2016年09月03日
車で四季を満喫!東海3県のおすすめドライブコース6選
海あり山あり川もあり、四季折々のバラエティーに富んだ風景が見られる愛知・岐阜・三重の東海3県をドライブしてみませんか?桜や紅葉、海岸線や渓流など素晴らしいロケーションの道路を走るのはサイコーに気持ちいいものです。もちろん、東海3県ならではのグルメスポットも充実。さっそく車で出かけましょう!
温暖で降水量が多い三重県南部から、冬になると豪雪地帯に変身する岐阜県飛騨地方まで。東海3県の気候は、じつに変化に富んでいます。さらには、日本で5番目の広さを誇る濃尾平野(のうびへいや)から日本有数の山岳地帯・北アルプスに至るまで、標高差が大きいのも特徴です。油断せず、安全なドライビングを心がけてください。
岐阜県と愛知県、そして三重県の一部地域では例年12月中旬から3月上旬にかけ、雪道対策が必要となります。とくに岐阜県全域と愛知県の標高の高いところでは、雪が積もらないシーズンはありません。スタッドレスタイヤを装着したり、車体に積もった雪をかき落とす道具を乗せておくなど、事前に準備しておきましょう。
お待たせしました。ここからは愛知・岐阜・三重、これら東海3県の本格的なドライブコースを紹介していきます。海沿いのコース、山沿いのコース、川沿いのコース等、それぞれに特色がありますので、ご自身の嗜好や季節、自宅からの距離などを考えて行き先を検討してみてください。
延長14.2km、以前は有料だった茶臼山高原道路ですが、2008年以降は無料で開放されています。道路の途中には一大観光スポット「茶臼山高原」が広がり、春は芝桜、夏は避暑、秋には紅葉狩り、そして冬になると愛知県唯一のスキー場といった具合に、1年を通して観光客の絶えることがありません。愛知県名古屋市の中心部からは国道153号線経由で約2時間の道のりです。
例年5月上旬から6月上旬にかけての一ヶ月間にわたり、茶臼山高原では「芝桜まつり」が開催されます。山の斜面いっぱいに広がる芝桜のカーペット。遠く南アルプスの山々まで見渡すことができるロケーションは、まさに「天空の花回廊」と呼ぶにふさわしい絶景です。
標高の高い茶臼山高原は例年10月中旬から紅葉が色づき始め、10月下旬から11月上旬にかけてがピーク。東海地方の平地よりも平均気温が低いので、およそ3週間から4週間ほど早いんです。観光リフトに乗って紅葉を楽しむこともできます。
茶臼山高原スキー場は愛知県内にただ一つだけ存在するスキー場として知られ、例年12月下旬から3月中旬まで営業しています(積雪状況によって前後する場合あり)。リフトは2本。子供や初心者向けのやさしいコースから上級者向けの急斜面まで揃っているので、家族全員で楽しめますね。
茶臼山高原にて
— スバルスケ (@Pleiades6Star) 2016年8月6日
涼しくて気持ちいい! pic.twitter.com/rhfGfDoTic
愛知県名古屋市から国道153号線経由で約2時間。
愛知県豊橋市から国道151号線経由で約2時間。
岐阜県中津川市から国道257号線経由で約1時間30分。
通年・24時間通行可能。冬期は積雪の可能性あり。
オールシーズン楽しめる♪「茶臼山高原」天竜奥三河国定公園
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国道247号線は名古屋市南部から知多半島を経由して豊橋市まで通じている延長151kmの道路。そのうちドライブコースとしておすすめするのは常滑市から知多半島の先端まで、約30kmの区間です。この区間には家族で楽しめる観光スポットや夕日の美しいサンセットビーチがあり、充実したドライブをすることができるんです。名古屋市内から常滑市までは車で50分ほどの道のり。
「めんたいパーク」を運営している(株)かねふくは、明太子の製造販売や、明太子にこだわったメニューを提供する外食店事業などを行っています。もともとは九州・福岡県の会社ですが、現在は関東地方や東海地方、関西地方にも工場・営業所を置き、明太子の全国展開を図っています。
めんたいパーク とこなめの詳細情報
めんたいパーク とこなめ
多屋、常滑 / その他
- 住所
- 愛知県常滑市りんくう町1-25-4
- 営業時間
- [月] 09:30 - 17:30 [火] 09:30 - 17:30 [水] 09:30 - 17:30 [木] 09:30 - 17:30 [金] 09:30 - 17:30 [土] 09:00 - 18:00 [日] 09:00 - 18:00 [祝日] 09:00 - 18:00
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
めんたいパークとこなめ - めんたいパーク一覧 - めんたいパーク | 明太子のテーマパーク
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「観光農園花ひろば」は知多半島の先端に近い、南知多町(みなみちたちょう)役場の少し北にあるお花畑。圧巻は14万本もの花が咲き誇る「ひまわり畑」で、北海道の富良野のように雄大な景色が広がっています。ほかにメロン狩りやイチゴ狩りも楽しめますよ。
観光農園花ひろば
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「豊浜(とよはま)魚ひろば」は知多半島の先端に近い南知多町の豊浜漁港にある海産物の市場。伊勢湾や三河湾で穫れた新鮮な魚介類がズラリと並びます。ほかに、干物やエビせんべいを売っているお店も入っています。
豊浜 魚ひろばの詳細情報
豊浜 魚ひろば
南知多町その他 / その他
- 住所
- 愛知県知多郡南知多町大字豊浜字相筆33
- 営業時間
- [月] 08:00 - 16:00 [火] 定休日 [水] 08:00 - 16:00 [木] 08:00 - 16:00 [金] 08:00 - 16:00 [土] 08:00 - 17:00 [日] 08:00 - 17:00 [祝日] 08:00 - 17:00 ■ 定休日 火曜日(祝日の際は営業)
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
南知多 豊浜 魚ひろば Minamichita Toyohama Fish Garden | 活きの良さ、産地価格がとびっきりの魅力!!
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羽豆岬は知多半島の最南端。伊勢湾と三河湾に挟まれた、とても景色の良い場所です。さえぎるものがほとんどないため展望台からの眺めが抜群に良く、名古屋港を出入りする大きな貨物船や中部国際空港を発着する飛行機など、さまざまな景色を楽しむことができます。
愛知県名古屋市から国道247号線の常滑市まで車で約50分。
渋滞時は「知多半島道路(有料)」や、知多半島の東海岸沿いに迂回するのもアリです。
愛知県南東部に位置する渥美半島(あつみはんとう)の北側(三河湾側)を東西に走っているのが国道259号線、南側(太平洋側)を東西に走っているのが国道42号線です。どちらも海の景色が素晴らしく、とくに太平洋側の国道42号線はダイナミックな波に洗われる海岸線を見ながらのドライブとなります。豊橋市から半島の付け根までは車で30分ほど。
渥美半島の「菜の花まつり」が開催されるのは例年1月中旬から3月末まで。半島の先端に近い、太平洋側の「菜の花ガーデン」がメイン会場となっています。菜の花畑の巨大迷路や特産品の直売コーナーなどがあり、子供から大人まで楽しめますよ。
伊良湖岬には灯台のほか、道の駅やホテル、観光売店ゾーン、恋人の聖地として有名な「恋路ヶ浜(こいじがはま)」などがギュッと集まっています。車を駐車場に置いたら、ぐるっと一周してみてください。
伊良湖といえば大アサリ、大アサリといえば伊良湖。ここに来たら絶対に食べておきたいご当地グルメです。観光売店が建ち並ぶゾーンのほか、道の駅や国道沿いの飲食店で提供されています。シーズンには食べ放題のお店もあり!
渥美半島の付け根までは豊橋市から車で30分ほど。
新幹線が停車する「JR豊橋駅」でレンタカーを借り、「渥美半島一周ドライブ」をするプランもおすすめです。
「飛騨せせらぎ街道」は岐阜県内の郡上市(郡上市)と高山市を結ぶルートの愛称で、延長は約72km。沿線に残る豊かな自然を求め、天気の良い週末になるとスポーツカーやバイクが隊列をなして走り抜ける光景が見られます。せせらぎ街道の入口・郡上市までは岐阜市から車で約1時間30分ほど。
郡上八幡の市街地から、せせらぎ街道を北上すること約30分。道路の東側の斜面にキレイな芝桜が見えてきます。「花咲ばあちゃん」と呼ばれ多くの人から慕われていた國田かなゑさんは2002年にお亡くなりになってしまいましたが、現在は「國田家の芝桜を愛する会」など地元のボランティアさんが維持管理をしています。
せせらぎ街道は郡上市から高山市までの全線を通じて標高差が約700mもあるため、およそ2ヶ月間にわたり、道路沿いのどこかに紅葉が現れます。途中、遊歩道や滝があり、さまざまなロケーションの紅葉を楽しむことができるんです。
道の駅「明宝 磨墨の里公園(めいほうするすみのさとこうえん)」は郡上市の明宝地区にあり、せせらぎ街道の貴重なオアシスとして賑わっています。レストランや軽食コーナーが充実しているので、ここを昼食タイムにすると良いでしょう。
磨墨庵の詳細情報
磨墨庵
郡上八幡 / 海鮮
- 住所
- 岐阜県郡上市明宝大谷1015 道の駅明宝「磨墨の里」内
- 営業時間
- [月] 10:00 - 16:00 [火] 定休日 [水] 10:00 - 16:00 [木] 10:00 - 16:00 [金] 10:00 - 16:00 [土] 10:00 - 16:00 [日] 10:00 - 16:00 ■ 定休日 年末年始
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ~¥999
せせらぎ街道の南側の入口(郡上市八幡町)まで岐阜市から車で約1時間30分、北側の入口(高山市清見町)まで高山市中心部から車で約20分。
「白山白川郷ホワイトロード」は延長33.3km。岐阜県白川村と石川県白山市を結ぶ山岳有料道路です。長らく「白山スーパー林道」として知られてきましたが、2015年度から新たな名前でスタートしました。二輪車(バイク等)は通行禁止、また、標高の高いところを走っているため冬期間は完全閉鎖となるので注意してください。岐阜県側の入口までは高山市から車で1時間ほど。
例年11月10日から6月上旬頃までは冬期閉鎖となります(年によって少し前後する場合あり)。つまり、通行できる期間が5ヶ月間しかないということなんです! 日本有数の豪雪地帯なので、仕方ないですね。
ホワイトロードから見える高い山々(県境付近、標高1,736mの三方岩岳など)が色づくのは9月下旬からと早く、その後、徐々に紅葉が山麓へと下っていきます。岐阜県側と石川県側の料金所ゲート付近では10月下旬から11月上旬にかけてが見頃です。
ホワイトロードの岐阜県側入口まで高山市から車で約1時間、石川県側入口まで金沢市から車で約1時間20分。
かつては通行料金が片道3240円(普通乗用車)と高額でしたが、名称の変更と同時に通行料金の値下げも行われ、2016年現在は片道1600円となっています。
白山白川郷ホワイトロード(旧 白山スーパー林道)公式ホームページ(岐阜県)
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三重県内の鳥羽市から志摩市を結ぶ「パールロード」は延長23.8km。2006年(平成18年)までは有料でしたが、現在は全線を通して通行無料となっています。周辺はカキや真珠貝の養殖が盛んなリアス式海岸で、ほかでは決して見ることができない特別な景観の中を走り抜ける観光道路です。パールロードの鳥羽市側入口までは伊勢市から車で約30分。
一帯は大部分が伊勢志摩国立公園に指定されており、リアス式海岸の複雑な地形が広がっています。パールロードの沿線には展望台がいくつもあり、素晴らしい景色を見ることができますよ。
「志摩スペイン村」はパールロードの志摩市側の入口から3kmほどのところにある大きな複合リゾート施設。スペインの街並みや景観をモチーフにしたテーマパーク「パルケエスパーニャ」だけで東京ドーム7.2個分の広さを誇り、ほかにホテルや温泉施設などもあります。
三重県伊勢市からパールロードの鳥羽市側入口まで国道23号線経由、車で約30分。
東海3県には、ほかにも魅力的なドライブコースがいくつかあります。しかし今回は特に厳選し、超おすすめのコースだけを紹介させていただきました。どのコースも豊かな自然に恵まれ、気持よくドライブできるはずです。それでは皆さん、くれぐれも安全運転で!