自然の味で美味しく！都内の無化調ラーメン9選

出典：うどんが主食さんの投稿

無化調ラーメンとは、化学調味料（アミノ酸化合物など）を使用せず、天然由来の調味料で作られたラーメンです。ここ数年で「無化調」を謳ったラーメン店が増えてきています。一部では「無化調」＝美味しくないという論調も一部ではありますが、そんな評判とは程遠いおすすめのラーメン店を紹介させていただきます。

小川町駅、靖国通りから少し入った所にある「鶏ポタラーメンTHANK」は、最近流行の「ポタージュ系スープ」のお店です。店名の通り、化学調味料を使用せず鶏と9種類の野菜で作るポタージュスープのラーメンが看板メニューです！

出典：コネリーさんの投稿

内装はまるでカフェのようなオシャレなレイアウト。髪留め、エプロンも用意されていますので、男女問わず気軽に入れる雰囲気です。店員さんの穏やかな接客も好感が持てます。

ポタージュスープの濃度は「どろり」「ぽてり」「さらり」の3段階あります。鳥のコクと野菜優しい甘味、ポタージュ特有の粒子感がほのかに残るスープに、ストレート細麺が良く絡みます。チャーシューは鳥もも肉をオーブンで焼いたもので旨みばっちり！塩玉はスープの邪魔をせず、黄身の旨みを感じさせます。替え玉やライスも現金で注文できますので、少し物足りない時はぜひ注文を。このスープを残すのはもったいないです！

出典：りょんこさんの投稿

NHKホール近く、渋谷公園通りにある「九月堂」は、ラーメンだけでなく甘味も楽しめるダイニングのようなお店です。「体に優しいらーめん」をテーマに化学調味料を一切使用せず、天然素材の旨味を生かした自然派の本格らーめんが自慢です。和のテイストをちりばめたこだわりの甘味も用意されています。

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渋谷らしく、大変オシャレな店内から窓一面に広がる緑を見ていると、本当にラーメンを提供しているお店なのか？と疑わしくなってしまう、素敵な店内と風景です。

出典：TOMASSOONさんの投稿

ラーメンは「あっさり」「こってり」から選択することが出来ます。「あっさり」は醤油色が前面に出た、やや濁りのあるビジュアルで、「こってり」は黄金色でちょっととろみのあるスープ。麺は両方ともストレートな細麺です。星形のあられが目を引きます。

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食後のお口直しとしては勿論、甘味単体でも召し上がることが出来ます。「さくら」「ゆず」「ごま」などのアイスクリームや和パフェなど、本格甘味を取り揃えています。ラーメンとのセットにも出来ます！

出典：nanchさんの投稿

三軒茶屋駅から徒歩5分圏内に位置する「臥龍」は、老舗さながらの風格を漂わせる雰囲気です。ラーメンだけでなく焼酎・日本酒・梅酒・ビールにおつまみも用意されていますので、主食としてもちょっと一杯という時にもおすすめです！

出典：ポクトさんの投稿

奥久慈鶏ガラをメインに白濁させた鶏白湯ラーメンは、化学調味料・白砂糖を一切使用せず、動物性油も出来るだけ控えた、ヘルシーでサラリとしたスープ。麺は現在も試行錯誤を繰り返し、蓮根を練りこんだ細麺はつるふるのもちもち。鳥の水炊きを思わせる上品な仕上がりは、飽きの来ない一杯です。

出典：玄さんのワンダフルライフさんの投稿

営業時間わずか2時間半という異色のお店「燦燦斗」。東十条駅ほぼ直結と言ってよい場所に、わずかな時間を狙って毎日行列が出来ています。回転率はかなり良いのですが、カウンター8席のみと店内もかなり狭いので、競争率はかなり高め！

出典：めんむすびさんの投稿

運良く入店できたのであれば、「肉増し」が絶対におすすめです。低温調理されたチャーシューは上質のローストビーフのようなしっとりとした柔らかい肉質と旨みが噛むほどにあふれてきます。麺は自家製麺でもちもちの太目平打ち麺。魚介が効いた豚骨醤油スープですが、鳥もブレンドされており、複雑で奥行きもあるけど、押しつけの無い優しい味わいになっています。

出典：青いとんかつさんの投稿

王子駅から少し離れた、豊島中央通商店街の中にある「中華そば屋　伊藤」は、秋田県の角館地方にルーツを持つお店です。目立つ目印も無く、営業中なのに暖簾も出てない時もあるので、中々見つけるのが大変（見つけても入るのに勇気がいる？）なお店です。しかし、一歩足を踏み入れればその魅力に取りつかれてしまう人が続出。交通に不便な場所ながら、今では都内に支店を2店舗構える超人気店！送風機から薫る煮干を頼りに見つけましょう。

出典：グッちゃーんさんの投稿

メニューは「そば」「肉そば」のみの潔いラインナップ。煮干しの旨みをふんだんに生かした絶品のスープが最大の売りです。スープの量が他店に比べて少な目なので、麺だけでなく「スープの大盛り」もあります。リピーターの方は、二回目以降「スープ増し」にする方が多いです。

出典：コンファンクシャンさんの投稿

東京駅真正面の商業施設「KITTE」内のラーメン店「梅光軒」。元は北海道・旭川に昭和44年オープンの実力店で、今や北海道だけでなく関東圏や沖縄・海外では台湾・香港・シンガポールにまで進出している勢いのあるお店です。

出典：hikari_gokeさんの投稿

開店以来の伝統である、魚介系と動物系を掛け合わせたダブルスープが最大の特徴であり魅力の一杯です。コクとさっぱりさを併せ持つスープには、旭川ラーメンらしくらしくラードの風味も感じられます。麺も北海道らしくやや黄色掛かった縮れ麺を使用し、これがスープと良く絡みます！

出典：トトロンのほぼラーメン日記さんの投稿

足立区の中でも特にラーメン激戦区として知られる竹ノ塚。その中の一軒「武藤製麺所」は、製麺所の名が示す通り自家製麺が自慢のお店です。メインは「塩」ですが、醤油ラーメンや、さらに8種類の野菜などがスープに加わった特濃ラーメン、4種のスープがチョイス出来るつけ麺などもあります。また、それぞれのスープに合わせ、細麺・中太麺・平打ち太麺・極太麺の4種類を毎日用意しています。

角の立った綺麗なストレート細麺は、パツッというキレの良いかみごたえです。スープは鳥と煮干し風味の黄金色ダブルスープ、すっきりとした見た目も味わいも澄んだキレのある口当たりです。麺に合わせて試行錯誤されたスープだけあって、小麦を感じる麺に非常にマッチしています。一片だけ入っている柚子の皮も。よい仕事をしています。鳥チャーシューは火を通し過ぎた硬さとは無縁やわらかくてジューシー、皮目が香ばしいです。具の味付けまでクリアかというとそんなことは無く、いい塩梅の醤油風味と鳥の旨味が特徴です。時間が経つにつれ、旨味がスープに染み出していく事によって味わいがどんどん変わっていきます。

出典：Poopoo07さんの投稿

目黒区のラーメン激戦区として名店ひしめく中目黒。駅から少し離れた、山手通り沿いにある「中華そば　むら田」は、2013年の開店から瞬く間に中目黒のトップクラスに躍り出た、この地方の代表店です。

出典：おいも(・v・)さんの投稿

「むら田」のラーメンは、奇をてらわない正統派醤油ラーメン。「特製そば」はチャーシュー1枚、味玉、ワンタン2個追加された豪勢仕様。道産小麦を使用したストレート麺。節系を前面感じる風味に醤油のまろやかさとコク、バーナーで炙られた肉厚なバラチャーシュー、餡までしっかり美味しいワンタン、彩りよしボリュームよし味よしと極めて高いバランスの一杯です。

JR秋葉原駅の昭和通口から4号線を横断してすぐのビル、その階段を地下に降り、地下街を左手側に向かった突き当たりに、「らーめん 紬麦」があります。いつの間にかラーメン激戦区へと変貌を遂げた秋葉原において、常に人気上位にランクインする人気店です。秋葉原の店舗らしく、時期によってはコラボレーションラーメンも提供しています！

トッピングは、丼を半分覆うほどの大判チャーシュー・めんま・ほうれん草が基本です。黄金色のスープはかなり熱めで、カツオだしの旨味を強く感じます。もちもちした食感ですが、見た目よりコシの強い麺なので、食感でも楽しめます。その麺に淡めのあっさりスープが絡み、爽やかな味喉ごしです。何かに似ているなと持ったら、四国で食べた讃岐うどんを思い出しました。それもそのはず、こちらの麺は香川県で開発された「さぬきの夢」という有名なうどんの粉を使った麺を使用しています。ラーメンの中でもオリジナリティ溢れた逸品です。

出典：クルミンさんの投稿

東京都内の無化調ラーメン店をご紹介させていただきました！どのお店も完成度の高い、自然の旨みを最大限に生かした一杯ばかり。ぜひ立ち寄ってください！