【2020年】宇都宮をぶらり♪王道観光スポット&観光のポイントを大紹介！

北関東一の都市である宇都宮。ほどよく都会でありながら緑も残る「とかいなか」です。そんなほどよい街・宇都宮は、時代を感じる建造物など、歴史を感じる街でもあります。見どころいっぱいの宇都宮を観光してみましょう。

初めての宇都宮観光。どれくらい時間が必要なのか、どうやって行くのか、気になりますよね。そこで、宇都宮を観光する上でのポイントをまとめました！

都心から宇都宮までは、電車でも車でも片道2時間ほど。新幹線なら1時間弱で行くこともでき、アクセスがいい地域です。観光もグルメも満喫するよくばりなコースでも、日帰りで十分に楽しむことができますよ。もちろん広範囲で行動するなら、泊まりでの旅行もおすすめ。駅チカのホテルも充実しています。

宇都宮には桜の名所がたくさんあるので、おすすめのシーズンは春！1泊するなら、夜桜も思う存分楽しめますね。服装は、基本的に東京と同じでOK。春先の夜は東京よりぐっと冷え込むこともあるので、羽織るものを用意しておくと安心です。

宇都宮には桜のほか、紅葉が楽しめる場所もいくつかあります。宇都宮を拠点に日光や那須まで足を伸ばす人も多く、春や秋の観光シーズンにはホテルが予約でいっぱいになってしまうことも。泊まりの旅行を計画しているのなら、やはり早めに予約をしておきましょう。

宇都宮観光の足にはバスを利用しましょう。市街中心地を観光するなら、関東自動車の市内循環バス「きぶな」がおすすめ。宇都宮の郷土玩具きぶながデザインされていて、心が和みます♪1回170円で乗ることができますよ。

観光のポイントをおさえたところで、いざ観光へ出発です。宇都宮は見どころいっぱい！おすすめの観光スポットをご紹介していきます。

宇都宮の街を見守る「宇都宮タワー」は、広大な八幡山公園にあるタワー。展望台にのぼれば宇都宮の街を一望することができます。タワーがある場所がそもそも高台なので、展望台からの眺望はなかなかのものです。公園内には、ゴーカートや子供の冒険心をくすぐる遊具が揃った「アドベンチャーＵ」もありますよ。長～いローラー滑り台やゴーカートに子どもも大喜びです♪

「宇都宮城址公園」は、宇都宮城本丸の一部が復元された公園。普段はお散歩をする人や子どもたちがのんびりと過ごしていますが、イベントも頻繁に行われています。公園には清明館という資料館があり、宇都宮に関する歴史的な資料などが展示されています。宇都宮に関する案内もしてくれるので、歴史に興味がある方はぜひ訪れてみてください。

宇都宮の自慢、大谷石。その大谷石で建造された現存する最大級の建物が「カトリック松が峰教会」です。スイス人の建築家マックス・ヒンデルが設計した、ロマネスク様式の美しい建物は、国の登録有形文化財にも登録されているんですよ。中は誰でも自由に見学できるようになっています。光を通す美しいステンドグラスや、バロック様式のパイプオルガンに注目してみてくださいね。

宇都宮市馬場通りにある「宇都宮二荒山神社」は、地元で古くから愛されている歴史ある神社です。宮っこは、初詣や七五三といったらここ。親しみを込めて「ふたあらさん」と呼んでいる地元の人も多いです。宇都宮の中心部にあり、今では両隣がビルになっていますが、まっすぐな石段をのぼっているとパワーを感じます。宇都宮駅から歩いて行けるので、ぜひお詣りしましょう。

宇都宮駅から徒歩10分程度の場所にある「清巌寺」は、浄土宗のお寺。清巌寺通りという通り名の由来にもなっています。お寺には、国指定重要文化財に指定されている日本最古の鉄塔婆があります。鉄塔婆の見学には事前の連絡が必要なので、行く前に電話をしてから出かけてくださいね。

宇都宮駅から歩いてすぐの場所にある「旧篠原家住宅」。国指定重要文化財・市指定有形文化財に指定されている旧家です。かつて醤油醸造業などを営んでいた家で、内部は帳場など商家を感じるつくりになっています。立派な柱や階段など、細部まで見所いっぱい。母屋の隣には、大谷石が使われている立派な蔵があり、こちらも見応えがあります。

宇都宮環状線を車で走っていると目に入る、「長岡百穴古墳」。ボコボコといくつもの穴があいている姿は、インパクト抜群です。宇都宮には「長岡百穴古墳」にまつわる民話が4つ残っていて、昔から人々に知られていたことがうかがえます。穴の中には、室町時代から江戸時代にかけて彫られたと思われる観音様を見ることができます。

宇都宮にきたからには、やはり宇都宮餃子は外せませんよね！「来らっせ 本店」では、さまざまなお店の餃子を食べ比べすることができますよ。常設店舗の餃子のほか、日替わりで宇都宮餃子会加盟店33店舗の餃子が楽しめるようになっています。お土産コーナーでは各店舗の冷凍生餃子を購入することができるので、お土産探しにもいいですね♪

宇都宮には、まだまだ見どころがあります。この「大谷・多気エリア」も見逃せませんよ！こちらを観光するなら、宇都宮駅から大谷地区までの路線バスが一日乗り放題になるお得なチケットがおすすめです。

「大谷寺」には、御本尊である日本最古の石仏「大谷観音」があります。810年弘法大師の作と伝えられいる、岩に直接掘られた千手観音は必見です。そのほかにも貴重な石仏をみることができ、宝物館には約1万年前の縄文最古の人骨も展示されています。すぐ近くには高さ約27mの「平和観音像」がありので、ぜひこちらにも行ってみてくださいね。

まるで地下神殿のような不思議な空間…ライティングの効果もあり、映画の中の世界？と錯覚してしまうかもしれませんが、こちらは大谷石の採掘場だった「大谷資料館」。最近は撮影などにも使用され、人気の観光スポットとなっています。昔の採石の様子がうかがえる採掘機なども展示。天然の冷蔵庫のように一年中ひんやりとした空間は、真夏でも肌寒いぐらいの気温です。

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大谷の先にある「多気山不動尊」は、パワースポットとして有名です。本堂の周囲に広がる豊かな自然林は、市の天然記念物に指定されています。夏の緑も美しいですが紅葉も見事で、秋に訪れる参拝者も多いんですよ。参道にはあじさい並木があり、シーズンにはカラフルな花を咲かせます。昔ながらの風情ある茶屋もあり、一息つきたいときにおすすめです。

「多気山不動尊」がある「多気山」は、登山道が整備されていてハイキングが楽しめます。山頂までは30分程度なので、気軽に山歩きができますよ。山頂からは、天気が良い日には筑波山や東京スカイツリーが見えることも。季節によって変わる自然の姿を楽しんでみてください。

宇都宮では季節ごとに多くのイベントが行われています。イベントの時期に行って、その時だけの宇都宮の空気に触れてみるのもおすすめです。

毎年1月11日に開催される「初市」。当日は宇都宮駅から徒歩5分程度にある上河原通りが歩行者天国になります。だるまや豆太鼓などの縁起物が売られ、約700ほどの屋台も並びますよ。屋台の食べ歩きを堪能するため、お腹を空かせて行ってみて。「初市に行かないと年が明けた気がしない！」と、宇都宮市民に愛されている行事です。

宇都宮の中心に位置する「宇都宮城址公園」。そこで毎年開催されるのが「宇都宮城桜まつり」です。和をテーマにしたイベントなので、和風情緒を感じながらのんびりとお花見ができます。公園には数種類の桜の木が植えられていて、その桜が次々に開花します。長い期間桜を楽しめることでも有名なお花見スポットです。

宇都宮は世界的な賞を獲得した経歴を持つ凄腕バーテンダーが揃っている「カクテルの街」。そんな宇都宮のカクテルを堪能できるのが、「宇都宮カクテルカーニバル」です。オリオン通りの広場「オリオンスクエア」に、宇都宮、いや、日本を代表するバーテンダーたちが集結。ノンアルコールカクテルを含むカクテルと軽食がすべて600円で味わえます。バンド演奏やさまざまなショーも開催され、子ども連れでも楽しめますよ。

宮っこが夏になにより楽しみにしているイベントが「ふるさと宮祭り」。このお祭りに参加しないで、宇都宮の夏は語れません！二荒山神社がある宇都宮の大通りを中心に、毎年8月の第1土曜・日曜に開催されています。
※2020年は9月19日（土）、20日（日）開催

宮祭りの開催日には、宮っこは皆なぜか「宮祭り、行かなくちゃな」といった義務感を感じるものです。子どもたちのパレードや踊り、郷土芸能が見られたり、たくさんの屋台が並んだり……お祭り期間中は大通りが賑わいます。最も盛り上がるのは、北関東最大級の参加者を誇ると言われているみこし。祭り好きなら、大興奮間違いなしです！

「うつのみや花火大会」も、宇都宮の夏の風物詩のひとつ。毎年花火の規模や質が進化しているので、この日を待ち望んでいる人々がたくさんいるイベントです。餃子花火が打ち上げられたこともあるんですよ！

花火大会の会場は、市街地から少し離れた鬼怒川の河川敷。普段はアクセスしづらい場所ではあるものの、花火大会の日は臨時のバスも運行されています。観光で行った人も、花火を存分に楽しむことができますね。

宇都宮市森林公園を中心に開催されるのが「ジャパンカップサイクルロードレース」。アジア最高位の自転車ワンデーロードレースです。世界的に有名な一流選手が多数出場する、国内唯一の大会なんですよ。

世界的に活躍する選手を目前で見られる貴重な大会。自転車ファンなら一度は行っておきたい大会ですね。周辺のホテルは1ヶ月前には埋まってしまうぐらいの大盛況ぶり。泊まりで宇都宮観光に行くのなら、早めにホテルを確保しておきましょう。

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毎年11月の第1土曜・日曜に開催されるのが、餃子のお祭り「宇都宮餃子祭り」です。年に一度の餃子の祭典ということで、観光客はもちろん地元の人でも大変な賑わっています。

宇都宮餃子会の会員店が多数出店します。3個100円というお手頃価格で提供されるので、餃子の食べ比べには最高。ビールと共に秋の気持ちのいい空気の中で餃子を頬張れば、幸せを感じずにはいられません♡

東京から宇都宮は、東北新幹線なら約50分。JR宇都宮線（東北本線）の快速なら約1時間40分です。車なら、東北自動車道で東京から約130km、約2時間です。参考にしてくださいね。

宇都宮には目的や季節によって、楽しめるスポットがたくさんあることをお伝えできたでしょうか？お寺や神社などのパワースポット巡りをするもよし、グルメを楽しむもよし。家族やカップル、友だちなど、誰と行っても楽しめる街です。そして宇都宮のなによりの魅力は、街の人々の温かさ！その優しさに、何度でも訪れたくなってしまいます。