群馬の絶景！『谷川岳』の燃えるような紅葉をロープウェイで気軽に見に行こう！

『谷川岳』は、新潟県と群馬県の県境にある日本百名山。登山シーズンには、遠くまで連なる山々の爽快な景色を見るために多くの登山者が集まります。谷川岳は遭難者数の多さがギネス認定されていて、「魔の山」と呼ばれています。しかし、それはほとんどが岩壁をロッククライミングするコースなど上級者向けの場所で起こっているもの。ロープウェイとリフトを使って標高1500mの天神峠まで行き、谷川岳周辺を登山する一般的なルートに危険な箇所はないので安心してくださいね。

10月初旬から11月中旬にかけて山頂から麓へ、山の色が鮮やかに変わっていく姿を見ることができます。谷川岳の紅葉はピーク時には燃えるように赤くなり、ロープウェイから見る景色は息を呑む美しさ。登山はできる自信がないけれど、山の紅葉を楽しみたいという人にピッタリの場所。

公共交友機関を利用する場合、上越新幹線「上毛高原駅」からバスで約50分、もしくは上越線「水上駅」からバスで約25分かけて、谷川岳ロープウェイ乗り場まで行くのが一般的です。しかし、興味がある人は、暗いトンネルの中にある秘境駅として名高い上越線「土合駅」の利用をしてみて。何とも言えない雰囲気があり、鉄道ファンからも特別視される場所です。

改札口まで400段以上階段を登ったり、ロープウェイ乗り場まで20分程度歩いたりする必要がありますが、一見の価値ありです。

ロープウェイを利用してあまり歩くことなく紅葉を見たい、長距離を歩いて自然を堪能したいなど、登山初心者から上級者まで谷川岳の紅葉の楽しみ方をまとめました。

ロープウェイ乗り場から10分ほどで天神平駅、さらにリフトに乗り換え7分ほどで標高1500mの天神峠まで行くことができます。ロープウェイから見下ろす紅葉が非常に美しく、天神平や天神峠からも赤く色づく山々を見ることができます。

ロープウェイ乗り場から一ノ倉沢出合まで、谷川岳の麓を約2時間周遊するコースもあります。カラフルに染まる雄大な山を正面に見据えながら平坦な道を歩きます。迫力のある岩壁を間近に見られたり、涼しげな川沿いを歩いたり、景色がコロコロと変わるので飽きることなく歩けるでしょう。

ロープウェイで天神平駅まで行き、そこから登山道を谷川岳まで往復する約5時間の少し本格的なコースもおすすめです。頑張って歩いた人には、どこまでも続く開けた稜線の美しい展望が待っています。アップダウンが激しい箇所や鎖場などもあるので登山靴などの登山の準備は必須ですよ。

ロープウェイを降りた天神平駅にある天空のレストラン「ビューテラスてんじん レストラン」に立ち寄ってみませんか？レストランの窓からは、谷川連峰の迫力ある景色を眺めることができます。ハンバーグやラーメンなどの食事から、コーヒーフロートやケーキなどのスイーツまで用意されています。

谷川岳は都心からのアクセスもよく、登山をする自信のない人でもロープウェイとリフトで山の紅葉が楽しめる場所です。そのため、紅葉時期は非常に混雑しますので、朝早く出発するなどの工夫が必要。そして情報収集をしっかりして出かけましょう！登山をするなら、天候が変わりやすい場所なのでレインウェアなどの装備は忘れずに。あなたも谷川岳の豊かな自然を味わう旅に出かけてみませんか？