【岩手】花巻の高級旅館で贅沢ステイ♡1人でも泊まれるおすすめ5選

宮沢賢治の故郷として知られる岩手県花巻市。「宮沢賢治記念館」「宮沢賢治童話村」など宮沢賢治の世界観にどっぷり浸かれるスポットのほか、水が真横へ勢いよく飛び出す「七折の滝」や日本百名山のひとつ「早池峰山」など、自然を感じられるスポットもたくさんあります。12の温泉地からなる「花巻温泉郷」もあるので、温泉好きにはたまらない時間を過ごせますよ。花巻市は、リフレッシュ旅におすすめしたい観光先のひとつです。

花巻観光とあわせて楽しみたいのが、温泉や食事にワクワクする旅館。「自分へのご褒美として贅沢したい」「友達と予定が合わない」そんな時は、思い切って1人で高級旅館に泊まってみませんか？今回は花巻市の高級旅館の中から、1人でも利用できる旅館を5つご紹介します。個室食や部屋食があったり、露天風呂付き客室があったり、1人でも思いっきり満喫できる旅館ばかりなので、ぜひ参考にしてください。

湯治場の面影を残す風情たっぷりな場所にある「やまゆりの宿」は、花巻駅からタクシーで約20分です。宮沢賢治の作品『銀河鉄道の夜』テーマにした、プラネタリウム付きのお部屋もあるんですよ。広縁にはマッサージチェアが備えられており、癒しの時間が過ごせますよ。また、サンダルウッドやローズ、スミレなど12種類のお香が用意されており、好きな香りで寛げます。

「紅葉」には、レトロで可愛いお風呂(沸かし湯)も。タイル張りの浴槽に洋風の洗面所がおしゃれで気分が上がりそうです。旅館内には源泉かけ流しの温泉もあり、開放感のある露天風呂や、昔ながらの湯治湯を思わせるノスタルジックな内湯などで、開湯1200年の名湯「台温泉」を楽しめますよ。

食事は夕食、朝食ともに、一品一品手作りされたどこか懐かしい囲炉裏料理。岩魚や豆腐田楽など、囲炉裏ならではの火加減でいだだきます。三陸産の魚介類や里山の山菜、岩手県産の日本酒やワインなど、岩手の美味しいものをたっぷり楽しみましょう。

「游泉 志だて」は、花巻駅からタクシーで約15分。全室露天風呂付きですよ。写真は1階の「和洋室 デラックスルーム 露天風呂付」。寝室と6畳和室のお部屋で、ベランダにはテーブルとチェアが設置されています。目の前の庭園を眺めながら、贅沢な1人時間が過ごせますよ。

「和洋室 デラックスルーム 露天風呂付」のお風呂は岩露天風呂です。渓流を望むように配置されており、美しい眺めをひとり占めしながらまったりお風呂に浸かれます。旅館内には客室と異なる泉質の大浴場もあるので、それぞれの違いも楽しめますよ。

夕食・朝食ともに個室ダイニング「風とオルゴオル」でいただけます。夕食は旬の素材が使われた創作会席料理で、メインはいわてのブランド「前沢牛サーロインステーキ」。地元ワイナリー「エーデルワイン」のワインや地酒が用意されているので、美味しい食事とお酒で1人の時間を思いっきり満喫したいですね。

花巻駅から車で約25分の「藤三旅館・別邸 鉛温泉 心の刻 十三月」。全室ラグジュアリースイートで、源泉100％かけ流しの露天風呂を備えたデッキが付いています。客室は60平米以上となっており、広々とした空間をひとり占めできますよ。写真のお部屋はなんとプライベートミストサウナ付き。湿度が高く、肌や髪にやさしいサウナでバスタイムがさらに楽しくなるでしょう。デザイナーズ家具が設置されたスタイリッシュなお部屋なので、気分も高まりそうです。

写真は客室風呂のひとつ。「温泉遺産」「新日本百名湯」「日本百名湯」に選定されている「鉛温泉」を、好きなだけ楽しめます。窓の外からは「豊沢川」の景色が眺められるので、自然をたっぷり感じながらお風呂に入りましょう。また、本館の「藤三旅館」のお風呂も利用可能です。立って入る珍しい温泉や白糸の滝を目の前にした展望反露天風呂などもあり、日頃の疲れをとことんリフレッシュできますよ。

食事は夕食、朝食ともに会席料理。夕食は全13品で、世界三大漁場のひとつ「三陸」から直送される海の幸やきのこなど、旬の素材が使われたお料理をいただけます。また、館内には大自然が眺められる「藤時 fu ji」と、デザイナーズ家具が設置された「ロビー・ラウンジ」2つのスペースがあり、15時から18時までアルコールを含むドリンクやお菓子のフリーフローが楽しめます。夜にはピアノの生演奏があったり、源泉100％かけ流しの足湯が併設されていたり、お部屋以外にラウンジでもまったり過ごせるのがうれしいですね。

花巻駅から無料送迎バスで約25～45分のところに位置する「結びの宿 愛隣館」は、3つの大浴場が完備されており、17の湯船が楽しめる旅館です。1名で利用できる「ワーケーション/和モダンツイン」は、琉球畳の和室12畳にベッドが設置されており、1人でのびのびと過ごせます。

森林浴しながら入れる「岩露天風呂」や、立って入浴するスタイルの「立湯露天風呂」、90cmの深さがある「腰掛湯」、乳白色の温泉「シルクバス」など、種類豊富な温泉に気分が高まりますね。岩盤浴やエステも用意されているので、この機会に日頃の疲れをとことんリフレッシュしちゃいましょう。

夕食は2023年にオープンした「里山ダイニング」はいかが。テーブルに用意される先付の料理のほか、ビュッフェ形式で料理が楽しめます。「里山の祝祭」をコンセプトに、季節の里山の実りを郷土料理でいただけます。料理長のアレンジで華やかにしたてられたお料理で、お腹も心も満たされましょう。

「花巻温泉 佳松園」は、新花巻駅から車で約20分。県木である南部赤松に囲まれた宿です。12畳と踏込のゆったりとした和室の「トラディショナル ルーム」がおすすめです。内風呂は檜風呂で、とても良い香り。選べる浴衣や専用草履の用意もあり、快適に過ごせますよ。

大浴場「とろとろの湯」では、内湯と檜の露天風呂が楽しめます。つるつるした肌ざわりのお湯で、美肌効果も期待できるのだとか。また、2階にはアロマテラピーのトリートメントが受けられるエステルーム「さくら」があり、良い香りに包まれながらリラックスできます。1人旅だからこそ、エステで贅沢な時間を過ごしてはいかがですか？

「トラディショナル ルーム」のお部屋なら、夕食は部屋食でいただけます。新鮮な海の幸や岩手の里山の幸が使われた料理は、素材の旨味が生かされた旬を感じられるメニュー。人目を気にせず料理を楽しめる部屋食は、初めて1人旅する方にも安心ですね。

宮沢賢治ゆかりのスポットを巡ったり、自然を感じるスポットをお散歩したり、花巻市の旅行は気分転換になるでしょう。観光を楽しんだ後は、高級旅館で美味しい食事や温泉を堪能して贅沢に過ごすのも良いですね。1人の時間を思いっきり満喫してリフレッシュしたら、休み明けの仕事も頑張れそうです。