マニア垂涎の変わった自販機！奥が深い自販機の世界を覗いてみた【西日本編】

みなさん自販機を使う機会は日々ありますよね。普段何気なく接している自販機の変わり種ってどんなのがあるだろう？前回は東日本編に続き、西日本で主に「オートスナック」と呼ばれるフード系のレトロ自販機を集めてみました。番外編もありますのでチェックしてみてくださいね。

まず初めに岐阜の「レトロミュージアム」です。こちらは名前の通り、オートスナックなどの施設ではなく、古き良き時代のものを集めたミュージアム。その一角にレトロつながりでオートスナックを再現した自販機コーナーがあります。

舞鶴の国道178号線にそって昔から営業しているのが「ドライブイン　ダルマ」。こちらでは麺類(ラーメン、天ぷらうどん、きつねうどん)とハンバーガーの自販機が現役で頑張っています。

続いては島根県から。国道9号線ぞいにある「コウラン」にはおなじみの麺類の他にカレーの自販機があります。回転式のお惣菜などを売る自販機も備わっていて、備え付けのレンジもあるのでレンチンで暖かいお惣菜やおにぎりを食べることもできるので、ライダーやドライバーの間で重宝されているそうです。

同じく島根県の国道９号線沿い、石見へ向かう少し手前くらいのところにも老舗の自販機コーナーがありました。いただけるのは肉うどんと肉そば、そしてラーメンです。

もう一つ島根県から。このエリアに集中して3箇所の自販機スポットがあり、マニアには聖地のように扱われているのだとか。「コインレストランかわもと」は、石見からさらに内陸に入った鹿賀と言うところにあります。

続いては山口県の防府にある「長沢ガーデン」。ここは昭和の香りが懐かしいドライブイン。入浴施設や宿泊施設も併設されていて、表の自販機コーナーにうどんの販売機が稼働しています。

ここからはレトロ系ではなく変わった自販機です。広島や大阪など西日本に広く展開しているのは、なんと「だし」の自販機。アゴ（トビウオ）の出汁がペットボトルに入って売っているんですね。

単なる出汁なのかと思いきや、中に思いっきりトビウオが入っています！使えば使うほど、トビウオの姿が露わになってきて、ちょっとグロいことになるのですが、どんな料理にも使えて万能な出汁ですよ。

最後はなんと「クレープの自販機」。福岡空港や鹿児島の天文館通りなど、九州地方に点在しています。ラップに綺麗に包まれたクレープがぴったりサイズの牛乳瓶のようなボトルに入った状態。

外側の便は再利用するため、返却用のカゴが備わっているのでそこへ戻すそうです。肝心の中身のクレープですが、普通に美味しいクレープで、白くまアイス味やオーソドックスなイチゴなどの他に期間限定などで変わったメニューも出るのだとか。

いかがでしたか？西日本にはオートスナックだけではなく、他にも珍しい自販機が色々ありますね。ドライブする機会のある方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。