【岩手】ご当地メニューもいっぱい！朝食がおいしいホテル・旅館8選

広大な土地に歴史スポットや絶景スポット、温泉など魅力がいっぱいの岩手県。日常を離れ、思い切り羽根を伸ばす大人旅にぴったりの場所です。平泉の世界遺産や花巻の「宮沢賢治記念館」など歴史や文化の史跡のほか、遠野の原風景などの豊かな自然、そして「わんこそば」や「ひっつみ」など郷土料理も盛りだくさん。すてきなお宿に泊まってゆっくりと観光するのがおすすめ！

岩手県には盛岡の「じゃじゃ麺」や遠野のジンギスカン、「ひっつみ汁」や「まめぶ汁」などの椀ものなど、おいしいグルメがいっぱい！ホテルの朝食で岩手グルメを楽しめるお宿をチョイスしてみませんか？今回は朝食が人気の選りすぐりのホテル・旅館を8施設紹介します。

「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」は、夏の高原リゾートや冬のスノーゲレンデが楽しめるラグジュアリーホテル。お迎えから出発までフルサービスを受けられ、贅沢なステイを堪能できます。ゲレンデが目の前だから、スノースポーツを楽しむ人には嬉しい好立地。こちらのロビーエリアは吹き抜けで上品かつ開放感があり、チェックインから気分が上がりますね。

朝食は、和食・フレンチの「白露／SHIRATSUYU（しらつゆ）」でのビュッフェスタイル。作り立ての卵料理や和朝食などメイン料理は好きなものを選び、焼きたてのパンや新鮮なサラダ、フルーツなどをビュッフェスタイルでいただきます。天気が良ければテラス席でいただけるようで、より上質なモーニングタイムが楽しめますよ。

宿泊者は、ウエルカムドリンクやアフタヌーンティー、夕食前のアペロタイムもなんと無料。14時から15時半のアフタヌーンティーではサンドイッチなどの軽食やマカロンなどのペストリーがいただけます。また、16時半から18時までのアペロタイムでは、ピンチョスやマリネ、カットフルーツなどがいただけるそう。夕食も合わせ、ホテルにいる間中美食を味わえるなんて最高ですね♪

客室は7タイプ計38室があり、全室ゲレンデビュー。「安比の自然との一体感」をコンセプトにしており、白銀のゲレンデをはじめ、安比・八幡平の優美な大自然に包まれるかのような雰囲気が魅力です。ゲレンデに面した檜風呂のビューバスを配した客室もあり、大きな窓から絶景を眺めながらリラックス。大自然の贅沢な時間に充実感が満ちていくのを感じられるはずです。

「湯の杜　ホテル志戸平」は、日常から解き放たれて過ごす渓流リゾートホテルです。花巻駅、東北新幹線が停まる新花巻駅との間を送迎シャトルバスが運行しており、アクセスもばっちり。客室はモダンタイプ、和室タイプ、和洋室タイプ、ビジネスタイプの4タイプがあり、どんな旅のスタイルにもあいます。こちらの渓流スイートは森と川のダイナミックな景色が楽しめて、心が潤う空間です。

お宿の魅力の一つが、”食のエンターテインメント”と称する新感覚のビュッフェレストラン「ヒカリノモリ」です。朝夕とも、広々したレストランでビュッフェスタイルでいただきます。朝食バイキングは老若男女が楽しめる和洋60種のビュッフェ。焼きたてパンやフレンチトースト、オープンキッチンでの出来立てオムレツ、トマトスムージーなどがいただけます。朝からお腹いっぱい！

子連れ旅にやさしいサービスも魅力で、ヒカリノモリ内にはキッズ専用の料理台「MORI×MORI（もりもり）キッズコーナー」があります。ベビーフードの販売もありますよ。ファミリーエリアにはキッズルームが併設され、遊ぶ子どもを家族で交代で見ながら食事を楽しめます。館内には木のぬくもりあふれる「丘の広場」「あそびの森」もあり、子どもも楽しめるお宿です。

お風呂は身体に染み渡る温泉。全長25mの浴槽がある「天河の湯」と、二階層吹き抜け空間が珍しい「日高見の湯」があり、偶数日と奇数日、時間での男女入れ替え制です。日高見の湯は2023年11月にリニューアル。こちらの「日高見の湯」の渓流展望半露天風呂のように、岩壁で覆われた洞窟のような空間が特徴です。自然のパワーと温泉パワーで、心身が整うのを感じてくださいね。

山の達人がもてなすお宿「湯川温泉　山人－yamado－（やまど）」は、12室のみの隠れ宿。「麓樹坊（ろくじゅぼう）」、「麓花坊（ろっかぼう）」、メゾネットの「靖山摟（せいざんろう）」の3タイプがあり、すべての客室にリビング、寝室、100％源泉掛け流しの半露天風呂を備えています。喧騒を離れ、静かで落ち着いたプライベート空間を堪能したい人におすすめ！

こちらは、プレミアムスイート麓樹坊のお部屋「桂-KATSURA-（かつら）」に備えられた半露天風呂。余計なものは何もない、ただ目の前に自然が広がるのみの入浴タイムは、五感が研ぎ澄まされゆっくりと心が整っていきそうですね。客室のお風呂のほか、渓流に面した野趣溢れる貸切野天風呂「湯場一寸 Yuba Issun（ゆばいっすん）」も楽しめますよ。

注目の朝食は健康的なメニューが魅力。 6種の箱膳に豆乳鍋など品数も多く、特にオカワカメの豆乳しゃぶしゃぶが人気。鹿、白金豚、南部かしわなどを使ったここでしか味わえない自家製ソーセージや、脂の旨みとスモークの香りが食欲をそそる「白金豚のベーコン」、ライ麦粉と南部小麦を使った自家製パン「パンドカンパーニュ」などもあり、贅沢な朝ごはんに胃袋が喜ぶのを感じられるはず♡

夕食もお宿の自慢で、新鮮な山の幸だけではなくジビエなどを半個室でゆっくりといただけます。「蝦夷鹿の生ハム」や「熊の手のワイン煮込み」など、ほかでは味わえないあっと驚く料理が楽しめます。写真は希少古鶏の「銀雪（ぎんせつ）」のコース。ゆっくりと時間をかけて料理長渾身のレシピを堪能してくださいね。

三陸海岸にある名勝「浄土ヶ浜」を望むこちらのホテルが、「浄土ヶ浜パークホテル」です。高台に建っており宮古湾を見渡せて、和の景観を心ゆくまで満喫できます。絶景が広がるロビーのほか、落ち着いた雰囲気のライブラリーラウンジ、大浴場そばのリラクゼーションエリア、エステサロンにカラオケルームと、館内設備も充実しています。

食事はダイニングレストラン「最東端」で、夕食、朝食ともにビュッフェスタイルでいただきます。三陸の海の幸が贅沢に乗ったオリジナル海鮮丼、ウニとめかぶのオムレツ、短角牛のカレー、デザートの岩泉ヨーグルトなど、地元の食材を使ったメニューがいっぱい！焼きたてクロワッサンなどもあり洋食派の人も大満足の朝ごはんがいただけますよ。

客室は、海側と松林側それぞれの和室やツインベッドルームなど。お風呂から絶景を満喫できるビューバス付きの和室ツインベッドルームもあります。こちらの和室ツインベッドルームはぬくもりある琉球畳の客室で、のんびり過ごせますよ。松林側和室と松林側洋室ツインベッドルームをつなげて使うコネクティングルームでは7名宿泊まで対応できます。また、愛犬と泊まれるお部屋も！

ホテルの大浴場は、天然鉱石浴用剤「光明石」を活用した人工温泉です。大浴場「さけの湯（写真）」からは、赤松越しに美しい太平洋を眺めることができます。季節によっては朝日が見えるそう。気持ちの良い朝風呂を楽しんで。もう一つ大浴場「かもめの湯」があり、男女入れ替え制です。立派な赤松林に囲まれ、自然からパワーをもらうバスタイムを満喫してくださいね。

「渚亭たろう庵」は、三陸海岸を一望できる高台に建つ10室のみの小さなお宿です。暖炉のあるロビーは木のぬくもりが溢れ、チェックインからすぐにほっこりひと息。景色を楽しめるテラスも付いています。中学生未満（12歳以下）は宿泊不可なので、静けさを存分に楽しむ大人な滞在を求めている人におすすめですよ。

食事はすべて個室でゆっくりと。プライベートな空間で周りを気にせず、純粋に美食を楽しめるのが嬉しいですね。三陸の新鮮な海の幸、地元の山の幸など地場産にこだわったメニューが魅力です。朝食も地場食材たっぷりの「和朝食」。季節の地物の海鮮しゃぶしゃぶや焼き魚、二戸市の「佐助豚ベーコン」や岩泉町の「岩泉ヨーグルト」などがいただけます。

ホテルは本館・天望棟・離れ棟があり、客室は「本館・太郎の庵」3室、「天望棟・次郎の庵」5室、「離れ棟・三郎の庵」2室があります。海がきらめく美しい風景と、心地よい潮風や波音に癒されるステイを楽しみましょう。こちらは「天望棟・次郎の庵」のお部屋。露天風呂はもちろん、風景を楽しみながらゆっくりと過ごせる広いバルコニーが嬉しいですね。

各部屋に設けられた専用風呂も贅沢ですが、屋上には太平洋を一望できる貸切天望風呂・露天風呂／内湯の「天望露天風呂 しぶき」もあります。満天の星と太平洋を眺める開放的なお風呂を楽しんで。お部屋のお風呂は信楽焼き、檜、石張り、アクリル製など4タイプがあります。完璧なプライベート空間で、心も身体も潤うこと間違いなし♡

「亀の井ホテル 一関」は、平泉の世界遺産や絶景スポットの厳美渓に近く、観光の拠点に便利なホテルです。一ノ関駅からは無料送迎（約20分）を利用できます。こちらの和室10畳タイプのように、客室からは名峰「栗駒山」やのどかな田園風景を望むことができ、都会の喧騒を忘れてのんびりと。和室にベッドタイプのお部屋もありますよ。

朝食はレストラン「おしどり」で、和洋折衷のバラエティに富んだ30種類以上のビュッフェをいただきます（予約状況によってお弁当形式の日もあり）。ビュッフェでは、あっさりしたうまみのある白醤油で漬けにした鯛と、出汁のきいたとろろを混ぜた真鯛の「亀の井漬け」山掛けや、一関の郷土料理であるお餅を一口サイズ、3種類の味で堪能。朝からエネルギーチャージできますね！

岩手グルメが盛りだくさんの夕食も魅力。前沢牛など岩手自慢の食材を使ったさまざまなプランから、好みのコースを選べます。こちらは「2023年冬のスタンダードプラン」の一例。「いわて南牛」か「鮑の蒸篭蒸し」からお好みで選べるほか、「早池峰（はやちねさん）三元豚の角煮」や「宮古産タラの揚げ浸し」など、地のものが満載でとっても贅沢です！無料の「地獄めぐり夜鳴き担々麺」のサービスも嬉しい♪

ホテル自慢の「宝竜（ほうりゅう）温泉」は、その昔、人々の雨乞い祈願のあとに竜が昇天し慈雨を降らせ、この地が「宝竜」と呼ばれていたことに由来しているそうです。ゆったりと入浴できる広い大浴場と、栗駒山が一望できる露天風呂があります。夜は1日の疲れを癒しに、朝にはその絶景を楽しみに。ぜひ何度も入浴を満喫してくださいね。

「雫石プリンスホテル」は、ゴルフ場とスキー場が隣接したリゾートホテル。「小岩井農場まきば園」などが近く観光拠点に便利なホテルです。全254室ある客室はエレガントなスーペリアフロアと、白を基調としたスタンダードフロアからなります。こちらのスーペリアコーナーツイン（岩手山ビュー）は、南部鉄器や藍染、岩手の山野草をモチーフにした絨毯など岩手を感じる客室で上質なステイを楽しめます。

朝食は、「プリンスルーム」での和洋ブッフェかレストラン「こぶし」でのアメリカンブレックファストを。ブッフェでいただくお米は、契約農家から仕入れる岩手の恵み「銀河のしずく」です。ほかにも小岩井農場産の牛乳や「岩泉ヨーグルト」、郷土料理の「ひっつみ汁」などが岩手グルメがたくさん並んでいます。おいしい地元グルメで朝からエネルギーを満タンに♪

お風呂は、四季の移ろいを身近に感じられる開放的な露天風呂を楽しめます。湯船のすぐ隣には池があり、なんと鯉が泳いでいるんですよ！お湯は「雫石高倉温泉」でしたが、落雷の影響で2023年12月現在は雫石町内の温泉施設から運んだ別の温泉を使っているそうです。

「雫石ゴルフ場」や「雫石スキー場」が隣接し、アクティビティが楽しめるのがホテルの魅力。冬季シーズンには花火を打ち上げており、2023年冬期シーズンは大晦日と年明けの水曜日の計12回、夜空を彩る打ち上げ花火を楽しむことができます。体を癒す温泉と元気が溢れる朝食、そして夜空を彩る花火で、忘れらない岩手旅の思い出を作ってくださいね。

「リッチモンドホテル盛岡駅前」は、盛岡駅東口から徒歩約3分の好立地にあります。1階にコンビエンスストア、目の前にバスターミナルがあり利便性抜群。客室は、一人旅に適したシングル／ダブルルームから盛岡駅が見えるステーションビューツインルーム、女子旅などにも対応可能なトリプルルーム（最大4名）まであります。ナチュラルな雰囲気にくすみグリーンのウォールカラーがアクセントに。ボタニカルモチーフのウォールアクセサリーもおしゃれですね。

朝食はホテル2階のレストランで岩手の恵みに舌鼓。ビュッフェスタイルの朝食でわんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺の盛岡三大麺が一気に味わえますよ。メインとなる魚、卵料理はライブキッチンで出来立てを♪レストランの大きな窓からは盛岡駅が見えとても開放的。爽やかな朝食タイムを楽しみましょう。

見た目も鮮やかな「瓶詰め海鮮丼」や「ひっつみ汁」など、岩手グルメがいっぱい！「くずまき高原牛乳」などのドリンクのほか、サラダ・フルーツコーナーも充実しています。駅やバスターミナルが近いから、ご飯を食べたらすぐに観光に行けるのも嬉しい。

ホテルの2階には、12時から20時まで利用できるフリーラウンジがあります。観光の合間にちょっと一休みするのにも便利。上記時間帯はアルコール以外の飲食物持ち込みOKなほか、自由に利用できるドリンクバーもあります。7階には電子レンジやランドリーが備えられ、セルフチェックイン機設備もあるので、一人でフットワーク軽く利用したい人にもおすすめ！

おいしいものがたくさんある岩手への旅は、朝食でも地元グルメを楽しんで思う存分お腹いっぱいになっちゃって♡朝食にフォーカスしてホテル・旅館を選ぶのもおすすめですよ。朝から心が満たされる朝食で、岩手旅を元気いっぱい楽しんでくださいね。