【2020年】初めてでも安心♪姫路観光のポイントと王道観光スポットをご紹介！

播磨地方の中心として栄えた兵庫県・姫路市は、国宝の「姫路城」をはじめとした数多くの文化財が残る観光地です。姫路城のあるエリアは自然に囲まれた場所でもあり、四季折々の風景に城下町ならではの風情を感じながら散策することができます。姫路の中心部から少し離れた場所には、家族連れやカップルでも楽しめるようなレジャー施設や美術館なども点在しており、どんな世代の人でも楽しめる魅力的な観光地です。

姫路観光の定番は、やはり「姫路城」を中心とするエリア。歴史ロマンを感じる街並みや庭園などが見どころです。中心部から少し離れれば自然が豊かな山々があり、その中には美術館や水族館、神社などの観光名所も点在しています。自然と調和した施設が多く、周りの景色も一緒に楽しみながら観光することができるのが姫路観光の魅力でもあります。

姫路観光は王道の姫路城周辺を散策するコース、中心部から離れてテーマパークで遊ぶコースなどがありますが、好みや一緒に行く相手に合わせて1日でも充分満喫することができます。歴史を感じられるお寺や美術館などをゆっくりと巡りたいなら1泊するのも良いですよ。

姫路観光のベストシーズンは秋です。一面真っ赤に染まるモミジや、緑から黄色に変わるコントラストなど、場所によって様々な紅葉風景を眺めることができます。整備された紅葉が見られる観光名所は勿論、山々の自然美が作り出す紅葉風景も溜息がでるほど美しく、このシーズンは姫路全体がカラフルに彩られます。

■手軽に貸し借りできるレンタサイクル「姫ちゃり」

色々な場所に寄り道しながら観光したい人には、レンタサイクルを利用するのがおすすめです。特に市が運営している「姫ちゃり」は、無人の自動貸し出し機から利用でき、どこのステーションでも貸し出し、返却ができるのでとっても便利！

■施設の割引もある「観光ループバス」

姫路城周辺の観光で、家族連れや体力に自信がない人におすすめなのが「観光ループバス」です。1回大人100円、小人50円で利用でき、お得な1日券(大人400円、小人200円)も販売されています。1日券は色々な施設が2割引きになるので、観光名所を巡る人にはとってもおすすめです。

姫路城をはじめとした歴史的な文化財や庭園が残る場所では、ドラマや映画のロケが毎年数多く行われています。是非有名な観光名所に行く前にはチェックしてみてくださいね。もしかしたら見たことある！と思う場所もあるかもしれませんよ♪

姫路城では、毎日日没～0時までライトアップを行っており、4月～10月までは白色、11月～3月までは暖色系の明かりがお城を照らします。イベントの時などには3Ｄのプロジェクションマッピングが投影されることもあり、遠くからでも美しく彩られたお城を見ることができます。

姫路には姫路城を中心とした「姫路駅周辺」エリア、西国霊所の「書写山周辺」エリア、水族館や公園などがある「手柄山周辺」エリア、姫路セントラルパークで有名な「豊富」など、観光名所が沢山！まずは姫路城を中心に、王道の観光名所をご紹介していきます♪

和舟で外観を眺め、ＣＧ映像を見ながらお城を散策しよう

姫路のシンボルとも言える「姫路城」は、別名“白鷺城”とも呼ばれ、シラサギのように白く美しい外観が特徴です。お城の外観を眺めたいのであれば、お堀を「和舟」に乗って巡るのがおすすめ♪ゆったりと水の上を進みながら、船頭さんの解説を聞くことができます。城内の散策は、専用アプリをダウンロードして巡りましょう。場内にあるARマーカースポットでスマホやタブレットをかざすと、何もない場所にCGで兵士や昔の映像が出現しますよ！一通り見終わった後は、かつて播州皿屋敷に仕えたお菊が、無実の罪で攻め殺されて投げ捨てられた「お菊井戸」も必見です。夜な夜なお皿を数える声が聞こえるそうですよ…。

美しい庭園を眺めながら優雅にお茶を頂きましょう

姫路公園（姫路城）の敷地内にある「好古園（こうこえん）」は、姫路城を臨む9つの庭園群からなる日本庭園です。写真撮影を楽しんだり、庭園の草花や生き物を観察したりと、ここでは時間の余裕をもって巡るとより楽しめますよ。本格的な数寄屋造りの茶室の「双樹庵（そうじゅあん）」では、季節によって変わる生菓子やお茶を頂きながら、優雅な時間を過ごすことができます。ここにある黒田官兵衛ゆかりの茶釜「播磨釜」は必見。

動物と触れ合ったり伝説の縁起物を見てみよう

「姫路市立動物園」は、お城の中にある動物園でこじんまりとしていますが、ゾウやキリンなど約100種類400点の動物を見ることができます。モルモットや羊などを触ることができる「ふれあい広場」や、ヤギやミニブタを飼育している「ミニ牧場」などもあり、生き物を身近に感じることができる工夫がいっぱい。園内はお城の内堀が縦貫しており、この堀の中にも沢山の魚やカメなどが生息していて、これも動物園の生き物として存在感を放っています。動物以外で是非見て欲しいのが、“ケサラン・パサラン”。白いふわふわした球体で、見ると幸せになると言われている伝説の縁起物なのですが、ゾウ舎の近くに展示してあるので是非見てみましょう♪

姫路ならではの芸術文化で感性を刺激しよう

「姫路市立美術館」は、姫路城の東に位置する赤レンガの美術館。明治時代に兵器庫や被服庫として使われていた建物を使用し、現在は国の登録有形文化財にもなっています。館内には姫路の作家の作品やこの地域をモデルに描かれた絵画などを展示しており、色々な角度から姫路の美術文化を感じることができますよ。緑の芝生が広がるお庭には彫刻作品なども展示されており、散歩をしながら芸術鑑賞をすることも。週末にはコンサートやワークショップなども開かれていて、観光客だけでなく地元の人でも賑わいます。夜になると姫路城と共にライトアップされ、幻想的な雰囲気に変わるので要チェックです♪

森林浴を楽しみながら姫路の街並みを眺めよう

標高371ｍ、姫路市の北西部に位置している「書写山（しょしゃざん）」は、兵庫県の鳥獣保護区に指定され「ひょうごの森百選」などにも選ばれている、市内で一番高い山。山頂までは参道が整備されており、約40分ほどかけて森林浴を楽しみながらハイキングをすることができます。頂上まではロープウェイでも向かうことができ、姫路の街並みを一望しながら約4分で快適に到着。ロープウェイの近くで売られている名物の「書写団子」はとっても美味しいので、是非味わってみてくださいね♪

数々の作品のロケ地となったお寺で修業体験をしよう

西の比叡山とも呼ばれる「書寫山圓教寺（しょしゃざんえんぎょうじ）」は、書写山の山頂にある天台宗の古寺。映画「ラストサムライ」や「軍師官兵衛」のロケ地としても有名で、聖地巡礼に訪れる人も後を絶たない人気のお寺です。森と一体化しているような外観が特徴的で、国の重要文化財である大講堂や食堂などは必見。ここでは、美と健康を手に入れたい人向けの健康道場や、精神力を鍛えたい人向けの一日修行体験、坐禅体験、写経体験も行っているので、リフレッシュしたり自分を見つめなおしてみましょう♪

広大な敷地のテーマパークを世界旅行気分で巡ろう

峰相山（あいみねやま）山麓にある「太陽公園」は、世界の石の文化遺跡を展示している「石のエリア」と、巨大な洋風のお城がそびえ立つ「城のエリア」からなるテーマパーク。石のエリアでは、凱旋門やピラミッド、万里の長城などの遺跡のレプリカを見ながら世界旅行をしているような気分で散策することができます。一方「城のエリア」では民族衣装を無料で借りることができるので、雰囲気のある写真を撮ることができます。敷地内は広く坂も多いので、歩きやすい靴で出かけてくださいね！

草花を鑑賞したら回転展望台でちょっとティータイム

姫路大博覧会の跡地を整備して造られた「手柄山中央公園（てがらやまちゅうおうこうえん）」。自然の中に変わった形の塔やオブジェなどがあり、周りの自然と相まってまるでジブリの世界に入ったかのような不思議な感覚で散歩を楽しむことができます。とってもフォトジェニックな場所なので、是非散歩しながら写真撮影も楽しんでみてくださいね♪遊び疲れたら姫路博テーマ塔の「回転展望台」に足を運んでみてください。全国的にも珍しい、くるくる回る展望台で360度の景色を楽しみながら喫茶店でコーヒーやパフェなどの軽食を頂くことができますよ！

山の上の水族館で海の生き物に癒されよう

「姫路市立水族館」は“山の上の水族館”の異名を持ち、その名前の通り山手柄中央公園の中、山頂近くにある珍しい水族館。展示している種類は多くはありませんが、ケヅメリクガメに触ることができたり、播磨地方の生き物を展示してあるコーナーなど、個性的な展示で生き物の生態を知ることができます。特に人気なのが、ペンギンやウミガメの餌やり見学。係員が生態を説明しながら餌をあげる様子を眺めることができますよ♪本館の屋上のビオトープには、水遊びできる「じゃぶじゃぶ小川」や池などがあり、子供たちの良い遊び場となっています。

迫力満点のサバンナの風景をドライブスルーで体験しよう

「姫路セントラルパーク」、略して“姫セン”は、関西では知らない人がいないほど有名なサファリパーク。ここでは、サファリバスや自家用車で回る「ドライブスルーサファリ」で、伸び伸びと生活している動物たちの姿を見ることができます。ダチョウやライオンなど、おなじみのサファリの動物たちを眺めるのも勿論楽しいのですが、日本で唯一ここでしか見ることのできないヌーの群れも大迫力で必見ですよ♪他にも遊園地で遊んだり、夏場はプール、冬場はアイススケートなどが楽しめ、一日中家族やカップルで遊び尽くすことができます。

「姫路ゆかたまつり」は「長壁（おさかべ）神社」のお祭りで、姫路市の中心街で開催されています。初夏の風物詩として恒例となっており、屋台が沢山出ることでも有名。開催期間中には、子供ゆかたパレードや地域に密着したイベントなどが行われ、色とりどりの浴衣を着た人たちで賑わいます。

「姫路みなと祭り海上花火大会」は、姫路港のPRを兼ねて毎年行われている夏の恒例行事です。この辺りは工場が多いエリアでもあり、工場夜景と合わせて花火を楽しむことができますよ♪水上スターマインや8号・10号玉の尺玉など、色々な種類の花火約6000発が1時間かけて打ち上がります。

「松原八幡（まつばらはちまん）神社」の秋季例大祭である「灘のけんか祭り（灘まつり）」は、裸の男たちが3基の神輿をぶつけ合う奇祭。全国にある喧嘩まつりの中でも一番規模が大きいと言われ、勇壮な男たちの熱気が観客を圧倒します。今では海外からもこの奇祭を見るために、多くの観光客がつめかけます。

とにかく早くたどり着きたいのであれば飛行機がおすすめ！羽田から神戸空港までは全日本空輸（ANA）とスカイマークが運行しています。飛行機に乗っている時間は約1時間10分。その後、空港～三宮駅まで神戸新交通ポートライナーで行き、三宮駅から姫路駅までは東海道・山陽本線新快速で向かいます。神戸空港から電車で姫路までは最短で約1時間半なので、羽田から姫路駅まで、待ち時間が無ければ約3時間弱で到着することができます。

乗り換えなしで快適に向かいたい場合は新幹線がおすすめ。東京駅からは新幹線「のぞみ」や「ひかり」で行くことができます。最短で約3時間5分で姫路駅まで到着。一部姫路に停車しない便もあるので、確認してくださいね。

とにかく値段を抑えて行きたい！という場合には、夜行バスも運行しています。東京都内であればバスタ新宿と渋谷マークシティーから乗ることができ、乗り換えなしで姫路駅まで行くことができます。時間は約10時間ほどかかりますが、一番安く行ける方法で、最近では独立シートで快適なバスも運行しているので、女性でも安心して利用することができますよ♪

いかがでしたでしょうか？歴史を感じられるお城や庭園、神社から、子供たちが喜ぶ動物園や公園、テーマパークまで、姫路には沢山の観光名所があります。皆さんも是非、遊びに出かけてみてくださいね♪