【天童温泉】カップルの旅行やデートに♡おすすめ観光スポット14選／山形県

さくらんぼやラ・フランスなどのフルーツに豊かな自然など、見どころいっぱいの山形県。そんな山形観光の拠点におすすめなのが「天童温泉」です。訪れる観光客が多いこともあり、おしゃれな宿や歴史ある旅館など宿泊施設の数も種類も豊富にあります。しかも、旅行で疲れた体を癒す温泉も。

でもせっかくだから、拠点にするだけでなく観光もしなくてはもったいないですよね。そこで今回は、カップル旅行におすすめの天童市内の観光スポットをご紹介。しだれ桜が美しい倉津川や芝桜が広がる立谷川、イチョウ並木が人気の「山形県総合運動公園」など、うっとりするような景色も、縁結びで有名なお寺も可愛いスイーツも、楽しい場所がいっぱいですよ。

出典：ＫＩＺさんの投稿

実は天童は、全国の将棋駒の9割以上の生産量を誇る産地です。その歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。特に盛んに作られるようになったのは、江戸時代の後期、生活に困窮する藩士の救済のために、将棋駒の製作を藩士に奨励したことがきっかけだと言われています。そのため天童市内には、将棋駒の種類や歴史などを紹介する「天童市将棋資料館」をはじめ、将棋駒を製造する工房や販売する店舗などが点在しているんですよ。

だから、将棋をモチーフにしたものもそこかしこにあり、「こんなところにも！」と小さな発見も。そんな将棋駒の分身たちを見つけたら、地図に印をつけていくとスタンプラリー気分も味わえます。あとでその地図を見たら、2人の旅の思い出話にも花が咲きそうですね。

天童市の中心部にある舞鶴山。その山頂にある「天童公園」の展望台は、月山や朝日連峰、最上川などが一望できる絶景スポットです。公園内にはさまざまな植物が植えられ、春には約2,000本もの桜が咲き誇ります。桜のトンネルを2人で歩けば気分も桜色になりそうですね。

出典：さくらんぼｊａｍさんの投稿

ツツジやハナショウブ、アジサイなど一年を通して季節の花を見ることができるのも、この公園のいいところ。夏は緑に癒され、秋は紅葉に感動。冬は雪景色と季節ごとに美しい姿を見せてくれる素敵な公園です。夜は幻想的な夜景でロマンチックな気分になれますよ。

縁結びのお寺として有名な「若松寺」。奈良時代に建てられ、平安時代にこの場所に移された霊験あらたかなお寺です。また、このお寺のご住職と握手をすると良縁に恵まれると言われている、縁結びのパワースポットでもあるんですよ。カップルでの参拝ならご住職との握手は不要ですが、そんなパワースポットで2人の縁をさらに深めたいですよね。

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2人の幸福の願いを込めて、「縁福大風鈴」へも足を延ばしてみて。2人で紐を持ってゆっくり3回鳴らし、心静かに合掌するのが作法です。祈りが届きますように♪なお、お寺は山の奥にあるため、美しい眺望も楽しめます。お釈迦様へのご挨拶や祈りを済ませたら、景色も楽しんでくださいね。

出典：屋根無し牛乳屋さんの投稿

天童観光の途中でまったり休憩をするなら、温泉地ならではの足湯はいかが？温泉街には、「天の湯」「童(わらべ)の湯」「駒の湯」と3つの足湯があります。手湯や飲泉ができ、水飲み場も備え付けられた天童温泉「松伯亭あづま荘」に隣接した天の湯は、遠くの山々を眺めながら足湯が楽しめる憩いの場です。童の湯は、温泉街の入口にある「ホテル王将」前にある足湯。温泉街の中心付近にあるので、散策の途中で気軽に立ち寄れます。

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そして、将棋の駒の形をした湯舟が特徴の駒の湯。ここは道の駅「天童温泉」に併設されているので、お土産などのショッピングの際に立ち寄りやすい足湯です。どの足湯も気持ちよすぎて、会話も盛り上がりそう。レンタルサイクルで観光しながら3つとも回ってみるのもおすすめです。

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国道13号沿いにある「道の駅 天童温泉」。木の温もりあふれる駅舎「もり〜な天童」では、日本一の生産量を誇る将棋駒の製作実演や展示が行われ、24時間利用できる休憩所もあります。またお土産を買うなら、隣接する産直店「サン・ピュア」がおすすめ。店内には、天童市が生産量日本一のラ・フランスや山形が生産量日本一のさくらんぼなど山形の果物を使ったお菓子や天童の特産品がズラリ。

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イートインコーナーでは、名物料理が堪能できますよ。麺類や定食を注文すると、ブッフェで天童産や山形産の美味しいお米数種類と味噌汁、サラダ、お漬物が好きなだけ食べられるサービス付きです。食後は、併設の広々とした公園を、オルゴールの音色に合わせて3パターンに吹き出す噴水を眺めつつ、お散歩するのはいかが？疲れたら足湯でまったりするのもいいですね。

出典：jyurian_neetさんの投稿

〆は、ラ・フランスやだだちゃ豆、つや姫など山形の食材を使ったジェラートがおすすめ。ほどよいヒンヤリ感が心地よく喉を通っていきます。2人でゆっくりとした時間が過ごせるスポットです。

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JR天童駅に直結している、天童市のシンボルとして開館した「天童市将棋資料館」。一歩中へ入ると、そこには大きな将棋駒がどーんと。館内にはそのほか、将棋のルーツから日本への伝来、チェスや世界の将棋まで将棋に関する展示がたっぷり並んでいます。なかでも圧巻なのが、ずらりと並ぶ将棋駒。材料の木の種類や書体の種類、文字の入れ方などいくつもパターンがあり、奥深さを知ることができます。

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この伝統の技を知ると、質の高い将棋駒を手に2人で将棋にちょっとチャレンジしてみたくなるかも。ミュージアムショップでは藤井聡太竜王の扇子など、日本将棋連盟の公式商品や将棋駒、将棋をモチーフにしたグッズなどを買うこともできますよ。

「山形県総合運動公園」は陸上競技場や総合体育館、テニスコート、プール、屋内多目的コートを含む、広大な公園です。そんな公園がひときわ魅力を発揮するのが、10月下旬頃から11月初旬頃にかけて。黄色い葉をつけたイチョウ並木は、空気まで黄金色に染めてしまいそうなほどに幻想的な世界観を演出します。夜はライトアップされ、幽玄な雰囲気に。散策におすすめのスポットです。

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のどかな田園地帯にある、山形県最大級の露天風呂と2つの源泉が楽しめる「天童最上川温泉 ゆぴあ」。待ち合わせ時間を決めたら、あとはそれぞれゆったり、まったり温泉タイム。広々とした露天風呂では、大空の下、気持ちいい風に吹かれながら湯浴みできます。大きな窓のある内湯も開放感いっぱい。浴槽は高めの温度と低めの温度の2種類が用意され、好みで選べるようになっています。低めのお風呂で体を慣らしてから、高めのお湯に浸かることもできる配慮がうれしいですね。

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内湯にあるもう1種類の浴槽が、マッサージ効果があるというジェットバスの寝湯。吹き出す泡に身をゆだねると、長距離の移動や散策の疲れが癒されます。温泉でしっとりすべすべ肌になったら、待ち合わせ場所へ。休憩室は、大休憩室と中休憩室、貸切休憩室の3種類ありますが、可能なら貸切休憩室を予約しておきましょ。2人の時間を大切にできますよ。小腹が空いたらお食事処で食事もOK。旅行中に疲れを癒すのに最適な温泉です。

出典：アオスキスギンスキーさんの投稿

「天童高原」はキャンプ場やスキー場、ファミリーランド、ウォーキングコースなどのある、自然豊かな高原です。春から夏は菜の花や白い蕎麦の花、秋はヤマモミジやカエデなどの紅葉とススキのコンビネーションが高原を彩ります。また牧草地では、草を食むファミリーランドのポニーの姿も。近づいても大丈夫なので記念撮影もできますね。

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冬は雪で一面真っ白に。季節が移り変わるごとに表情を変える景色は、いつ訪れても癒しを与えてくれます。特におすすめは、見晴らし台からの景色。晴れた日には、月山や葉山などの山並みが一望できますよ。

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「天童市美術館」には熊谷守一や今野忠一、豊田豊などの天童市ゆかりの作家の作品を中心に、横山大観や東山魁夷、平山郁夫などの名作が収蔵されています。常設展のほか、世界的に評価の高い吉野石膏コレクションや絵本原画展などの企画展も積極的に開催。広々としたロビーや展示室には椅子やベンチが配置され、くつろぎながら鑑賞できるのもこの美術館ならでは。ゆっくりと2人のペースで鑑賞できますよ。

青空と黄色いひまわりのコントラストが美しい、天童の「ひまわり迷路」。毎年7月下旬頃から開催されます。ひまわりの高さは、場所により2mを超えるものもあるんですよ。広大な土地に咲き乱れるひまわりに囲まれる迷路に一歩足を踏み入れれば、思わず童心に返ってはしゃいでしまうはず♩ひまわりをバックに2人だけでの写真撮影もお忘れなく◎

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天童市の中心部を流れる倉津川の両岸に1.4kmに渡って続く、しだれ桜の並木。時期になれば鮮やかなピンクの花が咲き誇り、思わず圧倒されるほどの美しさです。川の水面にもうっすらと桜の色が映り、風情を感じさせてくれます。

ライトアップされた夜は、幻想的な美しさを放つしだれ桜。倉津川は天童温泉のすぐ近くだから、温泉に浸かってお部屋でひと休みしたあとの散策にもぴったりです。しかも、桜の見頃である4月中旬～下旬の週末には出店も立ち並び、お祭り気分も味わえますよ。

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ちなみに、この倉津川のもうひとつの見どころは、橋に配置された将棋のモニュメント。桜との相性も抜群で、なんとなく江戸時代的な雰囲気も。素敵な夜桜デートが楽しめるスポットです。

立谷川の大森赤石橋辺りから約400mの距離にわたり、河川敷を埋め尽くす芝桜。見頃は桜が散り始めた4月下旬頃で、その時期になるとなんと3万株もの芝桜が花を咲かせるんです。色とりどりの芝桜は、ボランティアの方たちの手によって種まきや除草などが行われ、地域に根付いた景色なんだそう。そんな思いも知れば、より一層この景色を大事にしたくなりますよね。

出典：みるみんくさんの投稿

天童温泉の和風旅館「天童荘」が運営する「天童荘ガーデンカフェ」は、おしゃれで落ち着いた雰囲気のカフェです。店内には木の温もりを感じさせるシンプルな家具や、どこか懐かしさを感じさせる家具が配置されていて、居心地抜群。また、モノづくりが盛んな山形らしく、名品が販売されているスペースもあります。

出典：なを子さんの投稿

メニューも天童ならではのものがさまざま。そのひとつが、「山形工房 菊池保寿堂謹製「まゆ」鉄瓶コーヒー」。保温性が高い鉄瓶に入った2杯分のコーヒーは、最後まで温かいままで楽しめますよ。コクがありつつもマイルドなコーヒーをじっくりと味わって。

出典：カフェモカ男さんの投稿

このコーヒーに合わせたいのが、キュートな「スワンプリン」。ほろ苦いカラメルの上に昔懐かしい固めのプリンが載せられ、さらにその上にはほのかに甘い生クリームと、白鳥のシューアイスがon。見た目の可愛さだけでなく、味もとっても美味しいプリンです。スイーツはほかにも色々。2人で別々のものを頼んでシェアするのもいいですね♩

出典：マロンだいふくさんの投稿

天童駅から徒歩約5分の場所にある、フルーツと手作りスイーツを販売する「フルッティア」。店内のショーケースには、フルーツを使った色とりどりのスイーツがたくさん並んでいてうっとりするはず♡ワッフルコーンに入ったパフェには、そのフルーツがたっぷり。甘さ控えめの生クリームとアイスクリームのおかげで、ぺろりと完食できちゃいますよ。お値段も手頃なので、2種類頼んでシェアして食べましょ♩

出典：Y&Sさんの投稿

天童温泉は絶景にスイーツなど、見どころたっぷりの場所。周辺へのアクセスもいいので、山形観光の拠点にもピッタリです。温泉でまったり過ごすだけでなく、街の散策にも出かけて山形を余すところなく楽しんで、2人だけの思い出をもっと作りましょ♩