埼玉の人気観光地・秩父を巡って見つけた！おすすめ土産10選

埼玉県の秩父地方には、昔から大切にされている伝統的な特産品や銘菓などが多く、土産を選ぶ際はあまりの種類の多さに悩んでしまうほど。和菓子やスイーツはもちろんのこと、カエデの樹液を使った商品やご飯のお供にピッタリの漬物などジャンルも豊富。

都心から一番近い蒸気機関車が走行する場所、それが秩父です。実際に乗車することも可能であり、SL座席指定券や自由席券が販売されています。駅のホームや線路沿いで、SLを撮影する人も多く見かけますよ。

西武鉄道の西武秩父駅前には、かつて仲見世通りという土産物屋や飲食店が並ぶスポットが設けられていました。それが2017年春に複合型温泉施設「祭の湯」としてリニューアルオープン！ますます秩父が活気づいていきます。

土産の購入に便利なのが、秩父鉄道・秩父駅の目の前にある「秩父地場産センター」。様々な商品が所狭しと並んでおり、「秩父茶房レストラン春夏秋冬」で秩父名物を食べることも可能。画像奥の大きな提灯の下に駅の改札口があり、発車時刻ギリギリまで土産が選べますよ。

それではここで、秩父のおすすめ人気土産を一挙紹介します！

秩父土産には、やっぱり「秩父(ちちぶ)」と名前が付いた商品を選びたいもの。そこで「ちちぶぽてと」という和風のスイートポテトはいかがでしょうか。創業昭和12年という秩父の老舗で開発された「ちちぶぽてと」は紅あずまを使用した、甘さ控えめのスイーツ。秩父産の和メープルを使用した珍しい「かえでぽてと」も人気。

白い繭のような外見をした「ちちぶまゆ」はマシュマロでできています。その中には甘いメープルシロップが入っていて、とても可愛らしいお菓子なんです。その秩父産メープルシロップは上品な甘さなので、そのままコーヒーや紅茶に浮かべるという人も。

ちちぶ餅を販売する「秩父餅七福本舗　水戸屋本店」は何と明治8年創業。秩父には老舗の和菓子店が多いのですね。ちちぶ餅は皮の部分がビヨーンと伸びる柔らかな食感で、大きく焼印が押されています。

秩父名物「秩父自慢」というのは、強烈なネーミングの商品ですね。中は栗餡でクルミが上にチョコンと乗っています。皮は薄めとなっており、餡の甘さをたっぷり堪能できますよ。

ここまでに、いくつかの商品において「かえで」や「メープル」というフレーズが出てきていますが、ここで改めて秩父のカエデに注目してみましょう。「秩父百年の森プロジェクト」としてカエデが栽培されており、その樹液を甘いカエデ糖としてスイーツに活用。このサイダーは、樹液を煮詰めずそのまま使用している珍しいもの。

カエデ糖の甘さと香りの豊かさを存分に活かしたのが「秩父カエデ糖たると」。たっぷりと乗ったナッツをヌガーとしてコーティングしています。食感の良いタルト生地との相性はバツグン！

2016年12月にユネスコの無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録された秩父夜祭。毎年12月初頭に開催される伝統的な行事です。その祭事にちなんだ和菓子が「秩父夜まつり最中」。よく見てみると最中の模様もかなり繊細で、屋台がモチーフとなっています。

気候と土壌の性質から、秩父で盛んに栽培されている「しゃくし菜」。元々は雪白体菜(せっぱくたいさい)と呼ばれる野菜なのですが、形がしゃもじに似ていることからこの名が付けられました。

ヒョロっと長いまま漬け込まれており、土産として渡せばインパクト大！そのままご飯に乗せて食べても良いですし、油炒めをしたりチャーハンに混ぜたりと、様々な料理で活躍できます。

秩父では古くからイノシシの肉を保存する方法として、味噌漬けが用いられていました。それを現代でも食べやすいように豚肉へと変化させ、今では秩父の各地で豚肉の味噌漬けが販売されるようになりました。

秩父の農家において長きに渡り食べられてきた「おなめ」を、味噌の専門店である「新井武平商店」が230グラムor400グラムの箱入り(中にビニールパック)で販売し、私たちの食卓にも上がるようになりました。ナスとショウガも入っていますよ。

野菜に付けたりご飯に乗せたりしてそのまま食べるのも良いですが、旨みたっぷりのおかず味噌なので、様々な料理アレンジに役立ちます。土産として貰ったら、あなただけの美味しい食べ方をぜひ見つけてください！

いかがでしたか？秩父観光に来た際は是非参考にしてくださいね！