2017年02月04日
愛媛「宇和島」を観光!魅力を堪能できるスポット15選
愛媛の南部に位置する「宇和島市」。年に数回開催される闘牛でも有名な地域です。サイクリングや登山、文学にゆかりのある場所をめぐったりと、いろいろな楽しみ方ができます。こちらでは宇和島の観光におすすめのスポットをご紹介!宇和島の知られざる魅力を、再確認できるかも♪
愛媛県の南部に位置する「宇和島」は、南予地方の中心都市。江戸時代に伊達家の藩政下において、宇和島城を中心に栄えた伊達10万石の城下町の風情が今も残ります。リアス式海岸の海では真珠や魚の養殖が盛んに行われており、石垣の段々畑や年に数回開催されている闘牛は全国的にも有名です。宇和島を存分に楽しめるスポットをご紹介します。
奇形に富んだ入り江が多く、海に山が迫る地形の遊子水荷浦(ゆすみずがうら)エリア。急な山の斜面を開拓した段々畑が山肌一面に広がる光景は、壮観な造形美を作り出しています。畑は幅・高さとも1メートルほどの石垣で築かれており、その姿はまるで東洋のマチュピチュとも呼べる絶景!「日本農村百景」などにも選ばれ、平成19年7月には「国の重要文化的景観」にも選定されました。
遊子水荷浦の段畑(段々畑)ガイド│段畑を守ろう会(愛媛県宇和島市)
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標高約76mの小高い山の上に建つ、梯郭式平山城の「宇和島城」。別名、鶴島城とも呼ばれる秀麗な天守を持つ城です。規模的には小さいものの、当時のまま現存する貴重なお城として国の史跡に指定されています。城の外郭は天守から見下ろすと不等辺5角形をしており、築城の名手と言われた藤堂高虎ならではの技術が随所に見られます。城の周りは広々とした芝生が広がり、背後には雄大な山の峰々、前には宇和島の街が一望できます。
宇和島城 - 宇和島市ホームページ
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国の名勝に指定されている、池泉廻遊式の大名庭園「天赦園」。幕末の国事斡旋の舞台ともなっていて、伊達正宗が隠居後に詠んだ漢詩から由来した名前です。周囲の木々を鏡のように映しだす池の一角には、太鼓橋状の藤棚があったり、伊達家の家紋「竹の雀」にちなんで、様々な珍しい竹が池の周りに植えられています。
天赦園【宇和島市観光協会】
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海に囲まれた四国は、漁業を中心として広く産業が栄えた地域です。「和霊神社」では産業の神を祀っており、その神は伊達正宗の元で、産業の拡充・民政の安定に尽力した山家清兵衛をしのんで祀られています。夏には四国を代表する祭りのひとつ「和霊大祭」が開催され、多くの人が集まります。
和霊神社【宇和島市観光協会】
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宇和島市制施行50周年を記念して建設された「伊達博物館」。伊達家の歴代藩主のきらびやかな秘蔵の品々や、薫り高い文化遺産を約4万点所蔵しており、年に2回入れ替えをしながら一般に公開展示しています。絢爛豪華な調度品や美しい衣装、卓越した書画や陶磁器など多岐にわたる品々を展示しています。中でも黄金に輝く婚礼調度は見応えがあります。
宇和島市立伊達博物館 | ダテハク - 宇和島市ホームページ
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明治初期、文明開化を代表する西洋建築技法が用いられて建設された洋館「宇和島市立歴史資料館」。明治17年(1884年)に宇和島広小路に警察署として建てられたもので、昭和には役場としても活躍。現在は国登録有形文化財に指定されています。館内には当時の資料などが展示されており、定期的に様々な催しが開催されています。
宇和島市立歴史資料館 - 宇和島市ホームページ
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幻の戦闘機「紫電改」を展示公開している博物館「紫電改保存館」。昭和53年に久良湾の海底約40m地点に沈んでいるのを地元ダイバーによって発見され、型が崩れることなく原型をとどめている貴重なものです。なぜ幻と呼ばれるのか?紫電改は誰もが知る「ゼロ戦」に代わる新鋭機として終戦間近に開発され、海軍のもっとも優れた戦闘機だったと言われています。造られた期間が少ないこともあり、日本で原型を残しているのはここの一機だけだそうです。
紫電改(しでんかい)展示館 - 南レクへようこそ!
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牛と牛が角をぶつけ合って激しい格闘を繰り広げる「闘牛」。宇和島では昔、村々の山合いに多くの小さな闘牛場があったそうです。現在は、和霊町にある「宇和島市営闘牛場」で年に数回開催されるのみとなりましたが、角と角がぶつかり合う音や荒々しい息づかい、牛を闘いに導く勢子(せこ)のかん高い声など、場内に繰り広げられる白熱した戦いは見ものです。
闘牛.com 宇和島闘牛 公式サイト
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宇和島を代表する祭りのひとつ「うわじま牛鬼まつり」。毎年夏の7月22日~24日に開催され、全国から多くの人が訪れます。祭りの主役は「枕草子」に登場する、「牛鬼」を表現した巨大な輿をワッショイワッショイと勇ましい掛け声とともに街を練り歩く光景です。高さ約5~6mもあり、長い首を打ち振りながら歩き、家に首を突っ込んでは悪魔祓いをします。また、牛鬼がぶつかり合う大迫力の闘いも見どころ♪
うわじま牛鬼まつり | 公式ホームページ
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日本最大規模の日本庭園「南楽園」。大きな二つの池を囲むように現代造園の粋を集めた、職人技が見られる庭園です。平成元年には「日本の都市公園100選」にも選ばれ、借景の山々と共に四季折々の花が楽しめます。敷地内は「山、里、町、海」の景観をイメージして構成されており、茅葺屋根の家なども移設されています。
南レクへようこそ! トップページ【南楽園】
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津島町にある愛媛県道4号宿毛津島線沿いにある道の駅「津島やすらぎの里」。広々とした敷地の中に物産店やレストランはもちろん、温泉も併設されています。温泉は美人の湯として名高い熱田温泉で、檜風呂の白鷲の湯と岩風呂の菖蒲の湯があります。周囲の緑を眺めながら湯に浸かれるやすらぎの休憩スポットです。
道の駅 津島やすらぎの里 公式サイト ほっこり、のんびり 笑顔あつまる - 近藤会館
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四国八十八箇所第四十札所である真言宗大覚寺派の寺院「観自在寺」。平城(へいぜい)天皇の勅願によって、大同2年(807年)に弘法大師が開基したお寺で、境内には平城帝の遺髪を納めた五輪塔があります。本尊の薬師如来、脇仏の阿弥陀如来と十一面観世音菩薩の像は、弘法大師が1本の霊木から彫り出したものだと言われています。四国霊場の1番札所から一番遠い場所にあるため、「裏関所」とも呼ばれています。
四国霊場四十番札所・観自在寺
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山の斜面に積み上げられた石垣の上に家々が建つ、独特の景色を作り出している外泊地区。幕末の頃からこの姿を築いてきた集落で、台風や冬などの季節風から家や暮らしを守るために、家の軒に達するほどの石垣が積まれています。石垣の里として知られるこの集落は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」や「美しい日本の歴史的風土100選」、さらに「日本の美しいむら農林水産大臣賞」に選ばれています。
愛南町公式ホームページ/ 外泊「石垣の里」
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宇和島市街地から車で約15分ほどという近さに、大自然を満喫できる「薬師谷渓谷」があります。散策路が整備されており、気軽に森林浴を楽しむことができます。道中には滝や奇岩、豊かな緑を周囲に溢れ、岩肌を沿うように豪快かつ繊細に流れる「雪輪の滝」や橋の上から滝壺を見下ろせる「萬代(よろずよ)の滝」、巨岩に囲まれた「岩戸の滝」など見どころも豊富です。
自然浴コース(薬師谷渓谷1)【宇和島市観光協会】
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四万十川の支流である目黒川の上流に広がる「滑床渓谷」。足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園の一部にもなっており、迫力ある渓谷美が広がっています。中でも滑らかな巨大な一枚岩の千畳敷や、さらさらと岩肌を滑るように水が流れる出合滑、2つの割れた巨岩の上に、絶妙なバランスで巨岩が乗る鳥居のような奇跡の景観など、神秘的な光景も楽しめます。
自然浴コース(滑床渓谷)【宇和島市観光協会】
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水平線に沈む夕日を満喫できる絶景スポット「高茂岬」。旅の終わりに宇和島観光の余韻に浸りながら、沈みゆく太陽を眺めていたくなりますね。駐車場から坂を下ったところに展望台が設置されており、雄大な太平洋の海を潮風を感じながら臨めます。天気が良ければ海の向こうに九州の山々まで見ることができますよ。岬の先端までの散歩道にはベンチや東屋などもあり、迫力ある断崖絶壁も楽しめます。
愛南町公式ホームページ/ 高茂岬
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愛媛の南端に位置する「宇和島」エリアは、リアス式海岸や石積みの段々畑、日本の原風景とも言える情緒ある港町。歴史と文化を守り続ける集落や絶景が望めるスポット、清らかな流れを抱いた大自然など見どころがたくさんありますね。写真におさめたくなる風景も多く、記憶にも記録にも残せる旅が楽しめるでしょう。宇和島に訪れる際には、ぜひカメラを片手にのんびりと散策を楽しんでください。