2022年09月15日
ニャンコに癒される♡猫好きに捧ぐ猫だらけの「猫島」10選【全国】
見ているだけで癒される猫の可愛い姿♡街中を歩いているだけで、つい目で追ってしまいます。お家でペットとして飼っている方も多く、今では猫カフェもたくさん。そんな猫好きにとってたまらない「猫島」が全国にあるのをご存知ですか？猫がたくさん暮らしている島で、中には住民より多く猫がいる島もあるほど。猫島は猫と人間が仲良く暮らして、島全体で猫が可愛がられているんです♪旅行としても楽しめる各地の猫島をご紹介します。
出典：
たまちち猫まっしぐらさんの投稿
猫と言えば、日だまりでのんびり寝そべっている姿が似合いますね。野外で暮らしているノラ猫の場合は、気候が厳しいところでは生きられません。そのため猫島の最北端とも言えるのが宮城県にあり、多くは関東から温暖な西日本地域に分布しています。島の港の桟橋や民家の軒先、路地裏など、そこかしこで猫たちが住民と仲良く暮らしている各地の猫島を紹介します。
出典：gEoさんの投稿
1.田代島（宮城・石巻市）
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宮城県石巻市の牡鹿半島の近くにある小さな「田代島」。人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとも言われ、近年は猫の島、マンガの島として知られます。現在は漁業や釣り客、観光客を相手にした観光業も盛んで、人口より多くの猫が住むとされる文字通りの“猫島”です。
猫神様が祀られる元祖猫島
出典：ni_noさんの投稿
昔、繭の生産が行われていた「田代島」では、ネズミから繭を守るために猫が飼われ、島民から大事にされていました。漁業の島のため、漁の最盛期に利用する番屋付近には食べ残しなども多く自然に猫が集まっていました。漁師は猫のしぐさで天候を予測していたことも。
当時は網を設置するときに岩を崩して、その岩を網に結んで使っていましたが、ある日誤ってその岩の1つが猫に当たり、死んでしまったそうです。大事にしていた猫を供養したのが猫神様の始まりで、元祖猫島と言われる由縁でもあります。
島の日常に溶け込む猫
出典：doKabochaさんの投稿
東日本大震災では猫たちも島民と一緒に被災しましたが、今では元気な姿を取り戻しています。釣り船の釣果待ちに集まる猫たちの姿も見られ、あちらこちらで猫が島の生活の中に溶け込んでいます。
出典：saku3さんの投稿
田代島の詳細情報
2.江の島（神奈川・藤沢市）
出典：HASSKさんの投稿
神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へ突き出た「江の島」は、湘南を代表する観光名所。東京から1時間程度でアクセスできる便利さや、四季折々の観光スポットが楽しめることから、多くの人が訪れます。その「江の島」は猫の島でもあること、ご存知でした？
都心から近い平和な猫島
出典：静寂さんの投稿
都心からも近い大きな「江の島」。1980年代頃から捨て猫が急増したため、多数のノラ猫が見られるようになりました。猫好きな観光客や釣り人がエサを与えるので、猫たちは人を怖がりません。観光客としても人気が高いですが、猫好きがよく訪れる猫島にもなっています。
観光名所に佇む猫たち
出典：斗志さんの投稿
島の至るところで、猫たちは自由気ままに無防備な姿でくつろいでいます。猫を新たな島の名物にしようと、地域猫として保護されているんです♪観光名所で猫を見かけたら、猫を被写体にして写真を撮ると記念になりますよ。
出典：Sniper77さんの投稿
江の島の詳細情報
江の島
- 住所
- 神奈川県藤沢市江の島
- アクセス
- 小田急片瀬江ノ島駅 徒歩 10分 江ノ島電鉄江ノ島駅 徒歩 15分 湘南モノレール湘南江の島駅 徒歩 16分
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3.沖島（滋賀・近江八幡市）
出典：Re1raさんの投稿
滋賀県の琵琶湖の沖合から約1.5kmに浮かぶ「沖島」は、琵琶湖最大の島です。琵琶湖には他にも小島がありますが、住民が暮らしているのは「沖島」だけ。住民の遠い祖先は源氏の落武者とも言われ、猫が多いことでも有名です。
日本で唯一の淡水湖に浮かぶ有人島
出典：hidetaさんの投稿
「沖島」は日本唯一の淡水湖の有人島です。島に渡る船は1日10～12便で所要時間は約10分ですが、多くの家が対岸に渡るための自家用のボートを所有しているそう。港の岸壁や船の周辺では、猫たちの姿があちこちで見られます。
自動車が一台もない！
出典：GaiaV2さんの投稿
島内の道路には信号機がなく、自動車も一台もありません。代わりに一軒当たり一隻以上の自家用ボートを所有し、対岸の港近くに自家用車を停めています。おかげで島内で猫たちが交通事故に遭う危険性が低く、猫たちが安心して暮らせる環境になっています。
出典：hanaちゃんさんの投稿
沖島の詳細情報
4.真鍋島（岡山・笠岡市）
出典：chacha0925さんの投稿
岡山県笠岡市の笠岡諸島に属する「真鍋島」。瀬戸内海に浮かぶ小島で、古い漁村の面影を残した家並みや、映画のロケ地となったことで知られます。近年は住民の人口より猫の生息数が多くなり、“猫の島”としても有名です。
映画のロケ地になった島
出典：たなまるさんの投稿
1977年の映画「獄門島」や、1984年の映画「瀬戸内少年野球団」のロケ地になりました。「瀬戸内少年野球団」のロケに使われた古い小中学校の建物は今も健在で、絵に描いたような離島の学校です。ひょっこり姿を見せる猫たちが、訪れる観光客を迎えてくれます。
古い漁村の面影を残した街並み
出典：y0k0さんの投稿
島には2つの集落があり、徒歩で20分ほどでの距離にあります。最初にフェリーで到着する真鍋港周辺の大きな集落は、古い漁村の面影を残した街並み。猫たちはどちらの集落にもいるので、猫の島をくまなく探訪するならどちらも行ってみましょう。
出典：秀sanさんの投稿
真鍋島の詳細情報
5.青島（愛媛・大洲市）
出典：hj29517さんの投稿
愛媛県大洲市にある瀬戸内海に浮かぶ「青島」。平地が少なくわずかな平地に集落が密集していますが、住民の数が減り始め、無人家屋が増えています。代わりに猫の数が増え始め、今ではすっかり猫島として有名になりました。
人口十数人の小さな島に猫100匹以上！
出典：愛媛のさすらいの旅人さんの投稿
住民は漁師を含めて高齢者が多く、人口も少ないですが、猫は100匹以上も暮らしています。10数年前に住民の数が50人を割ったころから、逆に猫の数が増え始めたそうです。まさに猫過密地帯で、たくさんの猫に囲まれたい、猫好きの観光客に人気です。
出典：たまちち猫まっしぐらさんの投稿
青島の詳細情報
6.佐柳島（香川・多度津町）
出典：撮り旅猫ひろさむさんの投稿
香川県多度津の沖にあり、瀬戸内海に浮かぶ「佐柳島（さなぎしま）」。島の人口は100人に満たない小さな島で、天狗様を祀る神社がある有形民俗文化財のある島として大変貴重です。一方で猫の多い島としてメディアに取り上げられ、有名になりました。
プロの写真家が訪れる猫島
出典：ゆっき～☆さんの投稿
島にある2つの集落のどちらにも、たくさんの猫たちが暮らしています。プロのカメラマンが撮影に訪れるほどで、ちょっと撮影馴れしたような余裕の雰囲気も！？
猫たちが飛ぶ！？
出典：jrskigogoさんの投稿
島中どこでも猫が見られ、ノラ猫だけでなく飼い猫も半数近くいるようです。港のコンクリートの岸壁をジャンプ台にして、遊んでいる元気な猫たち。あんまり平和でのんびりしている毎日なので、運動不足解消を兼ねているのかも？
出典：たまちち猫まっしぐらさんの投稿
佐柳島の詳細情報
7.祝島（山口・上関町）
出典：
山口県上関町の「祝島」は、瀬戸内海有数の漁場である周防灘と伊予灘の境に位置しています。万葉集にも登場するほど古くから栄えた歴史がありますが、現在は漁業と有機農業、釣り客向けの観光業で生計を立てる島です。一方で猫がたくさんいる島としても知られ、特に連絡船の船着き場近くには、エサを求める猫たちがやって来るそう。自然が美しい「祝島」の風景に猫の姿はよく似合います。
勇壮な神舞と石積みの集落が名物
出典：
千年以上前から伝わる勇壮な入船・出船による海上神事・神楽舞と、石積みの壁による町並みが名物。2006年には水産庁から、未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選にも選ばれました。風情のある町並みの通りを歩いていると、ひょっこり猫に出会える島です。
島のそこかしこにいる猫たち
出典：アーリーレイトさんの投稿
「祝島」の風景に溶け込んでいる猫たち。住民の一員として仲良く暮らしているので、人懐こくて触れ合うこともできますよ。
祝島の詳細情報
祝島
- 住所
- 山口県熊毛郡上関町大字祝島
- アクセス
- 柳井港から船で70分 定期船「いわい」 - 室津港から船で40分 定期船「いわい」 - 上関港から船で35分 定期船「いわい」 - 蒲井港から船で25分 定期船「いわい」 - 四代港から船で15分 定期船「いわい」
8.相島（福岡・新宮町）
出典：LIBERTYさんの投稿
福岡県新宮町の沖合8kmに位置し、玄界灘にある「相島」。島の周囲に砂浜はなく、海岸沿いの玄武岩が浸食されてできた断崖が特徴で、その景観も独特です。日本書紀や万葉集にも登場する古い歴史を持つ島で、江戸時代は朝鮮通信使を接待する大きな施設があったそうです。今では猫の島として全国的に有名です。
釣り人が多く訪れる漁業の島
島の主な産業は漁業で、釣りのポイントが多いので釣り客も多く訪れます。釣果を待ち構える猫たちは、リピーターの釣り客とも仲良し？
島のあちこちに猫だまり
出典：
玄界灘に浮かぶ「相島」は風が強く、寒い季節はあちこちに猫が固まって暖を取る”猫だまり”が見られます。
出典：ＨＩＫＡＲＩさんの投稿
相島の詳細情報
9.加唐島（佐賀・唐津市）
出典：
佐賀県の東松浦半島の約4km北に位置し、玄界灘に浮かぶ「加唐島（かからしま）」。島の周囲は険しい崖が切り立ち、百済王の武寧王が誕生した島として知られます。晴れた日には島の高台の公園から朝鮮半島を見渡すこともできる場所。釣りの名所でもあり、多くの観光客が訪れる島には猫たちがたくさん暮らしています。
ツバキとロマンの島
出典：
「つばきとロマンの島」と書かれている看板が目に入ります。百済王の誕生物語の他に、つばきの産地でもあり、つばき油を原料にした化粧品などのお土産もあります。
犬が一匹もいない島
「加唐島」の特徴は猫がたくさんいる一方で、犬が一匹もいないこと。犬に吠えられる心配がないので、猫たちにとっては願ってもない環境です。悠々と島中をお散歩できますね。
加唐島の詳細情報
10.湯島（熊本・上天草市）
出典：SQUARE@PHOTOさんの投稿
熊本県上天草市の「湯島」は、有明海の中央に位置する周囲約4kmの小さな島。島の南側に住民が居住し、島の道路は狭く急な坂道が多いので、交通手段は主に徒歩です。漁業がさかんな島で、港にはいつも島の猫たちがやってくる姿が見られます。のんびりした島のペースは、猫たちの暮らしにも合っているようです。
アイドル猫がいる！
”猫島”として知られるようになってから、多くの猫好きが島を訪れ、猫好きの間で有名なアイドル猫さんもいっぱいいます。写真に写るポーズからして、どこか雰囲気が違いますね。
猫の出没ポイントの案内板
出典：SQUARE@PHOTOさんの投稿
漁師さんや釣り客から新鮮な海の幸を分けてもらえるので、猫たちは安心して暮らせています。住民みんなで猫のお世話をして、観光客向けに猫の出没ポイントを知らせてくれる案内板まで設置されているんですよ。
出典：SQUARE@PHOTOさんの投稿
湯島の詳細情報
快適な心地良さを知っている猫たちの楽園♪
猫たちはホントに不思議な癒しの力があって、そこに猫がいるだけで周囲の空気を和ませてくれます。猫のリラックス効果は最強（？）ですね。最近休めてないな～と思ったら、快適な心地良さを教えてくれる猫たちの島を訪ねてみませんか？猫の楽園は、人間にとっても居心地抜群。小さな島が多いので地元の方への配慮も忘れず、マナーも守りましょう！