下賀茂温泉 花のおもてなし南楽

2020年9月初旬付近より、オーナーが代わったようですね。
以前の情報と兼ねてリピーターの方は、一考かと存じます。

妻と2人で宿泊です（私は5年ぶり2回目、妻は初）

まず、宿の所定の場所に車を停めましたが誰の出迎えもなく目に入ったのは駐車場の場所の看板でした。
所定の場所に車を止め入館しましたが以前のように出迎えが1人もおらず、ここから違和感を感じました。

最初はコロナ対策と思いきや、出迎え案内役はおらずまさかの迷宮さながらの構成からやっと、自力でフロントへ行き宿帳を記入。
フロントマンは日本人ではありません、温和な対応ながらも以前のようなウェルカムドリンク&女将のお抹茶や手作りお菓子は無く、ユニマットのセルフサービスドリンクを自分で取れと促され、お茶請けのお菓子はキットカットとスニッカーズとどこにでもある珍味でした。


あれ？
体温測らないの？
消毒も無かったよね？
つか、キットカットとスニッカーズ？？？
ドリンクバー？？

部屋番号のみ伝えられて、鍵を貰ってエレベーターで5階へ…荷物は自分が担いでます。
大人だから、部屋番号さえ分かれば行けるけどな。

チェックイン時間なのに、5階は真っ暗でした。
以前は部屋付きの仲居さんが案内してくれたのに恐怖空間からスタートですか、暗所恐怖症の妻は怯えていました。
部屋には既に布団がセッティング、オイオイまだ15時だぜ？　

泉質は良好、ただ温泉の演出施設は腐敗が進み崩壊した部分もあり。
時間が来たので何と無しや首を捻りながら食事処へ、以前は部屋食でしたが従業員の安全確保も致し方ないかと大人しく移動。

大広間の宴会場、煌々と白色蛍光灯に照らされ仕切り無しプライベート無し、以前はあった料理長の名入りのお品書きもありません。
通されたテーブルに殆どのの料理が既に並んでおり、土瓶蒸しに至ってはぬるい。
追加でお願いした伊勢海老のお造りも一応氷の上に乗せてありましたが締めが不十分だったのでしょうかプリプリ感も無くて水っぽい…。

料理人ちゃんと置いてるのかな、前菜はモロ仕出し。
鮑のお造りは良かったな、伊勢海老は水っぽかったけど。

この後は貸し切り風呂の夫婦でフルマラソンならぬ風呂マラソン、湯巡りまくりです（笑）
これは唯一素晴らしかったし、楽しかった、体力の限界まで楽しみました！

しかし

何箇所か貸し切り温泉を巡ったあたりで、大き目のＧと遭遇。
虫が大嫌いな妻に気付かれないように次の貸し切り風呂にそそくさと妻を誘導…、結局滞在中に私は３回目撃・妻は1回目撃しました。
妻は絶叫していました…可哀想に。

日付変わって朝ご飯、鍋と加熱して仕上げる伊勢海老の頭の味噌汁、仕出しの卵焼き、焼き立ての小さな鯵の干物、加熱して仕上げる鍋物、そして緩めに炊き上げたご飯。

小さ目な鯵の干物は味わいが濃くて好きです、卵焼きは仕出しでしょうね、とっても形が整っていてヒンヤリ。
昨夜の伊勢海老のお造りに付いていた頭の味噌汁、どれどれ…出汁の味がしません、味噌の風味以外ほぼ無味です。
妻が「明らかに固形燃料じゃ加熱足りないけど、伊勢海老ってこんなもん？」
いやいや、全然違うよ‼️
伊勢海老初体験の妻はすっかり誤解してしまったようです。
鍋に至っては、市販の顆粒出汁を使った鍋。
ウチにもあります、妻が明確に製品名を出したので私も納得（笑）
そうそう、それそれ（泣）

新鮮な源泉を活かしたお料理、一品でも出して欲しかったなぁ。
以前はあった源泉を使った早朝の雑炊orすいとんサービスもありません。

ガッカリしながら部屋に戻ると、布団が片付けれていました。
チェックアウトまで温泉浸かってゴロゴロしたかったのに…更にガッカリです。

更に更に、会計時。
gotooを申請する為に領収書を求めたら、収入印紙添付を拒否されました。
擦った揉んだの挙句、収入印紙貼って追い払われたかのようにお詫びも見送りも無し。

妻に申し訳ない気持ちで宿を後にしました。
これを最後に、この宿はもう自分の記憶から削除します。