わざわざ行ってみたくなる！名古屋のちょっとユニークなカフェ

愛知県の人は喫茶店をまるで第二のリビングのように使います。家族で行き、友人と会い、おやつも食事も喫茶店です。だからつねに新しいお店を探しています。一度行ったら、友人を連れてもう一度行きたくなるような、オリジナリティあふれるカフェのご紹介です。

カフェオレをオーダーすると、お店のひとが脚立をもってテーブルに来る。ていねいな説明の後に脚立にのり、カップの近くからコーヒーとミルクをつぎ始めます。次第に立ち上がり、最後は2.5ｍの天井ぎりぎりの高さからコーヒーとミルクがそそがれます。マスターが「コーヒーポットとカップの距離が離れているほど、最高の泡がたつ」という秘訣を見つけて以来、こうやっていれているそうです。出来上がったカフェオレはきめ細かい泡がふんわり。未体験の味です。

コメダ珈琲は名古屋市内にたくさんありますが、お店の中に池があるのは、おそらくここだけでしょう。店内のカウンターが円形になっており、まんなかはブルーのタイルを敷きつめた池です。頭上からは観葉植物がさがり、南国の雰囲気を味わえます。

和カフェは珍しくありませんが、伊勢茶の専門カフェは珍しいでしょう。本店は松阪市にあるお茶屋さんで、伊勢のおいしいお茶とお茶スイーツをいただけます。おいしい淹れ方でじっくり入れると、日本茶のうまみと甘みを感じることができます。定番の緑茶メニュー以外にも、抹茶ラテ、ほうじ茶ラテなどがあります。

こちらは雑貨屋さんの中にある小さなカフェです。カフェスペースと雑貨屋さんエリアは一体化していて、どこからカフェなのか良くわかりません。お店で販売しているフェアトレードのコーヒーが飲めるので、購入前に味見ができるのがおもしろいですね。

はちみつ柚子ソーダなど、ドリンクメニューは豊富です。フードメニューはありません。

ビーンズハートでは、オリジナルブレンドの「ビーンズスペシャル」をオーダーすると、なぜかカップとともにサーバーがもう一つついてきます。紅茶のポットサービスや、コーヒーのお代りをお値打ちに飲めるカフェがありますが、ドリップコーヒーを最初から2杯分だすのはめずらしいですね。雑味のないスッキリしたコーヒーなので、ゆったりと味わいたいです。

「行きたかったが入口がどこかみつからなかった」と言う人が続出のカフェです。入口はお花屋さんと一緒になっているので、とても分かりにくい。観葉植物いっぱいの花屋入口から、さらに奥へ進むとカフェのドアがあります。店内に入ればとても静かで、白い壁に囲まれた空間は美術館のようです。

カフェと言っても、いろいろと変った趣向があります。一見「変ったカフェ」で終わってしまいそうですが、どのお店もコーヒー、ドリンク、フードのおいしさに力を入れています。だからこそ「変っている」だけで終わらずに、リピーターがつくのです。みんなと楽しくいくのもいいですし、1人でのんびりしに行くにもおすすめです。