鎌倉「長谷」観光ならここはぜったい外せない！おすすめスポット10選【神奈川県】

関東屈指の人気観光地である「鎌倉」。豊かな自然に囲まれ、歴史的価値の高いスポットや美味しいグルメが多数あることから、老若男女問わず全国から観光客が訪れる街です。古都と自然が織りなす四季の風景も魅力のひとつで、季節問わず美しい景観を楽しむことができます。夏の新緑、秋の紅葉など、訪れる度に色彩が変わるので毎回新鮮な気持ちになれるんです。

そんな鎌倉のシンボルでもある「鎌倉大仏」はご存じですか？鎌倉と聞いて一番にこのスポットを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。鎌倉観光で外せない場所であり、大仏のある「高徳院」はほかにも見どころがあるので必ず訪れたい場所ですね。また、高徳院の最寄り駅である「長谷駅」周辺には、あわせて楽しみたいスポットが盛りだくさん◎

今回は、鎌倉から江ノ電に乗って3つ目の駅である「長谷」に注目。海から山をつなぐ縦に長いエリアで、友達と、恋人と、そしてもちろん一人でも、のんびり散策するのにぴったりの場所です。せっかく行くなら自然との調和が美しい「長谷寺」、江ノ電を身近に楽しめる「御霊神社」など、王道スポットから話題のグルメショップまで、余すことなく楽しみたいですよね♩

出典：だしの素さんの投稿

計画をしっかり立てて忙しなく動く旅もいいけど、なんだか今はのんびりひとつのエリアを回りたい気分。美しい景色に癒されたり、美味しいスイーツを食べて笑顔になったり…。長谷で過ごしていたら「あ～幸せ」って思える瞬間に出合えるはずです。今回は長谷にあるおすすめスポットをご紹介します♩

出典：TSUKIAKIRAさんの投稿

長谷駅から歩いて7分ほどの場所にあり、街のシンボルとも言える「鎌倉大仏」が鎮座しているお寺「高徳院(こうとくいん)」。大仏以外にも、徳川秀忠公ゆかりの「観月堂」や、入口にそびえる「仁王門」など見どころがたくさんあります。本尊の大仏様は国宝に指定されており、その荘厳なお姿に背筋もスッと伸びそうです。

鎌倉大仏は高さが13.35m、総重量は121tもあり、その存在感は圧巻です！鎌倉唯一の国宝仏像であり、その歴史の多くは未だ謎に包まれているそう。大仏様の中には入ることもできるので旅の思い出にぜひ入ってみてください。大仏様にご挨拶して長谷旅をスタートさせましょ♩

出典：tezさんの投稿

長谷駅から徒歩5分ほどのところにある「長谷寺(はせでら)」。一年を通じてあじさいや紅葉などで色鮮やかに彩られることから、別名「花の寺」とも呼ばれています。景色を楽しむのにぴったりな「見晴台」「眺望散策路」もあり、いつ訪れても四季の美しさに触れることができますよ。

出典：鈴電さんの投稿

四季折々に咲き誇る花々の中でも、6月に咲くあじさいの美しさは圧巻で全国から多くの人が訪れます。なんと40種類、2,500株ものあじさいを観賞することができるんです。あじさい路を歩きながら、その絶景をカメラに収めてみましょ。ピンクや紫、水色など色とりどりの可憐さに癒されます。

出典：おーのさんの投稿

あじさいの命は短く儚いので、その美しさを求めて6月はいつ行っても混雑しているのが気になるところ。でも早朝を狙えば人も少なくて、美しい景色をゆっくり味わうことができますよ◎鎌倉に泊まって、2日目に早起きして朝の散策もおすすめです。

出典：怪しいグルメ探検隊さんの投稿

境内にあるカフェ＆レストラン「海光庵(かいこうあん)」は、由比ヶ浜を一望できる絶好のロケーションの中、精進料理を元にしたヘルシーごはんを堪能できます。お肉を使わないヴィーガン料理ですが、食べ応えもしっかりありますよ。名物の「大吉だんご」はもちもちの食感とやさしいお味が病みつきに♩

長谷駅から徒歩5分ほどの場所にある「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」。梅雨の時期になると、江ノ電とあじさいのコラボレーションが楽しめ、多くの観光客で賑わいます。街の中を通るローカル線・江ノ電ならではの景色ですね♩電車と神社とあじさいのコラボはここならでは。フォトジェニックな一枚を撮影できそうです。

鎌倉七福神のひとつである御霊神社は「権五郎神社(ごんごろうじんじゃ)」とも呼ばれ、毎年9月18日に仮面を付けて神輿の前をねり歩く、「面掛行列(めんかけぎょうれつ)」というお祭りが行われています。落ち着いた境内ですが、電車が通るたびにカンカンと警音が響き渡り、ノスタルジックな雰囲気を味わえますよ。江ノ電に乗って車窓から眺めるのもおすすめです。

緑に囲まれてひっそりと佇む「鎌倉文学館」。最寄り駅は由比ヶ浜駅ですが、長谷駅からのんびりお散歩するにもぴったりな場所にあります。館内には鎌倉にゆかりのある作家、川端康成や夏目漱石などの直筆原稿や愛用品が展示。建物は国の登録有形文化財である旧前田侯爵家別邸を利用しており、アールデコ様式の建築美にうっとり…。館内は撮影NGなので、その美しさは目に焼き付けてくださいね♩

出典：コメン猿さんの投稿

木々に囲まれた高台に建つ洋館とあわせて楽しめるのがバラ園。バラのシーズンは年2回あり、春は5月中旬から6月下旬、秋は10月中旬から11月下旬です。春は「バラまつり」、秋は「鎌倉文学館フェスティバル」が開催され、多くの観光客で賑わいを見せます。200種類ほどのバラが花を咲かせているので、お気に入りのひとつを見つけてみてくださいね♡庭園は撮影OKなので、バラと洋館の美しいコラボレーションをカメラに収めましょ。

出典：アナログさんの投稿

文学館へ向かう道にある石造りの短いトンネル「招鶴洞(しょうかくどう)」。緑と静けさに包まれた空間に、
心がすーっとおだやかになるのを感じるはずです。トンネルを抜けると洋館が迎えてくれます。

長谷駅から徒歩5分ほどの場所にある「甘縄神明神社(あまなわしんめいじんじゃ)」は、背後を長谷の山に守られるように佇んでいます。鎌倉最古といわれる神社で、その歴史の長さから源氏と関係が深く、源義家や源頼朝が社殿を修復したり、代々参拝したりしていたと伝えられています。飾り気のない社殿と、荘厳な雰囲気が相まって、そこにいるだけで心が正されていくようです。

本殿は高台にあるのでそこまでは石段が続いています。一歩一歩上がるにつれて、空気が清くなっていく…。春は鎌倉生まれの玉縄桜が花を咲かせます。ピンクのカーテンを抜けて階段を上っていきましょ。

出典：

階段を上り切って後ろを振り返ると、相模湾が広がっています。源家の誰かもここで海を眺めていたのかな…なんて考えてみると、飾り気のないおだやかな景色がより尊いものに思えてくるから不思議。鎌倉最古の神社から見る景色を、ぜひあなたの目で確かめてみてください。

出典：mokomon5105さんの投稿

長谷駅から徒歩6分ほどの「光則寺(こうそくじ)」は、1274年に創建された日蓮宗の寺院です。日蓮の弟子である日郎が幽閉されたという土牢も見ることができ、歴史の奥深さを肌身で感じられる場所。鎌倉のお寺の中でも境内の草木の種類が圧倒的に多く、四季折々の花が絶えない美しいお寺です。

本堂前に咲くカイドウは樹齢約150年で、鎌倉市の天然記念物に指定されています。見頃は4月上旬。桜とはまた違った色合いや美しさに酔いしれましょ。

出典：blackcatさんの投稿

6月には200種類ほどのあじさいが咲き乱れ、隠れたあじさいの名所でもあるんです。混雑するあじさいの時期の鎌倉でも、意外と知られていない穴場スポットです。鉢には花の名前や解説が書かれているので、好きなあじさいの名前も知ることができますね◎普段なかなか目にしない「ヤマアジサイ」は、美しさと可愛らしさを併せ持ち、同じあじさいでも品種によってこんなにも表情を変えるんです。花の奥深さを感じることができますね。

出典：FLOさんの投稿

御霊神社からすぐ近くの「力餅家(ちからもちや)」は、創業300年以上の歴史を誇る鎌倉を代表する老舗和菓子のお店です。名物の「権五郎力餅」はできたての餅がこし餡で包まれた和菓子で、創業時からの製法を守り続けています。添加物は一切使用していないので、日持ちはしませんが美味しくてペロッと1箱食べられちゃいますよ◎

出典：akaneskylarkさんの投稿

箱も小さくて持ち運びも楽なので、ぜひお土産としてゲットしてくださいね。この美味しさを共有したい人にお土産で買ってあげてみては？またその場でサクッと食べるのにおすすめなのが「串だんご」。もちもちとした食感と、みたらしの甘い味わいに笑みがこぼれそう♡散策のエネルギー補給にぴったりです。

出典：area23さんの投稿

長谷駅から徒歩5分ほどの場所にあるドイツパンの名店「Bergfeld(ベルグフェルド) 長谷店」。雪ノ下に本店があり、ここ長谷店は30年以上もの間、常連さんに愛されています。カフェが併設されているので、古木の家具が置かれた落ち着きのある空間で、パンやお菓子を楽しむことができますよ。

出典：Schnitzelさんの投稿

噛めば噛むほど味の出るドイツパンは種類が豊富にあります。ドライフルーツを使ったライ麦パンや、14時間低温で蒸し焼きにした「プンパニッケル」など、全部買ってしまいたいくらい美味しそう♡カルピスバターをふんだんに使って焼いた土日祝限定の「クロワッサン」は、パリパリ感としっとり感を一度に楽しめる人気商品です。ぜひゲットしてくださいね◎

出典：kobam490さんの投稿

こちらの可愛らしい見た目のケーキは、ラム酒の効いたドライフルーツケーキをチョコレートでコーティングした「ハリネズミ」。レトロな店内で美味しいお菓子をいただくカフェタイムって至福ですよね♡定番ケーキから、オリジナルやシーズナルケーキまで何度行っても楽しめるメニューが並びます。お土産にクッキーも買ってみては？

出典：KEN21さんの投稿

長谷駅から徒歩3分ほどの「KANNON COFFEE kamakura(カンノンコーヒーカマクラ)」は、おしゃれな外観が目を引くコーヒーショップです。店内も木を基調とした洗練されたデザインで、どこで撮影してもフォトジェニックな一枚が撮れますよ。

出典：arisalohaさんの投稿

名物の「大仏ビスケット」は必ず食べたい一品。シンプルな味わいが本格的なコーヒーによく合うんです。コーヒーは、すっきり・苦味・酸味などお好みのテイストから選べます。美味しいコーヒーとビスケットで癒されましょ。

出典：ウノ・ドステレスさんの投稿

鎌倉店限定のクレープには、大仏ビスケットをトッピングするのが人気。鎌倉のシンボルである大仏様のようにクレープに鎮座している姿がなんとも微笑ましいです。食べるのがもったいないくらいですが、おしゃれに撮影したあとは美味しくいただきましょ♡

出典：Nakatsuさんの投稿

長谷駅から歩いて5分ほどのところにある「woof curry(ウーフカレー)」。カフェのようなおしゃれな外観と内装で、店内にはアンティーク家具や小物が置かれています。そんな素敵な雰囲気の中、本格的な欧風カレーが楽しめるなんて訪れない理由が見つかりませんね♩

4日間煮込んで作られたカレーはコクがあって上品な味わい。スパイスの香りが口いっぱいに広がって、思わず「美味しい～」って声が出ちゃいそうです。チキンやビーフ、野菜、キノコなどメニューもいくつかあるので、そのときの気分で選べるのもうれしいポイント。好きなお肉＋野菜+ゆで玉子が一度に楽しめる「スペシャルカレー」がイチオシです◎

出典：Lespoleさんの投稿

鎌倉って狭いようで広くて、とっても奥深い街。一度に全部を楽しむのもいいけど、エリアを限定して街を深く知っていくという大人の旅もいいですよね。そんな旅に四季の花々で彩られた寺社や美味しいグルメがたくさんある「長谷」は、誰とでも楽しめる場所。落ち着いた雰囲気や、目を奪われるほどの美しい景色に虜になりますよ。長谷を満喫して、もっと鎌倉を好きになりましょ。