ナポリタンといえば新橋！激戦区の激うまナポリタン9店

ナポリでは食べられないケチャップ味のナポリタン。一見ナポリとは関係ないようですが、元は中世ナポリの屋台で出されていたトマトソーススパゲッティというのが定説です。日本でも戦前はトマトソースを使っていたようですが、戦後の食糧難でケチャップ味に姿を変え、日本独自の料理に進化。今や洋食屋の定番となりました。ナポリタンの密集地、新橋界隈では、昔ながらの洋食屋や喫茶店に混じって新しいお店も増え、それぞれがしのぎを削っています。

新橋駅から徒歩1分、ガラス張りで開放感がある喫茶店です。ナポリタンのソースは、ケチャップに自家製パスタソースを合わせたまろやかでコクのある仕上げ。人気メニューは「ハンバーグスパゲティ」と「ポンヌフバーグ」です。

新橋駅の目の前にあるニュー新橋ビルの2F。ソファでサラリーマンがくつろぐ姿が見られる喫茶店です。メニューの中でも圧倒的な人気はナポリタン。しっかり炒めた麺にソースが染み込んだタイプです。この一品を求めて通う熱心なファンも多くいます。

新橋駅の日比谷口から徒歩1分、ナポリタン専門店の「スパゲッティーのパンチョ」。ナポリタンに好みのトッピングを選んで、変化がつけられます。手作りのソースがたっぷりからむ極太麺が特徴で、同一料金で小盛300gから大盛600gまで選べます。大食いに自信がある人には総重量2,3kgの「ナポリタン星人」というオプションも。洋服への飛び跳ね防止に箸や紙エプロンが用意されているのが心憎い配慮です。

ニュー新橋ビル1Fにあるカウンターのみの食堂。ナポリタンはオムライスと並んでお店の看板メニューです。まぶしく輝くオレンジ色のナポリタンに、やみつきになる人が続出！

ニュー新橋ビル1Fにあるお店。ゆでてから炒めるタイプの柔らかい麺のナポリタンは、歯ごたえのある小松菜やスパイシーなソーセージの食感と、心地よい対比をなしています。小、中、大、1kgのキングサイズまで！さまざまなトッピングで味の変化も楽しめます。

烏森口から徒歩5分ほどの、各地から取り寄せた食材で作られた郷土料理が魅力の居酒屋。「昔ながらのナポリ」は、特製トマトソースを隠し味に加えた深みのある味。弾力のある太麺にぴったりです。

新橋駅から徒歩約3分、炭酸水と氷、温度にこだわったハイボール専門店。お食事メニューの中でもひときわ目立つのが「焼きスパ」と書かれた自慢のナポリタンです。名前の通り焼き上げたスパゲッティは、マッシュルームやピーマンなどの具がざくざくと入って食べごたえがあります。サイズは並、大盛り、ジャンボの3種類。

新橋駅の烏森口からすぐの居酒屋。懐かしくて優しい味が人気の「昭和ナポリタン」は、ケチャップの濃厚な味が空腹に染み渡ります。お酒のつまみに大きな具から食べ始めるのも良いかもしれません。

新橋駅から徒歩10分ほど、創作フレンチのお店。モツを中心にしたビストロで食べられる「大人のモツナポリタン」は、ソーセージやベーコンの代わりに入ったモツが独特な食感と風味を与えています。肉を食べたい！でもナポリタンも！という時にぴったりの一品。

何軒も並ぶニュー新橋ビルをはじめとして、新橋駅前はナポリタンの有名店でひしめき合っています。基本はケチャップ味とはいえ、各店それぞれ隠し味を入れて、家庭では真似できないナポリタンばかり。新橋のビジネスマンも愛するナポリタンを堪能してください！