駅から徒歩5分以内！下町・神田のおすすめそば5選

神田駅周辺には、忙しい会社員の空腹を満たす飲食店がたくさんありますが、日本のファストフードともいえるそば屋もよく目にします。そばなんてどこで食べても一緒だよとお考えの方も多いかと思いますが、素材や製法など、こだわりの度合いはお店によって実に様々です。ここでは、神田駅から徒歩5分以内で、江戸前蕎麦を出しているこだわりの人気店をご紹介します。

「神田まつや」は1884年（明治17年）に創業された老舗そば店。現在の建物は関東大震災後の1925年に建てられたものが残っていて、東京都の歴史的建造物にも指定されています。食通として知られた小説家・池波正太郎が愛した店で、エッセイにも登場しています。

「室町砂場」は1869年（明治2年）創業の老舗そば店です。現在、どこのおそば屋さんにもある「天ざる」と「天もり」は、ここ室町砂場が発祥だと言われています。「ざる」は更科粉でのど越しよく、「もり」は一番粉を使って香り高く、どちらも伝統の味が味わえます。

「かんだやぶそば」は、藪そば系列と言われるすべての店の元となった老舗中の老舗。風情のある建物は新しく再建したもので、ゆっくりとそばを味わえる広々としたつくりです。細目のそばに、きりっとしたつゆを絡めていただきます。茶碗蒸しの「小田巻蒸し」など創業の明治時代から愛されているメニューも多く、お酒と一緒にいただくのもぴったりです。

神田駅北口から徒歩1分のところにある「神田尾張屋本店」は、蕎麦激戦区の神田にある老舗蕎麦屋のひとつです。ビルの1階にあるお店は、中に入るとシンプルなテーブルが並び落ち着いた雰囲気。コシのある蕎麦と濃いつゆは、まさに「東京の蕎麦」といった感じです。ゆっくり飲んで最後は蕎麦で〆るという人も多い、下町らしい蕎麦屋です。

神田駅の西口から歩いて5分ほどのところにあるお蕎麦屋さんです。打ち立てのそば粉100%を堪能することができます。お蕎麦だけではなく、天ぷらや漬物のクオリティにも定評があるので、ぜひその辺りも堪能していただきたいところです。

ビジネスマンの街、神田で江戸前蕎麦を出しているこだわりのそば屋をご紹介しました。何気なく提供されるおそばにもお店ならではのこだわりがうかがえて興味深いですね。神田でおそばを食べたくなったら上でご紹介したお店を参考にしてください。