濃厚で味わい深い「金沢カレー」を堪能するならココ！おすすめ店7選

2000年代の中頃にブームとなり、いまではすっかり人気が定着した「金沢カレー」。その主な特徴は、以下のようになっています。
・ルーは濃厚でドロッとしている。
・付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
・ステンレスの皿に盛られている。
・フォークまたは先割れスプーンで食べる。
・ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。
・ルーを全体にかけて白いライスが見えないように盛り付ける。

金沢カレーには、お店によって多少の違いはあります。それぞれの流儀を楽しむのもいいですね。さて、ここからは金沢カレーのおすすめ店を紹介します！あなたの好みの金沢カレーはどれ？

創業50年以上、歴史ある金沢カレーの元祖「カレーのチャンピオン」。洋食店「タナカ」をルーツに持つだけに、カレーは本格派の味わい深さ。日本の洋食文化を基本から学んだシェフの技が受け継がれています。「チャンカレ」の名で多くの人々に愛され続ける名店です。

このほか、「チキンカツカレー」や「ウインナーカレー」「クリームコロッケカレー」、そしてトッピングのない「チャンピオンカレー」などがあります。福神漬けは、セルフサービスで食べ放題です。

「ゴーゴーカレー」は、金沢カレーブームの火付け役といわれるカレー屋さん。ニューヨークなど海外にも店舗を広げるパワフルなお店で、大きなゴリラがシンボル。カレーは、55の工程を経て5時間じっくりと煮込み、さらに55時間寝かせてじっくりと熟成。コクのある味わいがクセになります。

5種類のトッピングがのったにぎやかな「メジャーカレー」もおすすめです。このお店でも、福神漬けはセルフサービス。

「ゴールドカレー」は、地元の食材にこだわったお店。希少品種の河北潟（かほくがた）ポークを使ったカツ・テキなどゴールドカレーならではの味が楽しめます。カレーのとろみも、加賀野菜の五郎島金時というさつまいもが使われており、独特の甘みがカレーのおいしさを引き立てます。大食いチャレンジでも有名なお店です。

昭和46年創業。地元の人々に親しまれてきたカレーの名店です。20種類以上のスパイスと、地元の食材を積極的に取り入れた、秘伝のこだわりカレー。色が黒く、濃厚なコクとうまみが自慢です。

金沢鳴和店は、元ヤンキースの松井秀喜選手が高校時代に通っていたことで知られるお店だとか。ヨーロッパで西洋料理の修業を積んだ創業者が、小松市にレストラン「アルバ」を立ち上げ、その後、試行錯誤の末にできあがったカレーを提供する「カレーの市民 アルバ」ができました。ベースがシチューの、欧風カレースタイルです。

1964年創業の老舗で、「昔懐かしい洋食屋さん」をコンセプトにした「インデアンカレー」。落ち着いた雰囲気のレトロなお店です。金沢カレーの特徴である黒いルーと先割れスプーンを最初に始めたお店ともいわれます。メニューが豊富なことも特徴で、季節によって期間限定メニューもあります。

50周年を迎える、歴史あるカレー店「キッチンユキ」。色が黒く、金沢カレーの中でもとくに濃厚なルーは、金沢ブラックカレーといわれます。食べてみると、コクがありながらもマイルドで味わい豊か。その香ばしいおいしさは、あとを引きます。

いかがでしたか？ご当地カレーがたくさんある中で、高い人気をキープする金沢カレー。ぜひ一度は味わってみたいですね。金沢へ訪れた際は是非食べてみてください♪