房総観光・希少な【黄金アジ】をフライで！刺身で！人気の『さすけ食堂』の攻略法

国道127号、内房なぎさライン沿いにある、『さすけ食堂』。意外にこじんまりとした建物で、"町の食堂"といった雰囲気です。ここがアジフライで有名な、行列のできるお店。地魚の【黄金アジ】をさまざまな調理法でいただくことができます。

希少な【黄金アジ】をいただけるお店とあって、いつも開店前から人がいっぱい!時には、3時間待ち、ということもあります。

横浜、東京方面から「さすけ食堂」に行くなら、都心の渋滞を避けて久里浜へ抜けて、東京湾フェリーを使うのもいいですね。40分のプチ船旅で海風吹かれたら、旅の気分もぐっと高まります!東京湾フェリー浜金谷港から「さすけ食堂」までは、徒歩3分です。

アクアライン、京葉道路から館山自動車道を抜けて、富津館山道路へ。【富津金谷IC】を降りて、国道127号に入って2分です。

総武本線、京葉線から内房線へ。街の風景がのどかな田園風景になっていき、その後海沿いを走っていきます。そんな車窓からの風景の変化を、楽しみながらのんびり電車で下っていくのも風情があります。【浜金谷駅】で下車しましょう。こちらから「さすけ食堂」まで、徒歩3分です。

「さすけ食堂」は、【黄金アジ】を味わうことができるお店としても有名です。【黄金アジ】は、普通のアジとどこがちがうのでしょう？アジには回遊性のものと、内湾に生息して移動しない"根付き"のものとあります。どちらも生物学的には同じ種類なのですが、"根付き"のものは金色を帯びていて、そのため【黄金アジ】と呼ばれるのです。

【黄金アジ】は、回遊性のものと比べて、エサが豊富にあるために、脂の乗りがよく、うまみが強いのが特徴。【黄金アジ】の旬は、6月から8月で、初夏から夏場がおすすめです。

『アジフライも食べたいけど、アジの刺身も気になる！』どんな人におすすめなのが「さすけ定食」。アジフライ3切れ、豪快な盛り付けのアジの刺身に、地元のお豆腐やさんから仕入れた冷奴がついています。ボリュームがありますから、たくさん食べることができないなら、「ご飯を減らして」とお願いしましょう。

「さすけ定食」のお刺身は“たたき”や“なめろう”に変更も可能です。ただし、なめろうは数量限定です。お店の人に確認してみて！

アジフライはソースをつけて食べる以外にも、しょう油、塩で食べてもおいしいのでぜひ試してみて！

お店を切り盛りしているのは、地元の奥さんたちです。会話しながらも、動きの止まらない手、ちゃきちゃきと楽しそうに仕事していて、見ていて楽しくなります。

お店の開店時間は、午前10時。しかし、8時から名前をノートに記入することができます。開店して一巡目に入りたいのなら、8時前に着いて、ノートに名前を書けるようにしましょう。

定休日は火、水、木曜日ですが、まれに臨時休業することもありますので、遠方から行かれる方は、電話して確認するといいでしょう。

"閉店は18:00"となっていますが、その日に獲れたアジが終わったら閉店ですので、やっぱり開店と同時の時間を狙ったほうが確実です。日によっては、12時過ぎにアジがなくなってしまうこともあります。

お店の前には日よけの庇（ひさし）がありますから、ここの下で本を読んだり、ゲームをしたりして待っている人もいます……。

富津市金谷の人気店、「さすけ食堂」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？行列必死ですが、希少な【黄金アジ】をぜひ試してみたい！そんな気持ちにさせられますね。次の週末は【黄金アジ】を求めて、房総への日帰り旅を計画してみませんか？