まるで南国のビーチリゾート。美しすぎる南伊豆のビーチ11選

「青い海、白い砂浜…。いいなぁ、沖縄～。」なんて思った方！実はこちらのビーチ、沖縄ではなく、静岡県の南伊豆にあるビーチなんです！東京から行ける身近な観光地として人気の伊豆。伊豆半島の南端にある下田から南伊豆にかけた一帯に、このような美しい白浜と青い海を持つビーチが点在しています。意外と知られていない南伊豆の美しい海。泳いでみたい！と思った方のために、おすすめのビーチをまとめて紹介していきますね。

その前に、南伊豆の海がどのくらい美しいのかをお伝えしておくと、今から紹介するほとんどの海岸が 2016年の水質調査鑑定で最高ランクのAAとされている美しさなんです！例年、この景色を求めて海水浴客やサーファー、さらには近年では外国人旅行者が多数訪れています。

気になるアクセスは、東京の都心から車で3時間～3時間半ほど。飛行機に乗らなくてもいけちゃう絶景のビーチ、さっそく詳しく見ていきましょう♪伊豆半島を南下していく順路で紹介していきますね。

伊豆半島を国道135号沿いに南へ、白浜海岸の北端、都心から最も近い場所に位置するビーチです。白浜海岸にある2つのビーチのうちの規模が小さい方で、地元の人からは「長田浜」と呼ばれています。南伊豆屈指の美しさを誇り、波が小さめで磯遊びもできるため、小さな子ども連れのファミリーに人気です。

白浜海岸にあるもう一方のビーチです。白浜中央海水浴場よりもさらに規模が大きく、その規模と美しさから、伊豆の中で最も賑わいをみせます。サーフィンやウィンドサーフィンのメッカとしても有名。他と比べて若い人が多いのも特徴です。

静かな入り江にあり、遠浅のため小さな子ども連れにおすすめの海岸です。白浜大浜からさらに南下し、下田との間ぐらいに位置しています。磯遊びもできるので、バケツを用意しておくといいですよ。こちらの海も水質調査鑑定でAAと認定された透明度を誇ります。シャワーやトイレ、海の家がありますが、コンビニはないので必要なものは揃えてから訪れましょう。

静かに過ごしたい！という方にオススメなのが、こちらの九十浜（くじゅっぱま）。プライベート感覚で穏やかに海を堪能できる穴場なビーチです。南伊豆の中でも透明度が高く、シュノーケリングの道具を持参するのもオススメ！国道から須崎半島に入って、爪木崎方面へ5分ほど走ったところにあります。

下田駅からバスで約7分と市街から最も近く、地元の子どもたちで賑わう海岸です。規模が小さいことや、駐車場がほとんどないこと、また道幅が狭いため少し行きづらいこともあり、ピーク時でも比較的すいているビーチです。入り口が分かりづらいので見逃さないように要注意！

サーファーやマリンスポーツをする人に人気のビーチがこちら。450mの白浜を持つ中規模のビーチで、海の家やカフェ、シャワーやトイレなどの設備が充実しているため、家族連れからグループ、カップルなど幅広い人で賑わいます。サーフィンエリアは海水浴エリアとは分かれてあるため、子どもが安心して泳げる点もいいですね。

こちらもサーファーに人気のビーチですが、多々戸浜よりも少し静かなビーチ。トイレ、シャワー、海の家、さらにコンビニ（少し歩く）もあり便利ですが、国道からの入り口が分かりづらいため穴場です。CM撮影や映画のロケ地としても良く使われています。

下田から南下すること車で約10分。700m以上もの白浜を持つ、白浜大浜に続いて人気のビーチです。最近では、外国人旅行者に人気のビーチとして話題になりました。海の家はもちろんカフェや別荘などが並び、海外にいるようなリゾート気分を味わうならこちらがおすすめ。水質は文句なしのAAランクです。

下田の一番南にある海岸です。国道から7分ほど入った場所にあり、荒々しい風と波によって複雑な地形をしており、透明度が高いのが特徴。下田の中で一番地味で混雑が少ないビーチとも言われています。海水浴のほかに、天然のサンドスキー場があるのもめずらしく、傾斜30度、長さ70mの砂の坂をソリでスリルいっぱいに滑走できます！

下田からさらに南下し、伊豆半島の最南端に位置する南伊豆町にあるビーチ。弓のように弧を描いた形をしていて、約1.2kmにわたって美しい白浜が続きます。日本の渚100選や、日本の海水浴場100選に選ばれるほどの景観。海上に「弓ヶ浜スプラッシュウォーターパーク」という有料の海上遊具があるので、ファミリーからカップルまで、幅広く楽しめます。

石廊崎と中木の間にあり、人の侵入を阻むかのように複雑な地形をしているヒリゾ浜は、船でしか近づくことが出来ない海水浴場です。あたり一帯が国立公園になっていて、エメラルドグリーンの海を泳ぐカラフルな魚をシュノーケリングで観察できます。最近ではたくさんの人で賑わうようになり、入場規制がかかることもしばしば。乗船場所である中木港の駐車場もすぐに満車になってしまうため、早朝から行くのがオススメです。

美しい海を堪能したら、海の幸も楽しんじゃいましょう。下田駅から車で約5分のところにある「元祖磯料理 辻」は、文豪・三島由紀夫も訪れたという海鮮料理店。鮮度抜群のさまざまな魚介を楽しめるなか、特にオススメなのが20年以上継ぎ足してきた秘伝のタレで焼いた『伊勢海老 鬼殻焼き』。せっかくなので、ちょっと贅沢に南伊豆名物の伊勢海老を堪能してみませんか？

いかがでしたか？飛行機に乗らなくてもこんなにステキな海に出会えるなんて驚きですよね！ただし、南伊豆は電車だと少し行きづらいため、車で行くのがおすすめ（電車で行く場合は、東京から新幹線で熱海駅へ、さらに熱海駅からJR伊東線普通・伊豆急行普通で2時間弱かけて下田駅へ行き、そこからバスで各ビーチへ）。車の場合は、熱海から国道135号をひたすら南下すればOKなので簡単にアクセスできます。海水浴シーズンにワイワイと楽しむのもよし、あえて混みあう時期をはずして海をひとり占めするもよし。ぜひ、南伊豆へお出かけくださいね♪