2016年09月29日

エメラルドの海~積丹半島を満喫するための観光&グルメスポット7選
積丹半島をとりまく海の青さを積丹ブルーと言います。日本各地にある透明度の高い海の中でも屈指の積丹半島周辺の海。その海の中に、永遠の生命を持つかのようにたたずむ乙女の化身の伝説を持つ岩があります。切り立つ断崖と海とのコントラスト、絶品グルメに絶景露天風呂、美しい海に囲まれた積丹半島ならではの観光スポットをご紹介します。
大昔の火山活動により、隆起と崩落を繰り返してきた地形は世界でも珍しい景勝の半島を創りだしました。積丹半島といえば切り立つ断崖と、まるで人間のように立ち尽くす巨大な岩たち、そしてはるかなるエメラルドをたたえた積丹ブルーの海を想い起こす方が大半でしょう。今回は積丹半島入り口の余市からNHKドラマ「まっさん」のニッカウイスキー工場に余市ワインなど、絶対に訪れてほしい観光スポットをご案内します。観る・くつろぐ・食べる・飲む。どんな過ごし方をするにもきっとご満足いただけると思います。
1.酒好きにはたまらない!まっさんの「ニッカウイスキー蒸留所」
2.ブドウ畑の中のワイナリー「オチガビ」
3.切り立つ断崖とたたずむ神の岩「神威岬」
チャレンカの化身「カムイ岩」

北海道各地に残る源義経伝説。その代表的なお話がここ神威岬の「カムイ岩」。鎌倉幕府からの追っ手を逃れ北海道は平取に移り住んだ義経一行。平取のアイヌの村にお世話になっていた義経は酋長の娘チャレンカと恋仲になってしまいます。仲睦まじく過ごしまさに結婚式を挙げようとしていた矢先のこと、ついに鎌倉幕府からの追っ手が来たとの報せ。義経はチャレンカを危険な目に遭わせたくないとの思いから、内緒で平取を発ちます。義経のいないことに気づいたチャレンカは捨てられたと思い込み、気も狂わんばかりに義経のあとを追います。大陸へ渡るために西へ進んだ義経は積丹半島突端の神威岬から船へと乗り込みました。ようやく神威岬にたどり着いたチャレンカが海を眺めると、月に照らされて義経を乗せた船が沖へとこぎ出していくではありませんか。あわてて海へ飛び込み、後を追うチャレンカ!しかし義経の乗った船は遠のくばかり。あわれチャレンカはそのまま岩となってしまったということです。神威岩は、いつまでも義経の行方を探しているチャレンカの化身。「私の義経様をたぶらかした女が憎い」そう言って、近くを通る船に女性が乗っていると必ず転覆させました。もともと海流の変化の激しい海域で海難事故が相次いだことから関連付けられた伝説とも言われています。
神威岬の詳細情報
4.奇岩景勝の「島武意海岸」
5.見逃してはいけません。まるで彫刻のような「女郎子岩(じょろうこいわ)」

チャレンカの化身「カムイ岩」の話には続きがあります。大陸へ向かうはずだった義経一行の船は、すぐに難破してしまい、ここ積丹岬へ流れつきます。義経はここでもモテモテです。傷の手当てをしてくれた酋長の娘シララとすぐに恋仲になり、今度は子供までもうけてしまいます。もうすっかり静御前やチャレンカ姫のことなど忘れてしまっています。歴史上のハンサムな悲運のヒーローとして大いに同情する余地もあるのですが、どうも身持ちが悪い方のようです。いつも追われているという不安がそうさせるのでしょうか?ここへも鎌倉幕府の追っ手が迫ってきました。義経は再び大陸への渡航を企てて、シララ姫と子供に別れを告げます。見送るシララ姫は子供を背負い、いつまでも入り江の岩の上に立ちます。義経の船が遠のくたびにひとつ前の岩へ飛び移り、その距離を保とうとします。いよいよ義経が見えなくなるとき、三つめの岩へ飛び移ったシララ姫は、子供を背負ったまま突然の大きな波に呑みこまれてしまいました。そしてその波が引いたときに現れた岩がこの「女郎子岩」です。
女郎子岩の詳細情報
6.海を眺める露天風呂「岬の湯しゃこたん」
岬の湯 しゃこたんの詳細情報
7.食べずには帰れない。ウニ丼ランキング第一位 お食事処「みさき」
みさき
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