「日本の社寺」をじっくり巡ろう。日光東照宮の見どころ&グルメ紹介

「日本の社寺」をじっくり巡ろう。日光東照宮の見どころ&グルメ紹介

栃木県・日光で最も有名な観光スポットといえば、やはり「日光東照宮」ではないでしょうか。世界遺産や国宝にも登録され、国内外から多くの人々が訪れています。でも、具体的に何を見れば良いのか分からない、という方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、日光東照宮の見どころを具体的に詳しくご紹介!おさえておきたい定番スポットから、知っているとより観光が面白くなる豆知識まで、幅広く調べてみました。さらに、東照宮周辺で楽しめる日光グルメもありますよ。これを読めばより日光観光が楽しめるかも?

2020年06月15日

思い立ったら吉日。日光の歴史を感じる旅へ

毎日仕事に行って帰っての繰り返し…。時には息抜きをしてみたいと思うことはありませんか?そんな時は、豊かな自然に囲まれた史跡をめぐる歴女の旅はいかがでしょう。東京から片道2時間ほどでつく日光は、ふらっと気分転換したいときにおすすめの観光地。 豪華絢爛でとても華やかな「日光東照宮」は、人生で一度はみておきたい世界遺産です。荷物は最小限にして、さあ出かけましょう!

精緻な彫刻をじっくり見たくなる「日光東照宮」

大修理後の陽明門(日光東照宮)

出典:ケイサクマさんの投稿

「日光東照宮」は、徳川初代将軍「徳川家康」が祀られている神社です。日本全国の東照宮の総本社的存在であり、正式名称は「東照宮」ですが、ほかの東照宮と区別するために「日光東照宮」と呼ばれています。境内には有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」を表現した猿の彫刻をはじめ、動物の彫刻や像も境内の各所にちりばめられています。「日光東照宮」には、中国を意識した彫刻や人物の彫刻があるのもポイントです。色鮮やかな彩色が施された煌びやかな社殿群とともに、自分の時間をたっぷり使って、じっくり見たり、撮影したりしましょう!

「日光の社寺」として世界遺産に登録

「日光の社寺」として世界遺産に登録2046996

出典:

日光東照宮は、1999年に「日光の社寺」として世界遺産に登録されました。日光の社寺に含まれるのは、二荒山神社、日光東照宮、輪王寺の2社1寺に属する、103棟の建築物と周辺の景観遺跡です。さらに日光東照宮では、8棟が国宝に、34棟が重要文化財にも指定されています。まさに文化財の宝庫ともいえる、貴重な場所です。

「日光東照宮」の旅はJR日光駅からスタート♪

日光東照宮は東京から約2時間、東京都から日帰り旅行もできる距離にあります。車なら日光ICから約2㎞、電車を利用されるなら最寄り駅は、「JR日光駅」または「東武日光駅」となります。どっぷり日光東照宮の旅を楽しむなら、「JR日光駅」からのスタートがおすすめです。「JR日光駅」は1912年に建てられたレトロな雰囲気の駅舎。ピンクの可愛らしい外装に気持ちがあがります♪

「日光東照宮」の旅はJR日光駅からスタート♪2201633

出典:

駅構内は現代と大正時代が融合する不思議な空間。2階にはシャンデリアがある「ホワイトルーム」とよばれるホールもあり、自由に見学ができます。

日光市 JR日光駅

出典:

JR日光駅の正面玄関の天井には、日光東照宮の薬師堂に描かれている「鳴き龍」と同じように音に共鳴して「龍の鳴き声」が聞こえるパネルがはめ込まれています。パネル下に位置するプレートの上に立って手を打ち、旅の無事を祈りましょう!さらに駅前の広場には、日光の美味しい水の水飲み場もありますので、こちらもあわせてどうぞ。

「日光東照宮」の旅はJR日光駅からスタート♪2194597

出典:

日光東照宮へは、「JR日光駅前」にあるバスロータリーを発着している「世界遺産めぐりバス」がおすすめ。世界遺産に指定された「日光社寺」をめぐる循環バスで約10分おきに発着しています。乗車券は「JR日光駅」のみどりの窓口で購入できます。1日乗り降り自由のフリーパスは、小判のような形をしています。日光東照宮観光の記念になりそうですね。なお最寄りのバス停は、日光東照宮の「陽明門」まで徒歩5分の「表参道」での降車が良いでしょう。

華やかで芸術的な社殿群を、一つずつ見学

陽明門

陽明門2046995

出典:hana10さんの投稿

まずご紹介するのは、日光東照宮の中でも特に知名度が高い、「陽明門」です。門全体が色彩豊かな彫刻で覆われており、まるで芸術品のよう。一日中見ていても飽きないことから、「日暮御門」とも呼ばれています。

陽明門2046997

出典:

「陽明門」にある面白いスポットが、こちらの「魔除けの逆柱」。陽明門は12本の白い柱で支えられており、どれも「グリ紋」と呼ばれる渦巻き模様が彫刻されています。その中で1本だけ逆向きの渦巻きになっているものが、「魔除けの逆柱」です。「建物は完成と同時に崩壊が始まる」という言い伝えがあることから、わざと柱を未完成の状態にして、災いを避けているのだそう。ぜひ探してみてくださいね。

廻廊

廻廊2047011

出典:

次にご紹介するのは、華やかな極彩色の彫刻が美しい、「廻廊」です。廻廊は陽明門の左右に延びる建物で、本社、祈祷殿、神楽殿などを取り囲んでいます。一枚板の透かし彫りで造られた花鳥の彫刻は、国内最大級。じっくりと眺めたくなる、豪華絢爛で美しい彫刻です。

唐門

唐門2047028

出典:ペコおやじさんの投稿

続いてご紹介するのは、小さいながらも東照宮で最も重要な役割を果たす、本社の正門「唐門」です。胡粉(ごふん)と呼ばれる、貝殻から作る白い顔料で全体が塗られ、さらに金箔も施されています。陽明門とはまた違った、荘厳な美しさを感じますね。また、門に彫られた竜や中国の聖人賢者などの細かな彫刻も印象的です。

日光東照宮の”動物たち”に注目してみよう!

五重塔の干支

五重塔の干支2196053

出典:

日光東照宮の石鳥居をくぐると、左手に五重塔が見えてきます。朱色の1階欄間には、右から寅、卯、辰の干支が描かれています。これは家康、秀忠、家光の干支の順になっています。日光東照宮内に描かれている動物は虎が一番多く、ウサギや龍も各所で見かけます。ちょっとした豆知識ですが、覚えておくと境内の散策が楽しくなりますよ。

神厩舎にいるご神馬

神厩舎にいるご神馬2047015

出典:

日光東照宮の表門の左手にある「神厩舎(しんきゅうしゃ)」では、天気の良い午前中を中心に「神馬(しんめ)」とよばれる神に奉仕する馬が姿をみせます。日光東照宮の神馬は雄の白馬に限られ、初代の神馬は徳川家康が関が原の戦いで乗った馬なのだそうです。

神厩舎に彫られている三猿

神厩舎に彫られている三猿2046994

出典:hana10さんの投稿

神厩舎(しんきゅうしゃ)正面の梁の部分には、馬を守るといわれる猿を彫刻した「三猿(さんさる)」が8面にわたり飾られてます。西の壁面にも猿の彫刻が3面あり、全体では16匹の猿が描かれています。これらは人の幼年期、青年期など人生を表現しているといわれています。猿たちの表情はもちろん、猿たちの周りの風景の彫刻も見どころですよ。

上神庫の想像の象

上神庫の想像の象2047039

出典:見太郎さんの投稿

続いては表門を入るとすぐにある三つの建物「三神庫(さんじんこ)」の一つ「上神庫(かみじんこ)」に描かれている「想像の象」です。江戸時代初期の絵師「狩野探幽」がゾウの下絵を想像だけで描いたと言われることから、そう呼ばれるようになったとか。実際のゾウとの違いを考えてみるのも楽しそうですね。

躍動感あふれる陽明門の動物たち

躍動感あふれる陽明門の動物たち2195500

出典:たぬきぽんぽんさんの投稿

日光東照宮の拝殿前にある「陽明門」には、「あ」と「うん」の獅子の姿などたくさんの躍動感あふれる動物たちの姿がちりばめられています。2頭重なっているように見える龍も、上は龍で下は「息」とよばれる霊獣と言われています。高くて見えにくいのですが、それぞれ造りが違いますのでカメラなどでズームして見るのがおすすめです。

躍動感あふれる陽明門の動物たち2196058

出典:

陽明門をくぐる時には、頭上の龍も忘れずに!狩野探幽が描いたとされる昇り龍、降り龍の姿があります。別名で昇り龍は「八方睨みの龍」、降龍「四方睨みの龍」と呼ばれています。

躍動感あふれる陽明門の動物たち2196055

出典:

陽明門の近くには隠れたスポットも。陽明門へ向かう石段を上がった左右の石柵には、「飛び越えの獅子」とよばれる逆立ちした唐獅子の像があります。日光東照宮の伝記によると、石の柵を支える役割をしているそうですが、徳川家光はこの獅子を見た時に、石柵を飛び越えて着地した瞬間のポーズに見えたことから「飛び越えの獅子」と言ったとか。

東回廊の眠り猫

東回廊の眠り猫2047029

出典:hana10さんの投稿

次にご紹介するのは、東回廊の奥社参道入り口にある坂下門に掘られた「眠り猫」です。左甚五郎作と伝えらるこのかわいらしい彫刻は、実は寝たふりをしながら、家康を守るためにいつでも飛びかかれる姿勢をしているといわれています。また、日の光を浴びながら昼寝をしている様子から、「日光」にちなんで彫られたともいわれているのだそう。さまざまな説がありますので、ぜひ実際に自分の目で見て、自分なりのイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。

眠り猫裏面の雀

眠り猫裏面の雀2047030

出典:TR3 PG@さんの投稿

眠り猫の裏面には、楽しそうに舞う2羽の雀が彫られています。これは、「雀が舞っていても猫が寝るほどの平和」を表現しているのだそうです。ただ目で見て美しいだけでなく、彫刻から物語性を感じられるのも、日光東照宮の面白いところですね。

薬師堂の天井画・鳴き龍

薬師堂の天井画・鳴き龍2047042

出典:

最後は本地堂(薬師堂)の内部に描かれている「鳴き龍」です。撮影はできませんが、お堂内部には34枚の檜板でできた天井があり、そこに巨大な龍の墨絵が描かれています。元は狩野永真安信(かのう・やすのぶ)によって描かれた水墨画がありましたが1961年に焼失。その後日本画の堅山南風(かたやま・なんぷう)によって復元されたものが今見ることのできる「鳴き龍」の姿です。この龍の顔の下で拍子木を打つと高い音が鳴り渡り、龍の鳴き声に聞こえることからこう呼ばれるようになりました。

東照宮見学の後は、日光グルメを満喫!

日光名物、 湯波を堪能!「きしの」

「きしの」料理 887383 湯波そば

出典:ポザウネさんの投稿

見どころ満載の日光東照宮を見学したら、おなかがペコペコ…。そんなときは東照宮周辺で、日光グルメも満喫しちゃいましょう!まずおすすめするのは、日光名物の湯波を堪能できる「きしの」です。一番人気は、ボリュームのある湯波が2切れ乗った「湯波そば」。だしがたっぷりとしみ込んだ湯波は、旨みが凝縮されていて絶品です!ちなみに、京都では「湯葉」と書きますが、日光では「湯波」と表記するのだそうです。

きしのの詳細情報

きしの

東武日光 / 甘味処、豆腐料理・湯葉料理、そば・うどん・麺類(その他)

住所
栃木県日光市山内2281-3
営業時間
9:00~16:45 [冬期] 9:00~15:45
定休日
不定休
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999

データ提供

ふわふわ天然氷が楽しめる!「日光茶屋」

「日光茶屋」料理 887385

出典:FUNKYDOGさんの投稿

続いてご紹介するのは、天然氷を使ったカキ氷を味わえる、「日光茶屋」です。実は日光には天然氷の蔵元がいくつかあり、天然氷の本場として有名なんです。天然氷で作ったカキ氷は、口の中ですぐに溶けるほどふわふわで、頭がキーンと痛くなることもありません。一度天然カキ氷を食べれば、その違いに衝撃を受けるはず!ぜひ「日光茶屋」で、その驚きの食感を味わってみてくださいね。

日光茶屋の詳細情報

日光茶屋

東武日光、日光 / 甘味処

住所
栃木県日光市松原町253
営業時間
9:00~16:00
定休日
無休
平均予算
  • ~¥999

データ提供

東照宮内で休憩できる!「上島珈琲店 日光東照宮店」

「上島珈琲店 日光東照宮店」外観 887387

出典:helihopさんの投稿

実は日光東照宮内にも、休憩ができるカフェがあります。それは宝物館内にある「上島珈琲店 日光東照宮店」です。神社内にカフェがあるなんて、かなり珍しいですよね。日光東照宮は見どころがかなりたくさんあるので、疲れたら上島珈琲店で休憩するのがおすすめです。コーヒーだけでなくスイーツやフードメニューも充実しているので、小腹がすいたときにもぴったりです!

上島珈琲店 日光東照宮店の詳細情報

上島珈琲店 日光東照宮店

東武日光 / コーヒー専門店

住所
栃木県日光市山内2301 日光東照宮新宝物館 1F
営業時間
9:00~17:00 (12月〜3月)9:00〜16:00
定休日
不定休
平均予算
  • ~¥999

データ提供

東照宮に御献上の大福「日光福徳庵」

「日光福徳庵」外観 887894

出典:オカデンチさんの投稿

日光東照宮の境内にある「日光福徳庵」の福徳大福は、東照宮に献上されているひとつひとつ丁寧に作られた和菓子です。東照宮表参道の階段を上がり石鳥居を抜けた右横にテントが出ています。お味は塩こしあん・抹茶・桃・白こしあん・竹炭・よもぎ・ずんだなど、季節限定のものもありますので気になるものはお土産に持ち帰るのもいいかもしれません。参拝の後、糖分補給をしたい時にも立ち寄りやすいお店です。

日光福徳庵

食べログに店舗情報が存在しないか一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

クラシカルな洋館レストラン「明治の館」

「明治の館」料理 887930

出典:ココガイイカモさんの投稿

蓄音機を初めて日本に紹介したアメリカ人貿易商の別荘だったという明治時代のお屋敷でランチやカフェタイムはいかがでしょうか?日光東照宮の裏手辺りにある「明治の館」のおすすめは「オムレツライス」と「チーズケーキ(ニルバーナ)」です。ふんわりとろける卵とケチャップ味のチキンライスのマリアージュは熟練の技によるもの。レトロな雰囲気と併せてお楽しみ下さい。

明治の館の詳細情報

5000明治の館

東武日光、日光 / 洋食、西洋各国料理(その他)、オムライス

住所
栃木県日光市山内2339-1
営業時間
<通常> 11:00~19:30(L.O.) <11月下旬~3月> 11:30~19:30(L.O.)
定休日
無休
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥3,000~¥3,999

データ提供

帰路は「東武日光駅」へ

帰路は「東武日光駅」へ2195264

出典:

「東武日光駅」からは普通列車と特急列車に乗車できます。特急は東京都内まで乗り換えなしで乗車できるだけでなく、チケットを事前にインターネットで座席指定をする予約購入ができます。当日、特急への乗車はPASMOやSuicaでそのまま入場する事が出来て便利。車窓を流れる景色を眺めながら、ゆっくり座って過ごせますよ。

いかがでしたか?

いかがでしたか?2047031

出典:ゲッツさんの投稿

世界遺産日光東照宮は、見どころが盛りだくさん!華やかで美しい建造物は、時間をかけてゆっくりと眺めたくなります。また数多く見かける動物モチーフの彫刻は、ただかわいらしいだけでなく、それぞれに深いメッセージが込められているのも面白いですよね。日本が誇る世界遺産、日光東照宮。今回ご紹介した以外にもまだまだ見どころがありますので、ぜひじっくりと楽しんでみてくださいね!

日光東照宮の詳細情報

日光東照宮

住所
栃木県日光市山内2301
アクセス
1) JR、東武「日光」駅からバスで約10分、「西参道」下車徒歩約10分 2) 日光宇都宮道路「日光IC」から約2km
営業時間
[4月〜10月] 8:00〜17:00 [11月〜3月] 8:00〜16:00 ※受付は閉門30分前まで
料金
日光東照宮単独拝観券 大人 1,300円、小中学生 450円 セット料金 (東照宮拝観券+宝物館入館券) 大人 2,100円、小中学生 770円

データ提供

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