zaimokuza(アコテ材木座)」は、和田塚駅から徒歩12分ほどの場所にあるビストロ&パティスリー。フランスの郷土料理や伝統菓子のほか、時期ごとに変わる創作パルフェもいただくことができます。木製のファサードに描かれた、可愛いエッフェル塔がお店の目印◎パリ・シャンゼリゼ通りの裏路地みたいなおしゃれな雰囲気で、うきうきしながらエントランスのステップを上ります♪

店内でいただけるのは、フランスの田舎の家庭料理。鴨のコンフィや塩漬けの豚肉、ソーセージなどを、白いんげん豆や香味野菜といっしょに焼き上げた「カスレ」は、お店を代表する逸品です。表面のこんがりとした焼き目と香ばしい香りで、食欲は最高潮に…！いんげん豆や野菜にもお肉の旨味がじゅわ～っと染み込んでいて、たったひと口で幸せな気分にさせてくれます♡

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ティータイムに訪れるなら、きゅん♡としちゃうほど可愛いパルフェはいかがですか？主役のフルーツはもちろん、脇を固めるアイスやクリーム、ソース、ジュレなどのお味も抜群です。美味しいものだけが絶妙なバランスで組み合わさっていて、見ても食べても惚れ惚れするばかり♪テイクアウトできるパンやケーキも絶品なので、帰りがけに買ってお土産にするのがおすすめですよ。

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和田塚駅からおさんぽ気分で歩くこと15分ほど。「ミルコーヒー&スタンド」は、材木座散策の休憩にぴったりの隠れ家的カフェです。小さなお店ですが、落ち着いた雰囲気で居心地抜群♩初めて訪れるのに、ずっと昔から知っているような…そんな不思議な安心感を覚えます。

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カラフルなタイル張りの壁や、趣のある建具など、レトロ可愛い店内はいるだけで心が和む癒し空間。コーヒー好きも唸る一杯は、茅ケ崎の有名店「I don't know coffee roaster(アイドントノウコーヒー ロースター)」のフレッシュな焙煎豆を、オーナーさんが丁寧に淹れたものです。美味しいコーヒーを片手に、ひとりで読書や考えごとに耽るもよし、まったりおしゃべりを楽しむもよし。何時間でもここで過ごしていたくなっちゃいます♡

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フードメニューは、定番のサンドイッチや、自家製のケーキ、ドーナツ、マフィンなど。朝早くから営業しているので、早起きした休日の朝ごはんに立ち寄るのもおすすめです。お店から徒歩2～3分ほどで海岸沿いに出られるので、好みのフードとドリンクをテイクアウトして、ビーチでいただくのもいいですね◎

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豚の骨付き肉とスパイスをじっくり煮込んで作られる、シンガポールのソウルフード「肉骨茶(バクテー)」をご存知ですか？和田塚駅から徒歩8分ほどの場所にある「シカラボ 鎌倉店」は、日本では数少ないバクテーの専門店です。住宅街の細い道にひっそりとたたずんでいて、営業している曜日も限られているからか、なんだか秘密基地に来たかのようなわくわく感があります♪

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店内は、ひとりでもグループでも入りやすい、スタイリッシュなカフェのよう♡ドアを開けると、バクテーに使われている薬膳の香りがふわりとただよってきます。たくさんのスパイスや漢方が混ざり合った複雑な香りに包まれていると、エネルギッシュな東南アジアの国にワープしたみたい♩材木座散策の途中で、ちょっとした海外旅行気分を味わってみませんか？

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看板メニューのバクテーには、中華麺と水餃子を追加するカスタムが大人気。一度食べれば、やわらかいお肉と、細麺に絡むすっきりとしたスープの虜になってしまうはずです。食べているうちにぽかぽかあったかくなってきて、体の内側からキレイになっていくような予感…♡地元の魚介を使った一品料理といっしょにお酒を楽しんだあと、〆にいただくバクテーも最高ですよ！

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「べつばらドーナツ」は、鎌倉駅や和田塚駅から徒歩8分ほどの場所にあるドーナツ専門店。オープンするのは金・土・日・月の週4日限定ですが、早いときは開店時刻から人だかりができていて、午前中で売り切れになってしまうほどの人気店です。イートインスペースなどはなく、テイクアウトのみ。店構えもこぢんまりとしていますが、素朴な雰囲気が地元の人からも観光客からも愛されています。

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アンティークなショーケースに並んでいるのは、甘い香りをただよわせている可愛らしいドーナツたち♡定番のシュガーやシナモンのほか、いちご・梅・あまなつ・ゆず・ラズベリーといった季節のグレーズをたっぷりとかけたものなど、バリエーション豊富です。「どれにしようかな？」って迷っている時間も楽しくて、自然と笑みがこぼれちゃう！「すぐに食べる分と、お土産にする分と…」気になるフレーバーは全部お買い上げです♩

出典：kumakuma3021さんの投稿

大きくてボリュームのあるドーナツなのに、軽い食感でぺろっと食べられちゃうから不思議。油っこさは一切なくて、店名のとおり、これはまさに別腹です♡もっちりとしたやわらかい生地を頬張ると、なんだかほっこりあったかい気持ちに。材木座散策のおやつに、ぜひ立ち寄ってみてください♩

出典：ジュン兄さんの投稿

和田塚駅から潮風を頼りに歩くこと15分ほど。「材木座海岸」は、言わずと知れた材木座のシンボル的スポットです。川を隔てて対になっている「由比ガ浜海水浴場」と比べると落ち着いた雰囲気で、観光客も少なめ。サーフィンやボディボードで波乗りを楽しんだり、家族やペットとおさんぽしたり、砂浜に座って打ち寄せる波を眺めたり…地元の人々を中心に、思い思いに過ごす姿が見られます。

出典：栗きんとんさんの投稿

おすすめの過ごし方は、早朝や夕方に海岸をのんびりと歩いてみること。特に夕暮れ時は、オレンジ色の空が遠浅の海に映し出されてとっても幻想的です。心の赴くままに立ち止まって写真を撮ったり、波打ち際で裸足になって遊んだりしながら、地元民になったかのようなローカル感を満喫してみませんか？

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和田塚駅から徒歩20分ほど、材木座海岸のすぐそばにある「光明寺」。ここは、鎌倉でも数少ない、海を近くに感じることができる開放的なお寺です。春になると海風が吹き込む境内のそこかしこに桜が咲き乱れ、なんとも風流な雰囲気に包まれます。木造の「大殿（本堂）」や「山門」は、実は鎌倉一の大きさ。鎌倉を代表する「建長寺」や「円覚寺」にも引けを取らない、抜群の存在感を放っています。

出典：Kitamiさんの投稿

境内の「記主(きしゅ)庭園」では、夏になると古代蓮の花が満開に♩屋根に鳳凰の載った「大聖閣(たいしょうかく)」とのコラボレーションは圧巻で、眺めるほどに心が洗われていくようです。「鎌倉の猫寺」としても有名で、境内でゴロゴロしている猫ちゃんをのんびり眺めて過ごすのも楽しいし癒される…♪観光客が比較的少ない穴場スポットと言われていて、静かに散策できるのも魅力のひとつです。

出典：おおねここねこさんの投稿

そんな光明寺には、知る人ぞ知る絶景ポイントが！お寺の裏山を登ったところにある展望台からは、材木座海岸や稲村ヶ崎、江の島、富士山などの眺望を楽しむことができます。お天気がよければ、こんなふうに、夕焼けに染まった大殿と海、富士山のシルエットが印象的な光景も見られるかも。大切な人といっしょに訪れて、ここだけの絶景を満喫してくださいね◎

和田塚駅や鎌倉駅から徒歩10～15分ほど。住宅街の中でひときわセンスを感じる建物は、インテリアや雑貨のセレクトショップ「STOVE(ストーブ)」です。店内には、インテリア・家具デザイナーであるオーナーさんが選んだ、こだわりのプロダクトがずらりと並んでいます。

出典：www.instagram.com(@minotte_saita)

オリジナルの家具のほか、日用雑貨や花器、食器、ビンテージウェアなど…並んでいるのは、どれも「愛着が湧き長く使える」というコンセプトで選ばれた一生モノ。一つひとつ手に取ってみると、手入れをしながら自分らしく磨き上げていくイメージが湧いてきて、見ているだけで楽しくなってきます♩材木座のゆったりとした時の流れをそのままに感じられる空間で、一期一会の逸品をさがしてみませんか？

出典：momoken819さんの投稿

関東屈指の観光地・鎌倉の中でも、とりわけのんびりとした空気が流れている「材木座」。一見観光やグルメスポットなどないように思えますが、実は、海岸沿いや閑静な住宅街の中に素敵な見どころがたくさん散りばめられています。今度鎌倉方面に出かけるときは、そんな見どころをまるで宝物をさがすように一つひとつ巡りながら、材木座さんぽを楽しんでみませんか？