長さ15km以上の桜並木！約4,000本の桜が咲く愛知・五条川

川沿いに花開く桜並木。散った花びらが川に浮かび、一面淡いピンク色に染まった五条川。あなたはこの絶景をご存知ですか？実は愛知県でこの美しい景色を見ることができるんです！

愛知県の4つの市町村にわたって咲き誇る五条川の桜並木。なかでも岩倉市・大口町・江南市のエリアは「日本のさくら名所100選」に選ばれている愛知県の桜の名所なんです。全長15km以上に続く約4,000本の桜は、昭和24年頃から植樹されたもの。60年以上も時を重ねた大木が咲かせる桜は見事ですよ！

2018年の開花予想は3月22日ごろ。3月下旬～4月上旬には満開の桜を楽しむことができますよ♪

桜並木をすべて歩くと3～4時間程かかってしまうので、ポイントを絞ってお花見しましょう。岩倉市は駅の近くにお花見スポットがありアクセスしやすく、お祭りもあって賑やかです。桜をじっくり楽しみたいなら、のんびりお花見が楽しめる大口町がおすすめ。今回はお祭りもあって賑やかな岩倉市側をメインに五条川のお花見の魅力をお伝えします！

市のほぼ中心を、約7.6kmの桜並木が北から南へと横断する岩倉市。ソメイヨシノを中心とした約1,400本の桜が楽しめます。五条川沿いの小道は「尾北自然歩道(びほくしぜんほどう)」という名で、とても歩きやすい散歩道になっています。また岩倉市の五条川に掛かる25本の橋の上から見る桜のアーチは絶景です。

例年、4月1日頃から10日間ほど行われる「岩倉桜祭り」。岩倉桜祭りは愛知県で有名なお祭りで、県外からも多くの花見客が訪れます。川沿いには屋台が並び、週末にはステージイベントや物産展が行われるなど、期間中は桜と共に楽しむイベントが盛りだくさん！遠方からお越しの際は、ぜひ桜祭りの期間に合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか。

桜の絶景を楽しんだ後は、岩倉の特産品を使った料理を味わってみては？かしわの最高峰名古屋コーチンは、古くから岩倉の特産品のひとつです。

和食にわは昭和48年創業の和食店。こちらでは、玉子を産む前の純系名古屋コーチンの雌（柔らかくて一番味の良い）のみを、50年以上の職人が1羽ずつ処理加工したものを使用しています。新鮮な海の幸や山の幸も楽しめるとあって遠方の方も多く足を運ぶお店です。

電車では名古屋駅から名鉄犬山線、新鵜沼行き特急で岩倉駅が便利です。駅からは徒歩5分で桜スポットまで行くことができます。車では名神高速小牧ICから15分。桜祭り会場周辺は臨時駐車場や一般コインパーキングの混雑が予想されるので、比較的空いている駅西側のコインパーキングがおすすめです。

岩倉のお祭りムードもいいけれど、もっとのんびり桜が見たいという人は大口町を巡ってみては。大口町の桜並木は約7.8kmあり約2,000本の桜が植えられています。夜にはライトアップされ素敵な夜桜を眺めることができます。五条川沿いには堀尾跡公園があり、散策、散歩コースとしての利用や、ピクニックを楽しむ人たちの憩いの場となっています。

堀尾跡公園は五条川の川沿いに広がる公園で、桜の時期には露店などもたくさん出ます。シートを広げて、綺麗な桜を眺めながらのんびり仲間や家族と話に花を咲かせるのもいいですね。こちらは駐車場があるため、車で行く方にもおすすめの公園です。

電車では名古屋駅から名鉄犬山線、新鵜沼行き特急で柏森駅またはJR鵜沼駅から乗り換え、柏森駅下車。柏森駅からコミュニティーバスを使えば、大口町の桜スポットを周ることができます！車では小牧インターより犬山方面へ約15分です。

あなたも春のお花見シーズンに少し足を伸ばして、愛知の岩倉市や大口町で桜並木を楽しんではいかがでしょうか。お時間のある方は自転車で回ってみてもいいですね。ぜひ、五条川の桜並木を見に来てくださいね！