映えるおしゃれな写真をゲットできる♩愛媛県のおすすめ観光スポット9選

瀬戸内海に面し、山との距離も近い自然が豊かな場所「愛媛県」。年間を通しておだやかな気候で、道後温泉をはじめ魅力的な観光スポットも多く、毎年たくさんの観光客が訪れます。そんな愛媛県ですが、最近では女子旅の旅先としても人気が高まっているのをご存知ですか？有名な「道後温泉本館」はもちろん、海の絶景が見られる「JR下灘駅」や大正ロマンあふれる「萬翠荘」など、愛媛県にはおしゃれで写真映えするスポットがたくさんあるんです。

素敵な場所へ訪れたり、おしゃれなものを見ていると、それだけでぐんと気分が上がりますよね。せっかく愛媛へ行くなら、訪ねてみたいおしゃれスポットを見つけておくのがおすすめ。実際に行く前に、絶景が見られる場所や時間帯、映えるメニューなどをリサーチしておけば、さらに魅力的な一枚が撮れるかもしれません。ここでは、愛媛県でおしゃれ旅がしたい人、フォトジェニックな場所が知りたい人へ、おすすめスポットをご紹介します。とっておきの写真を撮って、最高の思い出を残しましょう♪

「JR下灘駅」は、のどかな町にぽつんと佇む小さな無人駅です。駅のホームに降りた途端に飛び込んでくる、真っ青な空と海の絶景。何も遮るものがなく、ただひたすらに続く空と海の大パノラマは感動と癒しを与えてくれます。色褪せた青いベンチや色とりどりの花、そしてたまに通るレトロな電車が青の世界に色を加え、より一層ノスタルジックな雰囲気に。

出典：ネイルさんの投稿

下灘駅から見える景色は、天気や時間帯によってさまざまに表情を変えます。海に夕陽が沈む夕暮れ時は、一面がオレンジ色に染められ、ロマンチックな表情に。太陽までまっすぐに伸びた光の筋は、なんともフォトジェニックな光景です。ちなみに下灘駅のある双海町は、「沈む夕日が立ち止まる町」というキャッチフレーズがあるほど夕陽の名所となっているそう。そのほか夕陽の写真を撮るなら、下灘駅の隣駅にある「ふたみシーサイド公園」もおすすめ。砂浜まで歩いて行けるので、最高のポジションを選んで夕陽を見ることができますよ。

出典：さもわさんの投稿

下灘駅のすぐ近くには、コーヒーや焼き菓子が楽しめる「下灘珈琲」というコーヒースタンドがあります。コロンとした丸いバスのような形の外観がとても可愛らしく、絶景スポットにピッタリ。おしゃれなカップに入ったドリンクと美しい伊予灘の海の風景が重なって、写真映えすること間違いなしです。列車の間隔も長いので、待ち時間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

道後温泉から7分ほど歩いた場所にある「圓満寺(えんまんじ)」。恋愛成就をはじめさまざまなご利益のある、道後屈指のパワースポットです。入口を入ってすぐの場所に、約3.7mの湯の大地蔵尊が鎮座する地蔵堂があります。そこでひときわ目を引くのは、無数に吊るされた赤やピンクなどのカラフルなお手玉のようなもの。地藏堂の周りに、所狭しと結ばれています。

お手玉のようなものの正体は、「お結び玉」。温泉の湯玉をモチーフにした、丸くて可愛らしい形のお結び玉は、鮮やかでとってもフォトジェニック。思わず写真を撮りたくなる可愛さですよね。このお結び玉は、ひとつ300円で購入することができます。お結び玉を左手に置いて願い事をすると、願いが叶うと言われているそう。祈願したお結び玉は、写真のようにくくりつけたり、お土産に持って帰ったりすることもできますよ。

圓満寺には、お結び玉のほかにも心ときめく開運アイテムがたくさんあります。俳句が書かれた丸い形をした絵馬「えまたま」や「俳句恋みくじ」は、俳句が盛んな道後ならではのもの。道後温泉へ訪れたら、少し足を延ばして可愛らしいお寺にも訪れてみてくださいね。

「萬翠荘(ばんすいそう)」は、大正時代に建てられたフランス風の洋館です。まるでお城のような佇まいのこの洋館は、当時フランス生活の長かった伯爵が別邸として建てたそう。真っ白な壁とルネサンス様式の美しくどっしりとした風貌は、見ごたえ十分です。

出典：やすりんさんの投稿

中に入ると、一気に大正ロマンがただようノスタルジックな空間。家具がそのまま残されているお部屋もあり、当時の優雅な様子を窺うことができます。見上げると、あらゆる場所にステンドグラスやシャンデリアが施され、キラキラと輝く様子がとってもキレイ。この建物のシャンデリアは、すべて天然の水晶でできているんだそう。ゆらゆらと光るパワースポットに、心が癒されます。

出典：ﾊﾟｰｿﾅﾙﾄﾚｰﾅｰ彦さんの投稿

敷地内には、「漱石珈琲店 愛松亭(あいしょうてい)」というカフェがあります。ここは、かつて夏目漱石が暮らしていた場所。漱石が見ていた樹々の風景はそのままに、建物を新しくしてカフェとして生まれ変わりました。木漏れ日が差し込むレトロな店内はとってもおしゃれな雰囲気です。愛媛のフルーツを使ったパフェは、味も見た目も文句なしの華やかさ。萬翠荘に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。

道後温泉駅から歩いて5分ほどの場所にあるのが、「伊佐爾波(いさにわ)神社」です。伊佐爾波神社の境内へ行くには、全部で135段という長い石段を上ります。石段は傾斜が急なので、スニーカーやぺたんこ靴で行くのがおすすめです。上り切った頂上はとても高く、見晴らし最高。頑張って上った達成感と眼下に広がる眺望を同時に味わってみて。

石段の下から見えていた楼門は、近くで見ると朱色が目を引く立派な出で立ちです。そしてその奥にあるのが、日本で3つしかない貴重な八幡造(はちまんづくり)の本殿。楼門には左右に伸びる回廊があり、それを通って本殿の周りをぐるっと一周できるようになっています。せっかく石段を上り切ったなら、回廊に入って境内を散策してみましょう。いたるところに施された神社特有の装飾や、貴重な八幡造の本殿の姿は、美しくとても印象的ですよ。

出典：www.instagram.com(@miifoo3)

夕暮れ時には長い石段を夕陽が照らし、光の道のように見えることも。まるでテレビCMで話題になった福岡県の「宮地嶽神社」のような光景です。タイミングを狙って、とっておきの一枚を撮りに行ってみてはいかがでしょうか？

「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」は、瀬戸内しまなみ海道の通る大三島(おおみしま)というところにあります。世界的建築家である伊東豊雄さんの建築を学べる現代建築専門のミュージアムで、建物自体が作品そのもの。海沿いにそびえたつ幾何学的なシルエットは、一度見たら忘れられないほどのインパクトです。海や島々を背に写真を撮ると、まるで船が海へ進んでいきそうな迫力のある写真が撮れるかも。

ミュージアムは、伊東豊雄さんの作品が展示されている「スティールハット」と、名建築が学べるアーチ状の屋根が特徴的な「シルバーハット」の2棟で構成されています。シルバーハットは海に向かって大きく開いた開放的なデザインで、瀬戸内海の美景を一望できますよ。大三島ののどかな空気に包まれて、圧巻の建築美を存分に堪能しましょ。

出典：www.instagram.com(@yasunobu_hori)

敷地内を散策していると、瀬戸内海の美しい海や多島美が見られる隠れ絶景スポットをたくさん見つけられます。なかには、人の形をしたユニークなサイクルスタンドなんてのも。サイクリストの聖地と言われるしまなみ海道ならではですね。実は、しまなみ海道には同じような人型をしたサイクルスタンドがあちこちに設置されているんだそう。気になる人は、旅の合間にぜひさがしてみてくださいね。

出典：MUSASHIさんの投稿

松山から電車に揺られること25分ほど。愛媛県内子町には、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような街並みが広がります。レトロな景観はどこを切り取っても絵になるところばかり。古風なおしゃれスポットをさがしながら、のんびりお散歩するのがおすすめです。時間があれば、和装をして練り歩くのも素敵ですね。

メインの通りを歩いていると、当時の薬屋を再現したという「商いと暮らし博物館」があります。棚の中には実際に薬や薬草の名前が書かれたケースがずらりと並んでいて、とってもリアルです。内子町にはほかにも、昔ながらの映画館や町家など、当時の面影があちこちに残されています。どこか懐かしく、どこか温かい、古き良き日本の雰囲気を感じてみて。

出典：www.instagram.com(@kyasarin1414)

内子町は、古い街並みに馴染んだレトロなカフェや食事処が多いのも魅力のひとつ。街の散策で疲れたら、おしゃれなカフェを見つけてのんびり休憩しましょう。「カフェ でんじろう」は、古風な佇まいが魅力的な古民家カフェ。お店自慢の「ぜんざい」で、和のひとときを満喫してみてはいかがでしょうか。

出典：よよよい315さんの投稿

「道後 白鷺珈琲(しらさぎコーヒー)」は、道後きっての映えスポット。レトロな店内と、カラフルでおしゃれなドリンクやスイーツが人気のカフェです。モーニングやランチも提供されていて、道後の観光客で常に賑わっています。道路に面した大きな窓は、道後温泉駅が目の前に見える絶好のビュースポット。おしゃれな洋風建築の駅舎が、美味しそうなスイーツをさらに引き立ててくれます。

なかでも人気なのが、華やかに盛られた「マドンナパフェ」です。可憐なグラスに盛り付けられた様は、さながら美しいアート作品。パフェやほかのスイーツのメニューは季節や時期によって替わり、そのときの旬の果物が使われたスイーツを食べられます。お気に入りのスイーツを見つけて、記憶と写真にばっちり収めよう♩

※写真のパフェは1月半ばで終売

ひときわ目を引くのは、真っ赤な背景に白鷺と女性が描かれた壁一面の壁画。描かれている女性は、夏目漱石による小説「坊っちゃん」に登場するマドンナがモチーフになっているそうです。坊っちゃんの舞台である道後ならではですね。おしゃれなスイーツをいただきながら、ダイナミックなアート空間も楽しんでくださいね。

出典：___mikiさんの投稿

愛媛県西予市に行くなら、ぜひ訪れてみてほしいのがギャラリー喫茶「苔筵(こけむしろ)」です。四国八十八景にも選ばれる名所で、2,000㎡を超える敷地に美しい苔庭が一面に広がっています。木漏れ日がキラキラと差し込む苔の世界は、日常からかけ離れた異空間。清々しい空気を体全体で感じることができます。

出典：s2miさんの投稿

苔筵の店内は小上がりの座敷スペースもあり、レトロな家具がおしゃれな和の雰囲気。ドリンクといっしょに「苔まんじゅう」や「唐饅」など、聞き慣れないお菓子を注文することができます。お店の外にもテラス席やウッドデッキの座席があるので、広い苔の世界を眺めながら甘味を味わいましょう。

出典：009ノ1_kujir@さんの投稿

敷地内の苔は、もともと棚田だった場所に、店主さんが長年手作業で植えたものなんだそう。苔庭のあちらこちらにキレイな草木や装飾が見られ、丁寧に手入れされていることが伝わってきます。普段の生活では味わえない非日常空間で、五感が刺激されるのを感じてみて。

出典：Yushiwwさんの投稿

今治市の瀬戸内しまなみ海道の入口付近でおすすめなのが、その名も「海のみえるカフェ」です。テラス席からは、雄大な瀬戸内海のオーシャンビュー。海岸ギリギリまで迫った最高のロケーションで、のんびりカフェタイムを堪能できますよ。

出典：Tohmasさんの投稿

ランチや軽食を食べることもできます。日替わりのロールケーキもふわふわで美味しいと大人気♪ちなみに、こちらで使用されているグラスや食器は、すべて地元愛媛の砥部焼なんだそう。焼き物のカップでアイスコーヒーをいただくなんて、とっても粋ですよね。また思わぬところで愛媛の伝統工芸にふれられるのも、うれしいポイントです。

出典：www.instagram.com(@1997.159cm)

カフェの敷地内にある展望台も人気のフォトスポット。カフェ内での景色とはまた違った絶景を見ることができます。タイミングがよければ、瀬戸内海を往来する大きな貨物船が見られることも。どこまでも広がる青い空と海をバックに、思い出の写真を撮っておきましょ。

出典：SHIORIさんの投稿

愛媛県には写真映えする素敵な場所がたくさんあります。自由気ままに好きな場所へ一人旅するのもよし、友達とおしゃれスポット巡りをするのもよし、どちらも充実した旅になること間違いなしです。普段の日常生活につまらなさを感じたら、気分の上がるおしゃれスポットで羽を伸ばしてみませんか？