屋久島の自然をめいっぱい楽しめる！子連れ旅におすすめのホテル・旅館7選

出典：ジョニ男さんの投稿

屋久島は、本土最南端の鹿児島県佐多岬沖、南南西約60kmの海上に位置する離島。世界自然遺産に登録されていて、手つかずの自然が残り、都会にはない様々な体験ができる場所です。屋久島といえば「縄文杉」が有名ですが、子連れだとちょっとハードですよね。でも、興味や体力に合わせてハイキングコースが選べる「ヤクスギランド」や、小さな子どもでも手軽にジャングル気分が味わえる「志戸子ガジュマル公園」、遊覧船「海中展望船まんぼう」もあるので、家族みんなで山も海も満喫できますよ。

屋久島の大自然を楽しむには、トレッキングやシュノーケリング、シーカヤック、リバーカヤックなど、様々なアクティビティがあります。まだまだ小さな子どもが一緒なら日帰りバスツアーに参加するもよし、ホテルの周りをお散歩するだけでも自然を体感できますよ。そこで今回は、子連れで屋久島の自然に親しむ拠点にぴったりのホテルと旅館をご紹介。和室のお部屋やコテージ、ゲルなど、様々なスタイルのお宿が揃いました。

屋久島の玄関口、宮之浦川上流の川沿いに位置する「田代別館」。屋久島空港からは送迎バス（前日までの要予約）もあって便利です。三方を山に囲まれた風光明媚な場所にあり、「もののけの森」などがある白谷雲水峡からも近いので、観光の拠点にぴったり。お部屋は全て和室タイプですが、子ども連れに人気のお部屋は、こちらの「和室10畳」の広々としたお部屋。屋久島の山々を眺めながらゆったり家族で寛げますよ。

宮之浦川と山岳を望む大浴場でゆったりとお湯に浸かれば、旅の疲れも、あわただしい日々の疲れも癒されますよ。広々とした大浴場にはサウナも完備しているので、汗を流してスッキリしてみては？洗い場が多くとられているのも、子ども連れには嬉しいポイントですよね。

夕食は、郷土料理を中心とした会席料理をどうぞ。写真の「スタンダード会席」の他に、メイン料理の組み合わせをチョイスできる会席や「屋久島を極める会席」など豊富な会席コースがあるので、お好みのものを選んでみては。ヤクシカ肉やトビウオのお刺身、アサヒガニなど、ここでしか食べられない味に出会えますよ。パパとママは、超軟水で作られる柔らかい口あたりの焼酎と一緒にどうぞ。家族で屋久島の夜を楽しんでくださいね♪

屋久島の玄関口、宮之浦港から少し歩いた小高い丘の上にある「THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN & FOREST（ザ・ホテル・ヤクシマ オーシャンアンドフォレスト）」。360度、どこを見ても屋久島の大自然が広がるロケーションで、子どもとホテルの周りをお散歩するだけでも自然が感じられますよ。

おすすめは8畳の和室と洋室ツインが一緒になったオーシャンビューの和洋室。館内にはゆったりとした大浴場もありますが、お部屋にもバスが付いています。広々としているので、はいはいの赤ちゃんも、わんぱく盛りも満足すること間違いなし！

屋久島の魚介類をはじめ、新鮮な素材を贅沢に使い、熟練の料理人がおいしい一皿に仕上げていきます。夕食は旬の味をバラエティ豊かに楽しめる会席料理。朝食は和洋あわせて30種類以上が並ぶバイキング（宿泊人数によっては和定食になることも）です。たっぷり食べて、元気パワーをチャージしましょう！

お庭には大きなガジュマルの木があり、窓からは屋久島の海と山。「屋久島グリーンホテル」は居ながらにして屋久島の大自然を体感できるので、小さな子ども連れにもぴったりのホテルです。お部屋はこちらの和洋室がおすすめ。3ベッドルームと和室、広縁があり、段差が少ないので走りまわっても安心です。子ども用のスリッパや部屋着、防水シート（おねしょシート）も用意してくれますよ。

屋久島の深山を背後に、雄大な太平洋を望む大浴場。夜のお風呂で疲れを癒やし、朝のお風呂ですっきりとお目覚め。旅先ならではの贅沢をお楽しみください。また、大浴場内に無料マッサージチェアもあるので、湯上りに利用してみては？

夕食は屋久島のトビウオや鹿肉をはじめ、地元の味が楽しめる会席料理を。朝食は3〜11月がバイキング、12〜2月は和定食・コンパクトバイキング形式です。レストランには子ども用のお茶碗やスプーン、フォークの用意があります。

屋久島の北西部、永田いなか浜に面したところにあるオーシャンビューのリゾートホテル「マリンブルー屋久島」。広々としたウッドデッキがあるので、砂浜で遊ぶ子どもを見守りながらゆったり過ごしたり、夜は星空を眺めたり、心おだやかな時間を楽しんでくださいね。海側のお部屋からは、直接ウッドデッキに出ることができます。

こちらは山側の和室です。お部屋から海は見えませんが、明るく開放感たっぷり。窓が高い位置にあるので、赤ちゃんや小さい子どもも安心して過ごせますよ。4名まで宿泊できる12畳の和室もあります。

ここ永田地区には飲食店やお店がほとんどないため、食事付きのプランが人気です。夕食は、地元の食材を使った魚介中心の料理。朝食は、たくさんの種類を少しずつ味わえますよ。

出典：chatterboxさんの投稿

ホテルがある永田いなか浜は、前浜、四ッ瀬浜とともに「アカウミガメが高密度で上陸・産卵する海浜」として、「ラムサール条約湿地」に登録されています。海から続く足跡があれば、それはウミガメが産卵に来た証。産卵期は5〜7月で、7月下旬から1ヵ月ほどの間は、卵からかえったよちよち歩きの子ガメを見られる可能性もありますよ。
※画像はイメージです

屋久島空港から徒歩約1分という好立地にある「縄文の宿まんてん」。スタンダードな和室・洋室もありますが、子ども連れで泊まるなら、モンゴルのゲルをイメージしたスローハウス「テンゲル」がぴったりです。1棟貸しなので、周りに気を使うこともありません。

丸いかたちをした「テンゲル」は、シャワールーム付きのコテージタイプのお部屋。シングルベッドが4台並ぶ洋室と、こちらの畳敷きの和室があります。やんちゃ盛りが裸足で走り回っても安心で、自宅のようにのびのびと過ごせますよ。

出典：

「まんてん」の自慢は、天然温泉があること。屋久島の自然を感じながら、美肌効果のあると言われるお湯が楽しめます。内風呂をはじめ露天風呂、露天檜風呂、ドライサウナなどバラエティ豊か。

夕食はトビウオなど地元産の新鮮な魚介や、鹿児島黒豚、果物や山菜など旬の味をたっぷりと。朝食は和食・洋食が並ぶバイキングです。朝食は食べない派のパパも、好き嫌いが多い子どもたちも、好きなものだけ選べるから食が進みますね。

約1500坪の広大な敷地の中に、個性豊かな4タイプのコテージが並ぶ「コテージ 森のこかげ」。ヨーロッパや北欧の田舎に来たようなかわいいデザインのコテージは、ファミリーに大人気です。屋久島の緑に囲まれた静かな環境で、予約制のバスルームやコインランドリーも完備。子どもと一緒に、ゆったりと流れる島時間を満喫してくださいね。

ファミリーには、ベッドがなく広々としたフロアにふとんを敷くタイプのコテージがぴったり。ロフト付きのコテージもありますよ。いずれもハンモックが付いていて、屋外のウッドデッキでもお部屋でも使うことができます。ゆらゆらと揺れる感覚が心地よくて、子どもも大喜び！ 周りに気がねなく走りまわれるのもいいですね。

子連れだと何かと便利なミニキッチンが付いたタイプのコテージもありますよ。IHコンロに冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトルに加えて、調理器具も一式揃っているので簡単な料理なら作れますね。お酒やジュース、お菓子などは、敷地内のショップで購入することもできます。

屋久島空港から車で約15分、屋久島の玄関口「宮之浦港」から徒歩で約8分のお宿「民宿たけすぎ」。空港や港を結ぶバスを利用すれば、バス停「宮之浦港入口」からは徒歩約1分です！客室は、明るく快適な和室タイプがメイン。窓を開ければ、屋久島の自然の香りがお部屋いっぱいに広がります。託児所「屋久島 Manma House（マンマハウス）」と提携しており、子どもを預けて登山を楽しむこともできますよ。

お風呂は17〜23時と時間が決まっていますが、シャワーは24時間使用OK。外でどろんこになってしまっても、お風呂の時間まで待たずにさっぱりできます。また、コインランドリーや物干し場もあるので、子どもの着替えを多めに用意しなくても大丈夫です。

夕食はトビウオの姿揚げをはじめ、お刺身など屋久島の旬の味がたっぷり。朝食は和定食ですが、朝早い出発の場合、事前に連絡をすれば朝食をお弁当にして用意してくれます。子どもと一緒に、自然の中で食べる朝ごはんも楽しいですね。

緑に覆われたジャングルやエメラルドグリーンの海、自然の中の鳥や動物たち。屋久島には普段の生活では出会えないものがたくさんあります。お気に入りのお宿がみつかれば、子どもと一緒に訪ねてみてください。家族みんなにとって、心に残る素敵な旅になりますよ。