美味しい朝食で旅満足度UP！花巻のおすすめホテル・旅館8選／岩手

岩手県花巻市は、東北新幹線で東京からは3時間ほど、岩手県のほぼ中央に位置する街です。駅に降りれば、そこは童話作家・宮沢賢治の愛した理想郷「イーハトーブ」。雄大な自然が織りなす景色と、清らかな空気に満ちた世界が広がります。「宮沢賢治記念館」や「宮沢賢治童話村」、近年話題の「大谷選手 2023シーズンMVP＆ホームラン王記念モニュメント」などの人気スポットを巡りながら、心も体もリフレッシュする旅は、いかがですか？

見どころたっぷりの花巻市内を楽しくめぐるためにも、「朝食」で元気をたっぷりとチャージしましょう。「ひっつみ」などの素朴な郷土料理や、ふわトロの焼きたてフレンチトースト、三陸の新鮮なお魚を芳ばしく焼き上げた和食膳などなど、いくらでも食べられそうな「朝食」メニューが自慢の、花巻市のホテル・旅館をご紹介します。なお、東北新幹線「新花巻」駅・JR「花巻」駅の両駅から花巻南温泉郷への無料シャトルバスが便利ですよ（運行時間要確認）。

「山の神温泉　別墅　清流館」は、「大人の隠れ家」という雰囲気にピッタリのお宿です。全20室は定員2名、というこだわり。気心知れた人とゆっくりと過ごしたいですね。広い日本庭園を眺められるロビーは、ちょっと背伸びしたくなるような大人の雰囲気。なお、「優香苑」の敷地内にあり、駅からの無料シャトルバスが到着する「優香苑」から「清流館」までは車で送迎してもらえます（約2分）。

1階と2階の客室は、どちらも広々としたテラス付き。1階客室は、お庭と一体化したような開放的な景観を楽しむことができますよ。2階客室は、建物の構造をそのまま活かした重厚な柱と梁、漆喰調の壁が魅力。まるで古民家のような雰囲気ですね。

そして、全客室には源泉掛け流しの半露天風呂が付いています。温泉は、pH値が9.3もあるアルカリ性単純温泉なので、とろとろとしたお湯となっています。青森ヒバを使用した浴槽の香りにも癒されながら、至福の温泉タイムをどうぞ♪「優香苑」、日帰り入浴施設「なごみの湯」館内と、それぞれ廊下でつながっているので、湯めぐりも楽しめます。

ぼーっと寝ぼけた頭に、ぱっと光が差し込むかのような色鮮やかな和食膳の朝食。食材のもつ「色」と、少しずつ盛られたおしゃれな小鉢が、食欲をそそります。ふだん、朝は苦手で食欲がないという人も、これはいくらでもご飯がすすんでしまいますね。たっぷりの新鮮野菜や、焼きたてのお魚の芳ばしさも、旅館の朝食ならでは。なお、夕食は牛肉と旬の魚のダブルメインという贅沢なメニューとなっています。こちらも満喫してくださいね。

山の神温泉「優香苑」は、1万坪の敷地に宮大工の建築が並び、4種の源泉を贅沢に使用した源泉掛け流しの天然温泉が楽しめる温泉旅館です。広大なイングリッシュガーデンがあり、四季折々の表情を楽しめますよ。季節によって異なる風景を見ながら、リラックスした時間を過ごしたいですね。朝のお散歩も清々しくて気持ちがよさそうです。

客室は、広さによって4つのタイプがありますので、ニーズにあったお部屋を選ぶことができます。すべての和室には宮大工の丹念な技が光り、格天井だけでなく襖や欄間の細工も美しく仕上げられています。まるでアートのようなお部屋の装飾を、一つ一つ鑑賞してみては？木のぬくもりが感じられるお部屋で、ゆったりとくつろぎながら疲れを癒したいですね。

「山の神温泉」は、近くにある「山祇（やまづみ）神社」に因んで名付けられた温泉です。「優香苑」では、4種の源泉を、露天風呂や内風呂で楽しめます。まさに温泉三昧の癒しの1日が過ごせますよ。こちらは、「こもれび乃湯」の露天風呂。野山の美しい四季の景色と、銀河鉄道を探したくなるような夜空と、両方を堪能したいですね。

「優香苑」では、前沢牛や白金豚（はっきんとん）などの地元ブランドの高級お肉や、三陸の豊かな海の幸を積極的に使用しています。朝食には、地元の食材を使用した32〜33種類の和洋のメニューが並びますが、おすすめは、郷土料理の「ひっつみ」。水でこねた小麦粉を薄くのばした生地を手でちぎって煮たもので、目覚めたばかりの体に優しくしみこんでいくような、ちょっと懐かしい味が特徴です。

「花巻温泉 佳松園」は、県木「南部赤松」に囲まれた静かな場所にあり、回廊の形で囲まれた白砂の中庭が美しいお宿です。特に、かがり火が焚かれる黄昏時は、周囲に広がる南部赤松の林と白砂の幻想的な光景が浮かび上がり、風雅な佇まいに。花巻温泉の絶景スポット「釜淵の滝」もすぐそばなので、お宿周辺の散策もおすすめ。

さまざまなタイプの客室があるので、目的や予算に応じで利用できるのも魅力。こちらは、スタンダードツインのお部屋です。周囲の松林と馴染むシックな色づかいで統一された室内は、広々としており、気取らないカジュアルさも感じられますね。ゆったりとした大きなベッドも、旅の疲れを癒してくれます。露天風呂や半露天風呂付きの客室もありますよ。

こちらのお宿では、大きなガラスで囲まれた開放的な大浴場と、さわやかな松林の風を感じられる露天風呂で、花巻温泉のお湯を堪能できます。露天風呂の浴槽は、自然と一体化できるヒノキ造り。日本旅館の伝統的な佇まいが、旅情をかきたててくれますね。お湯は高濃度アルカリ性での泉質なので、無色透明、無味無臭でつるつるとした肌触りが特徴。湯冷めしにくいといわれています。

「手間ひま惜しまず」がこだわりのお料理。和食の伝統は守りつつも、盛り付けや器等にはモダンなセンスが光ります。朝食にも、立ち上る湯気の向こうに懐かしい景色が広がるような、ぬくもりを感じるメニューが並びますよ。野菜やお豆腐など、体に優しい素材がたっぷり。ゆっくりと、素材本来の味を感じられます。特に、花巻の湯葉・豆腐・豆乳・野菜で仕立てた豆乳鍋は、人気メニューの一つです。

「結びの宿　愛隣館」は、花巻温泉峡の奥座敷、新鉛温泉にあり、「恋人の聖地 サテライト」の認定を受けているお宿です。広大な敷地には、四季折々のお花が楽しめる遊歩道があり、お散歩マップも用意されていますので、自然のなかでリフレッシュしたい旅にもおすすめです。また、郷土芸能やマジックショーなどのイベントも毎日開催されていますよ。

幅広い年代に対応しているお宿なので、和室・洋室ともにさまざまなタイプの客室が用意されています。こちらは、「ワーケーション/和モダンツイン」のお部屋。琉球畳の和室12畳にベッドを備え付けた客室です。ワーケーションデスクも完備されているので、「ちょっと気になる案件が……」なんていう時にも安心ですね。

「愛隣館」の温泉は、3つの自家源泉を、露天風呂や貸切風呂などなんと17のお風呂で楽しめるんです。立ったまま入浴する「立湯露天風呂」、源泉100%掛け流しの「陶器風呂」、岩風呂やサウナなどなど……。チェックインしたら湯めぐりプランを考えなければならないかもしれませんね。豊富なアメニティがそろうパウダールームもありますよ。

朝食は、40種類ほどのメニューがならぶ和洋のビュッフェスタイルです。一番人気のメニューは、石釜で焼き上げた調理長特製「ふわふわ フレンチトースト」。バゲットや卵、牛乳など花巻市の素材にこだわり、さらに目の前で焼き上げてもらえるので、できたてのアツアツふわふわを食べられます。岩手県産のお米「ひとめぼれ」に、地元花巻産野菜を使った月替わりのお料理のほか、郷土料理の「ひっつみ」や「しそ巻」なども味わえますよ。

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「割烹旅館　廣美亭（ひろみてい）」は、全12客室という小さなお宿。夕食・朝食はともにお部屋食、さらにチェックインもお部屋で行います。その季節でしか味わえない旬の食材を使ったこだわりの会席料理に舌鼓を打ちながら、プライベートな時間を過ごせますね。

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全12室とコンパクトなお宿ですが、お部屋は多彩。リーズナブルに利用できる和室から、露天風呂付き客室、ペット可のお部屋など、旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。1日1組限定の「露天風呂付特別客室 花霞」では、温泉が楽しめる露天風呂とダイニングがついており、贅沢で落ち着いたひとときを過ごせますよ。

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割烹旅館ですから、お料理への期待は高まりますよね。夕食は、五感で味わう旬の会席料理です。お部屋食ですから、大切な人との時間を楽しみながら花巻の旬を存分に堪能しましょう。花巻の自然が育んだ山菜やきのこなどに加えて、岩手県自慢のお米、鮭や帆立など三陸の海の幸など、料理長がこだわり抜いた素材とともに、美しい器にも注目ですよ。

出典：骨折娘さんの投稿

朝も彩り鮮やかな和食のお膳です。朝食も部屋食なので、すっぴんでOK♪朝食で1日の栄養を取れるように、野菜やお魚などの食材を中心とした体に優しいメニューになっています。小さな器に少しずつ盛られたご飯のお伴は、しばらく眺めていたくなる可愛らしさですね。お膳に添えられる新鮮な成分無調整の「大石牛乳」は、ご当地の味の一つ。和食に牛乳？という意外な組み合わせも、ぜひ楽しんでみて。

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「ガーデンリゾート　悠の湯　風の季」は、旬刊旅行新聞の「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で「もてなし部門」10年連続入選など、高い評価を得ているホテルです。館内も、ダークブラウンで統一されたシックな空間が、とってもおしゃれ。エントランスに併設されたラウンジは、個室風に仕切られており、おしゃべりも弾みます。

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客室は6タイプあります。和モダンな雰囲気のおしゃれな客室や、温泉旅館の情緒を残した和室など、広さもさまざま。こちらは、ツインベッドと個性的な色合いのソファーがあるお部屋。和と洋がほどよく融合したおしゃれな客室に、心がときめきますね。2室限定の「露天風呂付き和風スイート」なら、お部屋でお風呂をひとり占め♪

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「露天風呂付き和風スイート」以外のお部屋にはお風呂がありませんが、大浴場（内湯）「悠の湯」と露天風呂「昇陽の湯」「かわみの湯」で、源泉かけ流しのお湯を楽しめます。川のせせらぎに耳を傾け、四季折々の景色を眺めながら、露天風呂で日ごろの疲れをときほぐしましょう。「昇陽の湯」は檜風呂なので、森林浴をしているような気分も味わえますよ。

出典：chaboooさんの投稿

夕食は、地元の旬の食材をたっぷりと使った懐石料理です。お料理に合う地酒やワインもぜひ味わってみて。朝食は、約40品目の豊富なメニューが並ぶ和洋バイキング。オープンキッチンなので、できたてアツアツのお料理が並びますよ。特製出汁が染み込んだ「玉こんにゃく」は、何個でもいけちゃいそう！郷土料理の「ひっつみ」や、オリジナルドレッシングで食べる地元の新鮮野菜のサラダなどもおすすめ。

「游泉　志だて」は豊沢川が目の前、志戸平温泉にあるお宿で、「高級なモノよりも、時間と空間の贅沢を提供したい」がコンセプト。すべて露天風呂付き客室で、しかもすべて渓流を望むお部屋となっています。まさに、山の温泉宿でプライベートなひと時を過ごすのにふさわしい、「大人のためのリゾート旅館」ですね。

1階客室には庭園付き露天風呂、2階から4階の客室にはテラス露天風呂が設置されています。自家源泉の掛け流しで24時間、新鮮なお湯が楽しめるとはなんとも贅沢♪コンパクトながら機能性を重視した和モダンな客室は、大人のお籠り旅にもぴったりですね。

プライベートな客室露天風呂を楽しんだ後は、ぜひ、雅趣あふれる庭園露天風呂などのある「湯処 喜久の湯」へ。四季折々の絶景と豊沢川のせせらぎに癒されながら、穏やかに流れていく時間を感じましょう。冬の雪景色も風情たっぷりですよ。母屋棟1階には、豊沢川を眺められる「足湯」もあります。体の芯からゆっくりと温まっていくので、ちょっとおしゃべりが長引いても大丈夫♪

夕食は、個室のダイニング会場でいただきます。旬の山海の素材を、焼きたて、揚げたてで食べられるオープンキッチンのカウンターも楽しいですよ。朝食は、岩手県産「ひとめぼれ」を使用したご飯をはじめ、地域色を感じる食材や、郷土の調理法を取り入れた和定食となっています。また、朝食をお部屋まで届けてもらえる「朝食ボックスサービス」もあります（要予約・限定）。お寝坊さんには嬉しいサービスですね。

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「ホテルグランシェール花巻」は、JR東北本線「花巻」駅の目の前、徒歩約1分というアクセス至便な立地が魅力です。実はこのホテル、宮沢賢治の親戚筋に当たる人が創業したホテルなので、賢治の童話の世界観を楽しめる仕掛けがたくさんあるんですよ。こちらは、賢治の描く「銀河」をモチーフにしたロビー。なんだか、ワクワクしてきませんか♪

客室は、シングル・ダブル・ツインの3タイプの客室から選べます。客室からは、花巻の街並みを一望できるのだとか。温かみのある空間で、のんびりと過ごせそうですね。

※写真はイメージです。

「ホテルグランシェール花巻」には、大浴場も完備。足をのばしてゆっくりお湯につかれるのは嬉しいですよね。宮沢賢治の童話には、キラキラした鉱物が出てくるシーンも多く描かれます。そんな童話の雰囲気を味わえそうな角ばった内装に、中を進むにつれて天井が近づいてくる設計は、まるで洞窟の中にいるよう。普通とはちょっと違ったバスタイムが楽しめますよ。

「Le Aube （オーブ）」では、朝食バイキングを楽しめます。6時30分という早めの時間帯から利用できるのも、便利ですね。人気のメニューは、花巻自慢のブランド豚「白金豚（はっきんとん）」を使ったカレー。体をスパイシーな香りと味で目覚めさせて、しっかりとエネルギーをチャージしましょう。「ほや酢」などのご当地メニューが登場するときもありますよ。

豊かな自然に抱かれた花巻市は、リフレッシュ旅にはおすすめのスポットです。人気の観光スポットは、散策やサイクリングなども組み込みあわせながらめぐるのも◎そんな旅には、まずしっかりと朝食をとって出かけるのが肝心です。ぜひ、お宿自慢の美味しい朝食を味わってから出発してくださいね。