心はずむ春の富山へ！美しい花が鑑賞できる観光スポット7選

冬が終わり、だんだんと花がほころんできた今日このごろ。道端や公園で花が咲いているのを見ると、心も明るくなりますよね。春は桜やチューリップ、花しょうぶ、バラなどが鑑賞できるベストシーズンでもあります。この時期だけの花に会いに、旅に出かけませんか？

春の花を見る旅なら「富山県」はいかが？富山県には満開の桜が見事な「舟川べり」や、彩り豊かな「砺波チューリップ公園」など、カラフルな花を満喫できる観光スポットがたくさんあるんです。その圧巻の風景を眺めれば心もワクワクと弾みますよ。そこで今回は、富山県にある花の名所・観光スポットをご紹介します。さらにそのエリアならではのグルメも一緒にご紹介します。大切な人を誘って、春の富山旅に出かけましょう♪


※花の見ごろやイベント時期などは各公式サイトをご確認ください。

出典：秋風さんの投稿

富山県の桜の名所といえば朝日町にある「舟川べりの桜並木」。舟川の両岸約1.2kmにわたり、約280本ものソメイヨシノが植えられているんです。川べりを歩けばまるで桜のトンネルをくぐっているかのよう。春風に吹かれて花びらが散る様子も風情があってステキですよ。自分だけの桜の世界にひたってみて。

運が良ければ残雪の朝日岳を背景に、桜並木、菜の花、チューリップが咲く奇跡の光景が見られるかも！？「春の四重奏」と称される景色は圧巻の美しさです。奥の旭岳から手前のチューリップにかけて季節が冬から春へと移ろっていく様子が分かって感動しますよ。春のお花見期間中、あいの風とやま鉄道「泊（とまり）駅」から車で約10分です。ぜひ奇跡のコラボを見に訪れてみてくださいね。

出典：nojim284さんの投稿

桜並木の散策でお腹がすいたら、朝日町の人気そば店「そば処 草の子」でランチはいかが？国内産そば粉を石うすで挽いて手打ちした二八そばは、のど越しが良く風味豊かな味わいです。美味しいおそばを堪能しながら、舟川べりで撮った写真を見て思い出を振り返るのもいいですね。

出典：はなえさんの投稿

あいの風とやま鉄道「魚津駅（うおづえき）」より車で約10分のところにある「花の森 天神山ガーデン」は桜、花桃、牡丹、芍薬などが鑑賞できる自然植物園です。約9,000㎡もの広い園は“桃源郷のような花園を”との想いがこめられているというから、心ときめきますよね。大切な人とおしゃべりしながらゆっくり散歩するのがおすすめです。

出典：はなえさんの投稿

こちらの園は有志のボランティアが運営し、極力自然のままの花園を管理しているのが特徴です。入園料は協力金という形で300円を納めましょう。花は3月中旬頃の水仙からはじまり7月上旬頃のアジサイまで、長期間楽しめます。うっすらとピンクに染まる優雅なシャクナゲや、豪勢で圧巻の芍薬を観ればお花のとりこになりますよ。

出典：T.W.Grayさんの投稿

天神山ガーデンでたくさん歩いたあとのランチは、あいの風とやま鉄道「魚津駅」から車で約5分の「海の駅 蜃気楼」がおすすめ。魚津の郷土料理「バイ飯」は富山湾で多く獲れる「バイ貝」を煮込んだ炊き込みご飯です。ご当地飯を食べれば、旅気分も一気に上がりますよ。土産物も充実しているから、食後にショッピングをどうぞ。

JR「砺波駅（となみえき）」から徒歩約15分のところにある「砺波チューリップ公園」。例年4月中旬から5月上旬頃にかけて行われる「となみチューリップフェア」は、約300品種、300万本ほどの色鮮やかなチューリップが圧巻の風景です。かわいらしく揺れるチューリップに乙女心がくすぐられますよ。

「となみチューリップフェア」では、チューリップで表した地上絵や高さ約4mの花の大谷、水上花壇など、演出に凝っていて見どころ満載です。チューリップづくしの楽しいイベントはまさに女子旅にぴったり。旅の思い出に、チューリップ柄のクッションやマグカップなどのグッズも豊富に販売しているから要チェックですよ。

出典：そとくんさんの投稿

チューリップ公園を満喫した後は、会場から車で約10分のところにある「おかき処 御菓蔵」のお土産はいかがですか？米どころ富山のもち米を主に使用した国産米100％と、富山のおいしい水で作られたおかきが味わえます。実演・試食コーナーや工場見学があるから観光にも◎。みんなでシェアしていろんな味を楽しんでくださいね。

砺波チューリップ公園の敷地内にある「チューリップ四季彩館」。こちらでは一年中咲きほこるチューリップを鑑賞できます。チューリップ伝来の秘密や球根のこと、育てる技術などについて学んだり体感したりしながら巡る施設で、満ちあふれたチューリップへの愛を感じられますよ。

出典：つきなloveさんの投稿

館内は色とりどりのチューリップが所せましと並んでいます。360度ぐるっと囲まれた「チューリップパレス」や、万華鏡のようにチューリップを映し出せる「パレッドガーデン」など遊び心たっぷり。

ひと通り巡ったあとは、館内にある「カフェ かくれ庵」で名物の「ちゅーりっぷソフト」はいかが？ほんのりピンク色のソフトクリームは「かわいい♡」の一言。映える一枚が撮れますよ。他にも白えびかきあげ丼やセットメニューもあるから、ランチにもおすすめです。

あいの風とやま鉄道「滑川駅（なめりかわえき）」から徒歩約20分のところにある「行田（ぎょうでん）公園」は、花しょうぶが一面に咲きほこるスポットです。見ごろは満開を迎える6月中旬～下旬ころ。約6.6haある公園内には名水百選に選ばれた湧き水も出ていて、自然のありのままが体感できるんです。

花しょうぶの花言葉は「優雅」「優しい心」などで、凛としてたたずむ様子には気品さえ感じさせます。ジメッとした季節から解放してくれるような風景を眺めながら、散歩を楽しみましょう。

出典：食べるポンポコリンさんの投稿

滑川市といえば、名物の「ホタルイカ」は外せません。あいの風とやま鉄道「滑川駅」から徒歩約10分のところにある「ほたるいかミュージアム」では、春の味覚であるホタルイカのお刺身を堪能できちゃいます。富山旅の醍醐味をぜひ味わってみてくださいね。

出典：TR3 PG@さんの投稿

北陸道砺波ICから車で約20分のところにあるのは県民公園「頼成の森（らんじょうのもり）」。園内にある「水生植物園」では、6月中旬頃に見ごろを迎える約600品種の花しょうぶが見る人の心を癒してくれます。約1kmにわたる遊歩道を歩くので、花しょうぶを間近で見られるのが特徴です。

出典：ういっしゅさんの投稿

園内は品種ごとにまとまって植えられてネームプレートもあるので、どんな花しょうぶがあるのか分かりやすくなっています。恒例の「花しょうぶ祭り」では、クイズラリーや写真コンテストなどのイベントが開催されることも。花を観るだけではなく、みんなでクイズを解きながら散歩するのは格段に楽しいですよね。

出典：eb2002621さんの投稿

頼成の森で遊び疲れたら「道の駅 庄川」でのブレイクタイムはいかが？砺波ICから車で約15分。郷土料理や地物野菜、鮮魚の販売まで、土産物を買うならおすすめ。庄川特産のゆずを使った「ゆず味噌ジェラート」や、郷土料理の「よごし丼ランチ」など目を引くものばかり。その土地ならではのグルメをいろいろ食べてみてくださいね。

JR「氷見駅（ひみえき）」からタクシーで約20分、小高い丘に位置する「氷見あいやまガーデン」は早春のクリスマスローズから秋の紅葉まで多様な花を観賞できます。園ではドライフラワー専門店でおしゃれなインテリアを購入することができたり、カフェスペースもあるから、一日たっぷりと寛げますよ。

出典：TR3 PGさんの投稿

5月中旬頃から見ごろを迎えるバラは、なかでもイチオシです。赤やピンク、白など色とりどりのバラが一面に広がる様子はまさに圧巻です。まるで違う世界に来たかのような美しい花園体験は女子の憧れですよね。バラの良い香りに囲まれれば、うんとリフレッシュした休日を過ごせますよ。

出典：つんつんぱぱさんの投稿

花園で乙女気分を満喫したら、氷見市内で人気のラーメンランチがおすすめ。氷見駅から徒歩約12分のところにある「貪瞋癡（とんじんち）」は昼はラーメン、夜はダイニングバーになる洒落たお店。氷見産煮干しを使用したラーメンにはトッピングが別皿で提供されます。女性でも入りやすい雰囲気がうれしいですよね。

今回紹介した春の富山は、自然が織りなす風景と春の彩り豊かな花々が見事に競演しているおすすめ観光地です。お花にまつわるイベントや映える写真スポットにウキウキ、ワクワクしちゃいますよ。そんな楽しい旅は、大切な人とシェアするのがぴったり。旅が何倍も楽しくなりますよ。ぜひ心はずむ富山旅の参考にしてみてくださいね。