2017年07月04日
緑が気持ちいい場所でツルン♪関西で流しそうめんが楽しめるところ
夏の暑さにやられて食欲がない時は、そうめんの出番!おうちで食べるのも美味しいですが、緑いっぱいのお外で流しそうめんなんていかがですか?薬味をたっぷり入れてツルッと食べれば食欲がないのなんてどこへやら。今年の夏こそ、流しそうめんを体験しに出かけてみませんか?
暑い季節になるとテレビなどで流しそうめんの様子を見かけますが、子どもの頃に憧れた人も多いのではないでしょうか。でも、流しそうめんを自宅で楽しむのは、竹を用意したり、広いお庭が必要だったりとなかなか難しいですよね。大人になった今も夢叶わず…という人も多いはず。ということで、今回は、用意するものは何もなし!足を運ぶだけで楽しめる流しそうめんスポットを紹介します。スポット紹介の前に、流しそうめんに関する豆知識をちょっとだけどうぞ♪
関西だとどちらも耳にしたことがあるかもしれない「流しそうめん」と「そうめん流し」。実はそれぞれに少し違いがあるようで「流しそうめん」の発祥は、宮崎県の高千穂地方だといわれ、竹を水路のようにして上流から下流にむけてそうめんを流すスタイルです。大人数で楽しめて、アトラクション感が強いのが魅力ですよね。
一方、「そうめん流し」は基本的に卓上にあるドーナツ状の容器内でそうめんを回転させていただくスタイル。こちらは鹿児島県が発祥だといわれています。そうめんが通りすぎることもなく、小さな子供でもゆっくり楽しめるのが嬉しい点で、家族で楽しむ際におすすめのスタイルです。今回は、「流しそうめん」と「そうめん流し」両方をご紹介。関西の方はぜひ足を運んでみてくださいね。
夏の京都の名物といえば、川床。美しい渓流沿いには雰囲気の良いお店がずらりの並び、貴船に来たら是非とも楽しんで頂きたい風物詩です。叡山電鉄貴船口から京都バスで10分のところにある「ひろ文」は、川床で流しそうめんが楽しめる有名店。
ひんやりとした空気、途絶えることのないせせらぎ、そんな環境を楽しみながら流しそうめんを楽しむことが出来る「ひろ文」は外国からの観光客にも大人気のお店。夏場であれば1~2時間程待つことも珍しくないので、オープン前に余裕を持って到着するか、先に番号札を取ってから周辺の散策に出かけると丁度よいですよ。
流れてくる素麺はひんやりと気持ちよく、景色も相まって特別感もたっぷり。雰囲気を楽しみすぎて取り損ねてしまった素麺は取り戻すことが出来ないのでどこのテーブルも真剣そのものです。ピンク色の梅風味の素麺が流れてくるとお終いの合図です。
ひろ文の詳細情報
ひろ文
鞍馬 / 日本料理
- 住所
- 京都府京都市左京区鞍馬貴船町87
- 営業時間
- [月] 11:30 - 19:00 [火] 11:30 - 19:00 [水] 11:30 - 19:00 [木] 11:30 - 19:00 [金] 11:30 - 19:00 [土] 11:30 - 19:00 [日] 11:30 - 19:00 ■ 定休日 無休(流しそうめんは雨天中止・朝10時に中止を決定)
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
- ¥10,000~¥14,999
大阪梅田から箕面有料道路を利用して約30分北上したところにある豊能町。大阪とは思えないほど緑の美しいこちらに位置するのが「旅館美和」です。
こちらはセルフタイプの流しそうめんで、一人がそうめんを持って上流から流すというスタイル。竹で出来たそうめんが流れる水路は角度がきつく、思っているよりもかなり速いスピードでそうめんが流れていくのでドキドキです。
大人のグループでも、子ども連れ家族でもワイワイと楽しめることはもちろん、取り逃したそうめんはテーブルに設置されているそうめん流し機からいただけるので、真剣になりすぎる必要もありません!ツユにはうずらの卵が入っていて、さっぱり感とコクを同時に楽しめる一捻りが嬉しい流しそうめんです。
旅館美和
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
毎年夏になるとお世話になる方が多い「揖保乃糸」。実際に素麺を作っている工場、歴史について学べる資料館、そしてそうめんが頂ける「庵」が同じ敷地内に隣接しているこちらの施設は、兵庫県たつの市「JR東觜崎駅」から徒歩20分のところにあります。
こちらでは「そうめん巻きずし」や「揚げ麺」といったそうめんの里ならではのアイデア料理や、そうめん流しを頂くことができます。
テーブル上に設置されたそうめん流し器にセルフで素麺を投入、冷たい水の中で涼しげにクルクルと回転するそうめんを味わいます。細いのにしっかりとコシがあって大満足です♪
揖保乃糸 庵の詳細情報
揖保乃糸 庵
東觜崎 / 郷土料理、麺類
- 住所
- 兵庫県たつの市神岡町奥村56 揖保乃糸資料館 そうめんの里内
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 11:00 - 21:00(L.O. 20:00) [水] 11:00 - 21:00(L.O. 20:00) [木] 11:00 - 21:00(L.O. 20:00) [金] 11:00 - 21:00(L.O. 20:00) [土] 11:00 - 21:00(L.O. 20:00) [日] 11:00 - 21:00(L.O. 20:00) ■ 定休日 月曜が祝日の場合は翌日、年末・年始
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ~¥999
中国自動車道の山崎I.C.から国道29号を車で1時間ほど進んだところにあるのが「戸倉峠名物 滝流しそうめん」。鳥取県と兵庫県の県境の山中にあり、夏はとても涼しい峠です。
到着してまず驚くのが、流しそうめんのレーンがずらりと並ぶ様子!上流から椅子までの距離も長く、まさに圧巻の景色です。1グループ1レーンという設定が多い流しそうめんですが、こちらは1人1レーンというなんとも贅沢な流しそうめん。他の人と争奪戦になることも、他の人のそうめんをつついてしまう心配もありません。
こちらでは揖保乃糸に滝野の醤油のツユが使われており、旨味もしっかりと楽しめます。そうめんを流す水は氷ノ山の雪融け水が使われているのでこちらも味わってみてくださいね!
戸倉峠名物 滝流しそうめん
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
湯浅御坊自動車道の広川南I.C.を降りてすぐのところにある「やまめ茶屋 藤滝」。
豊かな緑の中にあるので車じゃないと厳しいですが、近隣には「ほたるの湯」という温泉もあるのでセットで楽しむのもおすすめです。
こちらでは鯉がのんびりと泳ぐ池の上にたてられた屋外のテーブルでそうめん流しを楽しむことが出来ます。椎茸の旨味がしっかりと感じられる甘めの出汁に椎茸とねぎ、錦糸卵の薬味をあわせて頂くそうめんは風味も食感も豊かなので子どもにも大人気です。
やまめ茶屋 藤滝
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
和歌山県田辺市、県道221号線を百間山渓谷方面に数分進んだところにある「赤木渓谷水郷」。豊かな清水が流れる渓流の隣りにあるこちらは、ニジマスと鮎の養殖が有名です。
鮎釣りなどど一緒に楽しめるのが卓上で頂くそうめん流し。お店自体が川の上にあるので足元を通るひんやりとした涼しい風を感じつつ楽しめます。季節感たっぷりです。
薬味が錦糸卵、生姜、ネギ、椎茸、海苔と充実している点もうれしいですね。釣りたての新鮮な鮎やニジマスの塩焼きもぜひ味わってみましょう!大人も子どもも大満足の経験ができます。
赤木渓水郷の詳細情報
赤木渓水郷
朝来 / 麺類、海鮮、寿司
- 住所
- 和歌山県田辺市鮎川2421
- 営業時間
- [月] 10:00 - 18:00 [火] 10:00 - 18:00 [水] 10:00 - 18:00 [木] 10:00 - 18:00 [金] 10:00 - 18:00 [土] 10:00 - 18:00 [日] 10:00 - 18:00 ■ 営業時間 営業期間 4月末~9月末 期間中は無休 夏休み中は10:00~19:00 ■ 定休日 期間内無休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
関西で流しそうめん、そうめん流しを楽しめるところをご紹介してきましたがいかがでしたか?暑い毎日が続くとクーラーの効いた室内にこもりがちですが、流しそうめんができるところは山間が多く気温も比較的ひんやりとしているので、ドライブがてら足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?キラキラと光る水に気持ちよさそうに泳ぐそうめんや、目の前でクルクルと踊るそうめんを見ているだけでもなんだか涼しい気持ちになってきますよ。この夏にぜひ体験してみてくださいね!