2017年12月18日
日本百名山!群馬県のおへそ「赤城山」で冬のアウトドアを楽しもう♪
寒さ厳しい冬の赤城山。12月から雪が降り積もり、山頂にあるカルデラ湖「大沼」は全面凍結します。しかし、冬だからこそ楽しめる「ワカサギ釣り」や「雪山登山」をするのがおすすめなんです!今回は、そんな冬の赤城山の楽しみ方をより深くご紹介します。山や登山が好きな人はもちろん、冬のアウトドアを試してみたい人にもおすすめですよ。
群馬県のほぼ中央に位置する赤城山。標高1,828mの黒檜山(くろびさん)を最高峰とし、1,300m以上の峰々が連なっており、日本百名山に認定されています。春はツツジ祭り、夏はトレッキング、秋は紅葉狩りと季節ごとの楽しみ方があります。そして今回のテーマである冬も見どころが満載!昼間でも氷点下の世界の赤城山ですが、寒さをも吹き飛ばしてくれる冬の楽しみ方を紹介します。
関越交通の赤城山ラッピングと群馬中央バスの新車 pic.twitter.com/i9mvTriw70
— ヤサ吾郎 (@Yassa_gorou) 2016年10月7日
冬の赤城山へのアクセス手段はバスと自家用車。バスは「JR前橋駅」と「東武線・中央前橋駅」より関越交通が直通運転しています。どちらからも1時間ほど。赤城山の麓にある日帰り温泉施設「富士見温泉」を経由するので、帰りに冷えた体を温泉で温めることもできますよ。自家用車の場合は、関越自動車道「赤城IC」より国道353線を経由して1時間ほど。北関東自動車道からは70分ほどで到着します。なお、路面が凍結しているので冬用タイヤまたはチェーンをお忘れなく。
アクセス | 群馬県赤城山ポータルサイト
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冬の赤城山の王道の楽しみ方は氷上ワカサギ釣りです。大沼でのワカサギ釣り期間は9月から3月にかけて。そのうち1月から3月ごろにかけては、凍った沼に穴を空けて釣りを楽しむ氷上穴釣りができます。テントを張って寒さを堪えながらワカサギを待つ人々。釣れた時の喜びは感動モノです!
ワカサギ釣りを始める際は湖畔に佇む青木旅館へ。こちらで入漁料700円を支払います。釣り具やテントにドリルなど一式レンタルもしているので道具を持っていない方も安心です。折りたたみのイスやワカサギを入れるクーラーボックスは各自で用意しておきましょう。
公式詳細情報
赤城大沼にて氷上わかさぎ釣り中。
— ウルトラマラソニストNAGAOKA (@madtaxracing) 2017年1月9日
カタツムリテントの中はポカポカ。 pic.twitter.com/rwsXBoBvoj
竿にエサをつけて重りが底に着いたら、竿を上下に揺すって水中のエサを動かします。そうすることでワカサギの目を引くことができエサに食いつくのです。この技を「誘い」と呼び、ワカサギを釣る時のコツです。
赤城山公魚釣り
— 松村 進風 (@sinpuu153624) 2016年2月11日
氷から上目ずかいで釣られくる魚と人のドキドキのとき pic.twitter.com/VUiv8UEm8C
ワカサギがエサに食いついたらプルプルと小さな小さな手応えがあります。ワカサギが釣れた時はゆっくりと糸を巻き上げましょう。ワカサギは口が弱いので慌てて強く巻き上げてしまうと逃げてしまいます。また、ゆっくりと巻き上げることで他のワカサギを惹きつけ数匹同時に釣れることもありますよ。
最後に注意点ですが、万全な防寒対策をしましょう。昼間でも常に氷点下の1月2月、特に風雪の日は極寒です。ジャンパーにマフラーだけはNG。防寒着を重ね着して、手袋と耳あてを用意してください。また足元も冷えるので、耐水性のある靴がおすすめ。おしゃれなムートンブーツやレインブーツではなく、きちんと防寒・耐水性があり、滑らないものを用意しましょう。氷上でのワカサギ釣りは寒さの我慢も必要なのです。
夏山登山が人気の赤城山ですが雪山登山も楽しめます。中でも黒檜山や地蔵岳に長七郎山は滑落するような危険な場所もなく、初心者も気軽に登れるコースとなっていますよ。雪山登山にチャレンジしたい山ガールにもおすすめです。
赤城山日記 : 赤城山 スノーシュー 氷上を歩く - 覚満淵 - http://t.co/C4gM0tp1Jk pic.twitter.com/Pda4QmA7qF
— akagiyarukijuku (@akagiyarukijuku) 2015年2月13日
雪山登山では、雪上歩行道具であるスノーシューが必須ですので準備しておきましょう。赤城山ではツアーもあるので、仲間と一緒に楽しい雪山登山を楽しめます。
カチカチの氷上になっているところもあるので「アイゼン」は必携!安全で楽しい登山を楽しみましょう♪
入門者もOK!赤城山・雪山登山ハイライト | 群馬県赤城山ポータルサイト
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大沼の畔に静かに佇む赤城神社。赤城山を神体山として祀っていますが、その神様は赤城姫とも呼ばれています。赤城姫に安産を願えば美人の子供を授かると言われているんですよ。
黒檜山から無事下山。寒かったけど楽しい登山でした。
— あくっちゃん (@akt_key) 2016年2月7日
冬の山は空気も澄んでいて、景色も格別。とても良いですね~
写真は赤城神社から見上げた黒檜山です! pic.twitter.com/jPCJHTqr4q
赤城神社へと繋がる赤い橋と凍った沼に青い空のコントラストは絶景です♪
赤城神社(大沼湖畔)の詳細情報
2/4赤城山雪まつり、赤城山白樺牧場特設コースで開催された犬ぞり体験の風景です❗ pic.twitter.com/pVVZMHUasb
— 赤城山 青木別館 (@ao18719048) 2017年2月5日
毎年2月の頭に赤城山大沼周辺にて雪まつりが開催されます。4エリアにそれぞれ会場を設け、大沼はワカサギ釣り、赤城山第1スキー場はジュニアスキー大会と雪上宝探し、白樺牧場は犬ぞり体験など、赤城少年自然の家ではスノーシューツアーが行われてきました。
赤城山雪まつりワカサギ釣り講習会、氷厚45㎝アイスドリルで穴あけ競争〜男性でも大変なのに最後女性二人のバトルが凄くて盛り上がりました(^-^) pic.twitter.com/J1pJMIdqIl
— 赤城山 青木別館 (@ao18719048) 2017年2月4日
ワカサギ釣りに興味がある方は、大沼が会場のワカサギ釣り体験に参加してみてはいかがですか?2017年はアイスドリルでの穴あけ競争も行われました。家族で楽しめる赤城山雪まつり。次回はどんなイベントが行われるのでしょうか。イベント内容は毎年同じとは限らないので最新情報をご確認ください。
前橋まるごとガイド | 赤城山雪まつり
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冬の赤城山はワカサギ釣りや雪山登山など、この時期でしか体験できない楽しさがあります。また、都内から日帰りで白銀の雪景色を見られるのも魅力。家族で楽しむなら雪まつりに参加してみるのも良いですね。防寒対策を整えて冬の赤城山へ足を運んでみませんか。